「始めより終わりまで、
いよいよ信心を」御聖訓。
わが誓願を果たすまで
不屈の前進を貫こう!
悔いなき広布の闘争を!
(新2063・全1440)
乙御前御消息 P1219
『犬は師子をほうれば腸くさる修羅は日輪を射奉れば頭七分に破る』
【通解】
犬は、師子に向かって吠えれば腸がくさり、阿修羅は日輪(太陽)を矢で射れば、頭が七分に破れる。
【先生の指導から】
法華経の行者である大聖人に敵対し、迫害を加える邪悪な坊主は、獅子に吠えかかる大、太陽を射る修羅のように、わが身を滅ぼすであろうとのご断言である。
この原理は、大聖人の仰せのままに、御本尊根本、御書根本で広布に進む学会についても同様である。仏勅の学会に卑劣な誹謗を加え、広宣流布の和合を破壊せんとした人間が、今、ことごとく「腸くさる」「頭七分に破る」の厳しき仏罰を受けていることは歴然たる事実だ。
名字の言 成長し続けるエベレスト 2022年7月1日
世界最高峰のエベレストの標高は今も高くなり続けている。測定する方法や場所によって違いはあるが、毎年数ミリから数センチずつ上昇するという研究もある▼地質学者のM・P・シャルマ博士によると、エベレストを擁するヒマラヤ山脈は、隆起と侵食を比較したとき、隆起の程度の方が大きいからだ。「つまり、まだ『成長している』のです」と。比べるものなき高さにあってなお、天空に向かって成長するエベレスト。人生もかくありたいものだ▼酸素ボンベなしで8000メートル級の山々に挑む登山家の小西浩文さんが本紙で語っていた。生死を分かつような極限状態を乗り越えるためには、まず"自分は生き抜いてやる"という明確な意志を持つこと。「その上で、心が通じ合う仲間がいて、力が発揮できる」。自分は絶対に勝つ。そう腹を決めた人間同士が団結すれば、限界をも超える最高の力を出せるということだろう▼強風、極寒、低酸素……。山登りは頂に向かって進むほど、状況は過酷さを増す。人生のさまざまな挑戦もまた、到達点に近づいた時こそ、最大の勢いと執念が求められる正念場だ▼"必ず勝つ! 最後は勝つ!"と負けじ魂をいや増し燃え上がらせ、鉄桶の団結で「広布の峰」を登攀しよう。
寸鉄 2022年7月1日
「青年の月」7月。決意即挑戦で勝利掴む夏に!生涯光る自身の歴史綴れ
神奈川が限界突破の猛攻 立正安国の天地に正義の凱歌を!共戦の友が応援
愛知が勇猛果敢に大反撃 民衆パワーで勝ち進め!堅塁中部の団結で活路を
先駆福岡が栄光のゴールへ一直線!燃えるが如き大九州の闘魂で断固凱旋
埼玉が激闘。戦いは攻める勢いで優る方が勝つ!関東の真価を今こそ発揮
〈社説〉 20220・7・1 熱中症に賢明な対策を
◇厳しい夏を有意義に過ごそう
先週末から列島各地で猛暑日を記録し、夏本番を迎えた。と同時に、熱中症の危険度も一気に高まったと言ってよい。
近年では、毎年のように、熱中症によって1000人以上の人が亡くなっている。もはや"天災"とも言うべきだ。熱中症対策を改めて意識したい。
先月、厚生労働省は新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた熱中症対策の一つとして、会話がほとんどない場合は、屋外ではマスクを外すよう呼び掛けるリーフレットを作成し、注意喚起するテレビCMの放送も決めた。
政府広報オンラインサイトでは、熱中症の有効な対策として「暑い時間帯を避けての行動」「エアコンの活用」「こまめな水分補給と適度な塩分補給」などを挙げている。
また、日本気象協会などは、体を暑さに慣らすための「暑熱順化」を紹介している。
「熱中症ゼロへ」プロジェクトのサイトによると、ウオーキングや筋力トレーニングなどを30分程度行ったり、入浴したりし、日々、適度に汗をかくことで、暑熱順化が進むという。
発汗量や血流量が増加し、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散がしやすくなり、熱中症になりにくい体づくりにつながる。
なお、同サイトでは、自分がどのくらい暑熱順化ができているかを簡単に確認できるチェック表も公開されている。
その上で、熱中症にかかりやすいとされる、子どもや高齢者などには、一段と心配りをしていきたい。
中でも、ここ数年、熱中症による死亡者の約8割を65歳以上の高齢者が占めている。暑さや渇きの感覚が弱くなる高齢者は、熱中症にかかりやすいので注意が必要だ。
また最近、新たに注目されているのが、運動などを始める前にあらかじめ体温を下げておく「プレクーリング」。冷水やシャーベット状の飲み物を摂取して、体内から冷却する方法と、体表面を直接冷やす方法とがある。
御書に、「さきざきよりも百千万億倍御用心あるべし」(新1590・全1169)とある。
平年より厳しい暑さが予想されている今年の夏。一人一人が今一度、万全の暑さ対策を心掛けながら、友情の輪を広げていく有意義な夏にしていきたい。
☆大白蓮華巻頭言2022年7月号 「だからこそ!」我は立つ
苦難に燃え立つ勇気から、偉人な人間革命の飛躍が始まる。
日蓮大聖人は大難の佐渡から、「強盛の大信力をいだして、『法華宗の四条金吾、四条金吾』と、鎌倉中の上下万人、乃至日本国の一切衆生の囗にうたわれ給え」と師子吼された。
日蓮門下と名乗れば、悪口罵詈・猶多怨嫉の標的とされた渦中である。
だからこそ金吾夫妻は弟子の誇りに胸を張り、眼前の苦境を切り開き、負けじ魂で同志を守っていったのだ。
それは、御指南の通り短気や油断を戒め、人を敬う振る舞いを重ねゆく挑戦でもあった。
その人間革命の実証が「よかりけり」と人々を感嘆させ、師弟の凱歌を轟かせたのである。
戸川先生が御書を拝し、言われたことが思い起こされる。
「信心とは一念を決めることだ。信心で勝つと決め切れば、楽しく大きく勝てるんだよ!」
かつて、学会への誹謗が渦巻く中、地域広布に懸命に尽くしてくれる同志を、私は讃え、ねぎらい、語り合った。
−−周囲には、誤解や悪い印象を抱いている人がいるかもしれない。しかし、「だからこそ、自分がいるんだ。私は、学会の全権大使なんだ」との自覚で理解の輪を広げていこう、と。
いずこにも、大変であればあるほど、金吾夫妻のごとく、「だからこそ!」と強盛の大信力をいだして、自らの勇気の声と大誠実の振る舞いで、反転攻勢の戦いを起こしゆく創価の大使が光る。ゆえに、学会は断じて負けないのだ。
関西をはじめ、わが同志と「最後は正しい仏法が必ず勝つ」と誓い合った、あの大阪大会から二十年目の一九七六年(昭和五十一年)七月、私は「人間革命の歌」を作り、恩師に捧げた。
「地よりか涌きたる我なれば この世で果たさん使命あり」
君も我も地涌の使命を果たしゆく大闘争の中で、人間革命の勝利劇を飾り、世界へ世紀へ希望を送ろうではないか!
不二なれば
師弟の七月に
後継の
師子よ舞い勝て
威風も堂々
☆2022 7月の学会史
2022年6月16日
◎7・1「札幌大会」
◎7・2「夕張大会」
65年前の1957年(昭和32年)7月、池田大作先生は学会員の信教の自由を圧迫した北海道・夕張炭労に対し、「札幌大会」(1日)、「夕張大会」(2日)を開催。民衆勝利の大道が開かれた。
※参考資料=小説『人間革命』第11巻「波瀾」「夕張」
◎7・3 戸田先生出獄の日、池田先生入獄の日
1945年(昭和20年)7月3日、軍部政府により不敬罪、治安維持法違反に問われ、投獄されていた戸田城聖先生が出獄した。また57年(同32年)の7月3日には、参議院大阪地方区の補欠選挙で支援の責任者であった池田先生が、事実無根の選挙違反の容疑で大阪府警に不当逮捕された(62年1月25日に無罪判決)。
※参考資料=『人間革命』第1巻「黎明」、第11巻「大阪」、『新・人間革命』第5巻「獅子」
◎7・3「東北の日」35周年
35年前の1987年(昭和62年)7月3日、池田先生が出席し、東北最高会議が行われたことが淵源である。
◎7・8「白蓮グループの日」
1966年(昭和41年)、池田先生が女子部の役員メンバーに「白蓮グループ」の名称を贈り、同年7月8日付の本紙で発表された。
※参考資料=『新・人間革命』第24巻「厳護」
◎7・11「男子部結成記念日」
1951年(昭和26年)7月11日、東京・西神田の旧学会本部で戸田先生のもと百数十人が集い、男子部が結成された。
※参考資料=『人間革命』第5巻「随喜」
◎7・12「東京大会」
◎7・17「大阪大会」
1957年(昭和32年)7月3日の池田先生の不当逮捕を受け、同12日に「東京大会」、また先生が出獄した同17日に「大阪大会」が開催された。
◎7・19「女子部結成記念日」
女子部は1951年(昭和26年)7月19日、旧学会本部で戸田先生のもと結成された。2021年(令和3年)11月18日、女性部として新出発した。
※参考資料=『人間革命』第5巻「随喜」
◎7・22「鼓笛隊の日」
1956年(昭和31年)7月22日、33人で鼓笛隊が結成された。
※参考資料=『新・人間革命』第14巻「使命」
◎7・27「中部の日」
1976年(昭和51年)7月27日、池田先生が中部記念幹部会に出席し、「中部旗」を授与したことが淵源。