2011年7月28日木曜日

2011.07.28 わが友に贈る

人間共和の都を築く
団地部・地域部の友に
心から感謝!
尊き使命の天地で
幸福責任者と光れ!

立正安国論 P32
汝早く信仰の寸心を改めて速に実乗の一善に帰せよ、然れば則ち三界は皆仏国なり仏国其れ衰んや十方は悉く宝土なり宝土何ぞ壊れんや

◇希望の明日へ
一般的にも、真剣な責任感と努力があれば、何らかの知恵が出てくるものである。まして信仰者に行き詰まりはない。表現についても同様である。ご家庭においても、聡明な言動こそが即、信心の輝きとなる。仏法の理解を広げていく。ご主人に対しても、また未入信のご家族や、ご親族に対しても、相手の心の奥に届くような、人情の機微をとらえた接し方をお願いしたい。そうした知恵は思いやりでもあり、豊かな人間性の表れともいえる。また、お子さんに対しても、感情にとらわれた言い方ではなく、よく考えてあげて、五のうち四は、ほめてあげる、残りの一は必要に応じて注意してあげるくらいの気持ちでよいのではないだろうか。

☆随筆 我らの勝利の大道No.52 青年学会の大生命力
この七月、我らが「青年学会」は、太陽と燃えゆく情熱で、勇気と真心の対話に走っている。

七月は、誠に不思議な宿縁の月である。
日蓮大聖人が正義の諌暁の書「立正安国論」を鎌倉幕府に提出されたのが七月十六日(文応元年)。
牧口先生と戸田先生が、凶暴なる軍国主義と対峙し、逮捕されたのは七月六日(昭和十八年)。
殉教の先師・牧口先生の心を継ぎ、真実の弟子・戸田先生が出獄されたのが七月三日(昭和二十年)──。
この不滅の歴史を思う時、創価の男女青年部が同じ七月に誕生したのは、深い深い意義があったのだ。
そして、昭和三十二年の七月三日──。本来なら、私は東北・福島の浜通りを訪れる願望であった。
しかし、北海道から空路、羽田経由で大阪入りし、全く事実無根の選挙違反の容疑で逮捕されたのだ。
「大阪事件」である。十二年前の戸田先生の出獄と、同日のことであった。
世間の失一分もなし』(P958)。大聖人の大確信を偲び、青年に恐れはなかった。
私は二十九歳。結核で、「三十歳まで生きられない」と医者に言われた体であった。
その三十歳を目前にしての「王難」である。しかも、当局は学会本部を手入れし、戸田先生を逮捕することさえ狙っていた。
ここで、一人の若き弟子が戦い切るかどうか。学会を護り抜き、師匠を護り抜いて、一人の青年が不撓不屈で勝ち抜くかどうか。
そこに、師弟の宿命の転換がかかっていた。