昨日の自分と比べて
1センチでも1ミリでも
前へ 前へ 前へ!
その小さな積み重ねが
栄光への軌道となる。
如説修行抄 P504
『されば如説修行の法華経の行者には三類の強敵打ち定んで有る可しと知り給へ、されば釈尊御入滅の後二千余年が間に如説修行の行者は釈尊天台伝教の三人はさてをき候ぬ、末法に入つては日蓮並びに弟子檀那等是なり、我等を如説修行の者といはずば釈尊天台伝教等の三人も如説修行の人なるべからず』
【通解】
したがって如説修行の法華経の行者には三類の強敵が必ず競い起こると知って覚悟を決めることである。ゆえに釈尊の滅後から二千年の間に如説修行の行者は、釈尊・天台・伝教の三人はさておいて、末法に入ってからは日蓮とその門下の弟子檀那がその行者である。われわれを如説修行の者であるといわなければ、釈尊・天台・伝教等の三人も如説修行の行者ではなくなってしまう。
名字の言 物語を読む醍醐味 2020年12月1日
「すべての人間は、物語を語り、物語を聞き、そして暮らしをたてるために物語を持ちたいとの内的要求を持っている」。ハーバード大学の宗教学者ハービー・コックス名誉教授の考察だ▼教授は、宗教的表現の手段として、特に重要な一つの物語が「自叙伝」であると指摘。私たちがそこから学ぶのは「物語の筋」よりも、「語り手」そのものについてである、と述べている(『民衆宗教の時代』新教出版社)▼読む人の置かれた状況や環境によって、物語の捉え方は異なる。物語の主人公の苦悩や葛藤や歓喜に触れて、自分の人生への向き合い方が変わっていく。ここに、物語を読む醍醐味があろう▼今、世界の各地で小説『人間革命』『新・人間革命』の研さんが進む。共通するのは、「読む」だけに終わらず、多くの読者が、山本伸一の生き方を心に刻み、行動に移していることである。「精読」しつつ「身読」する——それこそ、半世紀以上に及ぶ池田先生の執筆闘争に報いる「物語の読み方」に違いない▼先生は『人間革命』『新・人間革命』が紡ぐ物語は「連載の完結をもって終わるものでは決してない」と記した。生命と社会の蘇生への新たな物語の主人公——新生の「山本伸一」は、ほかの誰かではない。「私」である。(芯)
寸鉄 2020年12月1日
学会こそ社会の分断に歯止めかける存在—日本の識者。絆結ぶ使命を強く
未来部が記念月間。全員が創立100周年の主人公。受験生らに真心のエール
千葉県婦人部の日。わが地域から勝利の旭日を!さあ励ましの陽光を拡大
理想があるから人生は素晴らしいものに—作家。大願に生き抜く同志の姿
冬の省エネ総点検の日。小まめな消灯等、できる事から。環境守る努力を
☆大白蓮華巻頭言2020年12月号 共に「希望」を共々に「勝利」を
日蓮大聖人は、世が乱れ、民の困窮するなか、信心の真心を尽くす弟子を讃えて、仰せになられている。
「福田によきたねを下させ給うか、なみだもとどまらず」(1596ページ)——生命の福田に、すばらしい善根の種を蒔かれたのかと、厚い志に涙も止まりません、と。
コロナ堝という試練の一年、不屈の志を貫き通した、わが創価の宝友への御賞賛と、私には拝されてならない。
御本仏の御照覧は、どんな時も絶対である。苦難の続く四条金吾への御聖訓には、「日蓮と殿と共に地獄に入るならば釈迦仏・法華経も地獄にこそ・をはしまさずらめ」(1173ページ)と記されている。たとえ地獄にあろうとも、大聖人が一緒である。何を恐れることがあろうか。必ず寂光土へ変えていける、と励ましてくださっているのだ。
「御本仏と共に!」「妙法と共に!」「仏天と共に!」——これほど強く、深く、大きな希望があるだろうか。
最極の希望を抱いて、断じて負けてたまるかと、金吾は勇猛に辛抱強く戦い切った。そして、断固と勝って、師弟の正義を打ち立て、同志を勇気づけ、守り抜いたのだ。
大聖人が愛でられた、この金吾の「負けじ魂」を、時空を超えて蘇らせたのが、我らの学会精神に他ならない。
牧ロ先生、戸田先生は、ご自身の不惜身命・死身弘法の大闘争を通して厳然と示してくださった。
——広宣流布のため、立正安国のための創価の行動は、一切が日蓮大聖人との「共戦」である。この誇りとか希望に燃えて、祈り、守り合い、励まし合っていくならば、どんな戦いにも必ず勝利することができる、と。
聖教新間やオンライン等で世界が結ばれた今、一人の「人間革命」、一つの地域の「異体同心」の勝利が直ちに内外の友の希望の光となり、新たな勝利の連鎖となる。
創立百周年を見つめ、「大願を立てん」(232ページ)と、妙法の種を蒔き、「歓喜の中の大歓喜」を漲らせよう!共々に「希望の中の大希望」「勝利の中の大勝利」で、二十一世紀を照らし晴らそうではないか!
見るもよし
見ざるもよしと
広宣の
種蒔く宝友に
幸の万花を
〈2020 学会史メモリアル〉 12月
2020年11月22日
◎12・2 小説『人間革命』の執筆開始
1964年(昭和39年)12月2日、池田大作先生は小説『人間革命』の執筆を、太平洋戦争で凄惨な地上戦の舞台となった沖縄の地で開始した(翌65年の元日付から聖教新聞紙上で連載)。
『人間革命』全12巻は完結まで28年余り。聖教新聞での連載は、1509回を数えた。『人間革命』の完結から、わずか半年後の93年(平成5年)8月6日、池田先生は長野の地で小説『新・人間革命』の執筆を開始。2018年(同30年)9月8日、全30巻で完結した。
連載回数は『人間革命』『新・人間革命』を合わせ、通算7978回。これは、日本の新聞小説史上、最多の連載回数である。※参考資料=『新・人間革命』第9巻「衆望」
◎12・2「文芸部の日」
小説『人間革命』起稿の日が淵源。池田先生は文芸部の結成の際、"人々に最大に貢献するのだという信念をもち、大いに活躍を"との指針を示した。※参考資料=『新・人間革命』第14巻「使命」
◎12・5 池田先生が中国の周恩来総理と会見
1974年(昭和49年)12月5日、池田先生は第2次訪中の最後の夜、中国の周恩来総理と北京の305病院で歴史的な会見を行った。当時、がんの闘病中だった周総理が「池田会長には、どんなことがあっても会わねばならない」と、医師団の反対を押し切り、一期一会の出会いが実現。周総理の両国友好、世界平和への思いが、池田先生に託された。※参考資料=『新・人間革命』第13巻「金の橋」、第20巻「信義の絆」
◎12・22「統監部の日」
1952年(昭和27年)12月22日、戸田城聖先生のもと、地方統監部が設置された。前年に戸田先生が第2代会長に就任して以降、学会は飛躍的に会員が増加。勢いよく伸展する各地の状況を正確に把握し、対応することで、広布拡大の基盤となってきた。※参考資料=『人間革命』第6巻「離陸」
◎「75万世帯の弘教」が成就
1957年(昭和32年)12月13日、戸田先生の願業である「75万世帯の弘教」の成就が聖教新聞で発表。同25日に行われた本部幹部会では、76万5000世帯となったことが報告された。
第2代会長に就任した戸田先生が「私が生きている間に、75万世帯の折伏は、私の手でいたします」と叫ばれた時、学会員は実質3000余にすぎなかった。池田先生が東京の蒲田、文京をはじめ、札幌、大阪、山口と、一番大変なところに飛び込み、拡大の歴史を切り開いていく中、6年7カ月で成就した。※参考資料=『人間革命』第12巻「憂愁」
◇総本部の3施設 12月のお知らせ
総本部(東京・信濃町)の創価宝光会館、創価文化センター、総合案内センターの12月の運用の詳細は、次の通りです。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来館の際は�マスクの着用�入館時の手指アルコール消毒�入館時の検温をお願いします。入場制限等を行うことがありますので、ご了承ください。
詳しくは、総本部のホームページを、ご確認ください。
〈創価宝光会館〉
【開館時間】午前10時〜午後7時半
※休館日はありません。
〈創価文化センター〉
【開館時間】午前10時〜午後5時(同4時半に受け付け終了)
※12月の休館日は、7日(月)、14日(月)、19日(土)〜31日(木)です。
※ご来館の際は、同センター南口(JR信濃町駅・信濃平和会館側)をご利用ください。
〈総合案内センター〉
【開館時間】午前8時半〜午後7時
※休館日はありません。
なお、信濃平和会館、本部相談室は引き続き休館、休室となります。総本部の自由唱題会場は当面の間、閉鎖します。