具体的な決意と行動が
未来を切り開く。
明年へ向かって
目標を明確に定めよう!
勇気の一歩を共々に。
法蓮抄 P1050
『今法華経寿量品を持つ人は諸仏の命を続ぐ人なり、我が得道なりし経を持つ人を捨て給う仏あるべしや、若し此れを捨て給はば仏還つて我が身を捨て給うなるべし』
【通解】
今、法華経寿量品を持つ人は、十方世界の諸仏の命を継ぐ人である。諸仏も皆、法華経の自我偈によって自分が成仏できたのであるから、その恩ある法華経を持つ人を捨てられる仏があるだろうか。もし、この人を捨てられるならば、仏はかえって自分の身を捨てられることになるであろう。
名字の言 年末の風物詩——ベートーベンの「第九」 2020年12月19日
今年はベートーベンの生誕250年。第九といえば年末の風物詩だが、作曲家ワーグナーは第九の意義について、ベートーベンは「勢いよく錨を下ろした」と表現している▼錨とは、「一切を結合する必然的で絶大な力」を持ち、「溢れる心的感情の流れのすべてが、そこへと注ぎ込むことができる」言葉——「歓喜!」である。この言葉を「おのが音楽創作の頂点に戴冠したのだ」と(藤野一夫訳「未来の芸術作品」)▼交響曲に声楽を取り入れた第九をはじめ、新しい音楽を創作したベートーベン。保守的な音楽家が彼の斬新な楽節を批判した時、こう反論したという。「なに、規則が許さないだと。そうか、なら私が許可する!」(ハーヴェイ・サックス著、後藤菜穂子訳『〈第九〉誕生』春秋社)。人類の理想と連帯をうたい上げた歓喜の第九も、楽聖の強い意志から生まれたのだろう▼歓喜の生命は心から心、友から友へ広がる。御書に「我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く」(788ページ)と仰せのように、自身の尊極なる生命に目覚めることこそ「歓喜の中の大歓喜」にほかならない▼本年の掉尾を飾る座談会が列島の津々浦々で行われている。明年の「希望・勝利の年」へ、「大歓喜の生命」で力強く出発していきたい。(川)
寸鉄 2020年12月19日
「いよいよ強盛の信力をいたし給へ」御書。苦難の時こそ不屈の祈りで前進
細かな問題に気付くのが本物の幹部—恩師。さあ今日も励ましの声掛けを
SGIの精神を青年達に広めてほしい—副首相。人間革命の哲理を世界へ
全国で感染が増加。3密回避・手洗い・換気を含め基本を再確認。皆で実践
各地で厳しい寒さ。無冠の友の皆様ありがとう!絶対無理せず安全優先で
☆2021年 結成55周年 壮年部の活動
2021年「希望・勝利の年」、壮年部は結成55周年を迎える。池田大作先生は、壮年部結成式に寄せて、小説『新・人間革命』に、こうつづっている。「私もまた、壮年部です。どうか、皆さんは、私とともに、学会精神を根本として雄々しく立ち上がり、創価の城を支えゆく、黄金柱になっていただきたいのであります」(第10巻「桂冠」の章)。壮年部は、創立100周年を目指す大切なこの一年を、どこまでも先生と共に、広布の黄金柱として力強く前進し、対話拡大の原動力となっていきたい。また、職場や地域でも堂々と勝利の実証を示し、信頼と友好の輪を大きく広げていく。具体的には、次のポイントを基調に活動を推進する。
●指針
壮年は広宣流布の黄金柱
●3モットー
一、生涯求道の壮年部
一、職場で勝利する壮年部
一、地域貢献の壮年部
●活動のポイント
1、壮年部が友好交流・対話拡大の推進力に
�幅広い人脈を生かし、信頼と友好の輪を大きく広げよう
◎地域、近隣、職場等での友好対話を通して、友情と仏縁を広げる。
◎遠方の親戚とも交流を深め、理解と共感の対話で、共に幸福の道を開いていく。
◎信心根本に不断の努力を重ね、仕事で勝利の実証を示していく。
�弘教・聖教拡大に挑もう
◎自他共の人間革命・宿命転換を目指し、折伏・弘教に挑戦する。
◎聖教新聞の購読推進と、新たな聖教拡大推進者の育成に取り組む。
◎モバイルSTBやSOKAnetの動画などを活用し、学会理解の輪を広げる。
2、「訪問・激励」を通し人材の拡大を
「人を動かすのは人だ。心を揺さぶるのは心だ。直接会う。会って語る。そこに生命の触発が生まれる」「人を励ませば、自分の心が励まされ、開かれていくのである」(壮年部指導集『黄金柱の誉れ』190ページ)との指導通り、壮年部員一人一人への「訪問・激励」を最重要の活動として取り組んでいく。
�リーダー率先で「訪問・激励」に取り組もう
◎「励まし週間」だけでなく日頃から「訪問・激励」を推進する。
◎一対一の励ましで、座談会の参加者、活動に参加できる壮年部員を拡大していく。
◎壮年部幹部会の意義を込めた本部幹部会に、一人でも多くの壮年部員の参加を目指す。
�「ブロック5勇士」運動を推進
◎最前線のブロックで、新たな活動者を拡大・育成する「ブロック5勇士」運動を引き続き全力で推進。全幹部がブロックに入り、一人一人への励ましに徹する。
◎本部壮年部長、支部壮年部長の布陣を整え、各組織で壮年部強化を進める。
3、後継の青年を自分以上の人材に
�「青年部幹部会」を通して後継の青年を育成
「青年部幹部会」の参加者拡大を応援する。また、座談会や本部幹部会などの中継行事への青年部・未来部の参加を後押しする。
�一家で師弟の信心を継承
SOKAnetの動画等も活用し、一家で信心の原点や体験、広布史を語る機会を積極的に設け、子や孫たちへ学会精神を伝え残していく。
4、小説「新・人間革命」を通して学会精神を学ぶ
オンラインの活用も含めて各地の状況に合わせ、壮年部が信心の触発を受けられる会合を開催し、小説『新・人間革命』を学ぶメンバーを増やそう。
�一人一人が『新・人間革命』を学ぶ
『新・人間革命』の研さんを通して、師弟の生き方を学び、皆で自身の人間革命に挑戦する。
�教学の研さんを通し、「行学の二道」に励む人材を育成
「大白蓮華」の学習を通して、仏法の人間主義の哲学を学ぶ。また、壮年部指導集『黄金柱の誉れ』を研さんし、共に人材へと成長していく。
5、各種グループの育成・強化
<太陽会を一層充実>
昼間に活動できる太陽会(総称)の発展・強化を目指し、本部・支部の議長の布陣を整える。ライン組織の壮年部とも連携を密にして訪問・激励を推進し、体調のすぐれない人にも十分に配慮し、励ましを送っていく。
<王城会の強化>
地域の宝城を厳護する使命と誇りを忘れず、絶対無事故の任務を勝ち取る。壮年部の人材育成の柱として、定例会や研修会を軸に王城会の充実に力を注いでいく。
<次代を担うヤング壮年部の育成>
ヤング壮年部を次代のリーダーとして着実に育成していくため、先輩幹部による激励・指導に継続して取り組む。人材グループなど同世代の団結を強めるための取り組みも工夫する。
●主要行事
(1)壮年部幹部会の意義を込めた本部幹部会(開催時期未定)
(2)方面壮年部長会の開催