祈祷抄 P1351
『大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず』
◇希望の明日へ
人間としての振る舞いのなかに、仏法は脈動し、信仰の実証が現れるのである。さわやかな、人として立派な振る舞いこそ、正しい信仰の発露である。よき信仰者であるとともに、よき国民であり、よき市民であり、よき社会人であり、よき隣人であっていただきたい。その振る舞いによって、人々から賞讃され、尊敬され、信頼される存在になってほしい。その信頼の輪が広く、深く、輝かしく広がっていくところに広宣流布がある。
☆方面長協議会でのスピーチ
「ともかくも法華経に身をまかせて信じていきなさい」
広布に生きる青春ほど尊いものはない。青年らしく、勇敢に大仏法を語り抜いていくことだ。
若い熱と力で対話を広げ、仏縁を結んでいくのだ。青年が確信をもって語った分だけ、縁ある大切な人々を、幸福へとリードすることができる。
希望の対話。
哲学の対話。
正義の対話。
信念の対話。
これこそ、今の時代が最も渇仰しているものだ。
どうか、勇気をもって、明るく朗らかに、自信満々と、対話の波また波を起こしていっていただきたい。
皆さん方は、それぞれの使命の天地にあって、「広宣流布の太陽」の存在である。
ゆえに、常に若々しく大情熱を燃やしていくことだ。明るく同志を励まし、組織を照らしていくのだ。
そして、自分以上の人材を育んでいくことだ。
「人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなる」(P1598通解)と御書には説かれる。
友のため、後輩のために真心を尽くしていくことが、自分自身の福運となる。
わが栄光の未来を、明々と照らす。
友人をつくろう!
味方を増やそう!
偏見や誤解のある人をも、よき理解者に!
そう決意して、誠実に、また大胆に、人間革命の希望の哲学を語りに語ってきた。
あえて大変なところへ行った。急所の人と会った。心を変え、心を結んできた。
2009年10月13日火曜日
2009.10.13 わが友に贈る
新聞休刊日