2013年8月23日金曜日

2013.08.23 わが友に贈る

妙法への強い確信が
全ての根幹だ。
日々たゆみなく
御書と学会指導を学ぶ
「求道の人」たれ!

四条金吾御書 P1175
『なによりも承りてすずしく候事はいくばくの御にくまれの人の御出仕に人かずにめしぐせられさせ給いて、一日二日ならず御ひまもなきよしうれしさ申すばかりなし』

◇希望の明日へ
"人間"に奉仕し、人々を幸福にするためにこそ、本来の、宗教はある。まして、大聖人の仏法は、どんな権威・権力にも屈することなく、世界の人々に平等に自由と尊厳をもたらす、最高の人間主義の大法である。
平3・9・23

☆女性に贈ることば 八月二十三日
どうして自分だけが……
どうして私だけが……
何も嘆くことはない!
決してあきらめることはない!
勝負は一生で決まる。途中ではない。最後に晴れ晴れと勝てばよいのだ。

☆今日のことば 八月二十三日
成長期にある、人間の好奇心というものは、おさえようとしても、おさえきれるものではありません。かえって、おさえれば、おさえるほど、はげしくなるものです。戦争中の、めぐまれなかった私たちが、勉強したくてたまらなかったのも、そのひとつのあらわれでしょうし、それは、いつの時代も、変わらないものだと思います。

☆学園抄第7回 青春の輝き
◇基本の積み重ね
学園は「文武両道」。創立者はクラブに打ち込む学園生を陰に陽に励ましてきた。
1983年(昭和58年)3月13日。開校初年度の関西創価小学校で第1回「児童ドリーム・フェスティバル」が開かれ、創立者が出席した。
器楽委員会が創立者の前で初めて演奏。曲は「宇宙戦艦ヤマト」。その後、児童が創立者のもとへ向かった。
「名前を付けてください」
「わかったよ!」
決まったのは5日後。届いた色紙に金の文字が躍る。
「アンジェリック
    ブラスバンド」
裏には「佛語で"天使の楽団"という意味なり」。
思いがけないフランス語。小さな胸に夢が広がった。
この年からコンクールに挑戦。楽器も満足にそろわない。なかなか結果が出ない。
89年8月。府大会で、ついに関西大会進出を決めた。
「こんなにうれしいことはない。逆立ちしたいぐらいうれしい。とうとうやったね!」
池田先生はこんなに喜ばれるんや! そのまま一気に全国大会まで駆け上がった。
翌9月。創立者は東京校でのスピーチで、アンジェリックを祝福した。
「基礎のある人は強い。時の流れに朽ちることがない。時とともに向上し、不滅の輝きを放っていける」
この時の「基本は力 持続は力」との指針は、今も音楽室に飾られている。
同年、コーラス部に「ビクトワール合唱団」の名が贈られた。フランス語で「勝利」。
発足当初から、両クラブとも毎朝、基礎練習を重ねる。単調なロングトーン、ロングプレス。面白みはない。だがこの積み重ねの先に上達があると、皆が実感している。

99年5月24日。関西小の体育館で、関西校の小・中・高の新入生と創立者の記念撮影が行われた。
演奏予定のアンジェリックは幕の下りた舞台で待機。撮影後、緞帳が上がる。創立者が見えた。よし、演奏や!
「皆でアイスクリームを」
創立者の呼び掛けで場内にアイスが配られた。懇談的にスピーチが始まる。
僕らの出番、なくなったんかなあ……。緊張の糸が切れそうになる。すると突然、スピーチでアンジェリックとビクトワールの話題。
「では演奏を聴こう!」
創立者の"演出"で「ウィリアム・テル序曲」を演奏。会場から笑い声が起きた。創立者が指揮者をまねて、腕を振っている。創立者の"指揮"で奏でるメロディー。
海外の有識者の言葉で"小さな大音楽家"を讃えた。
「その学校の質は、音楽の合奏を聞けば、わかる」
これまで、日本一に3度輝いたアンジェリック。今月、府大会で29年連続の金賞を受賞した。全国レベルの実力をもつビクトワールも明日、府大会に登場する。