疲れをためない工夫が
勝利の人生の礎だ。
バランスのとれた食事
適度な運動・睡眠などで
生活リズムを整えよう!
開目抄上 P191
『外典三千余巻の所詮に二つあり所謂孝と忠となり忠も又孝の家よりいでたり、孝と申すは高なり天高けれども孝よりも高からず又孝とは厚なり地あつけれども孝よりは厚からず』
【通解】
(外典の教えの根本は)いわゆる孝行と忠義です。忠もまた孝の中から出てきたものです。孝というのは高いということであり、天は高いものですが孝より高くないのです。また孝とは厚ということであり、大地は厚いものですが、孝よりは厚くないのです。
名字の言 「打者・大谷」の誕生秘話 2021年5月7日
投打の「二刀流」で米大リーグに旋風を巻き起こしているエンゼルスの大谷翔平選手。先日、本塁打数トップで先発登板する"ベーブ・ルース以来100年ぶり"の快挙が報じられた▼打者としての特長の一つが、逆方向のレフト側への長打力だ。その技術の淵源は、少年時代の環境にある。河川敷の空き地を手作業で整備した練習場では、強打の大谷少年の打球はことごとくライト側の塀を越え、ボールは川に飛んでいった▼練習球を確保するため、指導者は「全部左方向に打て」と指示した。すると、少年はどうすればレフト側に強い打球を打てるかを試行錯誤し、練習を繰り返した。その年から外角球を捉える本塁打が急増したという(『大谷翔平「二刀流」の軌跡』マガジンランド)▼状況に甘んじて、努力を放棄していたら、今の「打者・大谷」の誕生はなかっただろう。不利な条件でも、創意工夫を重ね、自身を飛躍させるバネとしていく。人生を勝利に導くのも、その人間としての強さである▼御聖訓に「いよいよ強盛の御志あるべし」(御書1221ページ)と。苦渋や忍耐を強いられる時ほど、「いよいよ」の志を忘れまい。いかなる逆境をも打ち返す根幹の力が、わが生命を磨く日々の祈りである。
寸鉄 2021年5月7日
「一つ心なれば必ず事を成ず」御書。団結が勝利の要。祈りを一つに前進
中国青年部の日。新たな広布開拓、我らの拡大で。正義の言論戦の先陣切れ
こどもの読書週間。良書は生涯の友に。日頃から親子で楽しく繙く習慣を
診控えで8千人が肺癌診断遅れの可能性。早期発見が鍵。躊躇せず受診
災害弱者の避難支援強化を公明が後押し—教授。防災・減災を政治の柱に
〈社説〉 2021・5・7 本紙ポッドキャストが好評
◇温かな"音声"を友の心に広げ
現在、コロナ禍の影響による生活様式の変化によって、ラジオを聴く時間が増加しているという。「radiko」をはじめとするインターネットラジオやポッドキャストなどの音声コンテンツが人気を集め、最近は音声SNSも流行している。YouTubeなどの動画コンテンツがあふれる時代にあって、なぜ"音声"が注目され、聴取者が増えているのか。
ラジオについて言えば、声だけを頼りにパーソナリティーとリスナーがつながっているようなアナログ的な感覚や、人間の肉声が伝える"温かみ"が大きなポイントになっていると考えられる。
音楽・音声ジャーナリストの山崎広子氏は、「人の感情が動くときには必ず理由があります。その大きな要因のひとつが、じつは『声』なのです。正確に言うと『声という音』です」と述べている(『声のサイエンス あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか』NHK出版新書)。
仏法では「声仏事を為す」(御書708ページ)と説かれている。人の声は時に目で見たもの以上に心に残ることがあり、その声によって勇気と希望を送り、真心を届けることができる。
そうした"声"を発していこうと、本年2月、聖教新聞も音声コンテンツを拡充。ポッドキャストを通じて「ラジオ SEIKYO LABO」の配信を始めた。同コンテンツは、国内ポッドキャスト急上昇ランキングで1位を獲得するなど、好評を博している。
この企画は、紙面制作への熱い思いを担当記者の「声」にして届けることで、読者の方々に、本紙の新たな魅力を発見していただけるようにと始まった。リスナーからは「活字だけでは伝えきれない制作者側の熱量を感じることができました」「家事や育児をしながら聖教新聞を楽しむことができた」「聖教電子版の魅力を聴いて申し込みしました」など、多くの声をいただいている。今後も月2回程度配信していく予定だ。
池田先生は声の力についてこう語っている。「声の響きこそが、人に勇気を送る。いざというときの『信頼の一言』『励ましの一言』『確信の一言』が、どれほど皆に力と勢いを与えることか」と。
コロナ禍の中だからこそ、電話やSNSなども使いながら、真心の一言、二言と温かな"音声"を、友に大きく広げていきたい。
☆四季の励まし 君の一歩が世界を変える 2021年4月25日
◇池田先生の言葉
未来部の
君たち貴女たちが、
苦難にも負けず、
勝利の花と咲き開く
その姿は、
父母の喜びであり、
私の誇りであり、
世界の希望である。
頑張ったけれども、
思うように
いかないことがある。
それでも、
くよくよしないで、
次の戦いを目指して
挑んでいく。
その人が真の勝利者です。
最後に勝つのです。
悲しいことや
苦しいことを経て、
人間は鍛えられる。
偉大になれる。
どんな時にも、
自分を
卑下してはいけない。
世の中を
あきらめてはいけない。
今、自分がいる、
その場所で、
自分らしく朗らかに、
忍耐強く、
わが使命の道を、
歩み通していくことだ。
地道な行動の連続以外に、
社会を変え、
時代を変える
偉大な力はない。
一番地味であることが、
一番成長できることだ。
木も、
少し眺めただけでは、
伸びているかどうか、
わからない。
しかし、10年、20年と
時を経れば、
若木は見事な大樹となる。
「きょう」を勝つことだ。
私には、21世紀の
本命中の本命である、
後継の未来部がいる。
さあ、
君の「勇気の一歩」で、
世界を変えていこう!
あなたが
「正義の走者」となって、
平和を創り、
広げていこう!
きょうも、
何ものにも負けない
若き生命のエネルギーを、
満々と発揮しながら!
【写真説明】新緑薫る初夏の空を、悠々と泳ぐ「こいのぼり」。1998年(平成10年)5月、池田大作先生が東京・あきる野市内で撮影した。
こいのぼりは、"激しい滝を登り切った魚は竜になる"との中国の故事にならい、子らの健やかな成長を願って掲げられる。
76年(昭和51年)の5月5日、池田先生は関西戸田記念講堂で行われた鳳雛会・未来部の会合に出席し、「こどもの日」であるこの日を「創価学会後継者の日」とすることを提案。未来部員と共に、同講堂の池にコイを放流した。
「後継者の日」制定から45周年。使命の大空に羽ばたく、若き鳳雛に励ましの薫風を送ろう。