2013年8月1日木曜日

2013.08.01 わが友に贈る

新入会の友の成長が
広宣流布の前進だ。
悩みや要望に
じっくりと耳を傾け
真心の励ましを!

四恩抄 P937
『然るに今生の父母は我を生みて法華経を信ずる身となせり』

◇希望の明日へ
良き家庭は良き人間を創り、良き人間は社会のために良き貢献をするはずである。心と心で結ばれた"人間の家"を創造しゆく努力は、それ自体、人間が人間らしく生きられる社会の建設の第一歩になるであろう。
『主婦の友』昭62・1月号

☆女性に贈ることば 八月一日
理想があるから青春です。理想があるから人生です。理想のない人は、寂しい。
反対に、生涯、わが理想を求めて生きる人は、どんなに年をとっていても、心は永遠に青年です。

☆今日のことば 八月一日
希望は
 努力から生まれる
希望のなかには
 幸福と平和が 宿っているからだ

☆大白蓮華巻頭言 8月号「我らの未来部よ新しき黎明たれ!」
「子どもの内にある松明の炎こそ、未来を照らす太陽なのだ」と、かのビクトル・ユゴーは叫んだ。
若き心に灯る希望の炎を信じ、育み、いやまして光輝あらしめていく−−ここに、私たちの責務がある。
私が第三代会長に就任して最初に結成したのは、未来部である。それは、小説『人間革命』の連載と呼応していた。創価学会の真実の歴史を残すとともに、万代にわたる令法久住の未来を開いていったのだ。
『人間革命』の第一章は「黎明」。最終章は「新・黎明」。その意義を、私は未来部の友に語った。
「仏法は常に、現在から未来へ前進する。君たちが元初の生命の太陽を輝かせて、新しい、もっと素晴らしい、世界平和の黎明を創っていくんだよ」と。
この心を同じくする盟友が、壮年・婦人部の未来部育成部長、青年部の二十一世紀使命会、学生部の進学推進部長をはじめ担当者の方々である。感謝は尽きない。御本仏の御照覧は絶対なりと、私は確信する。
日蓮大聖人は、四条金吾夫妻に後継者が誕生することを『法華経が流布していく種を継ぐ玉のような子』と寿がれた。"我が子のように思われる"とまで、喜んでくださったのである(P1109、趣意)。
仏法の眼で見れば、未来部は、どの子も、かけがえのない大聖人の「我が子」である。
その一人一人に絶対の信頼を寄せ、皆で励ましを送り、成長を祈り続ける。そして人生と社会の勝利者を育て上げていくのが、創価の人間教育の大地である。

朗らかに
 英知の太陽
  育ちゆけ
 学び鍛えて
  明日を照らせや

そこには「人間はかくも温かく素晴らしい」との感動が満ち、人に尽くす生き方の模範が光っている。
青春には思いもよらぬ試練が立ちはだかる。多感な年代ゆえ、時として反発や葛藤もあるだろう。
しかし、わが師・戸田城聖先生は明快に語られた。
「子どもの将来は、今の姿だけではわからない。こちらの信心で変わる。必ず向上の軌道に乗る。困らせる子どもは、自分を仏にしてくれるのだ。共に広宣流布のために涌出した地涌の菩薩なんだよ!」
戦時中、空襲で焼け出された岐阜の女性は、「ここに平和の光あり」と入会し、村八分にも負けなかった。聖教新聞の配達とともに、結成時から未来部を担当し、広大な天地を駆け、若き友を勇気づけてくれた。
「富も学歴もない。しかし、後継の宝だけは断じて立派に育ててみせると、心は熱く燃えました」と。
三人の愛娘は鼓笛隊で薫陶を受け、お孫さんたちも創価大学やアメリカ創価大学に学んだ。広布の母は幾多の後輩に慕われ、悠々と総仕上げを飾られる。
世界中で、祖父母をはじめ尊き多宝の先輩方が、未来部の激励に力を入れてくださり、ありかたい限りだ。
「私たちが子どもたちのためにしたことは、未来に百倍の実りと変わる」「若き生命に種を蒔こう。正義の心を込め、歓喜の心を込めながら」−−これまた、ユゴーの不滅の呼びかけである。
時代の闇は深い。だからこそ、我らの未来部よ! 新しき地球社会の希望の黎明と躍り出てくれ給え!