「誰か」ではない。
「自分」が一人立つ!
「いつか」ではない。
「今」ベストを尽くす!
これが勝利の方程式だ。
光日房御書 P931
『人のをやは悪人なれども子善人なればをやの罪ゆるす事あり、又子悪人なれども親善人なれば子の罪ゆるさるる事あり、されば故弥四郎殿は設い悪人なりともうめる母釈迦仏の御宝前にして昼夜なげきとぶらはば争か彼人うかばざるべき、いかにいわうや彼の人は法華経を信じたりしかばをやをみちびく身とぞなられて候らん』
◇希望の明日へ
「朝の来ない夜はない」とは、日本の文豪・吉川英治氏の言葉である。何があっても未来を信じ、時を待ち、時をつくり、自分自身の中から希望を生み出していくここに"行動者"の生き方、"勝者"の人生がある。
平3・8・7
☆池田大作 名言100選 人類の議会「国連」
"人類の議会"ともいうべき国連を支援していくことこそ、
もっとも現実的な平和への道である。
☆我らの勝利の大道No.087「地域広布の勇者」
◇「思いやり」の光を
この九月、百年を超す伝統を誇る、カナダの名門ゲルフ大学のサマーリー学長ご一行が創価大学、創価学園に来学してくださった。
「人びとの人生を変革し、生活の質を豊かに向上させる」とは、ゲルフ大学のモットーである。社会貢献の人材を育み、「世界で最も思いやりの深い大学」と表彰されてもいる。
サマーリー学長は、こう述べておられた。
「人類の偉大なる進歩と向上を考える時、それは決して戦争からもたらされるものではありません。他者に対する思いやりをもつ人びとの行動と相互作用によって、実現するのです」
学長にとって、教育者として最も嬉しかったことは何か──。
それは、以前は自己中心的で内向的たった学生が、学長と共に参加した社会貢献の活動をきっかけに、やがて、カナダを代表する大指導者へと成長していったことであるという。
学長は、その経験からあらためて学んだこととして、「輝こうとする人の力を決して過小評価しないこと」、さらに「人びとが自ら情熱の火を点すための手助けをする方法を見つけるため、努力をすること」を強調されていた。
誰人も、自分自身の人生を足元から照らし、わが生命をもっともっと輝かせていく光を秘めている。
その光を解き放っていくのが、身近な生活の中での励ましの対話である。
ゲルフ大学が聳え立つオンタリオ州の天地は、あの「大王者の滝」ナイアガラを擁する。
まさしく、滝の如く──「撓まず」「恐れず」「朗らかに」そして「堂々と」、カナダをはじめ世界百九十二力国・地域の同志は、希望と勇気の対話を貫かれている。その方々の代表として、私は、ゲルフ大学の名誉博士号を拝受させていただいた。
師弟は不二である。ゆえに、すべて光輝ある皆様方の子孫末代まで流れ伝わる英知の宝冠なのである。