2019年7月23日火曜日

2019.07.23 わが友に贈る

影の努力の人を
見つけ出して称えよう!
これが学会精神だ。
挑戦王の一人一人に
栄光燦たる月桂冠を!

三世諸仏総勘文教相廃立 P570
『我が心の鏡と仏の心の鏡とは只一鏡なりと雖も我等は裏に向つて我が性の理を見ず故に無明と云う、如来は面に向つて我が性の理を見たまえり故に明と無明とは其の体只一なり鏡は一の鏡なりと雖も向い様に依つて明昧の差別有り』

【通解】
我が心の鏡と仏の心の鏡はただ一つの鏡であるけれども、我らは鏡の裏に向かって我が仏性の理を見ないのである。ゆえに無明というのである。
如来は鏡の表面に向かって我が性の理を見ておられるのである。ゆえに明と無明とはその体はただ一つである。
鏡は一つの鏡であっても、向かいようによって、明と矇昧の差別が起こるのである。

〈寸鉄〉 2019年7月23日
SGIの対話運動は人類の平和意識を啓発—識者皆が安穏の未来築く主役
「友にあふて礼あれ」御書御礼と励ましの声を電光石火で。信頼の輪、一段と
会場提供者に大感謝!尊き真心ありて広布は伸展ご家族や近隣に配慮厚く
苦闘が多ければ多いほど勝利は輝かしい—格言。共に胸張り創立90周年へ
土砂災害対策は準備で決まる。危険地図、避難先等確認を。「前前の用心」で

☆御書と歩む� 第80回 対話こそ時代を変える力
『独り此の事を愁いて胸臆に憤非す客来って共に嘆く屡談話を致さん』(立正安国論、17ページ)

◇通解
自分も一人でこのこと(三災七難による民衆の惨状)を憂い、胸の中で憤って、もどかしい思いでいたところ、あなたが来て同じことを嘆くので、しばらく、語り合おうと思う。

◇同志への指針
御書には、何と力強く「対話の心」が脈動していることか。
語り合おう! 民衆の苦悩の打開のために。より良い社会を築くために——この対話の精神を、21世紀に開花させているのが、我らの立正安国の闘争である。
冷たい傍観や無責任な言説は不安を煽るだけだ。創価の勇気と誠実の語らいで、幸の仏縁を広げ、希望と信頼の大連帯を築きゆこう!

☆東京・関西創価学園で7・17「栄光の日」の集い 2019年7月18日
創価学園には「英知・栄光・情熱」のモットーを冠した記念日がそれぞれある。
その日に向けて学園生たちは創立の精神を学び、友と語り、青春の誓いを深め合う。そして勉学やクラブ、読書など、自身の掲げた目標に勇んで挑戦し、自分らしく勝利の歴史を刻んで、記念日の行事に臨むのである。
7月17日の「栄光の日」は、「情熱の日」(10月10日)、「英知の日」(11月18日)に先駆けて、学園生が年間で最初に迎える記念の日。皆が「7・17」に刻まれた創立者・池田先生の人権闘争の足跡を学び、「栄光」とは何かを思索する。
池田先生は「栄光の日」記念の集いに寄せたメッセージの中で、こう振り返った。「1957年(昭和32年)7月17日、私は尊き関西の父母たちと共に、民衆の幸福を願って、イバラの道を突き進みながら、"最後は正義が必ず勝つ"と宣言しました」
57年7月3日、先生は民衆勢力の台頭を恐れた権力によって無実の罪で逮捕・投獄された。15日間の獄中闘争の末に出獄した7月17日、その正義の師子吼を放ったのである。
「私が創価学園を創立したのは、それから10年後のことです」と先生のメッセージは続いた。学園生一人一人が「何のために、この創価の学舎で学ぶのか」を、あらためて自らの胸に問う。
「栄光の日」記念の集いで学園生たちが表現したものは、その問いに対する一つの答えであり、未来への決意そのものであった。
関西小の児童が掲げたテーマは、「開け『心の宝箱』! 『栄光の山』へ ネバーギブアップ!」。「3つのカギチャレンジ」と題して「勇気」「友情」「読書」の挑戦を重ねてきた模様を発表。関西学園愛唱歌「関西創価 わが誇り」を合唱した。
東京小の児童は「太陽の挑戦で 仲間を照らそう! 今から ここから 自分から!」とのテーマを掲げ、新たな愛唱歌「宝探しの冒険へ!」を心を込めて合唱。「サンシャインチャレンジ」と銘打ち、自らの"新記録"に挑んできた日々を語った。

「走りぬけ! 希望の旗と どこまでも!」とのテーマを掲げた関西中・高の生徒は、勉学への取り組みの姿勢や登下校のマナー向上に取り組んだ様子を報告。創立者が示した平和の大道を進みゆく誓いを込めて、校歌「栄光の旗」を合唱した。

東京中・高の生徒はテーマ「咲き光れ! 無限の力は我にあり」を基に制作した新愛唱歌「花と咲く」に、青春勝利の決意を託して合唱。また、創立者の指導などの研さんに取り組み、友情を深める対話に励んできた模様を述べた。
原田学園理事長は、皆が創立者の心を受け継ぎ、平和に寄与する人材にと励ました。
そして記念の集いはフィナーレへ——。学園生たちは再び問う。私たちにとって、「栄光」とは何か?
ある友は言う。「どんな試練に遭っても、友達と肩を組み、負けないこと」
ある友は言う。「仲間と励まし合いながら自分らしく努力を重ねる日々のこと」
栄光とは、有名になることでも、華々しい生活のことでもない。いかなる困難を前にしても、民衆のために苦労し、民衆のために学び、戦い続ける人こそ真の「栄光」の人だ。この「不屈」の心を、学園生は「負けじ魂」と呼ぶ。
学園愛唱歌「負けじ魂ここにあり」の合唱が、キャンパスに響きわたった。

♪正義の誇りに
  胸を張れ
 君に託さん
  この大城を……

"池田先生! 私たちの挑戦の日々を見ていてください!"——学園生一人一人が思いを込めて、声の限りに歌い上げる。
閉会を迎えようとしたその時だった。創立者から伝言が届いた。
「一緒に"負けじ魂"を歌ったよ」「みんな、元気だったね。ありがとう」
皆の瞳が喜びに輝いた。新たな誓いが生まれた瞬間でもあった。さあ、今再び勇気の一歩を踏み出そう。創立者と共に!——と。