2009年10月25日日曜日

2009.10.25 わが友に贈る

いよいよ新しき
青年の時代だ!
「師弟不二」で
破れない壁はない。
勇猛果敢に進め!

御義口伝 P708
声仏事を為す

◇希望の明日へ
「一人を徹底して大切にする人間組織」の方向性を求めて、時代は刻々と動いていると確信する。また、そうした方向へとリードしていくことが、学会の使命である。その先駆の存在こそ広布の組織であり、なかでも、とりわけ模範となる組織を、各地域で見事に築ききっていただきたい。

◇随筆 人間世紀の光 No.207 哲学の光 求道の炎
教学は、一部の聖職者の特権などでは、断じてない。「皆成仏道」の法華経の極理に照らしても、万人に開かれ、万人が喜び勇んで学べるからこそ、真の民衆仏法の教学なのである。
それは、「価値創造の生活法」として、「人間革命の哲学」として、さらに「絶対勝利の兵法」として、各人の人生に烈々と脈打っていくのだ。

戸田先生は、常に教学根本の師匠であられた。
いかなる時も、先生の指導は、御書という泉から滾々と湧き出るのであった。
だからこそ、創価の未来を担う青年部には、厳しく言われた。
「願わくは、諸君は教学に、信心に、自己の鍛錬に、いっそう励んでいただきたい」
「女子部は教学で立ちなさい。そうすれば、どんな問題が起ころうとも、決して紛動されることはない」

教学において、己義ほど恐ろしいものはない。それゆえ、正しき師弟が何よりも大切である。広宣流布の師弟の道を踏み外す邪義の輩に対しては、徹底して破折していかねばならない。

「御書と師弟」を綴る時、先生の大確信の音声が鮮やかに蘇る。
「勝利の経典『御書』に学ぶ」を記す時、恩師の慈悲に満ちた一言一言が、深く心に響き渡る。

「大座談会運動」がたけなわである。
妙法を朗々と唱える生命に、師子王の大力が湧き上がらないはずはない。その信心の喜びを、その思いのたけを、勇敢に、力の限り叫んでいけばよいのだ。
ともあれ、皆で集い合っては、大聖人の御書を開き、信心の確信を深め、広宣流布と人間革命の決意を新たにする──実は、これこそ、大聖人御在世から変わらぬ「仏道修行の根幹」であるといってよい。
何人かの同志が集まって、大師匠である蓮祖の御手紙を声を出して拝する。
御手紙を学び合い、「何があっても師と共に戦おう!」「断じて勝とう!」と励まし合う。
それは、まさしく今日の「座談会」の光景そのものではないだろうか。御書に示された方程式に完璧に則った、充実と和楽の学会活動なのである。