大いなる決意が
大いなる人生を開く。
同じ生きるなら
所願満足の勝利史を!
さあ挑戦だ! 前進だ!
佐渡御書 P956
『身命に過たる惜き者のなければ是を布施として仏法を習へば必仏となる』
【通解】
身命にまさるほど惜しいものはないので、この身を布施として仏法を学べば、必ず仏になるのである。
名字の言 当たり前の日々の素晴らしさ 2022年4月17日
朝起きて、学校に行く。帰ると宿題をしたり、友達と遊んだりして、夜眠る……。ある男子未来部員は"平凡な毎日だなあ"と思っていた。そんなある日、母が体調を崩し、彼の弁当を作れなかった。その日は出勤前の父がコンビニで調達したパンを持って登校した▼昼食時、パンを食べていると無性に寂しくなった。同時に"毎朝、お母さんが弁当を準備してくれるのはすごいことなんだ"と実感した。さらに、父が元気に働いていること、祖母が帰宅した自分を「お帰り」と迎えてくれることなど、当たり前と思っていた日々に素晴らしさを感じ、感謝の心が湧いた▼かつて、池田先生はある会館で、居合わせた女性部員を激励した。"毎日が家事や子育てなどの繰り返し"と思いがちな日常を送る友に、こう語っている。「平凡といえば平凡なことを、やりきっていくことである。その平凡のなかに真実の幸福がある」と▼信心も、勤行・唱題を地道に実践し抜く日々に、仏道修行の真実の一つがある。「繰り返し」のように思える日々も、実は福運を「積み重ね」ているのだ▼たとえ"平凡"のように見える行為でも、それを毎日、自他共の幸福を築くために貫いていく——それはまさに"非凡"な偉業である。
寸鉄 2022年4月17日
信行学に励めば、悩める凡夫でいるわけがない—恩師。人間革命の道、共に
山形県女性部の日。わが地域を広布の理想郷に。今日も希望の対話を拡大
「大果報はまた来るべしとおぼしめせ」御書。信心の労苦に一切の無駄なし(新1613・全1178)
帯状疱疹が増加と。過労やストレスなどで発症。聡明な生活で疲れ溜めず
スマホ一つで誰でも稼げます—嘘の副業手引売る業者に注意を。甘言は罠
☆5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を祝賀する第9回本部幹部会
◇池田先生が祝福のメッセージ「地球民族に生命尊厳の光を」
師弟勝利の7月へ、飛躍を誓う5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」記念の第9回本部幹部会が16日午後、巣鴨の東京戸田記念講堂で盛大に開催された。
これには、原田会長、長谷川理事長、永石女性部長らが各部の代表と出席した。
池田大作先生は祝福のメッセージを贈り、全国の各地区で第1回「女性部総会」を行っている友の奮闘を称賛。一人一人が躍動する地涌の命で対話に躍り出て、生命尊厳の価値を創造していきたいと望んだ。
さらに、立正安国を貫く誓いを胸に、月光のごとく優しく強き心で、幸の仏縁を広げながら、地球民族を平和と幸福の仏国土へ導く広宣大道の旅を決意し合おうと呼び掛けた。
(全国配信は22日から25日〈配信の会場と時間等は各県・区で決定〉。同期間中、「モバイルSTB」「SOKAnet会員サポート」でも視聴可能)
◇立正の誓い新たに広宣大道の旅へ
雲間を破って温かな陽光が注ぎ、新緑の中を春風が吹き抜ける。
さあ民衆勝利の歌声を高らかに——栄光の「5・3」から新たな広宣流布の旅へ、希望の大行進が始まる。
「5月3日を前に、明け方の空には大明星天たる金星と共に、火星、木星、土星という、地球の兄弟の惑星たちも輝きを放ちます」
池田先生のメッセージが、池田主任副会長によって読み上げられると、参加者の瞳が光った。先生が、「この地球という星に、菩薩界、そして仏界の生命を滾々と涌現して、揺るぎなく打ち立てていくのが、創価の世界市民の挑戦にほかなりません」と呼び掛け、最後に「立正誓」「月光薫風乃調」「広宣大道旅」の書が紹介されると、会場いっぱいに拍手が響いた。
巣鴨の東京戸田記念講堂は、創価三代の師弟の魂が脈打つ法城である。
1951年(昭和26年)5月3日、75万世帯の大願成就を誓い、戸田先生が第2代会長に就任した。
60年(同35年)5月3日には、池田先生が恩師の遺志を継ぎ第3代会長として立った。
今、創価家族のスクラムは世界192カ国・地域に広がり、試練の中にあっても、一人一人がわが使命の舞台で人間主義の旗を高く掲げる。
我らにとって5月3日は、創価の三代会長に貫かれる「一人立つ」地涌の元初の誓いに立ち返る日。広布の新たな峰へ、決然と出発する日である。
さらに5月3日は、「創価学会母の日」でもある。
池田先生は、かつて提案した。"学会で最も大切な記念日である「5月3日」を、創価の女性を最大にたたえ、顕彰する日としてはどうか"と——。
結成1周年をこの5月3日に迎える女性部は、師の心のままに、平和と幸福の連帯を朗らかに築いている。
3月から今月にかけて、池田華陽会を先頭に各地で第1回「華陽カレッジ」を実施。
今月は、世代を超えて友が集い合う、第1回「女性部総会」を全地区で開催。皆で「5・3」を祝福しつつ、信頼と友情の対話を地域に広げている。
桜梅桃李の花を咲かせゆく創価の女性への感謝に満ちた幹部会では、「5・3」の歩みを振り返る映像とともに、"日本一"に輝く音楽隊の創価グロリア吹奏楽団が、学会歌「威風堂々の歌」「誓いの青年よ」、世界青年部歌「Eternal Journey with Sensei!〜永遠の師弟旅〜」の調べを轟かせた。
また女性部の白ゆり合唱団、富士合唱団による記念の合唱を収めた映像が披露され、女性部の愛唱歌「勇気のトップランナー」、学会歌「青春桜」、池田先生作詞の「母」の歌声が響いた。
志賀青年部長は、社会を善の方向へと変革しゆく仏法者の使命を胸に、青年が先頭に立って、立正安国の対話に打って出る決意を語った。
永石女性部長は、池田先生ご夫妻が貫く師弟ひとすじの人生への尽きせぬ感謝を述べつつ、勝利の誓いを果たす7月へ、自身の周囲から、生命尊厳の哲理を語り広げていこうと呼び掛けた。
原田会長は、50年前に始まった歴史学者トインビー博士と池田先生の対談の中で、人類の生存を脅かす諸悪を克服する真の宗教について語り合われた事実に言及。私たちが日々挑戦する人間革命の実践こそが、人類の平和と繁栄への直道であると述べ、一人一人の成長と勝利によって、仏法が未来の「真の宗教」であるか否かが決まると強調した。
さらに、「創価の勝利こそ民衆の勝利」との気概で戦い抜き、新たな歴史を開こうと訴えた。
最後に、池田先生のスピーチ(1995年5月の第88回本部幹部会)を収録した、新しいVOD番組「くり返しの行動が大境涯をつくる」を視聴した。
※本部幹部会および、VODの同番組の「モバイルSTB」での配信は、22日午前9時から(インターネットを通してダウンロードが必要です)。また、本部幹部会の「SOKAnet会員サポート」での配信は、22日午後4時から(「SOKAnet会員サポート」では、VODの同番組は視聴できません)。
☆御書根本の大道 第7回 躍り出よ
◇種々御振舞御書
『法華経の肝心、諸仏の眼目たる妙法蓮華経の五字、末法の始めに一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に、日蓮さきがけしたり。わとうども二陣三陣つづきて、迦葉・阿難にも勝れ、天台・伝教にもこえよかし。』(新1227・全910)
◇勇気の指標
「世界広宣流布」は御本仏の御遺命です。その遠大なる使命を、後に続く門下に託されているのです。
広宣流布とは、末法万年にわたり、しかも一閻浮提、すなわち全世界の人々を救いゆくものです。そのためには、大聖人の精神と実践を受け継ぐ弟子が、絶え間なく続いていかなくてはならない。広宣流布を断絶させてはならない、というのが仏の願いだからです。
◆◇◆
御聖訓には、「地涌の菩薩のさきがけ日蓮一人なり」(全1359・新1790)とも御断言です。日蓮仏法の魂は、「さきがけ」の勇気です。「二陣」「三陣」と続くためには、自らが一人立つ覚悟がなければ、本当の意味で後を継ぐことはできません。
ゆえに、まず自分が、決然と立ち上がることです。思い切って行動を起こすことです。先陣の苦労は大きい。しかし、その分、大きく人間革命できるのです。一人の「法華経の行者」が行動を起こせば、周囲の人が二人・三人・十人と目覚めていく。真剣の一人の戦いが、必ず新たな歴史を作るのです。
◆◇◆
大聖人に直結する我らは、いよいよ「二陣、三陣」と、人類が渇仰してやまない平和と人道の大哲理を、勇気凜々と語り弘めていこうではありませんか!
◇師弟の陣列 二陣三陣と! 岡本利明 総大阪長
今、大阪は「励ましの大阪」「座談会の大阪」とのモットーを掲げ、絆を結ぶ中で、青年部から錦宝会(多宝会)の先輩まで、正役職の方も副役職の方も、一人また一人と人間革命の新たな大前進を開始しています。特に壮年部では、太陽会をはじめ各グループの友も意気高く、あらゆる垣根を越えた"総合力"で、総立ちになっています。
今回、「種々御振舞御書」の一節を拝します。"弟子たちよ広宣流布へ、二陣三陣と、勇猛果敢に躍り出よ!"との大聖人の師子吼を命に刻んでいきたいと思います。
◇音を立てて
池田先生は、今回学ぶ一節について、『人間革命の宗教』の中で、「一人の『法華経の行者』が行動を起こせば、周囲の人が二人・三人・十人と目覚めていく」と講義されています。
この御文を拝し、思い起こすのは、1997年(平成9年)11月、大阪ドーム(当時)で行われた第17回世界青年平和文化祭です。
当時は阪神・淡路大震災から2年。また、学会を狙い撃とうとする権力の魔性が牙をむいていました。復興への歩みと、障魔の逆風の中で行われた文化祭。当日、5万人が乱舞する大舞台をご覧になった池田先生は、次なる勝利へ出発する集いで、「今、関西から音を立ててスタートした」とたたえてくださいました。
本番を目指し、関西では、100万の正義の連帯構築へ奔走。関西男子部長だった私は、各地を駆け巡る中で、一人、また一人と人間革命に立ち上がっていく姿を幾度も目の当たりにし、感動の連続でした。その裏には、触発と励ましのドラマがありました。
"皆が勝利の実証を示してこそ、文化祭は大成功と言えるのや!"と励まし合い、執念で弘教を実らせた友。「頑張りや!」とわが地区の青年を朗らかに励まし、"あの時も、こうやって先生にお応えしたんや"と、自らの師弟の原点を語り継いだ壮年部・婦人部(当時)の先輩。
広布拡大の爆発的な戦いと、立場も年齢も超えた励ましの渦の中で、関西中に師弟の魂が継承され、脈動し、まさに"音を立てる"ように、二人・三人・十人と地涌の使命に目覚めていったのです。この年、関西は圧倒的な弘教・拡大を達成。あらゆる烈風をはね返し、新たな時代の幕を開きました。
私自身も関西家族に育てていただいた一人です。学会員の両親のもとに生まれたものの、貧乏や病気を抱える家族の姿に、高校時代まで信心に反発する思いもありました。
受験を控えた高校3年の時、私の成長を願い、励ましてくださる地域の同志の真心に胸を打たれ、発心。両親の勧めもあり、創価大学へ進学し、池田先生との原点を築くことができたのです。その後も、大阪の各地で、師匠と共に生きる常勝の魂を教えていただきました。
◇信心しきった者が勝つ
一人一人が先生と直結している。訪問・激励に力を入れる中で改めて気付いたのも、この点です。
特に歴戦の先輩の皆さまのもとを訪れると、あの「大阪の戦い」をはじめ、池田先生と広布の歩みを重ねた様子を誇らしげに教えてくださいます。「私も1万1111世帯の中の一人ですわ!」「あの時、会合の役員をしていて、先生がすぐそばを通られたんです!」と。当時の記憶がよみがえってくるのでしょう。語るにつれて頬が紅潮し、まるで当時に戻ったかのように、生き生きと話される姿を見て、こちらも元気になります。
なぜ関西は常勝なのか——。
それは、草創以来、一人一人の胸中に、"わてらのセンセ"がいる。厳然と師匠がいらっしゃるからこそ、地涌の底力を無限に発揮できるのだと確信します。
その師弟不二の精神は、大阪のあの地でも、この地でも生き生きと語り継がれています。そして、この「3・16」を見事な弘教拡大で勝ち飾った青年部へと受け継がれています。
本年は世界青年平和文化祭から25周年です。先生は当時、「不思議にも、広宣流布の飛躍の時は、常に、わが関西が大舞台となる」とも語ってくださいました。
コロナ禍をはじめ、混迷する社会情勢の中で迎える関西広布70周年。7月には「大阪大会」から65周年を刻みます。
"最後は、信心しきった者が必ず勝つ!"——この師匠の師子吼を胸に、今再び、一人一人が総立ちとなって、二陣・三陣と打って出る時です。"総合力"を発揮し、先生の手作りの大阪、関西から、立正安国の勝利へ。"私の飛躍"から、新たな師弟勝利の金字塔を打ち立てていこうではありませんか!
◇メモ
「種々御振舞御書」は、建治2年(1276年)の御述作とされているが、詳細は不明。文永5年(1268年)から建治2年まで、約9年間にわたる日蓮大聖人の御闘争について述べられている。