「感謝の人」は強い。
限りなく成長できる。
師の恩・父母の恩を知り
誓いを果たしゆく
報恩の人生を貫こう!
最蓮房御返事 P1341
『上に挙ぐる所の諸宗の人人は我こそ法華経の意を得て法華経を修行する者よと名乗り候へども予が如く弘長には伊豆の国に流され文永には佐渡嶋に流され或は竜口の頚の座等此の外種種の難数を知らず』
【通解】
先に挙げた諸宗の人々は、自分こそ法華経の意を心得て、法華経を修行する者であると名乗っているけれども、日蓮が受けたような弘長の伊豆流罪、文永の佐渡流罪、あるいは竜口法難等、その他種々の難に遭っていない。
〈寸鉄〉 2019年7月28日
御書を拝せば人生に行き詰まりがなくなる—恩師青年よ大哲理を心に刻め
「当起遠迎当如敬仏」こそ「最上第一の相伝」御書。振舞で絆結ぶ友好期間に
朋友とは自分以外の自己—哲人。友情こそ宝。普段会えぬ友と充実の一時を
高速道路のタイヤ破裂やガス欠は夏に急増。点検は入念に。絶対無事故で
猛暑3日続くと高齢者の熱中症リスクが高まる—研究。空調活用など賢く
☆御書と歩む� 第82回 後継を育む善知識たれ
『善知識に値う事が第一のかたき事なり、されば仏は善知識に値う事をば一眼のかめの浮木に入り・梵天よりいとを下て大地のはりのめに入るにたとへ給へり』(三三蔵祈雨事、1468ページ)
◇通解
善知識にあうことが、最も難しいことである。それゆえ仏は、善知識にあうことを、一眼の亀が浮木に入るようなものであり、梵天から糸を下げて、大地に置いた針の目に通すようなものであると譬えられている。
◇同志への指針
仏になる道は、善知識で決まる。何より尊く、あい難き善知識に満ちた世界が、学会家族である。なかんずく、後継を育む未来部の担当者が、どれほど大事な善知識か。「あの励ましのおかげで」「あの真心があればこそ」と、感謝の声は尽きない。
創価の教育力こそ、社会の希望だ。若き宝の一人一人を大切に、桜梅桃李の人華を咲き光らせよう!
☆大学校生とナットクTALK テーマ:親との関係 2019年7月27日
Q 父が信心に反対
A 自身の成長が最高の親孝行に
男子部大学校生からの質問に答える連載「大学校生とナットクTALK」。実家に暮らす大学校生の深野ニュー・リーダーは、父親に対して思うことがあり、新井区男子部長に相談したようで……。
【登場人物】
新井区男子部長 学会3世の38歳。後輩の育成に全力を注ぐ、信頼厚きリーダー。
深野ニュー・リーダー 信心の確信をつかみたいと男子部大学校に入校した、社会人4年目の26歳。
深野ニュー・リーダー 実は最近、家でおやじと口論になってしまうことが多くて。昨日も「こんな遅くまで何をやっているんだ」「また、学会の集まりか」と言われて。父は、学会活動に対してあまりよく思ってないみたいなんです。もともと反りが合わないのもあるんですけど……。
新井区男子部長 お父さんは、深野君のことを心配されているんだろうね。僕も普段、娘に小言を言い過ぎて嫌われてそうだけど(苦笑)。親ってやっぱり、ささいなことでも意見を言いたくなるものだよ。
深野 そうかもしれないですけど……。信心のことを理解してほしいんですが、いくら言っても分かってもらえないんです。
新井 一番身近な家族の理解を得ることって、とても難しいよね。日常の姿を見られているからこそ、普段の振る舞いが本当に大切だと思うよ。例えば、きちんとあいさつをしたり、家の手伝いをしたり。「今日は遅くなるけど、○時までには帰るよ」と一言伝えるだけでも、親御さんは安心するはずだよ。
深野 理解してくれないおやじが、一方的に悪いと思ってました。
新井 日蓮大聖人の門下にも、同じような悩みをもっていた人がいたんだ。池上兄弟といってね、父親に信心を反対されて、兄・宗仲は2度にわたって勘当されてしまうんだ。それでも兄弟は、大聖人の度重なる激励によって、心一つに信心を貫き、最後には、その父親を信仰に導くんだ。
深野 2回も勘当されたのに、信心をやめなかったのはすごいですね。
新井 大聖人は「我が身・仏になるのみならず・そむきしをやをもみちびきなん」(御書1092ページ)と仰せになり、池上兄弟の弟・宗長に対して、法華経から離れなければやがて親を信心に導いていけると励まされた。信心の功徳で親をも包み込んでいくことが、親孝行なんだ。実は池田先生も入信当初、お父さんに信心を反対されていたんだよ。
深野 そうなんですか!?
新井 先生は「法華経を持つ人は父と母との恩を報ずるなり」(同1528ページ)との御文を胸に、広布の戦いに身を投じられたんだ。また先生は「まず自分自身が人間革命して、仏の生命を輝かせていくことです。家族を大事にしていくことです。成長して、親を安心させていくことです」とも言われている。深野君自身が信心で成長すること自体が最高の親孝行だよ。まずは「お父さんの幸せ」を祈るところから始めよう!
深野 はい! 今日から実践します!