2013年8月23日金曜日

2013.08.22 わが友に贈る

わが街の幸福責任者
地域部・団地部の友に
心から感謝!
皆様の奮闘ありて
笑顔の花は咲き薫る!

撰時抄 P256
『夫れ仏法を学せん法は必ず先づ時をならうべし』

◇希望の明日へ
悪しき権力と戦い、個人の尊厳を守るのが宗教の役割である。しかし、日本の多くの既成宗教は、逆に、権力に追従してきた。権力につき従うか、権力と徹底して戦うか−−ここに民衆のための"生きた宗教"か否かの分岐点がある。宗教は大善となるか、もしくは大悪となるか−−振幅が大きい。その振り子の幅は、人間の心の振幅の大きさからきているとも言えるだろう。ともあれ、生命の"権力の魔性"を克服しつつ、外なる権力の横暴と戦いぬかねばならない。
平3・8・2

☆女性に贈ることば 八月二十二日
心の力は偉大である。心には、距離をも、時をも超える力がある。夫婦の心、家族の心、友情の心−−。離れていても、扇は自在に結び合える。

☆今日のことば 八月二十二日
何によって、人生の価値が決まるかといえば、どれだけ、人のため、社会のために、有益な仕事をしたかということになろうか。

☆学園抄第7回 青春の輝き
筝曲は、指揮者がいない。一糸乱れぬ演奏のためには、仲間との信頼、高い集中力、そして固い団結が必要だ。
東西とも練習の際、創立者の指針を学ぶ。日頃の励ましに応えようと努力する。心を一つにする団結の要である。
日本一を目指す筝曲部には、もう一つ目標がある。
東西で国立劇場ヘ−−。
伝統芸能の殿堂、東京・国立劇場。全国大会で文部科学大臣賞と文化庁長官賞に輝いた上位4校は、優秀校公演でその舞台に立てる。
だが、全国大会に出場するのも簡単ではない。さらに両校同時の上位入賞となると、極めて難しい。
2007年8月、島根県雲南市での大会。3年ぶりに出場した東京校が日本一。連続出場の関西校は、初めて入賞を逃した。
早めに帰路についた関西校の部員たちは、特急列車で結果を聞いた。目を真っ赤にし、顔を覆う。日本一を目指して頑張ってきた。東京校と国立劇場に出たかった。悔しい。線路を走る音に、すすり泣きが交じる。
同時に、創立者からの伝言がメモで回ってきた。
「関西校がいたから東京校が勝てたんだよ。関西校も元気に帰ってきなさい」
温かい言葉が心に響く。
「泣いちゃいけない。負けたことで次の勝ちの因を作っているんだよ。次に勝てる勇気をつけられるんだよ」
この結果には必ず意味がある。夢は後輩に託された。

今月3日、夕刻の佐世保市民会館。日本音楽部門の閉会式で、各賞が発表されようとしていた。
静まる場内。ピンと張り詰めた空気。隣同士で手をつなぐ。祈る思いで待つ。
「文化庁長官賞……、大阪府、関西創価高等学校」
歓声が上がる。
続いて。
「東京都、創価高等学校」
"国立劇場での東西競演"が初めて決まった。
2人の部長は、同じ言葉を口にした。
「東西で一緒に、創立者に近い国立劇場で演奏できて、本当にうれしいです!」
今月24、25日、両校は憧れのひのき舞台に立つ。