2011年7月23日土曜日

2011.07.23 わが友に贈る

友情は宝なり!
何でも相談できる
親友を持つことだ。
語り合って進めば
力は倍増する!

撰時抄 P265
教主釈尊記して云く末代悪世に法華経を弘通するものを悪口罵詈等せん人は我を一劫が間あだせん者の罪にも百千万億倍すぎたるべしととかせ給へり

◇希望の明日へ
"悪縁"の風に紛動された人生は、夜の雨のように暗い。わびしい。風向きのままに、奴隷のごとく、翻弄され、陰湿な敗北の人生となる。反対に、悪知識と戦い、毅然として乗り越えた人生は明るく、強い。太陽のようにカラッとした、朗らかな勝利の人生を歩んでいくことができる。

☆随筆 我らの勝利の大道No.51 若獅子よ勝ちまくれ
大切な大切な「東北の日」でもある七月の三日、「青葉の誓い」に燃え立つ歴史的な「新時代 第一回東北青年部総会」が開催された。
わが愛する男子部、女子部、男女学生部、そして未来部の友が、東北全土に、いな世界に届けと、大震災に負けない若き不屈の生命を光らせてくれた。
総会では、自宅も職場も全部、失いながら、雄々しく再起して、郷土に大いなる希望の光を放った、東北健児の師子吼があった。
また、華陽の乙女の体験では、大津波で父を亡くした悲しみを乗り越え、弘教を実らせた友のことなどが紹介され、皆の心を打った。

大震災から四ヵ月、歯を食いしばり、一日また一日を戦い抜いてきた大東北の連帯は、あまりにも尊い。
この一人ひとりが、私たちの「宝の中の宝」であり、「誇りの中の誇り」である。この気高き青年たちが健在である限り、何を恐れるものがあろうか。
かつて東北の青年詩人・宮渾賢治は綴った。
「ほんたうにどんなつらいことでもそれがたゞしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんたうの幸福に近づく一あしづつですから」と。
今、創価の青年は、瓦礫や泥濘(ぬかるみ)に怯まず、勇敢に、辛抱強く、一歩また一歩を踏み出している。その足音こそ、皆を「常楽我浄」の幸福の峰へとリードする希望の響きとなる。その足跡こそが、やがて無数の友が感謝を込めて続く、勇気の指標となるに違いない。