他人と比べるより
自らが歓喜にあふれる
挑戦の日々を!
確固たる幸福境涯こそ
人生を勝ち開く土台だ!
如説修行抄 P502
『かたきは多勢なり法王の一人は無勢なり今に至るまで軍やむ事なし』
【通解】
敵は多勢である。法王(仏)の使いは日蓮一人であり、多勢に無勢である。今に至るまで軍はやむ事がなく、戦いの連続である。
寸鉄 2022年3月31日
「法華を識る者は世法を得べきか」御書。仏法即社会の実証を今いる所で(新146・全254)
「教育本部の日」20周年。創価三代に連なる尊き実践。未来の宝育む旗手と
困難な環境が多いほど心は強く鍛えられる—文豪トルストイ 青年は勇んで試練に挑め
「朝食抜き」はメタボのリスク増—研究。賢明な食生活を。健康人生の基
幼児が消毒液を誤飲する事故相次ぐ。管理は子の目線で。外出先でも注意
名字の言 「この道は われら勝利の 凱旋道」 2022年3月31日
教科書や辞書など、数多く執筆した英語学者の斎藤秀三郎氏。「斯の道の為に、斯の言葉の為に、何人かその全力を尽さざる」をモットーとした▼氏のもとを訪れた人が、研究に没頭する姿に圧倒され、用件を伝えずにその場を去ったこともある。晩年、病床で学んでいた書籍を枕元に並べると、約3メートルもあったという。氏にとって英語研究は生活の全てであり、使命の「道」そのものだった▼小説『人間革命』『新・人間革命』の表紙には、東山魁夷氏の装画が施されている。画伯は幻想的な日本の風景を数多く描いたが、有名な作品の一つが、1950年(昭和25年)に発表した「道」である▼第2次世界大戦の渦中、父を病で亡くした。戦後には母も逝き、弟も病で世を去る。出展した作品が公募展で落選し、経済的な自立もままならず、住む家も定まらなかった。それでも、絶望の崖をよじ登るようにして描き続けた。戦後5年がたって、完成したのが「道」である。池田先生は、画伯の「道」に寄せて句を詠んだ。「この道は われら勝利の 凱旋道」▼世に、さまざまな道がある。この道を進むと決めたならば、どんな山坂や風雪が阻んだとしても歩み通したい。歩んだ道が、振り返ればわが「凱旋道」となる。
〈社説〉 2022・3・31 「教育本部」発足から20年
◇学校・家庭・地域をつなぐ力
2020年度に小学校から始まった新学習指導要領が、中学校での導入(21年度)を経て、あすから高校でもスタートする。まず対象となるのは新1年生からで、年次進行で実施される予定だ。
新要領には、"育むべき資質・能力の三つの柱"が掲げられている。「�学びに向かう力、人間性など」「�知識及び技能」「�思考力、判断力、表現力など」である。特に重視すべきは、�の資質だという。「主体的に学習に取り組む態度」「多様性を尊重する態度」等と定義される。「学びたい」「成長したい」といった意欲であり、「周囲の人と支え合って生きたい」との意思とも言えよう。
予測の困難な時代にあって、�の資質は、��の能力を「どう生かしていくか」を決定づける要素であり、子どもたちが「幸福な人生」を歩むために必要なものとして掲げられたのである。
忘れてはならないのは、「学びに向かう力と人間性」を育む主体者となるのは「学校」だけではない——という点だろう。「家庭」における親子の豊かな関わり、「地域」におけるさまざまな人とのつながりや支えがあってこそ、子どもたちは安心して学び、他者への信頼感も高めることができる。
学会の教育本部が「学校教育」「幼児・家庭教育」「社会教育」の分野を担う3部体制で協働する理由もここにある。同本部が未来本部や地元組織と連携して開催する「家庭教育懇談会」では、"教育本部""保護者""地域の学会員"という3者が同じ目線で悩みや課題を語り合い、子育ての知恵を学び、励まし合う。コロナ禍にあっても、昨年はオンラインも活用して全国1474カ所で約7800人が参加した。どの会場にも脈打つのは、「教育は子どもの幸福のためにある」という創価教育の信念にほかならない。
思えば、教育本部が発足した20年前の2002年3月31日も、子どもたちの「生きる力」を育むことに主眼を置いた新学習指導要領が施行される前日だった。
時代とともに「学びの在り方」は変われど、「子どもの幸福」という目的が変わってはならない。「学校・家庭・地域」をつなぐ力として、教育本部の存在意義はさらに高まっていくだろう。私たちも今いる地域で「子どものために何ができるか」を問いながら、未来の宝に励ましを送りたい。
☆桂冠詩人は詠う 勇気の舞 凱歌の行進� 第5回 兵庫の友へ
◇世界広布の模範と輝け!
慈折広布の
栄光の鑑となりゆく
兵庫よ!
その築き上げた
皆の生命の城は
いかなる旋風にも
暴風雨にも
微塵も動ずることなき城だ。
その兵庫の城の中には
正義と青春の喜びが
沸き返り
いかなる
狂い来る嵐にも
厳然として
悠々たるスクラムで
あらゆる迫害を
打ち破る。
一人悠然と
兵庫の同志は
何の遠慮もなく
尊い勝利の栄光の人生を
湧き出だしている。
おお
兵庫!
身を投げて
広布に走る
魂の美しさよ!
おお
兵庫!
役職に関係なく
昼も 夜も
悲しい時も
口惜しき時も
じめじめした心を
振り払い
新しき永遠の
偉大な日の出を迎え光る
兵庫の友よ!
◆◇◆
二十世紀 最後の年の
二月二十九日
私は
夢に見た長田文化会館を
初めて訪問した。
その日は
私の七十五回目の
兵庫訪問の折である。
空前の大災害の渦中
多くの市民の
避難場所となった会館は
傷みも激しく
雑然としていたが
私には
神々しき宝城に見えた。
傷んだ階段を
一歩また一歩
踏みしめて上がった。
そこには
励まし合って生き抜いた
わが誇り高き
賑やかな
創価家族があった。
「大悪をこれば
大善きたる」
「わざはひも転じて
幸となるべし」とは
御聖訓である。
最も苦しんだ所こそが
最も幸福になる。
これが
妙法の法理だ!
◆◇◆
兵庫が勝てば
関西が勝つ!
関西が勝てば
世界が勝つ!
私は
関西を永遠に愛する。
私は
兵庫を永久に愛する。
私とともに
血の滲むような
真剣勝負の活動を展開した
あの人 この人
私は
これからも一生
大法の加護と
福徳の人生を
祈り続けていくだろう。
ゆえに
あなたよ!
兵庫のあなたたちよ!
神戸のあなたたちよ!
日本中
そして
世界中の模範となりて
わが友のために
断じて負けるな!
断じて勝ちゆけ! と
祈りたい。
☆勝ちゆく君へ 第27回 後継の光で社会を照らせ
◇正義の師子の陣列強く
後継飛躍の「3・16」を勝ち飾った一人一人の尊き挑戦に、皆が喝采を送っています。
結んだ仏縁を大切に、創価のスクラムに加わった縁深き宝友と、若き地涌の人間革命の光で社会を照らしていただきたい。
「しばらくの苦こそ候とも、ついにはたのしかるべし」(新1901・全1565)とは南条時光への御指南です。
妙法受持の青年に、乗り越えられない苦難はありません。
戸田先生は"学会は師子の集まりだからこそ、広宣流布を成就できる"と言われました。
一つ一つ立ちはだかる険難は、師子と育つための試練です。
世界の希望たる創価の若師子の陣列を一段と強く築きゆけ!
◇広布とは道を創る戦い
法華経には、仏の異名として「知道者(道を知る者)」「開道者(道を開く者)」「説道者(道を説く者)」と説かれます。
若くして世界第一の生命哲学を持ち、偉大な仏道修行を重ねる皆さんこそ、人間として最も正しき道を学び、語り、開いていける「第一の人」なのです。
新たな伝統を築いてくれた男子部大学校4期生の皆さんも、深き使命の5期生の皆さんも、青春勝利の先駆者です。
日蓮大聖人は、「仏になるみちは善知識にはすぎず」「善知識たいせちなり」(新1940・全1468)と仰せです。
第1回の「華陽カレッジ」から踏み出す、仲良き誓春姉妹の道に、幸の花咲けと祈ります。
(創価新報2022年3月16日付より)