GWは友好深める好機。
電話や手紙等を活用し
旧交を温め合おう!
希望と励ましの絆を
皆が待ち望んでいる。
経王殿御返事 P1124
『いかなる処にて遊びたはふるともつつがあるべからず遊行して畏れ無きこと師子王の如くなるべし』
【通解】
たとえ、どのようなところに遊びたわむれていても、災難あるはずはない。悠々と遊行して畏れないことは師子王のようであろう。
名字の言 人と関わることの大切さ 2021年5月1日
「本当にひとりぼっちでは、真の自分ではいられない」と語るのは、精神科医の和田秀樹氏。本当の自分を見つけるには、他者の視点が必要だという▼人との関わりは、さまざまな物事の捉え方があることを気付かせてくれる。人に話せば、自分の考えが広がる。氏は「ひとりの時間を大切にするためにも、人とのコミュニケーションが必要」と語る▼そもそも人間は、たくさんの人や物に依存している。その中で、最も安全で、意義深い時間を与えてくれるものは、互いに頼り合える関係としての「人への依存」。それは「私たちの内面に自信と落ち着きを与えてくれ、時間を共有することが人生の喜びになり得る」と氏は指摘する(『孤独と上手につきあう9つの習慣』だいわ文庫)▼感染症予防には、人との接触を減らすことが最も有効とされる。だからといって、人と関わること自体を"良くない"とする風潮が広がるのは危険だ。先日の学会青年部と医学者による第19回オンライン会議でも、近隣へのあいさつや、ちょっとした会話、電話やオンラインなどを活用した「声掛け」が今こそ必要、と強調していた▼人間は人間の中で磨かれ、鍛えられる。自他共の心を豊かにする対話を、おろそかにするまい。
寸鉄 2021年5月1日
さあ5月。目標を明確に、価値創造の智慧湧かせ進もう。前進する人が青年
未来部記念映像を配信。学会HP等から。信心の継承こそ"永遠性"の要だ
変異株、感染の5割超と。あなどらず、正しく、基本対策徹底。ここが正念場
小学生の歩行中の事故、5月が最多。飛び出しに要注意。運転者は心して
偽情報への接触はSNSからが最も多し。情報源確認し不安煽る嘘見破れ
〈社説〉 2021・5・1 アメリカ創価大学が開学20周年
◇人類貢献の秀才・逸材育む
カリフォルニア州オレンジ郡のアメリカ創価大学(SUA)が、今月3日に開学20周年を迎える。
2001年、「天空に伸びゆく驚嘆すべき教育施設」(ニューヨーク・タイムズ紙)等、各界の注目を集める中で開学したSUA。昨年の「USニューズ・アンド・ワールド・リポート」による大学ランキングでは、全米のリベラルアーツ(一般教養)大学の中で総合28位、奨学金の充実度と教育水準の両方を審査する部門で6位に選出されるなど、20年間の歩みは確かな評価を得ている。
SUAは「夢」の結晶である。牧口常三郎先生と戸田城聖先生の師弟によって生まれた創価教育。池田大作先生は先師と恩師の構想を、創価学園、創価大学、SUAをはじめとする一貫教育の学びやとして実現した。
SUAには、創価教育の理念に共鳴する多くの人が、開学から教職員や理事として携わった。長年、教壇に立った教授は、青春時代に故郷・中国の文化大革命で苦労した経験から、教育者を志した。「人のため、社会のために学ぶ青年を育てたい。それが私の夢でした。その夢を、SUAの学生が叶えてくれています」と語った。
そしてSUAの歩みは、大学の発展と学生の成長を"わが夢"とする、無数の庶民の真心に支えられてきた。本部棟をはじめ、キャンパスの各所には、世界中の寄付者の名前が刻まれている。
こうした多くの人たちの慈愛と励ましを受け、世界各国から集う学生は向学の日々を送る。
リベラルアーツで幅広い学問の基礎を学び、3年次からは、自ら選択した「集中コース」で専門的な知識を深める。昨年、新たな集中コースとして「生命科学」が設置され、生物学や化学、物理学などの理数系の授業を履修できるようになった。合わせて、卒業後の医学系の専門職大学院への応募条件を満たす「医学大学院進学準備プログラム」がスタートするなど、教育環境は一段と充実する。
同窓生は国際機関や各国の学術界、法曹界、教育界等、多彩な分野で活躍する。そして間もなく、17期生が卒業予定だ。
かつて池田先生は、和歌を詠み贈った。「アメリカの わが創大は わが生命 秀才 逸材 無限に育てよ」と。先生の心があふれる学びやから、人類貢献の若人が澎湃と躍り出ている。
☆大白蓮華巻頭言2021年5月号 誓いの大地に地涌の讃歌を!
「われわれの出世の囚縁は、広宣流布の大旗を掲げんがためである」−−教新聞の第一号を飾った、恩師・戸田先生の論文「信念とは何ぞや?」の結びである。
先生は最極の信念の大いなる旗を、一人一人の青年の生命を信じ、託してくださった。
「私たちは地涌の菩薩である。自らが誓い願った場所で、広布の勝利の旗を打ち立てるために出現したんだ。
こう一念が定まれば、仏の力が湧き出てくるんだよ」と。
この地涌の確信に立って妙法を唱え弘めゆく時、思うにまかせぬ境遇も「人問革命」の劇に変わる。いかなる試練の役回りも、必ず名優の如く演じ果たせるのである。
一人一人が担い立つ地域は、元初より選び取った宿縁の大地であり、誓願の本舞台である。
ゆえに一幕一幕、勝利のドラマを創って、悩める友に勇気と希望を送り、「宿命」を「使命」へと転じゆくのだ。
御本仏・日蓮大聖人は、有縁の国土をいずこも大切にされ、その地の人々をこよなく慈しみ、包んでおられた。
聖誕された安房の国(千葉)の門下へは、懐かしき人々を偲ばれながら、「わが故郷のことならば、日蓮に冷たく辛くあたった人の行く末のことまでも、決しておろそかには思わない」(P928、趣意)と仰せになられている。
この大海原のような御境涯に連なり、深き郷土愛、地域愛をもって自身の足元を起点とし、誠実に忍耐強く「立正安国」の挑戦を貫いていくのが、創価の師弟である。友の幸福、社会の安穏を祈り続ける題目と対話が、生命の希望と蘇生と福徳の安全地帯を築きゆくのだ。
大聖人は、「されば我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし」(P1343)と宣言された。「何れの処にても」と断言くださっている。
さあ、感激の同志と共々に、久遠の誓いを胸に光らせ、歓喜踊躍して舞いに舞い征くのだ。我らの大地に妙法という平和の種を蒔き、幸の仏縁を結び広げながら、地涌の讃歌を朗らかに轟かせようではないか!
いざや舞え
喜び勝たなん
力あり
無敵のスクラム
誓いの大地に
☆学ぼう 5月の学会史 2021
◎5・3「創価学会の日」
1951年(昭和26年)5月3日、生涯の願業として75万世帯の弘教を掲げ、戸田城聖先生が第2代会長に就任。本年で70周年。60年(同35年)同日には、東京・両国の日大講堂で、池田大作先生が第3代会長に就いた。
※参考資料=小説『人間革命』第5巻「烈日」、第12巻「新・黎明」/VOD【広布史】「五月三日」「指揮は われにと——不滅の第3代会長就任式」
◎5・3「創価学会母の日」
1988年(昭和63年)4月27日の全国婦人部幹部会で池田先生が5月3日を「創価学会母の日」にと提案。同年から実施された。
◎5・3 SUA開学20周年
2001年(平成13年)5月3日、米カリフォルニア州オレンジ郡にアメリカ創価大学(SUA)が開学。本年で20周年。
※参考資料=『新・人間革命』第15巻「創価大学」
◎5・5「創価学会後継者の日」制定45周年
1976年(昭和51年)5月5日、関西戸田記念講堂で行われた鳳雛会・未来部の記念勤行会の席上、「こどもの日」を「創価学会後継者の日」とすることが発表された。本年で45周年。
※参考資料=VOD【池田先生のスピーチ 各部への指針】「信心は自分のために」
◎5・5 トインビー博士との初対談
1972年(昭和47年)5月5日、池田先生は歴史学者A・J・トインビー博士と、ロンドンの博士の自宅で初めて対談。翌年にも語り合い、対談集『21世紀への対話』(邦題)に結実。
※参考資料=『新・人間革命』第16巻「対話」/VOD【池田先生の行動と軌跡 対談・交流】「21世紀への対話 トインビー・池田対談」
◎5・9「音楽隊の日」
1954年(昭和29年)5月6日に結成された音楽隊が初出動した同月9日が淵源。
※参考資料=VOD【よくわかる創価学会 信仰体験】「心揺さぶる希望の旋律 音楽隊にかける青春」
◎5・19「創価学会常住御本尊記念日」70周年
戸田先生が1951年(昭和26年)5月3日の会長就任式の席上、創価学会常住御本尊を発願。同月19日に、したためられてから本年で70周年。
※参考資料=『人間革命』第5巻「烈日」「随喜」
◎5・30 池田先生の初訪中
1974年(昭和49年)5月30日、池田先生は中日友好協会の招聘を受けて中国を初訪問。
※参考資料=『新・人間革命』第20巻「友誼の道」