驚愕研鑽に励む
青年部よ 頑張れ!
御書は「人生の背骨」。
苦難に揺るがぬ柱を
胸中に打ち立てよう!
法華初心成仏抄 P544
『今日本国を見るに当時五濁の障重く闘諍堅固にして瞋恚の心猛く嫉妬の思い甚し』
【通解】
今、日本国を見ると、当世は五濁の障りが重く、闘諍が盛んで瞋恚の心たけだけしく、嫉妬の思いも甚だしい。
〈寸鉄〉 2019年7月26日
世界中に人間的連帯築くSGIは21世紀に不可欠—教授。平和創出の主役
「長野婦人部の日」。輝く民衆勝利の大城。尊き広布の母たちに福徳は燦然
褒め言葉には人を伸ばす驚異的な力がある—箴言若人の自信育む激励皆で
本格的な夏へ。水の事故に要注意。危険箇所には近づくな。互いに声掛け
手足口病、最悪のペースで流行と。小まめな手洗い、衛生管理等の徹底を
☆「栄光の日」の集いへの池田先生のメッセージ 2019年7月18日
全ては「今から」「ここから」「自分から」
苦闘越え青春の栄冠を
キング博士 自己の魂と置かれた状況に打ち勝て
一、学園生は、わが命です。ゆえに、学園生が成長しゆく鼓動こそ、何ものにも勝る私の喜びであり、誇りであり、活力なのであります。
この1学期も、一人一人が本当によく頑張ってくれました。ありがとう!
皆さんの挑戦と努力と友情を最大にたたえながら、きょうは、一点、「イバラを青春の栄冠に変えゆけ!」とエールを送ります。
イバラとはトゲのある木のことであり、苦しいことやつらいことなど、試練の象徴です。
そのイバラの道に勇敢に挑み、切り開く中でこそ、栄光の冠は勝ち取られる。このことを、あらためて学び合いたいのです。
一、1957年(昭和32年)7月17日、私は尊き関西の父母たちと共に、民衆の幸福を願って、イバラの道を突き進みながら、"最後は正義が必ず勝つ"と宣言しました。
私が創価学園を創立したのは、それから10年後のことです。
この私たちの前進と時を同じくして、アメリカでは、人権の指導者キング博士を中心に人種差別に立ち向かい、人間の平等と尊厳を求める戦いが続いていました。キング博士の信念は、まさしく"自己の魂と自己の置かれた状況に打ち勝って、自分のイバラを冠に変えよ"ということだったのです(M・L・キング著『汝の敵を愛せよ』?見博昭訳、新教出版社を参照)。
創価教育に心から信頼を寄せてくださったローザ・パークスさんも、キング博士と行動し、不滅の栄光の歴史を残した女性です。
パークスさんは言われました。
「自分の生涯を通して学んだことは、問題があるかどうかではなく、それをどのように乗り越えるかが大切だということです」(ローザ・パークス著『勇気と希望』高橋朋子訳、サイマル出版会)と。
キング博士とパークスさんたちは、大変な時ほど「ウィ・シャル・オーバーカム」(私たちは必ず勝利する)と歌い、勇気を出し合って、苦難を勝ち越えてきました。
わが学園は、こうした人類の誇る正義と知性を、大河の流れのように尽きることなく受け継ぎ、平和と人道の連帯を大海原のごとく築きゆく学びやであります。
大きな使命を帯びた学園生は、それだけ大きな苦労もあるでしょう。しかし、皆さんには、大きく開く「心の宝箱」があり、咲き光る「無限の力」があります。
どんなイバラにも、負けじ魂を燃え上がらせて、「今から、ここから、自分から」学びに学び、青春の栄冠に変えていってください。そして、皆さんの栄光を心から祈り待っている父母たちのため、また、より良き社会を願ってやまない日本と世界の民衆のため、「希望の旗」を高く掲げ、どこまでも走りぬいていただきたいのです。
一、50年前のきょう、私と学園生は「栄光の日」の原点の集いを行いました。それは、宇宙船アポロ11号が打ち上げられ、人類が月に最初の一歩をしるそうとしていた時であります。
この日、私たちも、小さくとも未来へ限りなく広がる一歩を踏み出しました。その一歩が、半世紀後の今、陸続と躍り出る「栄光ある日本の指導者、世界の指導者」の勝利の大行進となっています。次は、いよいよ皆さんの出番です。
さあ、創立100周年へ、私と一緒に、今再び、新たな勇気の一歩を踏み出そう!
健康第一、無事故第一で、楽しく充実した、鍛えの夏にしてください(大拍手)。