2020年10月20日火曜日

2020.10.20 わが友に贈る

学会は「善知識」の集い。
善き友と励まし合い
絆を結びゆくことが
確かな幸の軌道だ。
仲良きスクラムで前進!

辧殿尼御前御書 P1224
『第六天の魔王十軍のいくさををこして法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土をとられじうばはんとあらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵ををこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし』

【通解】
第六天の魔王は十種の魔の軍勢で戦を起こし、法華経の行者を相手に生死の苦しみの海の中で、凡夫と聖人が同居しているこの娑婆世界を「とられないぞ」「奪ってやる」と争うのである。日蓮は、第六天の魔王と戦う(法華経の行者の)身に当たっており、大兵を起こして戦うこと二十余年である。その間、日蓮は一度も退く心はない。

名字の言 生命を奮い立たせる「声の力」 2020年10月20日
先日、ある壮年宅を訪ねた時のこと。聞けば、かつて仕事の多忙さから学会活動になかなか参加できない時期があったという▼妻に誘われて座談会だけは出席していたが、人前で話すのが苦手で、発言はいつも「頑張ります」の一言だった。そんな時、妻が大病を患い入院。妻がずっと自分の活動参加を祈り続けていたことを、励ましに訪れた同志から教えられた。壮年は"今度は俺の番だ"と、妻の回復を祈り学会活動に挑戦。その後、妻は全快し、夫婦で広布に励むようになった▼地区部長になって15年。地域では、グラウンドゴルフ同好会の代表を務めるなど信頼の輪を広げる。「"頑張ります"と言い続けていたら、本当にそうなりました」と笑う。「大事なのは一言でも決意を語ること。当時の自分に感謝ですよ」▼前向きな言葉を口にしていれば、心も不思議と良い方向へと進んでいく。仏法は「声仏事を為す」(御書708ページ)。声には生命を奮い立たせる力がある▼小説『新・人間革命』第4巻「凱旋」の章で、口べたで悩む壮年に山本伸一は言った。「一言でもよい。信心と真心の一念の声を発することです」。自分らしく、ありのままでいい。「きょうも頑張ろう!」と自らを鼓舞しつつ、周囲にも希望を送る"声の人"でありたい。(誼)

寸鉄 2020年10月20日
「ただただ強く信仰する以外にない」戸田先生。苦難は宿命転換の好機だ
広島の日。立正安国が我らの使命。青年を先頭に平和と幸福の対話を拡大
「1万年も生きるかのように行動するな」賢帝。朝の勝利、一日の勝利を
昨年の自転車関係の事故は約8万件と。スマホの"ながら運転"等は厳禁
小さな積み重ねが大きな結果に。地球守る一歩を共に。「リサイクルの日」

☆四季の励まし さあ、勇んで友のもとへ! 2020年10月11日
【写真説明】青空に湧き上がる白雲。建物を緑が包み、色鮮やかな花々が咲き薫る。1993年(平成5年)3月、池田大作先生がブラジル・サンパウロ近郊でシャッターを切った。
60年前の10月、池田先生は世界平和への旅路を開始。アメリカ、カナダに次いでブラジルを初訪問した。過酷な生活を続ける日系移住者や家族との死別に直面した友など、一人一人の苦悩に寄り添い、限りない励ましを送った。
「励まし」は英語で「エンカレッジ」。「勇気(カレッジ)を吹き込む」ことである。
学会では今週、「励まし週間」(16日まで)。いつにも増して同志のもとに足を運び、語らい、共に生きる勇気を分かち合っていきたい。

◇池田先生の言葉
人生は千差万別である。
悩みを
抱えている友がいる。
夢に向かって
一生懸命な友もいる。
道に
迷っている友もいよう。
その目の前の
「一人」と向き合い、
誠実に対話を重ねていく。
全ては、ここから始まる。
 
「一人」を大切に——
ここに、
創価学会の原点がある。
仏法の根本精神も、
ここにある。
「一人」の人間は、
かけがえなく尊い。
世界中、
どの一人一人にも、
尊厳なる仏性がある。
 
一人を大切にするとは、
その人のために、
勇んで行動することだ。
会う人が一人残らず
幸福になるように、
また、広宣流布の
人材に育つように
祈ることである。
 
人を励ませば、
自分も励まされる。
人を照らせば、
互いの未来が
明るく晴れる。
労をいとわず、
足を運び、
声を掛ける創価の励ましは
真の友情の発露なのだ。
 
励ましとは、
声を掛けることである。
友が大変な時にこそ、
友情の手を
差し伸べるのだ。
励ましとは、
聞くことである。
寄り添って
耳を傾けることが、
どれほど
大きな力になるか。
 
思いやりのある言葉、
祈りを込めた言葉は、
友の胸に響く。
心通う出会いは、
人生の宝となる。
さあ、自ら友のもとへ!
あの友、この友に、
大誠実の対話を!——
そこに
人間革命のドラマが
生まれるからだ。