「活力と勇気」を!
リーダーは
全力を挙げて
皆を語り励ませ。
千日尼御前御返事 P1310
『此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし』
◇希望の明日へ
成仏は一人一人の修行であり、努力による。他のだれをも頼らず一人立って歩みきる覚悟が必要である。組織や同志は、その個人の修行を励まし、啓発しあうという意義をもつ。あくまでも個人の成仏の完成を助ける補助の役割である。
そしてまさに、この補助の役割であるがゆえに重要なのである。
▽新生未来部が栄光の出発 皆が創立100周年の主役に 創価家族が全力で育成を
☆随筆 人間世紀の光 No.207 哲学の光 求道の炎
『末法に入って甘露とは南無妙法蓮華経なり』(P832)──妙法こそ、大聖人が遺された、人類の苦悩を癒す「甘露」(不死の妙薬)である。
人類の"希望の太陽"であり、"精神の至宝"である日蓮仏法の哲理を、徹底的かつ体系的に研鑽する。その貴重な機会こそ、学会伝統の教学試験である。
小さな一宗一派の次元ではない。人類を普く照らす太陽の如く、大聖人直結の創価の大仏法は、世界宗教の大光を放っているのだ。
教学試験は、信心を錬磨する受験者とともに、試験官や採点者、役員、そして、受験者を支え励ます先輩・同志など、陰で尽力してくださる方々にも、必ず大きな大きな功徳がある。
『陰徳あれば陽報あり』(P1178)である。
教学試験に取り組む全同志が、未来永遠にわたる「幸福勝利」の大哲学者、大教育者、大指導者となりゆく種を蒔いているのだ。
真剣な研鑽の姿が、神々しかった。学者でも、僧侶でもない庶民が、多事多端の社会生活のなかで、懸命に最極の大仏法を学んでいく。試験の合否を超えて、この求道の炎の姿そのものが、どれほど尊いか。
「どうか自信をもって、試験に臨んでください。教学を学ぶ場に、ここに集ったこと自体が勝利です。歴史です。生涯にわたる、自分自身の大いなる信心の原動力になるのです」
「大事なのは、題目をあげることです。行学の二道に励んだ皆様を、誰よりも大聖人がほめてくださることは間違いありません」
御書を人生の根本に、社会で実証を示す「実践の教学」こそが、創価の魂
「いかに幹部たりとも、真剣に勉強せねば、どんどん後輩に抜かれてしまう」
「『行学の二道をはげみ候べし』(P1361)とは、万人等しくいいわたされた、大聖人の御聖訓である。一人として、別人はなきはずだ」
この求道心を忘れるところに、慢心が忍び寄る。