行き詰まりはない。
何ものも恐れず
師弟の大道を
張り切って進め!
諸法実相抄 P1359
『たえて弘めん者をば衣を以て釈迦仏をほひ給うべきぞ、諸天は供養をいたすべきぞ・かたにかけせなかにをふべきぞ・大善根の者にてあるぞ・一切衆生のためには大導師にてあるべし』
◇希望の明日へ
「世界を味方にして、その力で日本の広宣流布をも進めていく」−−これが大聖人の方程式であられた。今、その方程式の通り、大聖人が教えられた通りに進んでいる。各国の指導者、文化人、そして民衆が、さまざまな形でSGIを支持し、顕彰してくださる姿、諸天の働きをなしている姿−−それ自体、SGIが時代即応に、御書の通りの正道を歩んでいる証左である。
☆方面長協議会でのスピーチ
私の思いを戸田先生は見抜かれ、こう言われた。
「それならば、大作、お前が本当に好きになれる学会をつくればいいではないか。うんと苦労し、真剣に戦って、お前の力で理想的な学会をつくれ!」
その通りに、私は、世界が賞讃する学会をつくり上げた。
戸田先生と不二の心で、輝く民衆の幸福城を築いてきた。
戸田先生
「青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよいのだ。この人生で実現できるのは、自分の考えの何分の一かだ。初めから望みが小さいようでは、何もできないで終わる」と。
わが青年部よ!。
君たちの時代に、人類の希望と輝く、壮大なる連帯を、思う存分、築き上げてくれたまえ!──そう私は託したい!
仏法では、「煩悩即菩提」「生死即涅槃」「娑婆即寂光」「化城即宝処」など、「即」という甚深の法門が説かれている。
これは、「迷い」と「悟り」など、正反対の概念を、単なる「イコール」で結ぶものではない。誠にダイナミックな実践論であり、究極の希望の大哲学である。
広宣流布を目指し、信心根本に進む途上にあって、いかなる難事が競い起ころうとも、断じて打ち破れないことはない。
その時こそ、「宿命転換できるのだ」「ピンチこそチャンスなのだ」「偉大なる勝利の土台を築くのだ」と大確信に燃えて、勇気ある信心で、妙法という「絶対勝利」の軌道を、前へ前へと進んでいくことだ。
牧口先生
「難というものは、どんなに大きな難であろうとも、それは大きな舟に小石を積んだようなものだ」
一喜一憂する必要はない。
『冬は必ず春となる』(P1253)との仰せを抱きしめて、「絶対に乗り越えられる!」「断固として勝ち越えてみせる!」「勝利しないわけがない!」と、一念を定めて祈り抜き、祈り切るのだ。
大聖人は『即の一字は南無妙法蓮華経なり』(P732)と明かしておられる。
妙法を唱え、妙法に生き、「勇猛精進」していけば、この法理に則り、どんな苦難も栄光に転じゆく「逆転劇」が、必ず必ず開かれるのだ。
この絶対の確信に立って、永遠の栄光を勝ち取るまで、"わが弟子として、不屈の信心を勇敢に貫け!"と、御本仏は常に励ましてくださっている。
勝つまで戦う!
貫いて、最後は必ず勝つ!
この堅忍不抜の一念で戦い抜いてこそ、無上の栄冠は輝くのである。