2012年11月21日水曜日

2012.11.21 わが友に贈る

一日一日が宝!
間断なき挑戦が
栄光の道を開く。
「今日も勝った」と
完全燃焼の日々を!

聖人御難事 P1190
『我等現には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、設えば灸治のごとし当時はいたけれども後の薬なればいたくていたからず』

◇希望の明日へ
苦難のなかにも希望はある。いな苦難に鍛えられてこそ、初めて希望はその真実の強さを発揮する。"鍛え"なき希望は、単なる夢想にすぎない。大難の嵐にも、私はひとりすべてを耐え、ことごとく打ち勝った。私は、苦難を喜んでいた−−。望んでいたといってよい。それは何より、これによって若き後継の青年たちの信心が鍛えられ、成長することを期待したからである。そして、風雨をしのぎ、時をかせぎながら、一つまた一つ、青年の心に敷き不屈の"希望"を育んでいった。その営々たる陰の作業に気づいた人は少ない。世間の浅薄な眼にも、まったく映らなかったかもしれない。しかし、学会の庭、広布の庭で育った、青春の"希望の翼"は、やがて必ず、二十一世紀の大空を堂々と飛翔していってくれることを確信している。
昭63・1・9

☆勝利の人間学第20回 今こそ人材の流れを
◇人の長所を見つける
人材とは、見つけて、育てるものである。励まして、伸ばすものである。
皆、尊い地涌の菩薩である。その人の長所を見つけ、褒めていくのだ。その人の持ち味を、広宣流布のために生かしてもらうのだ。
リーダーは、自分の小さな尺度で人を評価してはならない。まして、好き嫌いなどの感情に左右されてはならない。自分と気の合う人間だけを大事にしていたら、本当に力ある人材は育たないからだ。
牧口先生は、人材を育てることは「砂の中から金を探すようなもの」と言われていた。
学会は、戦いの中で黄金の人材の流れを創ってきた。実戦こそ、最高の人材の育成だ。

◇副役職の友に光を
副役職の友は、「異体同心」の要である。
大事なのは、「何をなすべきか」との使命を明確にすることだ。副役職の友が具体的に責任を果たし、元気いっぱいに活躍してくれれば、組織はいくらでも伸びていく。
後輩が正役職に就く場合もあろう。その時は、後輩である中心者を、大きな深い「信心」の心でしっかりと支えていただきたい。
正と副が心を合わせて、「広宣流布の力を与えてください」と御本尊に祈っていくのだ。尊敬し合い、協力し合えば、勝利の歯車は力強く回転する。喜びも功徳も広がる。

◇指導は相手の側に立って
日蓮大聖人は、青年・南条時光に『人がものを教えるというのは、車が重かったとしても油を塗ることによって回り、船を水に浮かべて行きやすくするように教えるのである』(P1574、通解)と語られた。
リーダーは、この人には今、どう励まし、何をしてあげれば希望と勇気をもって前進できるのかと考え、手を打っていくのだ。
一方的に指導しても、価値を生まない。耳を傾け、一緒に祈り、心を開き、心をつかむ。
皆が最大に力を出し切っていけるように、誇りと大確信をもって朗らかに進めるように、心を砕いていくのが仏法の指導者である。

◎きょうから希望の明日へはその題名の通り"希望"です!(^^)!