2013年5月27日月曜日

2013.05.27 わが友に贈る

いつも同志と共に!
異体同心の団結こそ
前進の原動力だ!
わが使命の地域に
人間共和の大城を!

月水御書 P1202
『此の戒の心はいたう事かけざる事をば少少仏教にたがふとも其の国の風俗に違うべからざるよし』

◇今週のことば
我らの一日の功徳は
極楽百年の修行に勝る。
仏法に無駄はない。
今日できることに
ベストを尽くそう!
2013年05月27日

◇希望の明日へ
婦人が自由な時間をもてるような年代になって、その自由を、自分を豊かにする糧にできれば、それは創造的な人生である。逆に、暇ができても、生産的でないことに時間を費やすことを、古代ローマの思想家セネカは「怠惰な多忙」と皮肉を込めて呼んだ。「生きる」ということは、生涯かけて学ぶことである。また「人生とは、自分自身が創るもの」である。
『主婦と生活』平5・1月号

☆女性に贈ることば 五月二十七日
一日一日をていねいに生きよう!
美しいものをたくさん発見できる人こそ、美しい人である。

☆今日のことば 五月二十七日
自己の向上は
希望ある日々と自信を持った
忍耐の実践からと知れ

☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇祈りを根本に団結
文京支部の勝利の要諦は、大きく三点にあった。
第一に「祈り」を根本とする団結である。
一人の力は小さいかもしれない。しかし、力を合わせれば、一人の力が五にも十にも百にもなる。足し算ではなく、何倍、何十倍という掛け算になる。
人と人が団結することは、決して容易ではない。号令や強制でできるわけもない。その中で「異体同心」という無敵の団結を創り上げてゆく肝要は何か。
それはまず、師匠の掲げる広宣流布という大理想を我が誓いとし、師弟共戦の祈りと行動を貫くことだ。
「信心で勝つ!」という一点で皆が呼吸を合わせ、心のギアをガッチリとかみ合わせることだ。
そして、真心を込めた、「励ましの組織」を築くことである。友の悩みを自らの悩みとし、一緒に祈り、一緒に立ち向かう、同苦の精神を最前線まで脈打たせていくことだ。
この勝利の鉄則のまま、わが東京婦人部をはじめ創価の母たちは今日も、強き祈りから決然と出発する。

◇一人立つ主体者に
第二は、一人ひとりが、主体者の自覚で立ち上がることである。
私は、初めて出た文京の会合で、友に訴えた。
「人生は前進です。限りない前進です」 「わが文京支部は、『前進』の魂を断固と燃やそう! 『前進』を合言葉としよう!」と。
そして、皆で「前進」と声に出して宣言することを提案したのである。
最初は弱々しかった声も、次第に、心の底からの声に変わっていった。
誰かではない!
自分が主役なのだ!
自分が前進するのだ!
何回も繰り返し、遂に「前進!」と力強い声が轟きわたると、私は言った。
「これで勝てるよ」
文京の地で青春を生きた文豪・夏目漱石は、後輩に書き送った。
「人間は自分の力も自分で試して見ないうちは分らぬ」 「やれるだけやって見ないと自分で自分に見当のつかぬもの」
勇気ある挑戦、執念の完走によって、本当の底力が引き出されていくのだ。
私は文京の友に、「諸法実相抄」の講義を行った。
『日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし』(P1360)
この「地涌の義」のままに躍り出てきたのが、創価の師弟である。
自分自身も、共に戦う同志も、真正の「地涌の菩薩」なのである。この深き自覚で一人立った我らが、勇気の声、誠実の行動で、一対一の対話を広げていく時、広宣流布の波動が起こらないはずはない。

◇新しき力を育成
第三の要諦は、人材育成である。「新しき力」「若き力」が台頭してこそ、広宣流布は進む。
初めて会合に来てくれた友がいる。悩みを抱えて、真剣に題目を唱え始めた友がいる。目立たなくとも、黙々と動いてくれる友がいる……。
皆、どれほど尊い使命の方々か! 誰もが、大切な広布の人材なのだ!
大聖人は「諸法実相抄」の一節に『ほめられぬれば我が身の損ずるをも・かへりみず』(同P)と仰せである。これが、自然な人情の機微だ。
いわんや、皆、広布のために労苦を惜しまず戦う同志である。どんなに讃えても讃えきれない。
私は一人ひとりを知り、心から讃え、励まし、感謝していけるリーダーであろうと深く決意した。
この熱意と祈りに呼応してか、澎湃と「新しい力」が台頭し、広布前進の潮は広がっていった。