2009年10月16日金曜日

2009.10.16 わが友に贈る

近隣の友を大切に!
元気に明るく
語らいを広げよう
小さな積み重ねが
大信頼の波を生む。

御義口伝巻上 P740
今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るを当体蓮華の仏と云うなり

◇希望の明日へ
人類史は、民衆の犠牲の歴史である。一人の勝者の陰に、万民の悲劇があった。広宣流布は、戦った人すべてが幸福になる戦である。全員が勝者となるための前進である。

☆方面長協議会でのスピーチ
松下幸之助先生が繰り返し強調された哲学の一つは"困難こそ発展の源"ということであった。
「困難に直面した場合には、それから逃げてしまうのでなく、それをのり越えていくよう勇気をふるって立ち向かうことが大切である。そういうところから、思わぬ知恵と力も発揮され、自他ともによりよき成果を得ることもできる場合が少なくない」

我々には、御本尊があられる。信心がある。祈りがある。ゆえに、何も恐れるものはないのだ。
戸田先生は言われた。
「何があっても、御本尊に祈り抜くと決め切っていくことが、最も立派な哲学である」
そして「いかなる大難があるうとも、がっちり結束して、学会の大行進を絶対に乱すな!」と。
異体同心の「祈り」と「団結」で、各方面、各県区の未曾有の広宣流布の大前進を頼みます!

私の心には、いつも民衆の声が響いている。そして、恩師・戸田先生の声が轟いている。
恩師は、傲慢や虚偽の人間を断じて許さなかった。
同じ決心で、私も生きてきた。
「戸田先生に、本当に喜んでもらいたい!」
「わが同志が、晴れ晴れと胸を張れるように!」「一人も残らず、勝利者になり、幸福者になるように!」
そう祈り抜き、一心不乱に私は戦った。

これから、さらに大事なのは幹部革命だ。一人一人が、広宣流布の柱だ。柱は、断じて倒れてはならない。
堕落は、目に見えない「心」から始まる。やがて姿に現れる。
今、心の底から、新しい決意に立ち、大成長していかなければ、次の時代は開けない。
一段と信頼される人になるのだ。そして、師匠にほめられる人間に!──これが仏法の極意である。
ほめられるといっても、一時の表面的なことではない。
師弟を、わが人生の根幹に据える。人生の第一に定める。師匠が見ていないところでこそ、師と一体で広宣流布に戦い抜く。その人を、師は讃える。

祈りこそ力だ。今の決意が未来をつくる。戦いがあるから、人生はおもしろい。
何でもいい、何かで「一歩前進した!」「私は勝った!」「わが家は勝利した!」と万歳を叫べる行進を、一人一人が開始してまいりたい。

オーストリア出身の欧州統合の父クーデンホーフ・カレルギー伯爵は述べられた。
「人物の偉大さはその強さにある」
まず自分自身が強くなることだ。そして、ともに進む一人一人を強くしていくのだ。