広布へ打って出よ!
その「戦う心」に
真の幸福が光る。
無限の大生命力がわく。
尊き使命を果たせ!
崇峻天皇御書 P1173
『日蓮と殿と共に地獄に入るならば釈迦仏法華経も地獄にこそをはしまさずらめ、暗に月の入るがごとく湯に水を入るるがごとく冰に火をたくがごとく日輪にやみをなぐるが如くこそ候はんずれ』
◇今週のことば
「青年の月」の座談会だ。
皆が若々しく前進し
皆で青年を育てよう!
わが地区から
新たな地涌の人材のを!
2011年07月04日
◇希望の明日へ
何があっても御本尊に、深く祈念し、題目を唱えていく。その信心、信行の種が、時とともに必ず"絶対の幸福"の大樹と育っていく。これが冥益である。持続こそ信仰の要であることを強調しておきたい。
▽青年時代は信用を積む事が最大の財産だ−恩師。誠実を貫け。約束果たせ
☆随筆 我らの勝利の大道No.49 人間世紀の母の曲
戦時中、特高警察に押収された牧口先生の「御義口伝」に、傍線が引かれた一節がある。
『男女の中には別して女人を讃めたり女人を指して者と云うなり』(P778)との仰せである。
日蓮大聖人は、"法華の名を受持せん者を擁護せんすら、福は量る可からず"の経文の「者」の一字について、これは、妙法を受持した女性を讃えて言われたものであると断言されたのであった。
私は先師の魂と共に、厳粛に拝して心肝に染めた。
今から半世紀ほど前、アメリカ黒人の差別撤廃と民主主義を拡大した公民権運動においても、どれほど女性の力が重要であったか。
私が対談した歴史学者のハーディング博士が述懐しておられた。
「解放運動」は「草の根レベルの地域活動を拠り所にしていたために、女性たちが運動の中心的な存在となっていたのです」と。
最前線で献身的に動き、人びとに語りかけ、我慢強く一人また一人と糾合していった原動力こそ、女性であった。この女性たちの、地に足のついた行動がなかったら、誰も集会や行進に集まらなかったし、何も進まなかったであろうと、博士は言われていた。
さらにハーディング博士は、こう強調された。
「新しい現実をもたらすためには"私たちにはできるのだ"と声を大にして励まし合うことが大切です」
その一つの方法として、博士が具体的に提唱されていたのが「互いの体験に耳を傾けること」であった。
それはなぜか。「体験を共有することによって、地域の中に励ましの輪を築くことができる」。さらに「自分の地域を超えた人びとにも、励まし、を贈ることができる」からである。
創価の母たちが、地域に根差し、顔の見える「グループ」という小さな人の輪を基盤として、楽しく朗らかに、語らいを広げゆく意義は、まことに大きい。
婦人部の五指針にも「地域と社会を大切に」「生き生きと体験を語る」とある。
希望と確信の声を! 誠実と思いやりの行動を!。
「無縁社会」と憂慮される冷たい社会に、信頼と尊敬の暖かき太陽の光を燦々と注ぐのだ。それは「仏縁」を結び、「仏の種子」を蒔いていく、尊き「仏の仕事」といってよい。