2022年7月17日日曜日

2022.07.17 わが友に贈る

近隣との友好こそ
安心と繁栄の礎だ。
日頃の挨拶を大切に
周囲に希望の涼風を!
地域の幸福創造者たれ!

松野殿御返事 P1382
『愚者の持ちたる金も智者の持ちたる金も愚者の然せる火も智者の然せる火も其の差別なきなり、但し此の経の心に背いて唱へば其の差別有るべきなり』

【通解】
愚者が持っている金も、智者の持っている金も、また愚者がともす火も、智者がともす火も、何等差別、相違がないのと同じ道理である。但しこの法華経の心にそむいて題目を唱えた場合には、差別はあるのである。

名字の言 最期まで戦い続けた壮年 2022年7月17日
文豪ゲーテが亡くなったのは、190年前のこと。その人生は、絶え間なく仕事を続けた生涯だった。命が燃え尽きる最期まで、文豪は訪問客と対話をし、執筆も続けた▼亡くなる5日前の手紙には、こう記している。「私が失わずにもっているものをできるだけ高め、私の固有な持ち物を純化することを最大の関心事としたい」(小栗浩訳)。ゲーテが偉大なゆえんの一つは、現状に甘んじることなく、最後まで自身を高めようとしたことにあろう▼「慧光照 寿命無数の 命なば なにおか恐れむ 此の世生きぬけ」。1996年7月17日、池田先生がある壮年に詠んだ和歌だ。壮年は「大阪の戦い」「山口開拓指導」などに馳せ参じた功労者である▼この時、肺がんを患い闘病生活を送っていた。翌97年、容体が悪化し、家族が病室に集まった。家族での語らいの途中、壮年は脈を測りにきた看護師と仏法の話を始めた。対話を終えると、家族に「最後の折伏ができた」と。翌日、壮年は霊山へ旅立った▼生老病死という人間の宿命を前に、地位も財産も空しい。志という「心の財」だけが最後まで戦う力を人間に与えてくれる。ゲーテは述べた。「宇宙に帰りゆく迄、たゆまず活動を続けよう」

寸鉄 2022年7月17日
「大阪大会」65年。大関西の同志の胸に正義の炎は赤々と!常勝不敗の道を
学会は、世界平和へ戦う王者なのだ—戸田先生。地球結ぶ民衆の連帯拡大
我らの唱題は常楽我浄の「四徳の香を吹く」と御書 広布の人生に福徳は爛漫(新1031・全740)
任用試験の申込始まる。信心の基盤を築く絶好の好機。共に学び共に成長
中学生の裸眼視力が過去最悪—文科省調査。端末は目から30センチ以上離そう

☆四季の励まし 庶民こそ偉大な歴史の主人公 2022年7月10日
◇池田先生の言葉
安逸に流されても一生。
激流と戦い切っても一生。
同じ生きるならば、
悔いなく、
最高の充実と
誇りの人生を飾り、
永遠に消えざる
福運を残していきたい。
そのための信仰である。

悔いなく戦い切った時、
考えてもみなかった
人間革命のドラマが
待っている。
わが地域に、
功徳の華花が
咲き薫ることだろう!
創価の同志よ、
誇り高く前進しよう!
目の前の一人から、
朗らかに永遠の
勝利の道を開きゆくのだ。

自らの幸福だけを
追い求めても、
結局、崩れざる幸福を
つかむことはできない。
自他共の幸福を祈り、
他者の幸福のために
尽くして行動する。
そこに真の充実があり、
自ずと幸福がついてくる。

希望がなければ、
希望をつくればよい。
光がなければ、
自分が太陽になればよい。
一人の人間が、
わが生命に
「希望の太陽」を
輝かせていくならば、
その光彩は、わが家族、
わが地域、わが国土を
照らしながら、
必ずや大いなる変革を
可能にする。

私たちの信心の根本は
題目である。
広宣流布へ、
師弟が心を合わせて祈る。
同志が異体同心で祈る。
そこから
新しい前進が始まる。
戦いの勢いも生まれる。
功徳も大きく広がる。

偉大な歴史の主人公は、
誠実な庶民だ。
誰が見ていなくとも、
愚痴もこぼさず、
広宣流布の大理想に
生き抜かれる
第一線の皆様方こそ、
第一に尊貴な
人間の英雄なのである。

【写真説明】シンガポールをたつと、爽快な天空の劇が待っていた。王者の太陽。コバルトブルーの空。湧き上がる白雲。2000年(平成12年)11月、池田大作先生はマレーシアへ向かう機中でシャッターを切った。
シンガポールでは、ナザン大統領と会見。豪シドニー大学から名誉博士号を授与され、シンガポール創価幼稚園を訪問した。マレーシアでは、国立プトラ大学の名誉学位を受け、マレーシア創価幼稚園を訪れた。生命尊厳の地球を築く、先生の"平和旅"は今も続いている。
師と共に、我らも世界を変えゆく壮大な旅を続けよう! きょう一日を悔いなく挑みながら——。

☆学ぼう「黄金柱の誉れ」Q&A 第28回 【妙法のための行動こそ】
◇自分自身の幸福のため
学会活動は、自分自身の幸福のためである。
動いた人が勝つ。妙法のために動いた分だけ、功徳につながる。その行動が本末究竟して、子孫にも福運を広げていく。これが仏法の因果である。法華経であり、日蓮大聖人の教えである。私も、これを信じてやってきた。
(本紙2007年8月30日付、北海道・東北・中部・北陸・信越合同研修会でのスピーチ)

◇人の心を動かすのは「誠実」
人の心をつかむ。心を動かす。そのためには何が大事か。
「誠実」の二字である。格好でもない。頭でもない。「誠実の力学」こそが人間を動かすのだ。
(中略)
冷たい理屈だけでは人間は動かない。
励ましがある。温かみがある。生き生きしている。
魅力がある。心配りがある。
あの人が来ると、ぱっと花が咲いたように盛り上がる。元気が出る。
こう言われるような、名リーダーであっていただきたい。
(『池田大作全集』第96巻、全国最高協議会でのスピーチ)

◇信心が破られないかぎり、負けない
人生に、乗り越えられない困難はない。
打ち勝てない試練は、絶対にない。
人間には、はかりしれない力が備わっている。大きな苦しみに耐え、勝利してこそ、偉大なる一生を生きることができるのだ。
いわんやわれわれには、無敵の信仰がある。信心が破られないかぎり、人生に負けることは、断じてない。
(『池田大作全集』第94巻、東京・東海道・東北代表協議会でのスピーチ)

◇祈れば、千倍、万倍の力が
皆さまに、お題目を送ります。
皆も祈っていただきたい。
「悪鬼入其身」の反対で、自身の生命に「梵天、帝釈、日天、月天よ、入りたまえ!」「全学会員に、わが地域のすべての同志の方々の生命に、梵天、帝釈、日天、月天よ、入りたまえ!」——こう祈れば、千倍、万倍の力が出る。これが生命変革の「祈り」である。「信仰」である。人間革命への"秘伝"である。
(『池田大作全集』第91巻、本部幹部会でのスピーチ)