深く信頼する
大九州の勇者よ
新たな栄光の山を登れ!
先駆の火の国に
王者の勝鬨を!
妙法曼陀羅供養事 P1306
『されば此の良薬を持たん女人等をば此の四人の大菩薩前後左右に立そひて此の女人たたせ給へば此の大菩薩も立たせ給ふ乃至此の女人道を行く時は此の菩薩も道を行き給ふ』
◇今週のことば
真実に勝る雄弁なし。
我らの信念の行動を
胸を張って語れ!
混迷の社会に
創価の人間主義の光を!
2012年11月26日
◇希望の明日へ
変わらぬ友情は、いかなる宝よりも尊い。そして、策や利害ではなく、友情を結び、友情を大切にする人生こそ光り輝く人生である。学会の同志は人間としての友情で結ばれている。また世間的な友情よりも、もう一歩深い絆で結ばれた"三世の同志"である。これ以上、麗しい人間性の世界はない。これ以上、美しき、真心の世界は絶対にない。
平3・10・10
☆100文字の幸福抄
朝顔は、朝一番を笑顔で出発する。
昨日までがどうであれ、クヨクヨしない。
今朝は、生まれ変わった新しい心で、
思う存分、悔いなく生き切ろう!
このきっぱりとした朝顔の姿が、
庶民から愛された
魅力の一つかもしれない。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第8回 時間は宝
もうすぐ2012年が終わり、2013年が始まります。
私にとって、この一年、新しい、そしてすばらしい語らいがありました。それは、この「きぼう新聞」で、毎月、みなさんと進めてきた、心と心の対話です。来年も、もっともっと語り合つていきましよう!
みなさんは、どんな一年でしたか?
新しい友だちができた人、楽しい思い出がたくさんできた人もいるでしょう。
なかには、友だちとけんかをしたり、勉強でつまずいたり、つらい思いをした人もいるかもしれません。
でも、心配いりません。「終わり良けれぱ、すべて良し」という言葉があります。
終わりが良ければ、その一年を、全部、良い年にすることができ、希望に燃えて、次の年へ良いスタートがきれるからです。
だから、これまでがどうあれ、くよくよせず、「よし、この12月を、がんばろう!」と決意して挑戦すれば、いいんです。
すべては「今から」「これから」「きょうから」始まるのです。前へ前へ、朗らかに粘り強く進んでいけば、失敗したことだって、次の成功につなげることができる。
「今」をがんばれば、「過去」さえも光らせ、「未来」をいくらでも開いていける。
大切なのは、「今は何をする時なのか」と考えて、それをやりきることなのです。
みなさんの中には、「雪山の寒苦鳥」の物語を聞いたり、読んだりした人もいるでしょう。古くから伝わる仏教のお話です。
──昔、インドの雪深い山に、寒苦鳥と呼ばれる鳥が暮らしていました。
雪山の夜はそれはそれは寒くて、寒苦鳥は「寒くて死にそうだよ」「夜が明けたら、さっそく巣を作ろう」と鳴いていました。
しかし、夜が明け、お日さまが出ると、あたたかくなり、寒苦鳥は巣を作るという「やるべきこと」を忘れて、遊び続けてしまいました。すると、また夜になって、寒くて、つらくて鳴きました。
こうして寒苦鳥は、夜は寒さに苦しみ、昼は遊び続ける日々をくり返しました。そして、とうとう巣を作ることなく、さびしく一生を終えてしまったというのです。
楽しい時間は、なぜか、あっという間にすぎるのに、つらい時間はとても長く感じるものです。みなさんも、やらなければならない課題をほったらかしにして、大変な思いをしたことがありませんか。
私も、夏休みの図工の宿題を忘れたまま新学期をむかえ、苦しい思いをしたことがあります。今でも思い出します。
人は、だれでも、苦手なことがあります。やりたくない時も、あるでしょう。
きらいなことや苦手なことを後回しにするのは、ちょっと楽なように見えます。でも、じつは、後回しにすればするほど、気分が重くなり、めんどうになります。
巣を作るべき時に作らず、遊んでしまった寒苦鳥のように、後になって苦しまねばなりません。
勉強や宿題は、するべき時にしてしまえば、後の時間を、伸び伸びとやりたいことに使えます。そのほうが、価値的ではないでしょうか。
もちろん、遊びや休みの時間も必要です。
「今は勉強だ!」「今は本を読もう!」「今は遊ぼう!」「今はゆっくりしよう!」と、時間帯を自分なりに決めて使うことです。そうやって時間を大切にしていけば、楽しい、じゅうじつした時間を、何倍にも増やすことができます。
◎きょうから「100文字の幸福抄」がスタート、乞うご期待!(^^)!