2013年5月2日木曜日

2013.05.01 わが友に贈る

さあ広布拡大の時。
歴史をつくるのは
一人立つ勇気だ。
今日の地道な挑戦だ。
師子奮迅の勢いで進め!

種種御振舞御書 P919
『かかる日蓮を用いぬるともあしくうやまはば国亡ぶべし』

◇希望の明日へ
多くの働く婦人との懇談を通して、大切に思うことは、家庭と職場のけじめをつけ、なるべく頭と気持ちを切り替えること、目の前にきた仕事はできるだけその場で解決すること、仕事の上で具体的な目標をもつこと、同僚や後輩に自己の人生体験を押しつけないこと、むしろ聞き上手であること、などが挙げられるであろう。もちろん生活は理屈通りにいくものではない。要は"働く母"の自転車が家庭と職場とのバランスをとって、有形無形の障害を越え進んでいくためには、"なぜ働くのか"という確かな目的観のハンドルをしっかりと握りしめていくことである。
『主婦の友』 昭61・1月号

☆女性に贈ることば 五月一日
日々新たにして日に日に新たなり−
今日も生まれ変わった生命の息吹で
全力で走りゆくことだ
今日の満足と、明日への飛躍と

☆今日のことば 五月一日
民衆の声ほど 強きものはない
民衆の怒りほど 恐ろしきものはない
民衆の叫びほど 正しきものはない

☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第13回 平和の三色旗とともに
この学会の大切な日である5月3日は、「創価学会母の日」でもあります。
だれよりも苦労して、がんばってくれている「創価のお母さん」に、みなで感謝し、最大にほめたたえる日です。
日本では、5月の2番目の日曜日が"母の日"となっていますが、二重にお祝いしたいので、私から提案しました。今年で、25周年になります。
みなさんも、5月3日には、私にかわって、お母さんや婦人部の方々に「いつも、ありがとう」とお礼を言ってくださいね。
もう一つ、25年前に、私か提案したことがあります。婦人部の新しい旗をつくることです。すばらしい旗ができました。
赤・黄・青色の三色で、まん中に「白ゆり」の花が、えがかれていました。
この旗をふってみると、それだけで周囲が明るくなりました。まさに、創価のお母さんたち、そのものです。
そして、この旗がもとになって、学会の「三色旗」ができました。
赤は「勝利」、黄は「栄光」、そして青は「平和」という意味がこめられています。
あの地でも、この地でも、三色旗をふって、学会はほがらかに前進してきました。
かつて、関西のある少年部の友が、三色旗を見た友だちから、「これは、どこの国の旗?」とたずねられました。
少年は、胸を張って答えてくれました。
「SGIという、民衆の王者の旗やねん!」
少年少女部のみなさんが目指す2030年は、学会の創立100周年です。
その時、みなさんは、20代の、りりしい若きリーダーに成長している。私は楽しみでなりません。
この「広宣流布」の道は、万年の未来まで続く道です。
みなさんが世界の大舞台でかつやくする時代には、地球上のどこへ行っても、三色旗が"生命を大切にする希望と幸福の旗"として、ひるかえっているようにしていきたい。戦争なんか時代おくれという、平和な世界をつくりたいのです。
ともあれ、広宣流布の大運動は、始まったばかりです。いよいよ、これからです。
学会の未来にとって、いちぱん大切な人は、だれだと思いますか?
それは、後を継ぐ「後継者」です!
すなわち、みなさんです!
人類の未来は、みなさんの心の中にあります。私は、みなさんへの最大の尊敬と期待をこめて、1976年(昭和51年)に、5月5日の「こどもの日」を「創価学会後継者の日」としました。そして未来部の指針として、次の6項目を贈りました。
一、健康でいこう
二、本を読もう
三、常識を忘れないでいこう
四、決してあせらないでいこう
五、友人をたくさんつくろう
六、まず自らが福運をつけよう
今回ここに、私は七つ目として、
七、親孝行しよう
をつけ加えたいと思います。
人の幸せを祈り、行動する、みなさんのお母さんはえらい。お父さんもまた、本当にえらいんだ。だから、親孝行してあげてほしいんです。
親孝行すれば、お父さん、お母さんの心を明るくすることができる。そのお父さん、お母さんが、まわりの人をはげませば、その人の心が明るくなる。また、その人が、ほかの人をはげませば……そう、世界中の人の心を明るくすることができます。
アインシュタイン博士は、人の心を変えるには、「家庭や近所から始める」ことだとも言っています。「広宣流布」という、1万年先まで続く平和と幸福の大運動は、お父さん、お母さんに「親孝行すること」から始まります。
みなさんの親孝行によって、広宣流布を一歩前進させることができるのです。
むずかしく考える必要はありません。
日蓮大聖人は、一日に2、3回、笑顔を見せるだけでも、りっぱな親孝行である、と言われています。お父さん、お母さんのためにと勉強することも、すべて親孝行なんです。「心こそ大切」です。

木の葉っぱを見てごらん。今は毎日、緑がこくなっていきます。太陽のエネルギーを吸収して、ぐんぐん成長しています。
今年の新緑は、とくに勢いを感じます。
気がつかないかも知れないけれど、みなさんも、毎日毎日、必ず成長しています。
私は、みなさんが、一人ももれなく立派に育ち、"創価の大樹"として、日本の、そして、世界のあの地この地で、堂々と、そびえ立っている姿が目にうかびます。
きょうも、三色旗とともに、ほがらかに! 私といっしよに出発しよう。

◎きょうから希望の明日へは「生活・家庭」です。