困難に立ち向かい
喜び勇んで戦い抜く。
これが境涯革命の王道だ。
尊き同志と支え合い
広布の大闘争に挑もう!
顕仏未来記 P509
『伝教大師云く「浅きは易く深きは難しとは釈迦の所判なり浅きを去つて深きに就くは丈夫の心なり』
【通解】
伝教大師は法華秀句に次のように述べている。「浅い教え(爾前権教)は信じやすく理解しやすいが深い教え(法華経)は信じ難く理解し難い、とは釈尊の教判である。浅きを去って深きに就くのが丈夫の心である。
名字の言 地域の公園に芽吹いた「ひこばえ」 2021年5月25日
樹木の切り株や根元などから生えてくる若芽のことを「ひこばえ」という。太い幹に対して、若い芽は孫のようだから「孫生え」と呼ばれるようになったといわれる。春の季語として、俳句や連歌にもたびたび登場する言葉である▼昨年、地域の公園のサクラが、台風の被害にあった。倒れると危ないので、やむなく伐採され、後には切り株が残った。するとどうだろう。先日、そこを訪れると、切り株のあちこちから「ひこばえ」が芽吹いていた▼自ら蘇生し、命をつなごうとする植物の旺盛でダイナミックな生命力。緑を輝かせる若芽を見て、清々しい気持ちになった▼近年の度重なる自然災害、そして長引くコロナ禍……。多宝会の婦人が、しみじみと語っていた。「何があっても、若い人たちを守って、育てていかないとね」「だって、これほど大変な時代を経験しているんだもの。その分、どんな人にも優しく、温かい社会をつくってくれるに違いないじゃない」▼傷ついても、倒されても、負けずに伸びる「ひこばえ」。それは、人間が成長する姿とも、信念を継承する姿とも重なる。今がどれほど困難で、つらい時期だったとしても、励まし合って前進すれば必ず、希望が芽生える。人材が伸びていく。
寸鉄 2021年5月25日
行き詰まっても祈り抜けば仏の力が出る—恩師。必ず勝つ!この一念強く
東村山・東大和・武蔵村山が力走。執念で攻め抜け。新時代の東京凱歌を共に
自分から積極的に交流—これ心の健康保つ一番の道と。智慧尽くし今日も
在宅で水分摂取量減った人が増加と。脱水症状の危険に。意識的に補給を
為政者は「万民の手足」と蓮祖。誰が本当に働くか。青年が監視し声を広げよ
☆池田先生と共に 希望・勝利の師弟旅 慈愛の薫風を心から心へ 2021年5月19日
日蓮大聖人は、御本尊を「法華弘通のはたじるしとして顕し奉るなり」(御書1243ページ)と仰せである。
このお心のままに、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の御本尊を「はたじるし」に御本仏の未来記を実現してきたのが、創価の師弟だ。
きょう5月19日は、「創価学会常住御本尊」の記念日である。
恩師・戸田城聖先生の発願から70周年の佳節となる。
この発願後、直ちに先生が打たれた布石が、婦人部・女子部の結成であった。
朝鮮戦争(韓国戦争)の渦中にあった当時、先生のもと、韓国出身の女性が同胞の幸福と平和を祈り、東洋広布への誓願を立てたことも、忘れ得ぬドラマである。
先日、韓国の宝友が、満開の桜に彩られた各地の立派な法城の様子を届けてくださった。聖教新聞で紹介された写真と動画を、妻とうれしく拝見した。
恩師と共に、「慈折」すなわち慈悲の折伏を根本に、「大法弘通」の門、そして、「世界広布」の門を、先頭に立って開いたのは、まぎれもなく学会の母たち、女性たちなのである。
女性の門下へ贈られた「法華初心成仏抄」には、「我が己心の妙法蓮華経を本尊とあがめ奉りて我が己心中の仏性・南無妙法蓮華経とよびよばれて顕れ給う処を仏とは云うなり」(同557ページ)とある。
この通り、創価の女性は一人一人が妙法蓮華の当体として、自他共に尊厳なる生命の宝塔を輝かせ、どれほど多くの「一生成仏」の実証を示し切っていることか。
「女性部」新出発の今この時、慈愛の薫風を心から心へ運び、「桜梅桃李」の幸と安穏のスクラムを爽やかに拡大してもらいたい。
◇ ◆ ◇
戸田先生は、よく語られた。
「御本尊は、大宇宙の生命を最も強く結集された当体である。その御本尊と感応するから、こちらの生命力も最も強くなるのだ」と。
そして、この偉大な生命力で、偉大な人生と社会の建設をと、望まれたのである。
70年前の5月、不二の弟子として私も、大法弘通に先駆して、地方折伏の初陣に臨んだ。この時、日記に留めた真情を、わが青年部に託したい。
——正法を、汝自身が
深く、理解することだ。
広く、弘めゆくことだ。
強く、生活に生かすことだ。
高く、宣揚しゆくことだ。
清く、生命の奥底に流しゆくことだ、と。
「一身一念法界に遍し」(同247ページ等)である。
妙法を唱え、師弟の誓願を貫く一念に行き詰まりはない。師子奮迅の信力・行力で、無量無辺の仏力・法力を出して、立正安国の大願を成就しゆくのだ。