青年を大事にし
育てたところが栄える。
わが家・わが地域の
若き友の成長を祈り抜き
最大の励ましを送ろう!
経王殿御返事 P1124
『師子王は前三後一と申してありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時もいきをひを出す事はただをなじき事なり』
【通解】
師子王は前三後一といって、蟻を取ろうとする時にも、また、猛々しいものを取ろうとする時も、全力で飛びかかることは、まったく同じである。
名字の言 "「岸壁の母」を聴くと思い出す"——婦人部員が伝える戦争体験 2020年9月1日
来る日も来る日も、母は子の帰りを待ち続けた。往年の名曲「岸壁の母」のモデル・端野いせさん。戦後、東京・大森(当時)に居住しながら、1981年に逝去するまで、出征した一人息子の生存と復員を信じ続けた。復員船が京都・舞鶴に入港すると、その港に立った▼「『岸壁の母』を聴くと、母の姿を思い出します」。沖縄の水納島で生まれ育った婦人。物心ついた時すでに、長兄は徴兵され、沖縄本島にいた。終戦後、母は毎日のように浜辺に行き、島に到着する船に息子の姿を捜し続けた▼戦時中、兄は一度だけ島に戻ってきた。両親は再び戦地に向かうことを必死に止めた。だが、兄は「逃げたことが知られたら殺される」。戦死の報が届いたのは、終戦から10年以上も後のことだった▼戦争で愛する人を奪われた悲しみは、どれだけ時が過ぎようとも、決して癒えることはない。戦争体験を取材するたび、"先の戦争の悲惨は、75年前の8月15日に終わったのではない"と思う▼池田先生は詠んだ。「世界の人びとが/一人も残らず/母を大切にすれば/自然のうちに/平和の世界が出来上がる。/幸福の道が創り上げられる」。"母たちが涙に暮れた歴史を二度と繰り返さない"——その誓いが崩れぬ平和の礎となる。(踊)
寸鉄 2020年9月1日
さあ9月。創立90周年の「11・18」へ私自身の人間革命の歴史を!勇躍前進
牙城会の日。厳護の献身—これが若師子の誉れ!今いる舞台で断固実証を
人材は数ではない—牧口先生。新たな広布の突破口は"必死の一人"が開く
防災の日。"最悪"想定し備蓄や避難経路など入念に。皆で声掛け合い確認
全国で厳しい暑さ続く—1カ月予報。この先も熱中症に警戒。健康第一で
☆大白蓮華巻頭言2020年9月号 いま地涌の誓春の太陽は昇る
人生も杜会も、最も困難な危機の時にこそ、最も偉大な生命の力を発揮して、新時代を開くことができるーー。
御本仏が、御自身の「発迹顕本」を通して、人類を照らしてくださった無限の希望の光がここにある。
文永八年(1271年)九月十二日、竜の口の"頸の座"に臨まれた日蓮大聖人ほ、殉教の覚悟を定めてお供した四条金吾に「これほどの悦びをば・わらへかし」(P914)と悠然と仰せになりつつ、尊極の御境涯を顕された。
恩師・戸田城聖先生は、「発迹顕本」が師弟の会座であったことに甚深の意義があると拝されていた。すなわち大聖人は、門下ー同、ひいては末法の一切衆生が「地涌の菩薩」として元初の大生命を顕し、いかなる苦難も勝ち越えていけることを示してくださっているのだ、と。
竜の囗の法難に続く二年五ヵ月間の佐渡流罪から凱旋された大聖人は、戦乱や疫病や災害などが続く中で、「民の愁い積りて国を亡す」(P1004)と憂慮なされていた。
民衆が不安や無力感に押し潰されてしまえば、国土の復興も平和も望めない。一人一人が正しき哲理を抱いて、自らの生命の尊厳に目覚めることが、どれほど大切か。
それゆえにこそ、「法華経の行者は須弥山・日月・大海等なり」(同P)と宣言され、「立正安国」の勝利を打ち立てていくことを弟子たちに呼び掛けられたのである。
御本仏の「発迹顕本」から七百五十星霜—。
ニ十ー世紀の大きな危機に立ち向かう、今この時に、日本はもとより世界中に、若き地涌の菩薩が久遠からの誓願を果たさんと躍り出て、本門の連帯を広げている。
従藍而青の誉れ高き、わが後継の世界市民たちこそ、どんな烈風にも怯まぬ「勇気の須弥山」である。どんな苫悩の闇も晴らす「英知の日月」である。どんな壁も越えて人類を結びゆく「友情の大海」なのだ。
大聖人の御照覧はいかばかりか。仏天も必ずや動く。
今こそ、元初の光を放つ地涌の誓春の太陽を昇らせ、地球文明の新時代へ、希望の夜明けを告げてくれ給え!
青春の
発述顕木
世界まで
地涌の命の
凱歌たのもし
〈2020 学会史メモリアル〉 9月
◎9・8「原水爆禁止宣言の日」
1957年(昭和32年)9月8日、第2代会長の戸田城聖先生は、青年への遺訓の第一として、"核兵器は絶対悪である"と師子吼。創価学会はこの宣言を平和運動の原点とし、核兵器廃絶への展示・講演会、署名運動や被爆・戦争体験集の出版等、人々の意識啓発を促す活動を世界各地で続けてきた。
※参考資料=小説『人間革命』第12巻「宣言」、『新・人間革命』第7巻「文化の華」「操舵」
◎9・8「日中国交正常化提言」発表の日
1968年(昭和43年)9月8日、第11回学生部総会の席上、池田先生は「日中国交正常化提言」を発表。"アジアの繁栄と世界平和のため、その最も重要な要"として、日本と中国の関係改善を訴えた。
※参考資料=『新・人間革命』第13巻「金の橋」、第20巻「友誼の道」
◎9・8 小説『新・人間革命』の新聞連載完結の日
2018年(平成30年)9月8日、小説『新・人間革命』の新聞連載が完結。新聞の連載回数として、日本一の6469回(全30巻)を数える。
◎9・9「女子学生部の日」
1975年(昭和50年)9月9日、池田先生が女子部学生局(当時)の集いに出席したことが淵源。本年で45周年。
※参考資料=『新・人間革命』第22巻「波濤」
◎9・9「創価世界女性会館」初訪問20周年
2000年(平成12年)9月9日、池田先生は東京・信濃町の「創価世界女性会館」を初めて訪れた。本年で20周年。
◎9・9「北海道の日」
1973年(昭和48年)9月9日に行われた第1回北海道青年部総会が淵源。席上、池田先生は"学会健児の手で、この地を世界一の理想郷に"と念願した。
◎9・12「教学部の日」
1976年(昭和51年)制定。1271年(文永8年)9月12日、日蓮大聖人が「竜の口の法難」に遭われ、発迹顕本を遂げられたことに由来する。
◎9・15「ドクター部の日」
1975年(昭和50年)9月15日、池田先生がドクター部の総会に出席。後に、この日が「ドクター部の日」となった。本年で45周年。
※参考資料=『新・人間革命』第22巻「命宝」
◎9・23「少年少女部結成記念日」
1965年(昭和40年)9月23日、池田先生の提案により結成された。本年で55周年。
※参考資料=『新・人間革命』第9巻「鳳雛」