日々、一節でも
御書を拝そう!
仏法の英知は
生命の希望の太陽。
求道の心に勝利が!
上野殿御返事 P1560
『仏になるみちこれにをとるべからず、いををの竜門をのぼり地下の者のでんじやうへまいるがごとし。身子と申せし人は仏にならむとて六十劫が間菩薩の行をみてしかども、こらへかねて二乗の道に入りにき』
◇希望の明日へ
新しい決意は、新しい時代を開き、新しい希望を生む。
平3・1・6
☆池田大作 名言100選 拝金主義
現代人の精神世界を支配しつつあるのは、
端的にいって、拝金主義の風潮だといわざるを得ない。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第7回「良き出会いを結ぼう!」
学会の会合には、体験談があります。
体験談では、いろんな悩みを乗り越えてきた戦いと、勝利のドラマが語られます。
みな、何かあっても負けないで、題目を唱えて、強く明るく前進しようとしています。そして、がんばっている人を、みんなが、家族のように「大丈夫! いっしよに勝とうね!」「私たちも、祈るからね!」などと励ますのです。こんな、良き人たちの集まりは、ほかにはありません。
私か対談したアメリカの有名な歴史学者のハーディング博士も、SGIの座談会に参加し、感動されていました。
創価の励ましの世界に注目する博士は、語られています。
──つらい現実を変えるには、"私たちにはできるのだ"と励まし合うことが大切です。その一つの方法は、いろんな人の体験を聞くことです──と。
人と会い、体験を語り合う。学会の会合は「希望」と「勇気」をみなで分け合う集いです。だから、誰にも喜びがわくのです。
11月18日は、学会の創立記念日です。学会は、初代会長・牧口先生、2代会長・戸田城聖先生の時代から、こうした希望の集いを地道に粘り強く積み重ねてきました。
牧口先生が中心となった座談会は、一番苦しい戦争中の2年間でも240回以上、開催されたという記録があります。
私か戸田先生と初めてお会いしたのも、座談会です。私は、「正しい人生」を教えてくれる人を求めていました。信仰のむずかしいことはわかりませんでしたが、私の質問に、先生は誠実に答えてくださいました。
「この人なら」と、私は信じることができました。先生のもとで、先生と共に、広宣流布という平和と全人類の幸福を目指す、大運動に生きゆくことを決めたのです。
そして今、学会は世界192力国・地域に大発展し、24時間、この地球上のどこかで生き生きと座談会が行われています。
座談会で、少年少女部のみなさんが大活躍してくれていることも、たくさん、うかがっています。
みなさんは、気づいていますか? 参加している人たちが、笑顔でみなさんを見つめ、拍手を送り、喜んでいることを!
なぜなら、みなさん自身が「希望」だからです。みなさんと会うだけで、みなさんの姿を見るだけで、みなさんの元気な声を聞くだけで、人は心に「希望」を感じるのです。
座談会で、心に「希望」を受け取った人が家に帰れば、その人の家に「希望」が広がります。一つの家に「希望」が広がれぱ、地域や社会にも大きく広がっていくでしょう。
それは、やがて世界にも広がります。
そして、世界中の人が希望を持って生きることができれば、悲しみにも負けず、みんなが幸福で平和に暮らせるはずです。
良き人と、どれだけ出会いを重ねることができるか──これが、みなさんのこれからの偉大な使命の人生です。その出会いは、地球の未来をも明るく照らす光です。
この1ヵ月も、私は、大好きなみなさんと心の語らいを重ねながら、祈り、見守っています。
風邪などひかないように! お元気で!
(2012.11.1 少年少女きぼう新聞掲載)