広布前進の要
「無冠の友」よ!
猛暑の中も雨の日も
毎朝の配達に大感謝。
絶対無事故を祈る。
経王殿御返事 P1124
『つるぎなんどもすすまざる人のためには用る事なし、法華経の剣は信心のけなげなる人こそ用る事なれ鬼にかなぼうたるべし』
◇希望の明日へ
家庭の役割とは何か。私は変化の激しい時代であればあるほど、原点に帰り、家庭の不変の働きを、自覚しなければならないと思う。いうなれば、家庭とは、日々、心の潤いを深め、未完成から完成へ、互いの結びつきによって、人格を磨き、豊かなものにしていく「人格創造の場」である。私はここにこそ、いつの世にも変わらぬ家庭の究極の存在意義があると考えている。
『主婦の友』昭62・1月号
☆女性に贈ることば 七月三十一日
「私には関係ない」というのは楽かもしれない。しかし、この「私には関係ない」が、人間を小さくする。
「私には関係ない」と、つぶやくたびに、自分の人間らしさが削られ、どんどん消えていってしまう。
わが社会を平和にしゆく女性が、平和の天使なのである。
☆今日のことば 七月三十一日
苦しくとも
目に涙を溜めながら
僕は
十年先の
感動の一瞬を信じて
今日も指揮を取る
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第16回 小さな疑問が大きな力に
質問すること自体が、新しい発見をする「探究の一歩」であり、人間の心を結び合う「平和の一歩」ともいえるでしょう。
12年前の夏、私はアメリカのある小学校の友に、一つの詩を贈りました。
「空は なぜ青いのか?
磁石に 鉄が
吸い付くのはなぜか?
恐竜は なぜ滅びたのか?
宇宙の果ては
どうなっているんだろう?
『なぜ?』『どうして?』と
問いかける心
それは『科学者』の心だ」−−と。
本当に頭がいい人とは、たくさんの物事を知っている人ではない。むしろ「なぜ?」「どうして?」と、いっぱい疑問をもって、問い続ける人ではないでしょうか。
そして、すぐに答えが出なくても、ねばり強く考え抜いていく人です。
大切な友人に、ロシアの名門・モスクワ大学の総長をつとめられた、世界的な物理学者のログノフ博士がいます。
博士が若い時、学校の先生が二日かかっても解けなかった問題があったそうです。
先生も解けない問題とは、どんな問題なのだろう−−興味をもった博士は、難問に何日も挑み続けました。そして、ようやく答えにたどりついた時には、「それこそ、お祭りがやってきたような気分でした」と、うれしそうに振り返っておられました。
苦労すればするほど、わかった時の喜びは大きいものです。
「なぜ?」と問いかけている時こそ、頭がたくさんはたらき、自分が大きく成長できるチャンスです。
だから、大事なのは「なぜ?」と思ったことを、そのまま放っておかずに、だれかに質問したり、本で調べたりすることです。
一つの「なぜ?」を追求していくと、また新たな「なぜ?」が生まれてくることがあります。それもまた、聞いたり、調べたりしましょう。このくり返しが、ぐんぐんと頭をよくしてくれます。
知らないこと、わからないことは、少しも、はずかしいことではありません。「何でも聞いてみよう!」「何でも学んでいこう!」−−この心こそ、青春の誇りです。
どうか、この夏、いろいろなことに挑戦し、「なぜ?」「何これ?」「不思議だな」という疑問をいっぱい見つけてください。
それが、きっと、新しい冒険のように、みなさんの世界を大きく広げる「希望の翼」となっていくはずです。
暑い日が続きます。熱中症や交通事故には、くれぐれも気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてください。
来月も、一回り大きくなった、みんなに会えるのを楽しみにしています。