2021年5月28日金曜日

2021.05.28 わが友に贈る

艱難に勝る教育なし。
青年ならば
自ら苦難に挑むのだ。
実力を磨き 心を鍛え
時代を創る主体者に!

顕仏未来記 P507
『爾りと雖も仏の滅後に於て四味三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せば諸天善神並びに地涌千界等の菩薩法華の行者を守護せん』

【通解】
しかしながら、如来滅後五五百歳において、四味・三教への邪な執心を捨てて実大乗教である法華経に帰依するならば、諸天善神ならびに地湧千界等の菩薩が必ず法華経の行者を守護するであろう。

名字の言 エジソンが強調した「1%のひらめき」 2021年5月28日
天才とは、1%のひらめきと99%の努力である——このエジソンの言葉には誤解があるという。彼の真意は、努力すれば何でも成功するということではなく、強調したかったのは「1%のひらめき」の大切さだった▼「1%のひらめき」はどうすれば湧いてくるのか。それに必要なのが"努力"とエジソンは言う。白熱電球の発明で1万回の失敗が続いた時、友人に語った。「一回も失敗なんかしてないよ。うまくゆかない方法を一万も見つけたんだ」(ヘンリー幸田『天才エジソンの秘密』講談社)▼広島の壮年は、45歳の時に創価大学の通信教育部に入学した。劇団で夢を追い続けたが鳴かず飛ばず。自身の使命を問い続け、教育の道に進むことに決めた。そこでも、教育実習の受け入れを何校も断られた▼壮年は諦めなかった。50歳で教員免許を取得。小学校に赴任すると、劇団員の経験が朗読やダンスの授業に生きた。何より挫折を味わったことが、児童に寄り添える心を育んでいた。教え子から届いた感謝の手紙は200通を超える▼人間の才能は、いつ開花するか分からない。ゆえに絶え間なく磨き続けることが肝要だ。挫折を経験しても立ち上がり、挑戦を続ける——「天才」とは「努力」の異名である。

寸鉄 2021年5月28日
御本尊は人々の闇を破る全世界の太陽—戸田先生創価勝利へ皆で祈り走れ
葛飾が疾駆。我らは勝つしかない!民衆パワーの本領発揮し断固攻め抜け
宮城女性部の日。人の前照らせば我が前明るく。友の心に希望の大光を!
水回り修理で低価格謳い高額請求等、問題増加。旨い話はよく確認し看破
日本の携帯料金、世界の中で安値と。青年の声を形にした公明の尽力は大

〈社説〉 2021・5・28 あさって初訪中から47周年
◇民衆のつながりで友好の未来を
「山川異域 風月同天」
奈良時代の長屋王が中国に送った袈裟に刺しゅうされていた漢詩である。「場所は違えど、風や月の営みは同じ空の下でつながっている」との意味。"海を隔てていても、心はつながっている"——詩に感動した中国の高僧・鑑真が、日本に渡るきっかけになったと伝えられている。昨年、日本から中国に送られた感染対策の支援物資に、この8文字が添えられたものがあり、友好の美談としてインターネットで話題になった。
一方、中国に悪い印象をもつ日本人が前年より増加し、日本に悪い印象をもつ中国人の割合も高いと示した昨年の共同世論調査もある。隣国として多次元で深く結びつく中でも、国家間の関係には複雑性がある。これに対し、互いの顔の見える民衆間の交流は変わらぬ友好の基盤となろう。一人一人の行動の大切さを改めて感じる。
池田先生は中日友好協会の招へいで、1974年5月30日に中国を初訪問。明後日で47周年を刻む。2年前に両国の国交が正常化したばかり。直行便はなく、香港から鉄道で境界の駅まで行き、歩いて中国へ渡った。17日間で北京、西安、上海、杭州、広州など各地へ。国家指導者らと展望を語り、子どもたちや庶民と交流した。
帰国後、先生は月刊誌「潮」のインタビューで、「幾重もの太い信頼のパイプを、心と心のなかにつなげていく、粘り強い、息の長い友好促進の姿勢を確立していくべきでありましょう」と語っている。
75年には、国交正常化後初めての中国からの国費留学生を、池田先生自ら身元保証人となって、創価大学で受け入れた。創大と中国の大学の間では、学生や教員の往来が今も活発だ。加えて、民主音楽協会、東京富士美術館を通じ、文化面での交流が行われてきた。
また先生は中国人民対外友好協会、中日友好協会の関係者と友誼を深め、民間交流を継続してきた。中華全国青年連合会(全青連)と学会青年部との交流も長く、本年は、オンラインで詩の朗読を通じた交流が進められている。
池田先生は政治・経済の交流を「船」、民衆同士のつながりを「海」にたとえ、「時に『船』が難破することがあっても、『海』さえあれば、往来は続いていく」と述べた。師の思想・行動を模範としながら、両国友好のより良き未来を民衆から開いていきたい。

☆2030年へ 後継の正義の走者に贈る わが君に「創価」の使命のバトンを
Entrusting the Baton of Soka to My Young Friends

5月5日「創価学会後継者の日」を、世界の未来部の友も凜々しく迎えています。後継の皆さん一人一人こそ、わが宝です。
時には「どうせ自分なんて」と思うことがあるかもしれない。それは、これから磨いて輝きを放つダイヤの原石だからです。
勉強や人間関係など壁にぶつかることもある。でも、皆さんは必ず悩みを乗り越えて勝利すると、私は信じます。挫折や失敗を通して、人の痛みが分かるようになる。人間らしい、思いやりの心の深い人こそ、新時代のリーダーなのです。
「創価」という平和の使命のバトンは、皆さんに託します。リレーは、次の走者が今の走者と並走してバトンを受けます。広布のバトンも、自ら走り出し、不二の力走で受け継ぐのです。
正義の走者の君よ! 勇気と挑戦の一歩を、私と共に!

☆2030年へ 希望の王子・王女に贈る 富士のように大きな心で!
富士のように「大きく強い心」を!
太陽のように「明るい希望の心」を!
——この願いを込め、私は少年少女部の合唱団の結成を提案し、一人一人の大成長を祈り、見守ってきました。
歌は、みんなを元気にします。心と心を結んで、友情と平和を広げます。
今は集まって合唱ができなくとも、歌はいつでも口ずさめる友だちです。
声は心の響きです。大宇宙にまで響きわたる最高の生命の声が、題目です。題目を唱え、勉強や読書できたえた心が生み出す歌声はすばらしい。みなさんは、人類に勇気を送る若き芸術家たれ!