2020年10月10日土曜日

2020.10.10 わが友に贈る

台風の接近に伴う
大雨・長雨に警戒!
増水した河川や水路等
危険箇所に近づかない。
油断を排し行動しよう。

最蓮房御返事 P1341
『いかに我が身は正直にして世間出世の賢人の名をとらんと存ずれども悪人に親近すれば自然に十度に二度三度其の教に随ひ以て行くほどに終に悪人になるなり』

【通解】
どんなに自身は正直で世間・出世間の賢人の名を得ようと思っても、悪人に近づき親しめば、自然に十度に二度・三度とその教えに従っていけば、ついには悪人になってしまうのである。

名字の言 世界青年部総会で夢を語ったベネズエラの男子部員 2020年10月10日
世界の青年130万人がオンラインで参加した「世界青年部総会」。「あなたの夢は何ですか?」——海外の友が夢を語るコーナーで、南米ベネズエラの男子部員は答えた。「国連で働き、社会をより良く変革することです」▼仕事をしながら薬学を学ぶ彼は、SGI研修会で訪日することを目標に掲げ、一年を出発した。だが、全てが順調に進み始めた矢先、コロナ禍が発生し、収入が大幅ダウン。題目で乗り越えようと決意するが、何カ月たっても状況は変わらず、祈るのが苦しくなった▼そんな彼に勇気を与えたのは、同国男子部の"体験談運動"だ。国内の政情不安も重なる中、信仰の実証を示す同世代の仲間から触発を受け、彼は再び御本尊の前へ。唱題するうち"世界を変えたい"との夢が膨らみ、未来への希望が湧いたという。総本部と結ぶ総会で発表したことで、彼は「訪日の目標もかなったと思います」と喜んだ▼「世界へ征くんだ。この私に代わって」。恩師の遺言を胸に、池田先生が平和旅の一歩を踏み出して60年。創価の師弟の夢は今、何かのために生きようとする青年の連帯となって世界中に広がっている▼夢や目標に向かって努力し、行動する人は美しい。わが人生の大いなる理想へ、青年と共に若々しい心で前進したい。(仁)

寸鉄 2020年10月10日
幹部の熱と確信が発展の要諦—恩師。今できる事に全力!率先の勇者たれ
「深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し」御書。幸福の光源は我らの祈り
元気になる一番の方法は他人を元気づけること—作家。自他共の喜びこそ
世界メンタルヘルスデー社会では心の病は"身近な問題"と。一人で抱えず
昨年、自転車での違反摘発が2万件超。信号無視が55%。互いに諫め運転

☆方面長会議での原田会長の指導 2020年9月30日
「足を運んで励ます」戦いが広布を決す
座談会の充実に全幹部が「地区」へ

一、この9月、久々となった座談会、世界青年部総会の結集など、感染症対策を万全にしつつ、諸活動を工夫して進めていただき、本当にありがとうございます。
いよいよ創立90周年へ、「前進・人材の年」の総仕上げとなります。
先日の随筆で池田先生が「青年を先頭に前進また前進」と示された通り、一人一人が前へ、そして組織を前へ、広布を前へと進めてまいりたい。

◇行動が大善を開く
一、池田先生は「大白蓮華」10月号の「世界を照らす太陽の仏法」で、「大悪が起きた時こそ、自身がどのように受け止めるのか。今こそ最高のドラマを演じるのだと決意し、『師子王の心』を取り出して行動に打って出てこそ、実際に大善に転ずることができる」と指導してくださいました。
今、私たちはコロナという未曽有の危機の中、一人一人の宿命転換へ、そして人類の宿命転換へ、大悪を大善に転換しようと戦っています。そのためには「行動」が必要です。行動に打って出なければ、大善には転じない。
では、これまで先生が、どのようにして広布を開かれてきたか。それは「勇んで友のもとへ」という一貫した行動でありました。かつての随筆には、次のようにつづられています。
「若き日、蒲田や文京でも、時間をこじ開けるように友と会い、励ました。関西でも、全同志に会う決意で、一軒、一軒、回りに回った。そして、第三代会長に就任後は、全国、全世界の同志の皆様を、直接、この手で激励する決意で戦ってきた」と。
まさに、先生は「直接の励まし」で、「訪問による激励」で、温かな創価家族の絆を、広布に戦う創価の組織をつくり上げてくださいました。今、新たな活動をスタートさせた私たちも、「学会を強くする根本は訪問激励である」と改めて銘記し、先生の心をわが心として、全リーダーが「訪問激励運動」に総力を挙げてまいりたい。
足を運ぶからこそ、相手は心を開いてくれます。そして、足を運ぶからこそ、広布推進への情熱が一人一人に伝わり、活動に参加する人が増えていきます。活動の形態が変化したとしても、そこに参加する人が増えるかどうかは訪問激励で決まる。この点は、なんら変わりはありません。
コロナ禍以降、訪問による激励は「玄関先」を原則としてきましたが、10月1日からは「マスクを着用する」、また「滞在時間に配慮する」など、感染防止に十分注意しつつ、「相手先の了解の上で、家に上がっての激励」も行うこととします。
これまで通りの玄関先の訪問も含め、ともかく「動く」こと、「励ます」ことが大切です。「きょうは誰を励ますのか」「きょう自分が動いた分だけ広布は進む」と、10月、11月は「訪問激励運動」に総力を挙げ、広布の基盤を広げていきたいと思います。

◇座談会の参加者増へ徹底して挑戦
一、次に「座談会の充実」について、改めて確認します。
先日、聖教新聞に掲載された青年部と医学者のオンライン会議で、「対面」と「オンライン」の使い分けが語られていました。「対面」は、オンラインでは伝えきれない思いを感じやすく、触発がしやすくなる。「オンライン」は、たとえ移動中でも、どこでも参加することができる。今後は、こうした特性を生かした使い分けが重要です。
10月以降は、会館や大型会場での座談会も積極的に開催しながら、「どんな状況でも広布を進める」との強き一念で前進してまいりたい。
今月は「久々に会えた」「久々につながった」という喜びが大きかったと思いますが、来月以降は「内容が充実したのか」、そして「参加者が増えたのか」が重要です。
SOKAチャンネルVODも活用し、また活動体験も組み入れながら、何より参加者増へ訪問激励に徹しながら、座談会を充実させてまいりたい。
10月号の「大白蓮華」巻頭言には「さあ、大聖人が任せてくださっている誓願の地区から、あの友もこの家も、勝利と栄光の港へ」とありました。全幹部が「わが誓願の地区」に入り、そして地区の同志と団結しながら、全ての地区が創立記念日を勝利で飾っていきたい。
一、さらに友好拡大についても、まずはリーダー自らが率先して、対話に打って出ることです。コロナ禍だからこその苦労もある。また、工夫もある。自ら動いて、その苦労と工夫をありのままに語りながら、皆を元気づけてまいりたい。
そして、拡大に先駆する方を最大にたたえ、励ますことです。「私の広布拡大」で創立90周年を祝賀しようと、折伏・聖教拡大・友好対話に挑戦されている同志が、数多くいらっしゃいます。その同志の頑張りを伝え、共有することが、皆の勇気につながります。
栄光の「11・18」へ、「対話の数」を増やし、そして「対話に挑戦する人」を増やしていきたい。
一、最後に、財務について申し上げます。
日蓮大聖人は、真心の御供養を届けた南条時光に「御心ざしは麦にはあらず金なり・金にはあらず法華経の文字なり」(御書1541ページ)と、供養する「心ざし」こそが限りない福徳の源泉であることを教え、最大にたたえられました。
そして今、コロナ禍にあって、経済的にも大変な中、広宣流布のためにと赤誠の「心ざし」をされる。その功徳は、御聖訓に照らして計り知れません。
広布部員の申し込みをされた方々を、真心込めて最大に励ましてまいりたい。無事故で福徳あふれる財務となるよう、私も真剣に祈ってまいります。
一、創立90周年の佳節を飾るためにも、また次なる戦いを断固、勝利するためにも、全リーダーが励ましに徹することができるのか。この10月の戦いが非常に重要です。
皆が大勝利で「11・18」を迎えられるよう、全力で「訪問激励運動」を展開しようではありませんか。