2020年12月18日金曜日

2020.12.18 わが友に贈る

積雪や路面凍結による
転倒や交通事故に注意。
「慌てず」「油断せず」
「無理をせず」が基本だ。
安全第一の声掛けを!

開目抄下 P225
『袈裟を服ると雖も猶猟師の細視徐行するが如く猫の鼠を伺うが如し』

【通解】
袈裟を着ているとはいえ、布施を狙うさまは猟師が獲物をねらって細目に見て、しずかに近づいて行くがごとく、猫の鼠をねらっているようなものである。

名字の言 「一振りで越ゆ双六の箱根山」の句に思う 2020年12月18日
「一振りで越ゆ双六の箱根山」(大石悦子)。正月の楽しみが伝わってくる句だ。現代は、さらにさまざまな楽しみ方があろう。上手に気分転換を図り、はつらつと新年を出発したい▼正月恒例の一大イベントといえば、毎年多くの人が心待ちにしている箱根駅伝である。すごろくであればサイコロ一つで"越える"ことができる箱根路も、実際に人間の足で行こうとすれば、大変な困難が伴う▼まして思いのこもったタスキを「1秒でも早く」つなごうとする駅伝ならば、なおさらであろう。自らの限界に挑む戦いであるからこそ、走り終えた直後に倒れ込む選手も多い。創価大学はもとより、出場校の全選手が悔いなく力を発揮できることを切に願う▼すごろくと現実では次元が異なるが、古典にはこんな指摘がある。いわく、「双六の上手といひし人に、その手立を問ひ侍りしかば、『勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり……』」(『徒然草』)。"断じて負けない"と決める——勝利の鉄則は万般に通じよう▼日蓮大聖人は四条金吾を「きわめて・まけじだましの人」(御書986ページ)と称賛され、「負けじ魂」の大切さを教えられた。力走する選手たちのように、新しい一年も、人生という勝負の大舞台を駆け抜けよう。(道)

寸鉄 2020年12月18日
世界変える行動を重ねる創価の青年は人類の光—学者。希望の連帯を拡大
足立の日。大東京の誉れの王者ここに。異体同心の前進で勝利の先陣を!
「信心の・いさぎよきはすめるがごとし」御書。混迷時代こそ祈り純真に
プラス思考の人はストレスに強いと。全てを成長の糧に。これ仏法の真髄
日本の国連加盟記念日。人類の議会の強化へ!我らは共生の波を地域から

〈社説〉 2020・12・18 今年と来年の「漢字一文字」
◇明確な目標が前を向く力に
今月14日、日本漢字能力検定協会が公募していた、年末恒例の「今年の漢字」が発表された。2020年の世相を一字で表す漢字は「密」——。
今年を振り返るとき、新型コロナウイルスの話題は避けられない。「3密」を避けた自粛の日々、テレワークなど新たな生活様式の模索、いつ感染するか分からない不安、医療現場の逼迫など、誰もが"未曽有"といわれる危機を身に感じる一年だったのではないだろうか。
本紙・読者投稿のページ「みんなの投稿」でも、「私の今年の漢字」を募集したところ、やはり、コロナから連想される漢字が多くを占めた。「禍」「忍」「命」をはじめ、自粛期間に新しい挑戦を始めた「新」「挑」や、改めて家族や友人とのつながりを確認できたという「絆」「友」、明るい未来への願いを込めた「希」「祈」などが寄せられた。
"コロナ禍の中にあって、この方はなぜここまでポジティブな一文字を選べたのだろう"と思わせる一字、例えば「勝」や「優」を応募した人も多くいた。その理由を確認すると、2020年の出発に当たり、決意を既に「私の今年の漢字」に込めていたというのだ。
自ら定めた明確な目標を持っている人は強い。つまり、揺れ動いた一年を後から意義づけたのではなく、環境がどのように変化しても、ぶれずに貫く主題を持っていたともいえよう。
司馬遷が著した『史記列伝』(岩波文庫)の中に、「知ることがむつかしいのではない。いかにその知っていることに身を処するかがむつかしいのだ」という言葉がある。"目標は立てた方がよいと知りつつ、実際には決めていない"という人も少なくないだろう。先が見えない時代であれば、なおさらだ。
たった一つでもいい、自分の柱となる言葉を決めるだけでも、前を向く大きな力になってくれるに違いない。
アメリカの社会心理学者で、モチベーションや目標達成の分野の第一人者ハイディ・グラント・ハルバーソン氏は、著書『やり抜く人の9つの習慣』(林田レジリ浩文訳)で、目標を一つに絞ることも、意志の力を発揮するためのポイントであることを指摘。「『新年の目標』をひとつだけに絞ることができたら、成功確率はかなり高くなるでしょう」とアドバイスする。
"2021年をどんな年にしたいですか? それを漢字一字で表すと?"——「今年の漢字」で一年を振り返った次は、意識をリセットして「来年の漢字」を考えてみてはどうだろうか。希望ある未来、一歩前進・勝利した自身の姿を思い描きながら新たな一年を迎えたい。

☆2021年 「結成70周年」婦人部の活動
2021年「希望・勝利の年」は、婦人部結成70周年の佳節を迎える。
結成以来、困難を乗り越え、自他共の幸福を広げてきた婦人部は、今や世界第一の平和の連帯へと発展した。いかなる時もたたえ、励まし続けてくださった池田大作先生への感謝を胸に、学会創立100周年の2030年へ、さらなる広布拡大の決意を固め、前進していこう。

大事な10年の出発に当たり、より一層、創価後継の人材を伸ばしていくことを決意したい。そこで2021年は、皆で「ヤング白ゆり世代」の成長を祈り、共に動き、共に体験を積む「ヤング白ゆり・勝利の年」と捉え、令法久住への道を開いていきたい。そして、全婦人部員が、小説『新・人間革命』を熟読し、師弟の精神を深め、一人一人が広布の使命を果たしていこう。

創価の同志は、コロナ禍の中にあっても、懸命に友への励ましを送っている。これまで以上に一人に寄り添い、一対一の励ましを続けていこう。池田先生は、「題目は、究極の希望だ。題目を唱え、弘めゆく、創価の女性の生命こそ、希望の当体なのである」と指導されている。「絶対勝利」の婦人部は、題目第一で、地域・社会に希望の哲学を語り、広めていこう。

婦人部結成70周年のロゴマーク。婦人部の象徴・白ゆりや桜梅桃李の花のように、全員が使命の花を咲かせゆく希望・勝利の一年に!

1.全員で「ヤング白ゆり世代」をはじめ次代を担う人材を伸ばそう!
学会精神の継承は婦人部の大切な使命である。若い世代の成長を祈り、信仰の確信と喜びを語り伝えよう。

〇「ヤング白ゆり世代」が希望と誇りをもって活躍できるよう、皆で励まし合い、共に成長しよう。
※懇談会や学習会など工夫し、同世代の触発の場を設ける(開催単位は各地で検討)。
※オンライン講座「ヤング白ゆり希望カレッジ」を年2回程度、中央から配信する。

〇婦女一体の「サン☆フラワー キャンペーン」をより一層、充実させる。

〇わが家、わが地域の未来部・青年部、そして未入会家族を大切に、真心を尽くし、共に成長していこう。

2.全員が主役! 心結ぶ対話で広布を拡大!
地域・社会の発展と、皆の健康・勝利を祈り、信頼と友情を結び、創価の哲学を語り広げよう。

〇近隣、職場、親戚など、全ての友人・知人に、大きく対話を広げよう。

〇「私の人間革命」の体験を語り、折伏・弘教を実践しよう。
※「聖教新聞」「モバイルSTB」「SOKAnet」などを活用。

〇「聖教新聞」の拡大に皆で挑戦し、創刊70周年を荘厳しよう。

3.小説「新・人間革命」を学び、希望の存在と輝こう!
一人一人が小説『新・人間革命』の研さんを通して池田先生の心を学び、自身の人間革命に挑戦しよう。

〇日々、小説『新・人間革命』を読み、共戦の歴史を刻もう。「聖教電子版」なども活用しよう。

○会合や訪問・激励の折など、あらゆる機会に読み合っていこう。

4.「グループ学習・懇談」で希望と励ましを広げよう!
グループこそ広宣流布の推進と拡大の原動力である。"一人も置き去りにしない"との心で、訪問・激励にも力を入れ、広布の主体者を増やそう。

〇4月〜5月を中心に、部結成70周年を記念する婦人部総会を「希望総会」としてグループ単位でにぎやかに開催。

〇全員が主役の「グループ学習・懇談」を毎月、開催しよう。

〇「大白蓮華」の「婦人部 輝きのグループ学習」を教材に御書を学ぶなど、研さんに取り組み、体験を語り合うなど充実を図ろう。

主要行事
・婦人部結成70周年記念「希望総会」をグループ単位で開催(4月〜5月)
・オンライン講座「ヤング白ゆり希望カレッジ」を配信
・女性平和委員会主催の「草の根映写会」を各地で開催

●実践の五指針 「絶対勝利の婦人部」
一、祈りからすべては始まる
一、わが家は和楽の前進
一、後継の人材を伸ばす
一、地域と社会を大切に
一、生き生きと体験を語る

●婦人部グループモットー
皆で語り 皆で学び 皆が創価の幸福博士に!