2010年3月5日金曜日

2010.03.05 わが友に贈る

「湿れる木より
火を出し」
必死の一念は
困難の岩盤も砕く!
断じて今を勝て!

四条金吾殿御返事 P1192
これにつけてもいよいよ強盛に大信力をいだし給へ、我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべからず

◇希望の明日へ
聡明な言葉づかいは、凍てついた心をとかす光風となる。どんな局面にあっても、弾力ある知恵の三一日があれば、悠々とまた問達に切り開いていくことができる。私の恩師も口のきき方、挨拶の仕方には厳しかった。言葉は心の発露であると、いつも教えられた。言葉は文字通り「言の葉」である。春の新緑のようなみずみずしい「言の葉」は、生活にまた社会に、豊かな潤いを添える。どんなに裕福になっても、心の根っこが貧弱であれば、貧しい「言の葉」しか茂らない。それではあまりに殺風景であろう。

▽きょう「壮年部結成の日」腹を決めた男は無敵だ!広布と社会の黄金柱たれ

☆御書と青年 仕事と信心
まことの・みちは世間の事法にて候』(P1595)、『智者とは世間の法より外に仏法を行ず』(P1466)と明言なされている。
自分の仕事や家庭、地域のなかで成長し、向上し、人間革命をしていく。「今」「ここで」最高の価値を創造していく。そのための信心です。
大聖人の仏法は現実変革の「生きた宗教」です。

多忙な中で、少しでも広宣流布のために行動しようと挑戦する。その心が尊い。
たとえ短時間でも、勇んで活動に取り組めば功徳は大きい。むしろ、困難な環境の中でこそ成長できるのです。
御書に『極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず』(P329)と御約束の通りです。大事なのは、心が広宣流布へ向かっていることです。

心は心に通じます。一言の励ましでも、それが一生の支えになる場合もある。だから、リーダーは「声を惜しまず」語ることです。今いる場所で、勇気をもって一歩を踏み出していくのです。そこから開ける。