2012年11月27日火曜日

2012.11.27 わが友に贈る

励ましは勝利の力。
陰で頑張っている人
悩みや病気を抱えた人
一人一人に光を当て
喜びと勇気を送るのだ。

一念三千法門 P415
『此の娑婆世界は耳根得道の国なり以前に申す如く当知身土と云云、一切衆生の身に百界千如三千世間を納むる謂を明が故に是を耳に触るる一切衆生は功徳を得る衆生なり』

◇希望の明日へ
人間としての友愛は、立場も国籍も民族も、宗教さえ超えて人を結ぶ。信頼できる友人をもつことは人生の至福である。世界各国にいる親友こそ、私のかけがえのない誇りであり、宝物である。人と人の心が結ばれるところから、価値あるドラマは始まる。
平4・1・22

☆100文字の幸福抄
朝の勝利は一日の勝利だ。
一日の勝利の積み重ねは、
人生の勝利につながっていく。
清々しい一日の出発こそ、
充実の人生の秘訣である。
きょう一日をどのような一目と輝かせるか。
自分自身の朝の心が、その光となる。

☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第8回 時間は宝
そうは言っても、「やりたくないことはできないよ」という人もいるでしょう。
そんな、みなさんに、きょうは、とっておきの方法を教えましょう!
それは、自分の夢や目標を、紙に書き出すことです。言葉には、ふしぎな力があります。書いた言葉が、君を、あなたを、自分の夢や目標に導いてくれるのです。
最近の研究でも、書くことによって、脳かしげきされ、"がんばろう!"という気持ちがわいてくることがわかっています。
紙に書いたら、題目を唱えましょう。
日蓮大聖人は『南無妙法蓮華経は、ライオンがほえるようなものです』(P1124、意味)とおおせです。題目は、百獣の王・ライオンのおたけびのように、何ものにも負けない、一番強い力なのです。
題目を唱えれば、夢や目標を"必ず実現してみせるぞ!"という、師子王の勇気がわいてきます。
そして決意したら、行動しましょう。
行動する時にも、できれば、みなさんにためしてほしいことがあります。
それは、きょうの「勝利メモ」を作ることです。
むずかしいことではありません。
まず、きょう1日のあいだに、「やりたいこと」「やらなければならないこと」を書き出します。それに「順番」と「時間」を決めれば、できあがりです。
この「勝利メモ」を見れば、「今、何をする時間なのか」が、はっきりします。できたことには、しるしをつけてください。これを、毎日、くり返します。
作るのがむずかしかったら、お父さん、お母さんや、未来部担当の方たちに、相談してみてください。だんだん、自分でできるようになります。
創価学会には、「決めて、祈って、行動する」という「勝利のリズム」があります。みなさんのお父さんやお母さん、先ぱいの人たちも、このリズムで、自身の目標に挑戦し、勝ち越えてきました。
みなさんも、「決めて、祈って、行動する」を合言葉に、1日また1日、大勝利の青春を歩んでいっていただきたいのです。

1日24時間は、だれにも平等です。
しかし、大切に使えば、1日を1週間分にも、1年を10年分にもできる。私は、そう決心して生きてきました。若いころは病弱で、医者から「30歳まで生きられない」と言われた体でした。だからこそ、時間を惜しんで学び、働き、戦いました。
仏法では、『一日の命は、宇宙の全財宝を集めた以上の宝です』(P986、意味)と説かれます。
時間は命です。かけがえのない宝です。
時間を大切にする人は、命を大切にする人です。
命を大切にする人は、平和を築く人です。
「使命」とは、「命を使う」と書きます。
だれのために、何のために、時間を使うのか──。
私は、学会の同志のために、世界を平和にするために、真剣勝負で命を使ってきました。
そんな私の願いは、みなさんが、じゅうじつした「時間」をつくって、成長してくれることです。みなさんが、勝ったと言える一年一年を前進してくれることです。
そして、いつの日か、お父さん、お母さんのために、世界の人の幸福と平和のために、その大切な「時間」を使って、がんばってほしいのです。
未来に生きるみなさん方のために、私はこれからの「時間」のすべてを使っていく決心です。みなさんのためならば、何も惜しくはありません。
お日さまのしずむ時間が日に日に早くなり、寒さもいよいよ厳しくなってきました。大切な大切な未来部の全員の健康を、私と妻は、毎日毎日、祈りぬいています。
どうか、一人ももれなく健康・無事故で、楽しいお正月をむかえてください。
来年も、いつしよに、朗らかに、語らいの時間をつくりましょう!
(2012.12.1 少年少女きぼう新聞掲載)