2009年10月10日土曜日

2009.10.10 わが友に贈る

地涌の菩薩とは
「難問答に
 巧みにして」
正義を語り広げる
対話の英雄だ!

上野殿御返事 P1561
とにかくに死は一定なり、其の時のなげきは・たうじのごとし、をなじくは・かりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへ・ちりを大地にうづむとをもへ

◇希望の明日へ
大聖人は、御書の随所で『声も惜まず』(P504)等と仰せである。これまでの学会の歴史も、「声を惜しまぬ」実践によって切り開かれてきた。唱題の声を根本に、温かい励ましの声、粘り強い呼びかけの声、堂々たる主張の声、真剣な提案・協議の声、誓いの声、喜びの歌声……等々。庶民と庶民が声をかけあって、正法の波、新時代の波を一波から万波へとにぎやかに広げてきた。声援とは文字通り声による応援である。広布は庶民同士が互いの人生への声援を送り合ってきた、人生の"声援運動""かけ声運動"といえる。そこには、さんざめき、沸き立つような、あふれるエネルギーがある。

☆方面長協議会でのスピーチ
一民間人である。一庶民である。そこから、ただ「勇気」の二字で、尊敬するわが同志とともに、今日に至る「世界広布の時代」の突破口を開いてきたのである。
仏法は、慈悲が根本である。しかし、凡夫である我々の実践は、現実には、勇気であり、知恵である。
大切なのは勇気だ。信心とは、最高の勇気なのである。皆も、勇気を持つことだ。
勇気!──これが学会精神だ。

未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』(P1618)
ただただ「広宣流布」の大願に向かって、どこまでも、師の仰せのままに、身命を惜しまず、戦い進んでいく。
これこそが、師弟の魂である。これこそが、永遠の学会精神である。

師弟不ニ──真実の戦いは、ここにしかない。ここにしか、仏法はない。深き人間の道もない。
師匠に応えんとする、その一念、その祈りから、勝利の力が生まれるのだ。

古今東西を問わず、「油断大敵」が将軍学の鉄則である。
本当に自分が責任を担い立って、血のにじむような苦労を重ねてきた指導者は、この「油断大敵」という一点を心に刻んでいる。
ゆえに、本物には隙がない。傲りもない。その人格には、鍛え抜かれた真金のような光が輝いている。
戸田先生は、厳しく言われた。
「自分が責任を持つのだ。手伝いをしている気持ちの人間が何万人集まろうが、本当の戦いはできない!」
その通りだ。戦いは真剣勝負でなければ勝でない。"死ぬか生きるか"──そのくらいの覚悟がなければ、遊びだ。甘えや油断は、微塵もあってはならない。

仏法が真実であるならば、未来の勝利は絶対と確信していたからだ。

皆様が、広宣流布のためにどう行動し、どのような歴史を綴ってくださったのか。大事な記録として、後世のために残している。