「明確な目標」と
「強き祈り」から
最高に価値ある一日を!
勇猛果敢な行動で
自身の殻を破ろう!
南条兵衛七郎殿御書 P1498
『自身もきられ打たれ結句にて候いし程に、いかが候いけんうちもらされていままでいきてはべり、いよいよ法華経こそ信心まさり候へ』
【通解】
日蓮自身も斬られ、打たれ、もはやこれまでという有り様であったが、どうしたことであろうか、打ちもらされて今日まで生きているのである。いよいよ法華経の信心を増すばかりである。
名字の言 生まれ良き人、最上の人 2021年5月29日
仏典「テーラガーター」に、スニータという当時のインドで最下層生まれの男が登場する。"ごみ掃除"を仕事とし、蔑まれながら生活していた▼彼はある日、釈尊の姿を見つけるや、近づいて弟子入りを願い出る。仏は最高の敬語で"いらっしゃい。修行者よ"と歓待した。師の教えを貫いたスニータは悟りを得る。すると帝釈天と梵天が現れ、彼に合掌して言った。「生まれ良き人、あなたに敬礼します。最上の人、あなたに敬礼します」▼宗教には血筋も身分も関係ない。法を求める人は誰もが平等に修行者だ。仏の心をわが心として仏道を歩み続けた人こそが「真の生まれ良き人」であり、「最も尊い人」と見るのが仏法の真髄である▼法華経に説かれる不軽菩薩も、縁した全ての人を敬い礼拝した。日蓮大聖人は「不軽菩薩が人を敬ったことには、どのような意味があるのだろうか」(御書1174ページ、通解)と、よく考えるよう門下に呼び掛けられている▼どんな人をも敬う。それを言うは易く、実践することは難しい。だからこそ、あえて行きにくい人の所へ行き、胸襟を開いて語り、自らの境涯を高めていく「人間革命」の不断の挑戦が必要なのだ。仏法の目的は「人の振る舞いを示すこと」(同)にある。
寸鉄 2021年5月29日
「意は心法・声は色法・心より色をあらはす」御書。誠実と確信の激励を友に
板橋が怒濤の進撃!勢いと速度、勇気で断固勝つ。東京凱歌は我らの拡大で
外出自粛による高齢者の体力低下、防ぐには会話が大切と。電話等も活用
2回接種後もマスク等の対策が必要。感染収まるまで。社会全体の総力戦
改正温暖化対策法が成立2050年までに脱炭素実現へ—公明の訴え明記
2021・5・29 あすは「ごみゼロ(5・30)の日」
◇3Rは環境保全の大きな一歩
徳島県上勝町。「葉っぱビジネス」でも知られる、人口約1500人のこの町は、2003年に国内初の「ゼロ・ウェイスト宣言」(浪費、ごみを無くす)を発表。"環境に優しい町"として各地から注目されている。住民が「ごみを資源に」と、13種類45品目のごみ分別を協力して行い、令和元年度のリサイクル率は80%を超え、全国2位となった(環境省調査、人口10万人未満で)。
翻って、国内のごみ総排出量は年間4274万トン、1人1日当たりのごみ排出量は918グラムで、リサイクル率は20%にも満たない(令和元年度、同省調査)。課題は多いが、特に大事なことは、地域の取り組みとともに、一人一人がごみ削減の当事者だという意識を持てるかどうかではないか。
5月30日は「ごみゼロの日」。この日から「ごみ減量・リサイクル推進週間」が始まる(6月5日まで)。全国各地で、リデュース(発生抑制)、リユース(再利用する)、リサイクル(再生利用)の3R推進運動や不法投棄監視パトロールなどが行われる。また、環境省と日本財団主催の清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク2021」も始まる(6月8日まで)。海洋ごみ問題の周知・啓発と、海洋ごみの流出を少しでも防ぐことを目的に、海岸沿いでのごみ拾いなどが全国一斉に行われてきた。一昨年は全国約1500カ所で約43万人が参加した。
SDGs研究の第一人者である蟹江憲史氏は著書『SDGs(持続可能な開発目標)』(中公新書)の中で、廃棄物の大幅な削減には3Rの実践が求められ、大気、水質、土壌を汚染しないようにすることが重要と訴えている。
仏法では依正不二——環境(依報)と人間(正報)は一体と説く。これについて池田先生は、「正報という"内なる一念"の変革が、必然的に依報である自然環境、外部環境への対し方と連動し、そこに変革をもたらしていくという、優れて内外呼応した共和、調和への哲理といえよう」(『新・人間革命』第29巻)と。
ごみを削減するため、必要なものだけ購入、食べられる量だけ注文するなど、日常の中で私たちができることはたくさんある。地球の未来を守ることも、こうした小さな行動の積み重ねと、一人一人の環境保全に対する意識変革から始まると再確認したい。
☆2030年へ 後継の正義の走者に贈る 良き友人と共に伸びゆく青春を
Growing Together with Good Friends
進学・進級、おめでとう!希望に燃えて、学び進もう!
私は、みんなの健康と素晴らしき友情あれと祈っています。
1人でも良き友ができれば、青春の宝です。すぐには見つからなくても大丈夫。自分を磨いていけば、必ず良き仲間が現れます。
天に向かって勢いよく伸びる竹林は、大地で一本一本の根ががっちりつながり、支え合っています。だから強い。
真の友情とは、竹林のごとく共に支え伸びゆく生命の絆です。ゆえに、どんな苦難の風にも負けない。倒れても立ち上がれる。
学会は、善友の連帯を全世界に結んできました。創価の友情の心で、さらに広々と平和の道を開いていくのが、皆さんです。
古今東西に心の親友をつくる読書にも挑んでください。
太陽も月も星々も"わが友"とするような大きな心で前進を!
☆池田大作先生の2030年へ 希望の王子・王女に贈る 勇気の翼(ウイング)で大空へ
入学・進級、みんな、おめでとう! 新たな学びの大空へ飛び立つ時だね。
飛行機は重くて大きいのに、なぜ空を飛べるのかな? その理由の一つは「風」があるからです。翼を大きく広げ、向かい風をうまく使って浮かぶ力に変え、高く高く上がるのです。
人間も新しいことを始める時には、"不安の風"や"試練の風"が吹きます。けれども題目を唱えて「負けじ魂」を燃やし、思い切って前へ前へと進めば、どんな風も成長の力にできます。青春の夢と希望の大空へ舞い上がれるのです。
さあ出発だ。勇気の翼を広げて!