2022年4月19日火曜日

2022.04.19 わが友に贈る

わが職場こそ
人間修行の道場だ。
誠実な振る舞いで
なくてはならない人に!
信頼と勝利の実証を!

高橋入道殿御返事 P1460
『まして一日も我がかたとて心よせなる人人はいかでかをろかなるべき世間のをそろしさに妻子ある人人のとをざかるをばことに悦ぶ身なり』

【通解】
まして、一日であろうと我が味方として心を寄せてくれる人々をどうして疎略にしようか。世間の恐ろしさに、妻子ある人々が遠ざかることをことに悦んでいるのが私の気持ちである。

名字の言 「聖教新聞の生命線」通信員に感謝 2022年4月19日
先日、愛知県の読者から本紙の北海道支社に電話を頂いた。北海道の通信員がカメラに収め、全国版に掲載された写真への感動と感謝の声だった▼撮影者である女性通信員の顔がほころんだ。「こんなうれしいことはありません」。最近、全国版に3度、撮影した写真が掲載されたという。地域の隅々にまでアンテナを張り巡らせ、取材してくださる各地の通信員は、配達員と共に「聖教新聞の生命線」にほかならない▼彼女の側で自分の事のように喜ぶ女性がいた。彼女のお母さんで、通信員歴46年。これまで掲載された記事は1500本以上、娘が小さい頃は取材に連れて行った、とも。「私の人生と通信員活動は切っても切り離せません。親子2代にわたって池田先生と『共戦の絆』を結ぶことができました。通信員50年を目指します」▼通信員は専従の記者ではない。仕事、学会活動や地域活動をはじめ、多忙な中で時間をやりくりしつつ、紙面作りに貢献している。池田先生は「聖教新聞は、通信員の不撓不屈の闘争なくして発展することは、決してありませんでした」と断言する▼母娘共に通信員を担う尊い姿に本紙発展の原点を確認した。自身も生涯、一通信員の気概で書き続けることを誓った。

寸鉄 2022年4月19日
「法華経にそめられ奉れば、必ず仏に」御書。絶対の法則。題目を強盛に(新1951・全1474)
同志を最大に大切にするのだ—恩師。幹部は、戦う地涌の宝友称え励ましを
苦悩は常に自己完成への接近である—文豪トルストイ。青年よ喜び勇んで試練に挑め
コロナの後遺症に苦しむ人増加と。接種を推奨—医師。決して対策緩めず
公明の市民相談の累計は4千7百万件超。庶民の暮らし守る行動更に貫け

☆第9回本部幹部会への池田先生のメッセージ
◇学会は広宣流布の慈悲の生命体 人間革命の舞を地域へ社会へ
一、最初に、全国の各地区で行われている第1回女性部総会の大成功、誠におめでとう! 今夜は満月です。見えても見えなくても、皆さんが大月天の笑顔と笑顔で、互いにねぎらい、讃え合ってください。
5月3日を前に、明け方の空には大明星天たる金星と共に、火星、木星、土星という、地球の兄弟の惑星たちも輝きを放ちます。聖教新聞を配達してくださる尊き無冠の友をはじめ、日本そして世界の創価家族の健康・安穏・幸福を見守る光と、私には思われてなりません。
さらに先日、はるか129億光年の彼方に、太陽より100万倍以上も明るい恒星が観測され、「明けの明星」また「昇りくる光」を意味する「エアレンデル」と命名されました。
「戸田大学」で、恩師が天文学を講義してくださった折の言葉がよみがえります。
「宇宙から学べ! 宇宙と共に進め! かけがえのない生命に満ちあふれた、この地球を愛し、平和を守り、人類の境涯を高めゆくのだ」と。

◇妙法は大宇宙の根源の法則
一、巡り来る「創価学会母の日」は、苦難と戦う友を「冬は必ず春となる」との希望の陽光で照らしゆく日でもあります。この日に際し、拝したい御聖訓があります。まさに風雪に耐え、悲しみの合掌を繰り返してきた南条時光のお母さんを励まされた一節です。
「東西南北の四方・八方に広がる、計り知れない数の国土に、全宇宙の諸仏が続々と集まり、満天に輝く星のように、大地を埋め尽くす稲や麻のように並んで、法華経の行者を守護されるのです。譬えば、大王の王子を、臣下たちがこぞって大切にお守りするようなものです」(新1908・全1570、趣意)と。
大宇宙の根源の法則である妙法を唱え弘めゆく皆さん方が、どれほど尊貴な生命であるか。皆さん一人一人を、この宇宙に遍満する無量無辺の仏が衣で覆うように厳然と守る。断じて護らないわけがないと、御本仏がお約束くださっております。壮大にして荘厳なる生命の大境涯なのです。
そしてまた、皆さんの自行化他の題目に包まれ、亡くなられたご家族や同志・眷属も、三世永遠に常楽我浄の軌道を進みゆかれることは、絶対に間違いありません。
わが創価学会は、この大宇宙で、十方の諸仏の心と合致して、広宣流布、立正安国を成就しゆく妙なる和合の組織であり、慈悲の生命体であります。
1944年(昭和19年)、戦時中の法難により、初代・牧口常三郎先生は、ここ巣鴨の東京拘置所で、死身弘法の殉教を遂げられました。第2代・戸田城聖先生は同じく不惜身命の獄中闘争にあって、「仏とは生命なり」そして「われ地涌の菩薩なり」と悟達されたのであります。
以来78星霜——。我ら師弟は、久遠元初に誓い合った地涌の菩薩として「この世で果たさん使命あり」と勇み立ち、娑婆世界の不幸と悲惨を無くしゆかんとする民衆の連帯を、地域に社会に大きく広げてきました。
一人一人が人間革命の舞を舞い、「信心即生活」「仏法即社会」の勝利劇を飾り、この地球という星に、菩薩界、そして仏界の生命を滾々と涌現して、揺るぎなく打ち立てていくのが、創価の世界市民の挑戦にほかなりません。
「地涌の菩薩の使命とは対話なり」——この恩師の師子吼のままに、躍動する地涌の命で使命の対話に躍り出て、「未来までの仏種」を蒔き、さらにさらに「生命尊厳」の価値を創造していきたいと思うのであります。

一、きょうは、共戦の全宝友に感謝を込めて、40年前に発表した三つの書を披露したい。
第一に、5月3日を記念して認めた「立正誓」であります。
学会は「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」として、「ちかいし願いやぶるべからず」(新114・全232)と立正安国の戦いを断固、貫いていくのみであります。
次に、7月の女子部結成の日を記念して綴った「月光薫風乃調」です。
どうか、月光のごとく優しくも強き心で、爽やかな薫風のように、歓喜と和楽の調べを奏でながら、幸の仏縁を楽しく結び広げてください。
最後に、7月の男子部結成の日を記念して書き留め、大兵庫の天地で常勝関西はじめ不二の同志へ贈った「広宣大道旅」であります。
法華経に「皆共に宝所に至る」(新1024・全734)とある通り、私たちは、どこまでも日蓮大聖人と共に、妙法と共に、全宇宙の仏天を味方にして、師弟不二、異体同心で、地球民族を平和と幸福の宝所、すなわち仏国土へ導く広宣大道の旅を、いよいよ決意し合い、メッセージとします。