◇今週のことば
断じて勝つとの一念が
壁を破る。
祈りを込めた声が
心を動かす。
青年の月を青年の命で!
2019年7月1日
三世諸仏総勘文教相廃立 P563
『華厳経に云く「心は工なる画師の種種の五陰を造るが如く一切世間の中に法として造らざること無し』
【通解】
華厳経には「優れた画家が種々の五陰を描きあらわすように、一切世間のなかでの法はすべて心が作り出したものである。
〈寸鉄〉 2019年7月1日
「名をば後代に留べし」御書。さあ師弟の月。皆の挑戦で不滅の栄光史共に
大神奈川の共戦の同志が激走。絶対勝利が正義の使命。自身の新記録刻め
静岡に漲る太陽の情熱。破邪顕正の言論で進め!民衆の力を天下に轟かせ
山梨の師子よ本領発揮の時は今だ!隆々たる人材山脈から必勝の上げ潮を
夏は空調や扇風機の火災多発。点検しっかり。異音・異臭あるなら使用中止
大白蓮華2019年7月号 日輪の如く 師子の如く
人の世のいかなる道にも修行がある。その修行に徹し、道を究めてきた人には、命の張りがあり、光がある。
日蓮大聖人は「法華経の修行の肝心」を明確に教えてくださった。不軽菩薩の如く「人を敬う」ことであり、賢き「人の振舞」を貫くことである(P1174)。
それは、その人の仏性を信じ、礼儀と誠意を尽くして会うことから始まる。その時は反発されても、こちらの礼拝の一念は、相手の奥底の仏性には必ず通じている。
とともに、庶民を傲慢に見下し、不幸に陥れる魔性の働きには、勇敢に聡明に忍耐強く立ち向かっていくのだ。
御書には、その手本が幾重にも示されている。
「日蓮は此の法門を申し候へば他人にはにず多くの人に見て候へ」(P1418)とも仰せである。
他者とは比較にならないほど人と会われ、語り抜かれた。その上で、「いとをしと申す人は千人に一人もありかたし」(同P)と率直に記されてもいる。御本仏の大慈大悲で包まれても"本当に立派な人"は少ないと言われるのだ。
いわんや凡夫の私たちが末法の衆生の只中で、どれほど苦心しているか、全て御照覧くださっているに違いない。
まさに「立正安国の対話」は、至難の修行なのである。
だからこそ、福徳もまた大きい。自らの境涯を開く人間革命とともに、一家眷属も、地域社会も大福運を積み、さらに国土世間の宿命まで転換していけるのだ。
「この世の悲惨をなくし、不幸をなくし、人権を、人間の尊厳を守り、平和な社会を築いていくなかにこそ仏法の実践がある」とは、恩師の関西での宣言であった。
ともあれ我らの語らいは、皆が幸せになるための修行である。一歩また一歩が、仏になりゆく道なのである。
「法華経の行者は日輪と師子との如し」(P1219)
ゆえに、太陽の如く明るく大らかに、一人一人の心を照らし、仏縁を結び希望の連帯を広げゆこう! そして、師子の如く強く堂々と正義を叫び切って、「人の振舞」という人間主義の勝利の旗を掲げゆこうではないか!
太陽と
師子のいのちの
君なれば
照らせ 吼えゆけ
凱旋かざれや
☆7月の広布史
◎7・3「戸田先生出獄の日、池田先生入獄の日」
1945年(昭和20年)7月3日は、軍部政府の弾圧により不敬罪、治安維持法違反の罪に問われ、投獄されていた戸田城聖先生(当時・理事長)が出獄した日。戸田先生は、獄死した初代会長・牧口常三郎先生の遺志を継ぎ、学会の再建に立ち上がった。
57年(同32年)7月3日、大阪府警が、参議院大阪地方区の補欠選挙で支援の責任者であった池田大作先生(当時・青年部の室長)を、選挙違反の容疑で不当逮捕(大阪事件)。同月12日、蔵前の国技館(当時)で大阪事件に抗議する「東京大会」が行われた。池田先生は、17日に釈放され、同日、中之島の大阪市中央公会堂で「大阪大会」が開かれた。
62年(同37年)1月25日に無罪判決が出された。
※参考資料=小説『人間革命』第1巻「黎明」、第11巻「大阪」、『新・人間革命』第4巻「立正安国」、第5巻「獅子」、『池田大作全集』第22巻、『法華経の智慧』第6巻
◎7・11「男子部結成記念日」
1951年(昭和26年)7月11日、東京・西神田の旧学会本部で、戸田先生のもと、百数十人が集い、男子部が結成された。75万世帯達成に向け、男子部は弘教に奮闘。その先頭に立ったのが、若き池田先生であり、蒲田、関西などで折伏・弘教の金字塔を打ち立てた。
※参考資料=『人間革命』第5巻「随喜」
◎7・19「女子部結成記念日」
女子部の結成式は1951年(昭和26年)7月19日、旧学会本部で行われた。戸田先生は、集った74人のメンバーに、「女子部員は、一人残らず幸福に」と激励した。
※参考資料=『人間革命』第5巻「随喜」
☆7月のオススメVOD
「行動こそ幸福の基盤」より
★池田先生のスピーチ
●「行動こそ幸福の基盤」「師弟の魂を受け継げ!」「青年よ 困難に挑みゆく人生を」
【池田先生のスピーチ】
�「行動こそ幸福の基盤」(写真上)は、1998年5月の本部幹部会を収録したもの。1930年、インド各地に広がった民衆運動「塩の行進」。この時、ガンジーは人間の中へ飛び込んだ。広布の戦いも、動いた分だけ幸福の地盤がつくられると指導。さらに「大阪の戦い」を述懐し、関西の同志と共に築いてきた常勝の歴史を青年が受け継いでほしいと期待を寄せる(番組コード=AB04、8分)。
�2001年11月の本部幹部会のスピーチ「師弟の魂を受け継げ!」では、明治維新への道を切り開いた吉田松陰と、松下村塾で育まれた弟子たちの姿を通し、師弟について指導。一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできるとの根本の原理を示し、創価三代の「師弟の魂」を胸に、21世紀を勝ち抜いてもらいたいと呼び掛ける(AD02、8分)。
�「青年よ 困難に挑みゆく人生を」(同下)は2005年7月の本部幹部会でのスピーチ。ここでは戸田先生の青年への指針を紹介。「偉大な人生とは、広布に尽くすこと」「苦労の中でこそ本物は生まれる」「人間の偉さは地位や肩書ではなく、実力で決まる」等の言葉に触れつつ、あえて苦難の嵐の中に飛び込み、信心を貫く人生に、真の幸福境涯が開けていくと力説する(AG08、5分)。
★広布史
●信心しきった者が勝つ 常勝の原点 大阪大会
【広布史】1957年7月17日——。大阪・中之島の中央公会堂で池田先生の不当逮捕に抗議する「大阪大会」が行われた。"最後は信心しきった者が必ず勝つ!"——豪雨と雷鳴の中、集った2万人の同志に対して、池田先生は師子吼した。関西の常勝不敗の原点が刻まれた、不滅の一日に迫る(CA05、15分)。