宿命転換を
祈ることが
わが身の福運だ。
深き感謝の人生を
南条殿御返事 P1578
『法妙なるが故に人貴し・人貴きが故に所尊し』
◇希望の明日へ
"信仰は個人的なもので、集団によるのではない"と、集団を否定する人がいる。しかし、それはたんに個人の感情であって、仏法の生き方にのっとったものではない。やはり仏道修行は、集い合ってこそ、その基本に徹したことになる。その基本があって、成仏への切磋琢磨の修行が始まるといってよい。
☆御書と師弟 妙の三義
★社会を変えゆく正義の仏法運動
・開く=開かれた対話
・具足=可能性の信頼
・蘇生=限りない希望
日蓮仏法は、どこまでも現実変革の宗教です。「妙の三義」に即して言えば、閉ざされた時代の闇を打ち破る宗教である。
すなわち──
①開く=はつらつと社会に飛び込み、人々の心を開きゆく「対話の宗教」です。
②円満・具足=万人に具わる尊貴な生命を、共々に輝かせてゆく「信頼の宗教」です。
③蘇生=いかなる壁をも打開し、永遠の幸福境涯を生き生きと築いてゆく「希望の宗教」なのです。
その偉大な実践者が、わが創価の同志の皆様であります。
人間は、人間の中でしか自分を磨くことはできません。人と交わり、人に学ぶ中でこそ、自分を鍛え、向上していける。
爽やかに、挨拶の声をかける。友の悩みに耳を傾ける。
それは、「必ず幸福になる仏の力が、あなたの生命の中に具わっています」との大確信を伝える対話です。
そして「何があっても、絶対に道は開けます」と勇気と希望を贈る励ましです。
「自他ともの幸福」を目指して進む、婦人部をはじめ学会の同志こそ、地域・社会における人間交流の太陽なのです。学会ほど、ありがたいところはありません。
この御本仏の大慈大悲に直結し、同志の悩みを我がこととして、真剣に祈り、励まし合う世界が創価学会です。
何かあれば、すぐに同志が飛んで来てくれる。自分の方が大変であっても、心にかけ、声をかけ、渾身の力で支えてくれる。菩薩の振る舞いです。いな仏そのものの心です。
この秋から始まった「大座談会運動」も、砂漠のような社会に、対話と友情のオアシスを広げゆく、学会の"本流"というべき大前進であります。
全国の同志、なかんずく地区部長・地区婦人部長の尊い労苦に、私も妻も心から感謝申し上げます。"絶対無事故で健康・長寿たれ""断じて断じて幸福に"と祈りに祈る日々です。