仕事や生活の課題で
悩んでいる友と
苦楽を分かち合おう。
「冬は必ず春となる」との
大確信の祈りを共に!
松野殿御返事 P1386
『退転なく修行して最後臨終の時を待って御覧ぜよ、妙覚の山に走り登つて四方をきつと見るならばあら面白や法界寂光土にして瑠璃を以つて地とし金の繩を以つて八の道を界へり、天より四種の花ふり虚空に音楽聞えて、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき娯楽快楽し給うぞや、我れ等も其の数に列なりて遊戯し楽むべき事はや近づけり』
【通解】
退転することなく仏道修行をして、最後の臨終の時を待ってごらんなさい。妙覚の山に走り登って、四方をきっと見るならば、なんと素晴らしいことであろうか、法界は寂光土で、瑠璃をもって地面とし、黄金の縄をもって八つの道を仕切っている。天から四種類の花が降ってきて、空には音楽が聞こえ、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき、心から楽しんでおられる。我らも、その数の中に連なって、遊戯し楽しむことができるのは、もう間近である。
名字の言 漫画家ヤマザキマリさんの楽しみ 2020年12月20日
古代ローマの浴場設計技師が、現代の日本にタイムスリップするストーリーで大ヒットした漫画「テルマエ・ロマエ」。かつて本紙にも登場した作者のヤマザキマリさんはイタリア在住だが、現在はコロナ禍により家族と離れ、日本で活動中だ▼イタリア人の夫とは、ビデオ通話などで連絡を取り合っているという。その中で、ギフトを贈り合う"オンライン・サプライズ"を夫婦で楽しんでいる▼ある時、自粛生活で料理をする機会が増えたヤマザキさんのために、夫からスヌーピーのエプロンが届いた。反対に、ヤマザキさんがお菓子と発泡ワインを贈ると、夫からプレゼントを開けて祝杯を挙げる動画が届いたという。「こんなことでもない限りあり得ないことだから、と楽しんでいます」(『たちどまって考える』中公新書ラクレ)▼ささいなエピソードかもしれない。だが形はどうあれ、どんな状況にあっても相手を思いやり、できることを見つけて前向きに進む姿に、じんわりと心が温かくなる。"自分も何かできるのでは"と考えさせられる▼新型コロナウイルスの感染拡大が続くが、心まで窮屈になりたくはない。今いる場所で、喜びや楽しみを創造する一日一日にしたい。「心こそ大切」(御書1192ページ)である。(銘)
寸鉄 2020年12月20日
先手、先手と攻めることが肝心だ—恩師。明年へ明確な目標掲げ幹部率先
東京・多摩池田総区「師弟原点の日」。縁深き地に堂々たる人材城建設頼む
精神世界の変化が最重要—文豪。『新・人間革命』を繙き、今日も心新たに
浴室での事故に要注意。食後・飲酒後の入浴は特に危険と。油断を排して
スマホのながら運転、自転車の違反増加。"自分は大丈夫"の心が命取りに
☆2021年「希望・勝利の年」女子部の活動
2021年「希望・勝利の年」の開幕にあたり、池田先生・奥様は女子部に「皆さんが地道に取り組む学会活動が、無量無辺の福運となって、広布と人生の勝利の未来を開くのです」(本紙2020年11月14日付、「全国池田華陽会大会」へのメッセージ)と、日々の信心の実践が幸福への直道であることを教えてくださいました。部の結成70周年となるこの一年、華陽姉妹一人一人の信心の輝きで、どんな暗闇をも照らしゆく希望の光を広げ、勝利の門を開いていきましょう!
1、自他共の幸福を祈り、仏縁を結ぶ対話に挑戦しよう
【1】勤行・唱題の実践の中で、自他共の幸福を祈ろう
【2】自身の目標を明確にし、仏縁を結ぶ対話、折伏・弘教に挑戦しよう
※「青年部幹部会」(年2回を予定)等を勝利のリズムに前進しよう
※モバイルSTB、SOKAnet、「YouTube」の聖教公式チャンネル等も活用し、学会理解の輪を広げよう
【3】「SOKAグローバルアクション2030」を通して、平和運動を推進
●小説『新・人間革命』より
自分も、周囲の人も、自他ともに幸せになっていってこそ、真実の幸福です。ゆえに、人のため、友のために法を説き、幸福への道を教えていくことが大事になります。その慈悲の生き方こそが仏法であり、そこに自分の幸せもある。
どうか、自分だけの幸福をめざす人生から、人びとの幸せを考え、祈る、新たな人生への、力強い歩みを開始していってください。
(小説『新・人間革命』第5巻「歓喜」の章)
2、「池田華陽会御書30編」を学び、"教学で立つ"青春を歩もう
【1】「池田華陽会御書30編」をはじめ、御書の日常的な研さんに挑戦しよう
※特に、同30編の中から、毎月の重点御書(下記)の読了・研さんに挑戦(定期的に「女子部御書カレッジ」を配信)
※書籍『池田華陽会御書現代語訳』や、2021年1月から本紙で連載予定の重点御書研さん紙面「世界一の生命哲学を学ぶ」(月1回)を活用
2021年 重点御書
1月「阿仏房御書(宝塔御書)」
2月「減劫御書」
3月「佐渡御書」
4月「一生成仏抄」
5月「日女御前御返事(御本尊相貌抄)」
6・7月「種種御振舞御書」
8月「乙御前御消息」
9月「法華証明抄」
10・11月「報恩抄」
12月「顕仏未来記」
●小説『新・人間革命』より
「戸田先生は、常に、『女子部は教学で立ちなさい』と言われていた。それは、幸福になっていくためには、生命の法理に立脚した人生の哲学が不可欠だからなんです。また、本当の意味で、女性が人間として自立していく道が、そこにあるからなんです」
(中略)
幸福になるには、「幸せとは何か」を明らかにした「哲学」が必要になる。「哲学」というのは、生き方の根本となる考え方である。
(小説『新・人間革命』第25巻「人材城」の章)
3、一人を大切に! 創価の女性の連帯で、希望の励ましを広げよう
【1】真心光る励ましで華陽姉妹の絆を強めよう
※2020年12月〜2021年1月末の「マイ ロマン総会」期間に、縁する女子部員、友人と語り合おう
【2】オンライン等を活用しながら、創意工夫を凝らし信心の触発を広げよう
※女子部公式LINEアカウント「華陽*NEWS」の活用
【3】創価の女性のスクラムの中で何でも語り合い、学会活動に励んでいこう
※婦女一体の「サン☆フラワー キャンペーン」で訪問・激励に取り組み、温かな励ましを広げよう
※方面・県で定期的に「女性最高協議会」を開催
●小説『新・人間革命』より
「大聖人は『女子は門をひら(開)く』(御書一五六六ページ)と仰せです。広宣流布の永遠の前進にあって、『福徳の門』を開き、『希望の門』を開き、『常勝の門』を開くのは、女性です。なかんずく女子部です」
麗しき婦女一体の対話の拡大、励ましの拡大は、二十一世紀の新たな力となった。
(小説『新・人間革命』第30巻〈下〉「誓願」の章)
【アピール】「新・人間革命」世代プロジェクト
このほど、私たち青年部は、創価学会創立90周年から100周年へ、「新たな青年学会建設の10年」の第一歩として、小説『新・人間革命』完結5周年、「広宣流布大誓堂」完成10周年の佳節を刻む2023年を目指した「新・人間革命」世代プロジェクトをスタートさせました。
このプロジェクトは、池田先生の小説『新・人間革命』を心肝に染めて戦う、青年部の新たな広布拡大と人材育成の取り組みです。
かつて先生は、小説『新・人間革命』の執筆について、こう述べられました。
「私の足跡を記せる人はいても、私の心までは描けない」
「全国、全世界の各地で、健気に信心に励む宝の同志を思い浮かべながら、生命の言葉を紡ぎ出し、一人ひとりに励ましの便りを送る思いで推敲を重ねた。
(中略)
創価の同志が『山本伸一』として立ち、友の幸福のために走り、間断なき不屈の行動をもって、自身の輝ける『人間革命』の歴史を綴られんことを、心から念願している」
『新・人間革命』を創価の同志が熟読する時、池田先生の「心」を学び、自らが永遠の師弟旅の主人公・山本伸一との自覚がみなぎり、人間革命のドラマを綴っていけます。
学会創立100周年の勝利は、私たち青年部の世代の一人一人が、小説に刻まれた師弟の精神、広布への信念を学び、実践できるかどうかに掛かっています。
第30巻〈下〉「誓願」の章の最後には、青年部への万感の思いが綴られています。「青年部の諸君は、峻厳なる『創価の三代の師弟の魂』を、断じて受け継いでいってもらいたい。その人こそ、『最終の勝利者』です。また、それこそが、創価学会が二十一世紀を勝ち抜いていく『根本の道』であり、広宣流布の大誓願を果たす道であり、世界平和創造の大道なんです」
「青年部幹部会(年2回を予定)」「『新・人間革命』講座(定期的に配信)」「『新・人間革命』コーナー(小単位の会合で実施)」など一連の取り組みを通し、日頃から小説を読み深め、日々の生活や学会活動の中で実証を示していくとともに、"絶対勝利の哲学"を自らの言葉で縁する友に語り広げていきましょう。