地区部長・婦人部長の
人知れぬ奮闘ありて
広布の勢いは加速!
どうか健康第一で
賢明な指揮を頼む!
法華初心成仏抄 P556
『人に吉と思はれ人の心に随いて貴しと思はれん僧をば法華経のかたき世間の悪知識なりと思うべし』
◇希望の明日へ
女性の特質の一つは"愛すること"といってよい。恋人や、夫や、子どもへの愛情はもちろん、これに含まれる。さらに、こうした個別的な意味での愛情を超えて、広く他者に向ける愛、とりわけ傷つき悩んでいる人、宿命とたたかっている人、弱い立場の人への深い思いやりと行動にあると申し上げたい。
昭63・3・14
☆女性に贈ることば 五月十日
細やかな情愛がにじみ出ている夫婦や家庭には、不思議と、ほめ上手の奥さんがいるようだ。身近な家族同士では、意外に不平や欠点の指摘に終始していることも多い。そうしたなかで、ほんのちょっとした励ましの言葉が、相手の心をほぐし、会話を円滑にする。自信をもたせる。
☆今日のことば 五月十日
梅は梅、桜は桜、菊は菊。花にもそれぞれ個性がある。人もまたおなじである。さまざまな個性の人が集まり、しかも、それが調和を保っていくのが、人生であり、社会といえよう。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇ガンジーの原点
先日、私は、南アフリカの名門クワズール・ナタール大学より、栄えある名誉社会科学博士号を拝受した。全同志と共に分かち合う栄誉である。とりわけ、アフリカ各国の友が、わが喜びとしてくれている。
式典が挙行されたクワズール・ナタール州ピーターマリッツバーグは、非暴力の父マハトマ・ガンジーが人権闘争の開始を決意した原点の地でもある。
南アフリカに渡って弁護士として活動していたガンジーは、インド人同胞の置かれた余りにも過酷な差別の状況に立ち上がった。
有名な「サティヤーグラハ(真理を堅持すること)」の運動も、この闘争から生み出された。インド人炭鉱労働者など約三千人を率いて"インド人救済法"を勝ち取った大行進は、ちょうど百年前の出来事である。
彼は非暴力闘争に入る前に、一つの宣言を放った。
「誓約に忠実な人が一握りでもいる限り、戦いの目標はただ一つしかありません−−それは勝利なのです」と。
誓いは果たしてこそ誓いである。すなわち、勝利の瞬間まで貫き通すことが、本当の誓いなのだ。
リーダーは、その気迫と執念をもたねばならない。
◇平和構築への鍵
クワズール・ナタール大学を母校とされるエラーガンジー博士は、マハトマの令孫であり、南アフリカの人権闘争で活躍されてきた女性指導者である。
博士は、創価の連帯に大きな期待を寄せ、平和を構築する鍵として、マハトマが訴えた四つの点を教えてくださったことがある。
第一に、「平和的な抵抗」である。
第二に、「地域に根ざし、人びとの力を引き出す経済の仕組み」である。
第三は、「すべての人びとに対し、一人も例外なく尊敬する心」。
そして、第四は「自己を統御し、より良き人生を歩むこと」であった。
含蓄の深い指針である。
あえて私たちの実践に置き換えるならば−−
第一に、友を思う慈悲と忍耐の心で、粘り強く対話することである。
第二は、近隣の友と絆を強め、日常の生活の場や、小さな集いを大切にしながら、友情の輪を大きく広げていくことであろうか。
第三は、人間の可能性をどこまでも信じ、縁する人の仏性に語りかける励ましの行動ともいってよい。
そして、第四は、自らの怠惰や傲慢な生命を内から変革し、ひたぶるに「広宣流布のために」「自他共の幸福勝利のために」と祈り、動く。叫び、戦う!
妙法の絶対の功力を深く確信して、その正義の闘争に、生涯、誇り高く生き抜くことだ。
人間革命から社会変革へ−−この立正安国の信念の道を、我らは威風も堂々と進んでいくのだ。どこまでも! 何があろうとも!
◎いえいえ、「地区婦人部長ありて」ですよね!(^^)!