「我は地涌の菩薩なり!」
そう決めた人は強い。
広布のため友のため
わが使命を果たすため
執念の一日一日を!
生死一大事血脈抄 P1338
『過去の宿縁追い来つて今度日蓮が弟子と成り給うか釈迦多宝こそ御存知候らめ、「在在諸仏土常与師倶生」よも虚事候はじ。』
【通解】
あなた(最蓮房)は過去の宿縁に運ばれて、このたび、日蓮の弟子となられたのであろうか。釈迦仏・多宝如来こそ、ご存じであると思われる。
「いたるところの諸仏の国土に、常に師とともに生まれる」との経文は、決して嘘ではあるまい。
〈寸鉄〉 2019年7月3日
師弟勝利誓う「7・3」。青年よ誉れの先陣頼む!勇気の炎を全同志に点火
平和な社会を築く中に仏法の実践がある—恩師。立正安国の正道を大前進
岩手・青森・秋田の同志よ不屈の民衆パワーで進め東北新時代告げる勝鬨を
続く大雨。地盤の緩みに警戒。危険な箇所には近づくな。常に情報を確認
全国で夏の省エネキャンペーン。無駄削減へ点検。環境保全は足元から開始
☆広布史アルバム 第5回 福岡
◇先駆」とは「勇気」の異名
池田先生の雄渾の指揮に合わせ、九州の愛唱歌の大合唱が響く。1967年(昭和42年)7月9日、この九州本部幹部大会の席上、先生は"九州ここにありという、先駆の模範を"と力説。永遠の指針「常に先駆の九州たれ」を発表した。後に先生は、九州の誉れの使命について、随筆につづっている。
先駆の戦いには、必ず波が起こる。風も吹きつける。しかし、我らには、なんの恐れも、逡巡もない。波よ、来るなら来い! 風よ、吹くなら吹け! 前に進む喜び、前途を切り開く充実! それらの財宝はみな、雄々しき先駆者の人生を決めた我らのものだ! さあ、さらに決然と進め! 広布の新たな最高峰を登れ! 必ず勝者となれ!
大聖人は仰せである。「妙法蓮華経の五字・末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮さきがけ(魁)したり」(御書910ページ)
広宣流布の大誓願を起こして一人立たれた、蓮祖のこの戦いこそが、「先駆」の源流であった。日蓮仏法は、広宣流布の宗教であり、仏法である。御書は、単に自分の幸福のみを願うような利己的で、閉鎖的な教典では絶対にない。自行と化他にわたる峻厳なる行動を説き、自他共の幸福を、さらに社会と世界に、平和と繁栄を実現するための、生きた力強き人間主義、平和主義の大宗教なのである。
そして大聖人が志向され、命じられた広宣流布への実践のなかにのみ、自分自身の境涯革命ができ、人間革命ができるというのだ。すなわち、仏になることができると断言なされたのだ。
「先駆」とは「勇気」の異名である。それこそが、胸中の壁を破り、現実の壁を砕き、新鮮な限りなき希望の光で眩き天地を切り開く力であるからだ。私も、青年時代、すべてに先駆し、壁を破った。全軍を怒濤の勝利に導いた。
わが弟子ならば、断じて先駆せよ!
そして、断固として、この一生を勝ち抜くのだ!
◇池田先生から贈られた和歌
1992年(平成4年)4月、池田先生は友の躍進をたたえ、「五月三日を共に祝し 九州の友の栄光を祈りつつ」との言葉とともに、下記の和歌を贈った。
大九州
仇を討ちゆけ
三世まで
勝利の証の
この世の舞台で