草創の同志の
汗と涙の奮闘ありて
創価学会は大発展!
広布開拓の魂を
永遠に忘れるな!
妙法尼御前御返事 P1404
『日蓮幼少の時より仏法を学び候しが念願すらく人の寿命は無常なり、出る気は入る気を待つ事なし風の前の露尚譬えにあらず、かしこきもはかなきも老いたるも若きも定め無き習いなり、されば先臨終の事を習うて後に他事を習うべし』
◇希望の明日へ
次元は異なるが、一般の社会、人生にあっても、"ともに進む相手"を間違えたら大変である。結婚されている人なら、多く語らずとも、"選択の大事さ"はすぐわかると思う。一生を左右しかねない大切な問題である。自分の感情にのみ溺れたら不幸になる場合がある。自分の気持ちが根本であることは、当然として、両親や、人生経験豊かな婦人部の先輩のアドバイスも冷静に聞いていただきたい。そして、自分も満足し、周囲からも、うらやまれるような、価値ある幸の人生を建設していっていただきたい。
平3・8・24
☆女性に贈ることば 五月三十一日
日頃、子どもに語りかけるひと言を大切にしたい。日々、子どもたちと一緒に美しものを喜び、新しいものを見出していきたい。
心を育むものは、心である。
☆今日のことば 五月三十一日
どんなささいなことであっても物事を軽視する態度は、敗北につながる。
安易な考え方に勝利はない----安直は建設の敵であるからだ。
2013年5月31日金曜日
2013年5月30日木曜日
2013.05.30 わが友に贈る
御書は広布の原動力!
勇気と希望の源泉!
行き詰まった時こそ
御金言を拝し
法華経の兵法で前へ!
南部六郎殿御書 P1374
『誹謗の者に親近すれば所修の善根悉く滅して倶に地獄に堕落せん』
◇希望の明日へ
最近の結婚式は、しだいにお金をかけ華美なものとなっているようだ。それはそれで自由であるが、いちばん大事なのは人生の最終章である。結婚式が見栄を張って華やかであったからといって、人生の真実の幸福が決まるものでもない。むしろささやかな結婚式であった人のほうが、人生の総仕上げに輝くばかりの姿を示している場合が多い。結婚式は、愛し合う二人の、幸福な人生への新たな出発である。親しい人たちに真心から祝福してもらえるものであれば、それがいちばん良いと思う。いろいろな事情もあるだろうが、あえて華美に流されるべきではないし、まして他の人の式をうらやむことなど、まったく必要ない。
平2・9・12
☆女性に贈ることば 五月三十日
花々も、毎日、成長している。あらゆる線の木々も、成長している。
人生もまた、成長である。一日また一日、希望と努力を重ねながら、最上の幸福の自身の運命を築くことだ。
決して性急な跳躍をする必要はない。
☆今日のことば 五月三十日
自分のなすべきことに情熱を燃やそう。今やるべきことに全力を注げない人に、未来を語る資格はない。足元を着実に固めてこそ、次の大きな飛躍がある。
☆御書とともに�第2回 社会の勝利者と光れ
『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』(観心本尊抄、P254)
◇通解
天が晴れるならば、地はおのずから明らかとなる。同様に、法華経を知る者は世間の法をも、おのずから得るであろう。
◇同志への指針
妙法は太陽である。社会の大地を明るく照らす、本源の智慧の光である。我らは生命尊厳の正しき法理の上から、世間の事象の本質を鋭く見極め、自在にリードしていくのだ。
現実の荒波の中で奮闘する友よ、断じて負けるな! 題目に勝る力はない。勇気凛々と断じて社会で勝ち光れ!
勇気と希望の源泉!
行き詰まった時こそ
御金言を拝し
法華経の兵法で前へ!
南部六郎殿御書 P1374
『誹謗の者に親近すれば所修の善根悉く滅して倶に地獄に堕落せん』
◇希望の明日へ
最近の結婚式は、しだいにお金をかけ華美なものとなっているようだ。それはそれで自由であるが、いちばん大事なのは人生の最終章である。結婚式が見栄を張って華やかであったからといって、人生の真実の幸福が決まるものでもない。むしろささやかな結婚式であった人のほうが、人生の総仕上げに輝くばかりの姿を示している場合が多い。結婚式は、愛し合う二人の、幸福な人生への新たな出発である。親しい人たちに真心から祝福してもらえるものであれば、それがいちばん良いと思う。いろいろな事情もあるだろうが、あえて華美に流されるべきではないし、まして他の人の式をうらやむことなど、まったく必要ない。
平2・9・12
☆女性に贈ることば 五月三十日
花々も、毎日、成長している。あらゆる線の木々も、成長している。
人生もまた、成長である。一日また一日、希望と努力を重ねながら、最上の幸福の自身の運命を築くことだ。
決して性急な跳躍をする必要はない。
☆今日のことば 五月三十日
自分のなすべきことに情熱を燃やそう。今やるべきことに全力を注げない人に、未来を語る資格はない。足元を着実に固めてこそ、次の大きな飛躍がある。
☆御書とともに�第2回 社会の勝利者と光れ
『天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか』(観心本尊抄、P254)
◇通解
天が晴れるならば、地はおのずから明らかとなる。同様に、法華経を知る者は世間の法をも、おのずから得るであろう。
◇同志への指針
妙法は太陽である。社会の大地を明るく照らす、本源の智慧の光である。我らは生命尊厳の正しき法理の上から、世間の事象の本質を鋭く見極め、自在にリードしていくのだ。
現実の荒波の中で奮闘する友よ、断じて負けるな! 題目に勝る力はない。勇気凛々と断じて社会で勝ち光れ!
2013年5月29日水曜日
2013.05.29 わが友に贈る
聡明な女性の輝きが
広布の未来を照らす!
婦人部・女子部の友よ
今日も無事故第一で
使命の人生を進もう!
崇峻天皇御書 P1174
『一代の肝心は法華経法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしはいかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ』
◇希望の明日へ
安易な判断で相手を選んだ人は、後の四十代、五十代になって、後悔している人が多い。反対に、信心がしっかりしている人と結婚した人は、夫人の信心にも支えられ、大きく伸びているし、後になって良かったという場合が多い。長年、数多くの夫婦の姿を見守り続けてきた一つの結論であり、人生の教訓として、申し上げておきたい。
昭63・10・29
☆女性に贈ることば 五月二十九日
世界を支えているのは、一部の偉ぶった指導者などではない。目立たなくても、自らの使命に生き抜いている、お母さんたちです。
☆今日のことば 五月二十九日
人々の批判をする前に
先ず自分をつくれ
自分を養え
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.021 きめこまやかに心を配れ
永遠の歴史に輝きわたる、尊き日々の前進、本当にありがとう!
皆の奮闘のお陰で、学会は大きくなった。広布のリーダーは、その分、細かいことに気を使うことである。
気を使うということは、機械に油をさすのと同じで、組織の動きがよくなるのだ。
御聖訓に『人がものを教えるというのは、車が重かったとしても油を塗ることによって回り、船を水に浮かべて行きやすくするように教えるのである』(P1574、通解)と仰せである。
皆が元気になり、明るくなり、心が軽くなるように、できることは、何でもやる。直ちにやる。それが大事だ。
大河の流れるがごとく、同志を大切にし、青年を立派に育てながら、いかなる戦いも勝っていくのだ。
皆で、日本一、世界一の学会にしよう! 我らの力で広宣流布を実現し、仏国土をつくったという歴史を残そうではないか!
これほどの生き甲斐、戦い甲斐のある人生はない。子孫末代までの功徳と福運となることを、晴れ晴れと確信していただきたい。
これまで、よくやってくださった功労の人を、よく励ましていただきたい。一人を励ませば、その関係者が立ち上がる。人間関係は、微妙につながっているものだ。
激励する時は、きめこまやかに、心を込め、魂を込め、真心を尽くして励ましていくのだ。
一言が、その人の人生、運命を変えていく。その重みを考えていくことだ。真心の励ましで、学会は発展した。強くなった。リーダーは、それを決して忘れてはいけない。
◎きょうから希望の明日へは「結婚」です。今朝はパソコンの画面が起動せず、今になったのだ!(^^)!
広布の未来を照らす!
婦人部・女子部の友よ
今日も無事故第一で
使命の人生を進もう!
崇峻天皇御書 P1174
『一代の肝心は法華経法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり、不軽菩薩の人を敬いしはいかなる事ぞ教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ』
◇希望の明日へ
安易な判断で相手を選んだ人は、後の四十代、五十代になって、後悔している人が多い。反対に、信心がしっかりしている人と結婚した人は、夫人の信心にも支えられ、大きく伸びているし、後になって良かったという場合が多い。長年、数多くの夫婦の姿を見守り続けてきた一つの結論であり、人生の教訓として、申し上げておきたい。
昭63・10・29
☆女性に贈ることば 五月二十九日
世界を支えているのは、一部の偉ぶった指導者などではない。目立たなくても、自らの使命に生き抜いている、お母さんたちです。
☆今日のことば 五月二十九日
人々の批判をする前に
先ず自分をつくれ
自分を養え
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.021 きめこまやかに心を配れ
永遠の歴史に輝きわたる、尊き日々の前進、本当にありがとう!
皆の奮闘のお陰で、学会は大きくなった。広布のリーダーは、その分、細かいことに気を使うことである。
気を使うということは、機械に油をさすのと同じで、組織の動きがよくなるのだ。
御聖訓に『人がものを教えるというのは、車が重かったとしても油を塗ることによって回り、船を水に浮かべて行きやすくするように教えるのである』(P1574、通解)と仰せである。
皆が元気になり、明るくなり、心が軽くなるように、できることは、何でもやる。直ちにやる。それが大事だ。
大河の流れるがごとく、同志を大切にし、青年を立派に育てながら、いかなる戦いも勝っていくのだ。
皆で、日本一、世界一の学会にしよう! 我らの力で広宣流布を実現し、仏国土をつくったという歴史を残そうではないか!
これほどの生き甲斐、戦い甲斐のある人生はない。子孫末代までの功徳と福運となることを、晴れ晴れと確信していただきたい。
これまで、よくやってくださった功労の人を、よく励ましていただきたい。一人を励ませば、その関係者が立ち上がる。人間関係は、微妙につながっているものだ。
激励する時は、きめこまやかに、心を込め、魂を込め、真心を尽くして励ましていくのだ。
一言が、その人の人生、運命を変えていく。その重みを考えていくことだ。真心の励ましで、学会は発展した。強くなった。リーダーは、それを決して忘れてはいけない。
◎きょうから希望の明日へは「結婚」です。今朝はパソコンの画面が起動せず、今になったのだ!(^^)!
2013年5月28日火曜日
2013.05.28 わが友に贈る
リーダーは
報告や相談に対して
電光石火の対応を!
迅速・誠実の行動で
広布は勢いを増す。
四条金吾殿御返事 P1193
『何となくとも殿の事は後生菩提疑なし、何事よりも文永八年の御勘気の時既に相模の国竜の口にて頚切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをばいつの世にか思い忘るべき』
◇希望の明日へ
夫を支えながら、子育てに励み、そして立派な成人としてわが子を社会へ送りだしてからが、女性にとっては人生の"セカンド・ステージ"であるといわれる。だが、大事なのは、つねに今を輝かせる生き方である。青年であれ、老年であれ、そのとき人は真に美しい。その積み重ねが、人を磨き、向上させ、決して衰えることなき輝きをつくりだしていくのである。人生の実像は今しかないことを銘記したい。
『主婦と生活』 平5・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十八日
順調な時ばかりでは、本当の幸福を実感できるはずがない。
険しき山河がありても、すべてを悠々と乗り越え、深く人間の価値を知りながら進むことだ。
そこには喜びがある。そこには満足がある。そこには後悔がない。
☆今日のことば 五月二十八日
彼は 今日のために
未来を忘れている
僕は 未来のために
今日を修行するのだ
☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇学会と共に生きよ
懐かしき
また思い出多き
文京の
法戦しのびて
相みる同志よ
私が担当で入った頃の文京支部は、五地区二十四班で約七百世帯−−。
草創の"タテ線"時代であり、同志の活動地域は、文京、豊島、板橋、目黒、品川、町田、八王子、神奈川の横浜、相模原など広範囲にわたっていた。
わが友は、それぞれの舞台で仏縁を広げ、北海道や群馬、長野、静岡など各地にも次々と組織が誕生した。妙法広布の火種は、全国規模に広がっていったのだ。
七年後、私が第三代会長に就任する頃には、七万世帯−−実に、当初の百倍の大陣列となり、文京、横須賀、新宿の三支部へと大発展したのである。
私がよく存じ上げている多宝会の友に、福島県浪江町の壮年がいる。誉れの文京支部員であり、男子部時代から、私と同じ心に立って、草創の福島広布の礎を築き上げてくれた。
私が部隊旗を手渡した歴戦の部隊長でもある。浜通りの同志が"一班十世帯"の拡大に挑んだ「一〇闘争」でも、青年部の先陣を切ってくれた。
その友が、一昨年の東日本大震災の原発事故の影響のため、いわき市での避難生活を余儀なくされた。
しかし言うに言われぬ苦労を抱えながらも、「どんな試練に遭おうと、師弟の誓いが崩れることはない」と、徹して友を励まし、支えておられる。
私は、文京支部で共に戦う縁の同志に語った。
「学会と共に歩み抜いて良かったという日が、必ず来ますよ」と。
今、東京・世田谷の地域で獣医をされている同志からも、「本当にその通りになりました」と近況を伝えていただいている。
仏意仏勅の学会と共に歩み抜いた人こそ、三世に崩れぬ幸福の土台を築き、必ずや「良かった」と言える最高の人生を飾ることができる。全国、そして世界に光る多宝の同志が、その何よりの証明者である。
大聖人は、池上兄弟と夫人たちの不屈の団結と勝利へ戦う姿を、『未来までの物語として、これ以上に素晴らしいものはない』(P1086、通解)とまで讃えてくださっている。
これは、そのまま我ら創価家族の絆であると、私は声を大にして宣言したい。
◇大胆に正義の心で
過日、文京の壮年の有志の方々が、私の青春時代の愛読書の一つだった、懐かしき『プルターク英雄伝』を届けてくださった。
その中に、勇気や熱誠という美徳を好んだアレキサンダー大王の率先行動が、こう記されていた。
「いかなる急場にもみずから艱難辛苦を引き受けて味方を励まし助けることを常としていた」−−我らが創価の師弟も、幾多の苦難の山々を、この勇気の共戦で勝ち越えてきたのだ。
私は心から願う。
愛する同志が、喜び勇んで広布に邁進することを!
私は懸命に祈る。
一人ももれなく、絶対の幸福の人生を悔いなく勝ち切ることを!
さあ、前進だ!
勇気凛々と、前進だ!
全同志が朗らかに、威風
堂々と、勝利の舞を!
大胆に
正義の心で
わが友よ
いざや前進
不二の道をば
報告や相談に対して
電光石火の対応を!
迅速・誠実の行動で
広布は勢いを増す。
四条金吾殿御返事 P1193
『何となくとも殿の事は後生菩提疑なし、何事よりも文永八年の御勘気の時既に相模の国竜の口にて頚切られんとせし時にも殿は馬の口に付いて足歩赤足にて泣き悲み給いし事実にならば腹きらんとの気色なりしをばいつの世にか思い忘るべき』
◇希望の明日へ
夫を支えながら、子育てに励み、そして立派な成人としてわが子を社会へ送りだしてからが、女性にとっては人生の"セカンド・ステージ"であるといわれる。だが、大事なのは、つねに今を輝かせる生き方である。青年であれ、老年であれ、そのとき人は真に美しい。その積み重ねが、人を磨き、向上させ、決して衰えることなき輝きをつくりだしていくのである。人生の実像は今しかないことを銘記したい。
『主婦と生活』 平5・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十八日
順調な時ばかりでは、本当の幸福を実感できるはずがない。
険しき山河がありても、すべてを悠々と乗り越え、深く人間の価値を知りながら進むことだ。
そこには喜びがある。そこには満足がある。そこには後悔がない。
☆今日のことば 五月二十八日
彼は 今日のために
未来を忘れている
僕は 未来のために
今日を修行するのだ
☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇学会と共に生きよ
懐かしき
また思い出多き
文京の
法戦しのびて
相みる同志よ
私が担当で入った頃の文京支部は、五地区二十四班で約七百世帯−−。
草創の"タテ線"時代であり、同志の活動地域は、文京、豊島、板橋、目黒、品川、町田、八王子、神奈川の横浜、相模原など広範囲にわたっていた。
わが友は、それぞれの舞台で仏縁を広げ、北海道や群馬、長野、静岡など各地にも次々と組織が誕生した。妙法広布の火種は、全国規模に広がっていったのだ。
七年後、私が第三代会長に就任する頃には、七万世帯−−実に、当初の百倍の大陣列となり、文京、横須賀、新宿の三支部へと大発展したのである。
私がよく存じ上げている多宝会の友に、福島県浪江町の壮年がいる。誉れの文京支部員であり、男子部時代から、私と同じ心に立って、草創の福島広布の礎を築き上げてくれた。
私が部隊旗を手渡した歴戦の部隊長でもある。浜通りの同志が"一班十世帯"の拡大に挑んだ「一〇闘争」でも、青年部の先陣を切ってくれた。
その友が、一昨年の東日本大震災の原発事故の影響のため、いわき市での避難生活を余儀なくされた。
しかし言うに言われぬ苦労を抱えながらも、「どんな試練に遭おうと、師弟の誓いが崩れることはない」と、徹して友を励まし、支えておられる。
私は、文京支部で共に戦う縁の同志に語った。
「学会と共に歩み抜いて良かったという日が、必ず来ますよ」と。
今、東京・世田谷の地域で獣医をされている同志からも、「本当にその通りになりました」と近況を伝えていただいている。
仏意仏勅の学会と共に歩み抜いた人こそ、三世に崩れぬ幸福の土台を築き、必ずや「良かった」と言える最高の人生を飾ることができる。全国、そして世界に光る多宝の同志が、その何よりの証明者である。
大聖人は、池上兄弟と夫人たちの不屈の団結と勝利へ戦う姿を、『未来までの物語として、これ以上に素晴らしいものはない』(P1086、通解)とまで讃えてくださっている。
これは、そのまま我ら創価家族の絆であると、私は声を大にして宣言したい。
◇大胆に正義の心で
過日、文京の壮年の有志の方々が、私の青春時代の愛読書の一つだった、懐かしき『プルターク英雄伝』を届けてくださった。
その中に、勇気や熱誠という美徳を好んだアレキサンダー大王の率先行動が、こう記されていた。
「いかなる急場にもみずから艱難辛苦を引き受けて味方を励まし助けることを常としていた」−−我らが創価の師弟も、幾多の苦難の山々を、この勇気の共戦で勝ち越えてきたのだ。
私は心から願う。
愛する同志が、喜び勇んで広布に邁進することを!
私は懸命に祈る。
一人ももれなく、絶対の幸福の人生を悔いなく勝ち切ることを!
さあ、前進だ!
勇気凛々と、前進だ!
全同志が朗らかに、威風
堂々と、勝利の舞を!
大胆に
正義の心で
わが友よ
いざや前進
不二の道をば
2013年5月27日月曜日
2013.05.27 わが友に贈る
いつも同志と共に!
異体同心の団結こそ
前進の原動力だ!
わが使命の地域に
人間共和の大城を!
月水御書 P1202
『此の戒の心はいたう事かけざる事をば少少仏教にたがふとも其の国の風俗に違うべからざるよし』
◇今週のことば
我らの一日の功徳は
極楽百年の修行に勝る。
仏法に無駄はない。
今日できることに
ベストを尽くそう!
2013年05月27日
◇希望の明日へ
婦人が自由な時間をもてるような年代になって、その自由を、自分を豊かにする糧にできれば、それは創造的な人生である。逆に、暇ができても、生産的でないことに時間を費やすことを、古代ローマの思想家セネカは「怠惰な多忙」と皮肉を込めて呼んだ。「生きる」ということは、生涯かけて学ぶことである。また「人生とは、自分自身が創るもの」である。
『主婦と生活』平5・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十七日
一日一日をていねいに生きよう!
美しいものをたくさん発見できる人こそ、美しい人である。
☆今日のことば 五月二十七日
自己の向上は
希望ある日々と自信を持った
忍耐の実践からと知れ
☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇祈りを根本に団結
文京支部の勝利の要諦は、大きく三点にあった。
第一に「祈り」を根本とする団結である。
一人の力は小さいかもしれない。しかし、力を合わせれば、一人の力が五にも十にも百にもなる。足し算ではなく、何倍、何十倍という掛け算になる。
人と人が団結することは、決して容易ではない。号令や強制でできるわけもない。その中で「異体同心」という無敵の団結を創り上げてゆく肝要は何か。
それはまず、師匠の掲げる広宣流布という大理想を我が誓いとし、師弟共戦の祈りと行動を貫くことだ。
「信心で勝つ!」という一点で皆が呼吸を合わせ、心のギアをガッチリとかみ合わせることだ。
そして、真心を込めた、「励ましの組織」を築くことである。友の悩みを自らの悩みとし、一緒に祈り、一緒に立ち向かう、同苦の精神を最前線まで脈打たせていくことだ。
この勝利の鉄則のまま、わが東京婦人部をはじめ創価の母たちは今日も、強き祈りから決然と出発する。
◇一人立つ主体者に
第二は、一人ひとりが、主体者の自覚で立ち上がることである。
私は、初めて出た文京の会合で、友に訴えた。
「人生は前進です。限りない前進です」 「わが文京支部は、『前進』の魂を断固と燃やそう! 『前進』を合言葉としよう!」と。
そして、皆で「前進」と声に出して宣言することを提案したのである。
最初は弱々しかった声も、次第に、心の底からの声に変わっていった。
誰かではない!
自分が主役なのだ!
自分が前進するのだ!
何回も繰り返し、遂に「前進!」と力強い声が轟きわたると、私は言った。
「これで勝てるよ」
文京の地で青春を生きた文豪・夏目漱石は、後輩に書き送った。
「人間は自分の力も自分で試して見ないうちは分らぬ」 「やれるだけやって見ないと自分で自分に見当のつかぬもの」
勇気ある挑戦、執念の完走によって、本当の底力が引き出されていくのだ。
私は文京の友に、「諸法実相抄」の講義を行った。
『日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし』(P1360)
この「地涌の義」のままに躍り出てきたのが、創価の師弟である。
自分自身も、共に戦う同志も、真正の「地涌の菩薩」なのである。この深き自覚で一人立った我らが、勇気の声、誠実の行動で、一対一の対話を広げていく時、広宣流布の波動が起こらないはずはない。
◇新しき力を育成
第三の要諦は、人材育成である。「新しき力」「若き力」が台頭してこそ、広宣流布は進む。
初めて会合に来てくれた友がいる。悩みを抱えて、真剣に題目を唱え始めた友がいる。目立たなくとも、黙々と動いてくれる友がいる……。
皆、どれほど尊い使命の方々か! 誰もが、大切な広布の人材なのだ!
大聖人は「諸法実相抄」の一節に『ほめられぬれば我が身の損ずるをも・かへりみず』(同P)と仰せである。これが、自然な人情の機微だ。
いわんや、皆、広布のために労苦を惜しまず戦う同志である。どんなに讃えても讃えきれない。
私は一人ひとりを知り、心から讃え、励まし、感謝していけるリーダーであろうと深く決意した。
この熱意と祈りに呼応してか、澎湃と「新しい力」が台頭し、広布前進の潮は広がっていった。
異体同心の団結こそ
前進の原動力だ!
わが使命の地域に
人間共和の大城を!
月水御書 P1202
『此の戒の心はいたう事かけざる事をば少少仏教にたがふとも其の国の風俗に違うべからざるよし』
◇今週のことば
我らの一日の功徳は
極楽百年の修行に勝る。
仏法に無駄はない。
今日できることに
ベストを尽くそう!
2013年05月27日
◇希望の明日へ
婦人が自由な時間をもてるような年代になって、その自由を、自分を豊かにする糧にできれば、それは創造的な人生である。逆に、暇ができても、生産的でないことに時間を費やすことを、古代ローマの思想家セネカは「怠惰な多忙」と皮肉を込めて呼んだ。「生きる」ということは、生涯かけて学ぶことである。また「人生とは、自分自身が創るもの」である。
『主婦と生活』平5・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十七日
一日一日をていねいに生きよう!
美しいものをたくさん発見できる人こそ、美しい人である。
☆今日のことば 五月二十七日
自己の向上は
希望ある日々と自信を持った
忍耐の実践からと知れ
☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇祈りを根本に団結
文京支部の勝利の要諦は、大きく三点にあった。
第一に「祈り」を根本とする団結である。
一人の力は小さいかもしれない。しかし、力を合わせれば、一人の力が五にも十にも百にもなる。足し算ではなく、何倍、何十倍という掛け算になる。
人と人が団結することは、決して容易ではない。号令や強制でできるわけもない。その中で「異体同心」という無敵の団結を創り上げてゆく肝要は何か。
それはまず、師匠の掲げる広宣流布という大理想を我が誓いとし、師弟共戦の祈りと行動を貫くことだ。
「信心で勝つ!」という一点で皆が呼吸を合わせ、心のギアをガッチリとかみ合わせることだ。
そして、真心を込めた、「励ましの組織」を築くことである。友の悩みを自らの悩みとし、一緒に祈り、一緒に立ち向かう、同苦の精神を最前線まで脈打たせていくことだ。
この勝利の鉄則のまま、わが東京婦人部をはじめ創価の母たちは今日も、強き祈りから決然と出発する。
◇一人立つ主体者に
第二は、一人ひとりが、主体者の自覚で立ち上がることである。
私は、初めて出た文京の会合で、友に訴えた。
「人生は前進です。限りない前進です」 「わが文京支部は、『前進』の魂を断固と燃やそう! 『前進』を合言葉としよう!」と。
そして、皆で「前進」と声に出して宣言することを提案したのである。
最初は弱々しかった声も、次第に、心の底からの声に変わっていった。
誰かではない!
自分が主役なのだ!
自分が前進するのだ!
何回も繰り返し、遂に「前進!」と力強い声が轟きわたると、私は言った。
「これで勝てるよ」
文京の地で青春を生きた文豪・夏目漱石は、後輩に書き送った。
「人間は自分の力も自分で試して見ないうちは分らぬ」 「やれるだけやって見ないと自分で自分に見当のつかぬもの」
勇気ある挑戦、執念の完走によって、本当の底力が引き出されていくのだ。
私は文京の友に、「諸法実相抄」の講義を行った。
『日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし』(P1360)
この「地涌の義」のままに躍り出てきたのが、創価の師弟である。
自分自身も、共に戦う同志も、真正の「地涌の菩薩」なのである。この深き自覚で一人立った我らが、勇気の声、誠実の行動で、一対一の対話を広げていく時、広宣流布の波動が起こらないはずはない。
◇新しき力を育成
第三の要諦は、人材育成である。「新しき力」「若き力」が台頭してこそ、広宣流布は進む。
初めて会合に来てくれた友がいる。悩みを抱えて、真剣に題目を唱え始めた友がいる。目立たなくとも、黙々と動いてくれる友がいる……。
皆、どれほど尊い使命の方々か! 誰もが、大切な広布の人材なのだ!
大聖人は「諸法実相抄」の一節に『ほめられぬれば我が身の損ずるをも・かへりみず』(同P)と仰せである。これが、自然な人情の機微だ。
いわんや、皆、広布のために労苦を惜しまず戦う同志である。どんなに讃えても讃えきれない。
私は一人ひとりを知り、心から讃え、励まし、感謝していけるリーダーであろうと深く決意した。
この熱意と祈りに呼応してか、澎湃と「新しい力」が台頭し、広布前進の潮は広がっていった。
2013年5月26日日曜日
2013.05.26 わが友に贈る
御聖訓「軍には
大将軍を魂とす」。
リーダーの率先垂範が
壁を破る力となる。
雄渾の名指揮を!
上野殿御返事 P1579
『千金の金をもてる者もうえてしぬ、一飯をつとにつつめる者にこれをとれり』
◇希望の明日へ
華やかな境遇や格好に憧れたり、うらやんだり−−そんな浅はかな女性であってはならない。表面のきらびやかさに動かされるのは、しっかりした自分がないからである。哲学がなく、信念がなく、生きるうえでの基準がない。結局、流され、漂っていく人生となってしまう。人生の目的は幸福である。幸福は自分自身が感じるものである。自分自身が築くものである。自分自身の中に躍動するものである。ゆえに自分の魂、生命がどうかが根本である。
平4・12・13
☆女性に贈ることば 五月二十六日
親は子どもにとって、最も身近な人生の先輩ともいえる。
平凡であってよい。地味であってよい。失敗があってもよい。
しかし、人間としてのたしかなる完成、また虚栄ではない、真実の栄光を見つめた自らの生き方の軌跡を、子どもに示せる存在でありたい。
☆今日のことば 五月二十六日
君が もっと明確に
確信をもって物事をいえば
人々は惑わずに救われたのではないかと
私は 忠告したいのだ
☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇一日一日を断固と勝ち取れ
胸張りて
今日も舞いゆけ
菩薩行
今、日本全国、さらに、世界のいずこでも、地涌の青年たちが勇躍し、広宣流布に奔走してくれている。
日々、その尊き報告に接することほど、嬉しいことはない。
先日、海外の青年リーダーから頂いた手紙には、六十年前の私の「若き日の日記」の一節を書き留め、自らの決意と重ね合わせてくれていた。
それは、「私は、どこの支部も、どこの同志も、幸福であって貰いたいのだ。溌剌と、団結して、学会を、日本の、世界の、学会にすることを夢みているのだ」との一文である。
皆が幸福であれ! 全学会が勝利を!−−これが、戸田城聖先生のもとで戦う二十五歳の創価の若人の願望であり、誓願であった。
この心を、世界の青年部が脈々と受け継いでくれている。学会の未来は盤石なりと、頼もしい限りだ。
私が日記に、この真情を綴った昭和二十八年(一九五三年)−−。年頭には、男子部の第一部隊長の任を受けて青年拡大の火ぶたを切り、江戸川、江東、墨田、また埼玉などの若き盟友たちを糾合し奮闘した。さらに四月下旬からは、師の直々の命を受け、文京支部の支部長代理としても戦うことになったのである。
◇「文京」発の大攻勢
当時の文京は、全支部の中で低迷に苦しんでいた。皆、頑張っているのに、自信が持てず、肩身の狭い思いをして気の毒であった。
前年、蒲田支部が"二月闘争"で、まず突破口を開き、これに鶴見、足立、小岩、杉並、築地、向島、本郷、中野などの各支部が続いて、拡大の連鎖反応が起こっていった。
今度は、文京支部が壁を破れば、全東京そして首都圏が一体となっての勝利の回転が軌道に乗る。
そしてそれは、必ず全国への大きな波動となるに違いない。
一番苦労の多い地域や組織が、偉大なる可能性を開き、一番星と輝く栄光の歴史を築くための「立正安国の仏法」である。
ゆえに今、最も悪戦苦闘している文京支部で、その模範を示し、すべての同志のために、私は「勝利の門」を開く決心であった。
自分のいる場所で、まず一点突破だ。御書にも『竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るる』(P1046)と記されている。
私は、その後も、新たな戦野に飛び込み、札幌で、大阪で、山口で、荒川で、さらに葛飾で−−勝利また勝利の金字塔を打ち立て、恩師から相伝した「絶対勝利の信心」を、全学会に漲らせていったのだ。
新出発をして五ヵ月後の九月で文京支部の月間折伏は二倍強の二百世帯を超え、十二月には四倍強の四百二十一世帯という拡大を達成できた。皆が胸を張り、自信に満ちていった。
この見違えるように元気になった新生・文京支部の勢いに、戸田先生はユーモアを込めて、"強壮剤"でも飲ませたのかと呵々大笑された。
御聖訓には仰せである。
『師子王は前三後一と申して・ありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時も・いきをひを出す事は・ただをなじき事なり』(P1124)
大きい戦いといっても、実は日々の小事の積み重ねであり、目の前の課題への勇気の挑戦の繰り返しにほかならない。
ゆえに、一切の油断を排し、競い起こるあらゆる魔を打ち破って、一つ一つを真剣勝負で勝ち切っていくのだ。一日一日を断固と勝ち取っていくのだ。それが「師子奮迅の力」を出して戦うということだ。
大将軍を魂とす」。
リーダーの率先垂範が
壁を破る力となる。
雄渾の名指揮を!
上野殿御返事 P1579
『千金の金をもてる者もうえてしぬ、一飯をつとにつつめる者にこれをとれり』
◇希望の明日へ
華やかな境遇や格好に憧れたり、うらやんだり−−そんな浅はかな女性であってはならない。表面のきらびやかさに動かされるのは、しっかりした自分がないからである。哲学がなく、信念がなく、生きるうえでの基準がない。結局、流され、漂っていく人生となってしまう。人生の目的は幸福である。幸福は自分自身が感じるものである。自分自身が築くものである。自分自身の中に躍動するものである。ゆえに自分の魂、生命がどうかが根本である。
平4・12・13
☆女性に贈ることば 五月二十六日
親は子どもにとって、最も身近な人生の先輩ともいえる。
平凡であってよい。地味であってよい。失敗があってもよい。
しかし、人間としてのたしかなる完成、また虚栄ではない、真実の栄光を見つめた自らの生き方の軌跡を、子どもに示せる存在でありたい。
☆今日のことば 五月二十六日
君が もっと明確に
確信をもって物事をいえば
人々は惑わずに救われたのではないかと
私は 忠告したいのだ
☆我らの勝利の大道No.104 前進の旗 勝利の舞
◇一日一日を断固と勝ち取れ
胸張りて
今日も舞いゆけ
菩薩行
今、日本全国、さらに、世界のいずこでも、地涌の青年たちが勇躍し、広宣流布に奔走してくれている。
日々、その尊き報告に接することほど、嬉しいことはない。
先日、海外の青年リーダーから頂いた手紙には、六十年前の私の「若き日の日記」の一節を書き留め、自らの決意と重ね合わせてくれていた。
それは、「私は、どこの支部も、どこの同志も、幸福であって貰いたいのだ。溌剌と、団結して、学会を、日本の、世界の、学会にすることを夢みているのだ」との一文である。
皆が幸福であれ! 全学会が勝利を!−−これが、戸田城聖先生のもとで戦う二十五歳の創価の若人の願望であり、誓願であった。
この心を、世界の青年部が脈々と受け継いでくれている。学会の未来は盤石なりと、頼もしい限りだ。
私が日記に、この真情を綴った昭和二十八年(一九五三年)−−。年頭には、男子部の第一部隊長の任を受けて青年拡大の火ぶたを切り、江戸川、江東、墨田、また埼玉などの若き盟友たちを糾合し奮闘した。さらに四月下旬からは、師の直々の命を受け、文京支部の支部長代理としても戦うことになったのである。
◇「文京」発の大攻勢
当時の文京は、全支部の中で低迷に苦しんでいた。皆、頑張っているのに、自信が持てず、肩身の狭い思いをして気の毒であった。
前年、蒲田支部が"二月闘争"で、まず突破口を開き、これに鶴見、足立、小岩、杉並、築地、向島、本郷、中野などの各支部が続いて、拡大の連鎖反応が起こっていった。
今度は、文京支部が壁を破れば、全東京そして首都圏が一体となっての勝利の回転が軌道に乗る。
そしてそれは、必ず全国への大きな波動となるに違いない。
一番苦労の多い地域や組織が、偉大なる可能性を開き、一番星と輝く栄光の歴史を築くための「立正安国の仏法」である。
ゆえに今、最も悪戦苦闘している文京支部で、その模範を示し、すべての同志のために、私は「勝利の門」を開く決心であった。
自分のいる場所で、まず一点突破だ。御書にも『竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るる』(P1046)と記されている。
私は、その後も、新たな戦野に飛び込み、札幌で、大阪で、山口で、荒川で、さらに葛飾で−−勝利また勝利の金字塔を打ち立て、恩師から相伝した「絶対勝利の信心」を、全学会に漲らせていったのだ。
新出発をして五ヵ月後の九月で文京支部の月間折伏は二倍強の二百世帯を超え、十二月には四倍強の四百二十一世帯という拡大を達成できた。皆が胸を張り、自信に満ちていった。
この見違えるように元気になった新生・文京支部の勢いに、戸田先生はユーモアを込めて、"強壮剤"でも飲ませたのかと呵々大笑された。
御聖訓には仰せである。
『師子王は前三後一と申して・ありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時も・いきをひを出す事は・ただをなじき事なり』(P1124)
大きい戦いといっても、実は日々の小事の積み重ねであり、目の前の課題への勇気の挑戦の繰り返しにほかならない。
ゆえに、一切の油断を排し、競い起こるあらゆる魔を打ち破って、一つ一つを真剣勝負で勝ち切っていくのだ。一日一日を断固と勝ち取っていくのだ。それが「師子奮迅の力」を出して戦うということだ。
2013年5月25日土曜日
2013.05.25 わが友に贈る
祈りなき行動は
空転と停滞の因!
朗々と題目を唱え
みなぎる生命力で
大胆に動き語れ!
法蓮抄 P1044
『戯論に一言継母の継子をほむるが如く心ざしなくとも末代の法華経の行者を讃め供養せん功徳は彼の三業相応の信心にて一劫が間生身の仏を供養し奉るには百千万億倍すぐべし』
◇希望の明日へ
女性は心清ければ天なる存在である。ダンテの『神曲』全巻の執筆が、一人の若き女性に導かれたものであることを思うとき、女性の力の偉大さを思わずにはいられない。私の願いとしては、恋愛をするならば、できれば、そのことで「大いなる創造への精神力」がわき出るような、互いに高め合うようなものであってほしい。
平3・6・29
☆女性に贈ることば 五月二十五日
「もったいない」この日本の母の"知恵の代名詞"ともいうべき言葉が、環境問題を打開する道として、世界に希望を広げている。
どんなものも無駄にしないという慈しみの心ーこの「母の心」 が、命を尊ぶ心、他者を思いやる心を育むからだ。
☆今日のことば 五月二十五日
純粋な愛情は美しい。しかし、愚かと、もろさも、そこには同居している。そのために、愛情をふみにじられて、不幸に泣く女性のいかに多いことか。あなたは、そうした不幸の人であってはならぬ。
☆学園抄 第3回 大宇宙のロマン
「月が美しい時なので、寮生、下宿生と月見ができるといいね」
関西校への創立者の提案で、83年(同58年)9月22日の開催が決まった。
だが前夜は雨が降った。
当日の朝。グラウンドには多くの生徒がいた。誰に言われるともなく、雑巾で水を吸い取った。
午後。乾いたグラウンドで、まず「交野秋の夕べ」が始まった。
コーラスや楽器の演奏などに続き、全校生徒参加のじゃんけん大会。回数を重ねるたび、どよめきが大きくなる。創立者が勝ち続けているのだ。
決勝。高校の女子生徒と創立者が向かい合う。
じゃん、けん、ぽん!
あいこだった。皆の声が漏れる。両手を組む仕草で"次の手"を考える創立者の姿に、笑いが起きた。
いざ、勝負。
じゃん、けん、ぽん!
勝つだのは、学園生。残念そうに体を大きく動かす創立者。飾らない振る舞いが若い心に焼き付いた。
夜。ススキやハギの生け垣、かがり火が囲む「月見の宴」。琴と虫の音が静かに響く。
漆黒の空に溶け込んでいた山の輪郭が、ぼんやり浮き出てくる。山の向こうで、うっすら白い光が、だんだん強くなってきた。
その瞬間、創立者の拍手。十六夜の月が、ついに山の端から姿を見せた。
行く手にあった群雲は二つに分かれ、その間を月が進んでいく。
飛行機がゆっくり、月の輪の中を飛んでいった。
雲が月にかかれば「乙女が恥ずかしげに顔を隠しているようたね」と創立者。
「あの月のように福々しく、英知を輝かせていける人に!」
「10年に1度、50年に1度の月を出してくれて、ありがとう!」
優しい月光が"学園家族"の一夜を照らした。
関西校は昨年、月面を観察するNASAの「ムーンカム」にも参加した。
2012年5月21日の朝、全国が日食に沸いた。東京・創価中学校でも生徒たちが空を見上げた。
7時31分。
「来た来たっ!」
「つながった!」
月を包み込んだ太陽がりング状になり、金環が出現。興奮の声が上がる。
国内で次の金環食は2030年の北海道。東京なら2312年4月8日。345期生が入学する春だ。
遥かな未来に思いを巡らせ、生徒たちは考えた。
"3世紀前の学園生"がどんな姿だったのか記録を保存しよう−−。
皆で制作した映像には、校内で観察する様子とともに、この金環日食に寄せた創立者の言葉を残した。
「地上の金星たる、わが学園生の鮮烈な命の輝きに思いを馳せる時、私の心は躍る」
いつも創立者と進もう!
未来の後輩に向けた学園生のメッセージである。
空転と停滞の因!
朗々と題目を唱え
みなぎる生命力で
大胆に動き語れ!
法蓮抄 P1044
『戯論に一言継母の継子をほむるが如く心ざしなくとも末代の法華経の行者を讃め供養せん功徳は彼の三業相応の信心にて一劫が間生身の仏を供養し奉るには百千万億倍すぐべし』
◇希望の明日へ
女性は心清ければ天なる存在である。ダンテの『神曲』全巻の執筆が、一人の若き女性に導かれたものであることを思うとき、女性の力の偉大さを思わずにはいられない。私の願いとしては、恋愛をするならば、できれば、そのことで「大いなる創造への精神力」がわき出るような、互いに高め合うようなものであってほしい。
平3・6・29
☆女性に贈ることば 五月二十五日
「もったいない」この日本の母の"知恵の代名詞"ともいうべき言葉が、環境問題を打開する道として、世界に希望を広げている。
どんなものも無駄にしないという慈しみの心ーこの「母の心」 が、命を尊ぶ心、他者を思いやる心を育むからだ。
☆今日のことば 五月二十五日
純粋な愛情は美しい。しかし、愚かと、もろさも、そこには同居している。そのために、愛情をふみにじられて、不幸に泣く女性のいかに多いことか。あなたは、そうした不幸の人であってはならぬ。
☆学園抄 第3回 大宇宙のロマン
「月が美しい時なので、寮生、下宿生と月見ができるといいね」
関西校への創立者の提案で、83年(同58年)9月22日の開催が決まった。
だが前夜は雨が降った。
当日の朝。グラウンドには多くの生徒がいた。誰に言われるともなく、雑巾で水を吸い取った。
午後。乾いたグラウンドで、まず「交野秋の夕べ」が始まった。
コーラスや楽器の演奏などに続き、全校生徒参加のじゃんけん大会。回数を重ねるたび、どよめきが大きくなる。創立者が勝ち続けているのだ。
決勝。高校の女子生徒と創立者が向かい合う。
じゃん、けん、ぽん!
あいこだった。皆の声が漏れる。両手を組む仕草で"次の手"を考える創立者の姿に、笑いが起きた。
いざ、勝負。
じゃん、けん、ぽん!
勝つだのは、学園生。残念そうに体を大きく動かす創立者。飾らない振る舞いが若い心に焼き付いた。
夜。ススキやハギの生け垣、かがり火が囲む「月見の宴」。琴と虫の音が静かに響く。
漆黒の空に溶け込んでいた山の輪郭が、ぼんやり浮き出てくる。山の向こうで、うっすら白い光が、だんだん強くなってきた。
その瞬間、創立者の拍手。十六夜の月が、ついに山の端から姿を見せた。
行く手にあった群雲は二つに分かれ、その間を月が進んでいく。
飛行機がゆっくり、月の輪の中を飛んでいった。
雲が月にかかれば「乙女が恥ずかしげに顔を隠しているようたね」と創立者。
「あの月のように福々しく、英知を輝かせていける人に!」
「10年に1度、50年に1度の月を出してくれて、ありがとう!」
優しい月光が"学園家族"の一夜を照らした。
関西校は昨年、月面を観察するNASAの「ムーンカム」にも参加した。
2012年5月21日の朝、全国が日食に沸いた。東京・創価中学校でも生徒たちが空を見上げた。
7時31分。
「来た来たっ!」
「つながった!」
月を包み込んだ太陽がりング状になり、金環が出現。興奮の声が上がる。
国内で次の金環食は2030年の北海道。東京なら2312年4月8日。345期生が入学する春だ。
遥かな未来に思いを巡らせ、生徒たちは考えた。
"3世紀前の学園生"がどんな姿だったのか記録を保存しよう−−。
皆で制作した映像には、校内で観察する様子とともに、この金環日食に寄せた創立者の言葉を残した。
「地上の金星たる、わが学園生の鮮烈な命の輝きに思いを馳せる時、私の心は躍る」
いつも創立者と進もう!
未来の後輩に向けた学園生のメッセージである。
2013年5月24日金曜日
2013.05.24 わが友に贈る
交通事故や ひったくり
荷物の置き忘れに注意!
多忙な中だからこそ
声を掛け合い
絶対無事故で進め!
妙心尼御前御返事 P1480
『ただいまに霊山にまいらせ給いなば日いでて十方をみるがごとくうれしく、とくしにぬるものかなとうちよろこび給い候はんずらん』
◇希望の明日へ
一女性の機転と、勇気ある行動によって、人々が救われた事例は、歴史上、枚挙にいとまがない。創価学会の広布の前進においても、一人の女性の存在が、どれほど大きな力となってきたことか。また、日蓮大聖人が松葉ヶ谷の法難にあわれた際、念仏僧らの襲撃を察知し、いち早く急を知らせたのは、女性の門下であったとも伝えられている。その助けで、大聖人は草庵から無事に難をのがれられている。
平3・5・17
☆女性に贈ることば 五月二十四日
コンプレックスは、あなたが強く生きていく力となる。すべてのコンプレックスが、あなたの力となる。
コンプレックスに苦しまなかった人は、繊細な心のメロディーがわからない。
コンプレックスで悩んだ分だけ、いじめられた分だけ、心のひだは深くなる。心の響きも豊かになり、人の心がわかる人間になれる。
☆今日のことば 五月二十四日
平凡なことであるが、およそ対話を抜きにして人間生活は考えられない。否、今日のような殺伐とした時代にあっては、対話こそが、人間の人間に対する不信感を、信頼感に一変させ、あらゆる隔絶を埋める、救いの手段といってよい。
☆学園抄 第3回 大宇宙のロマン
「宇宙飛行士の毛利さんからです!」
99年(平成11年)夏。関西校の電話が鳴った。スペースシャトル「エンデバー」で2度目の宇宙の旅を控える毛利衛氏だった。
アースカムは当初、シャトルのカメラを使い、参加はアメリカに限られていた。だが、氏がエンデバーに乗ることから、数校合同1チームの条件で日本に門戸を開放。その希望校を取材する電話である。
教員が応募理由を語る。創立者とジャストロウ博士の友情からウィルソン山天文台と交信してきた。その実績でNASAのグループ功績賞に輝いた。創立者の励ましで世界市民の意識を高める生徒……。
「そんな学校が日本にあったんですね!」
後日、結果発表。
日本からの正式参加は2チームに変更された。一つは3校合同。もう一つは関西創価学園の単独だった。
アースカムの開催は年に数回。関西校は今年4月で連続41回の参加となり、世界記録を更新した。
中学3年の男子生徒は、かつて撮った写真に胸を突かれた。一本の道からたくさんの線が垂直に伸び、魚の骨のように見えた。森林伐採の跡だった。
環境破壊は悪い。だが伐採で生計を立てる人がいるのも事実。そのなか自分たちにできることは何か。
創立者の「環境提言」が皆の指針になっている。
「具体的な行動に一歩踏み出すための『勇気』と『力』を与えること」
アースカムで学んだことを伝え、行動する「勇気」と「力」を広げよう−−。
各地で研究成果を発表。環境コンテスト等に応募。オープンキャンパスではクイズラリー形式で"未来の学園生"と学習する。
高校3年の女子生徒は、「池田先生が創立された関西校でアースカムに参加したい」と願い続け、入学。
「やってみて、自分の意識の小ささに気付き、視野が広がりました!」と、宇宙探査機のエンジニアの夢を膨らませている。
「この『宇宙からの眼』、この『地球を愛する心』、この『自然環境を守る決意』、この『人類一体の意識』が、皆さん方の一生の深き力となっていく」−−創立者の期待通り、卒業生は、工学をはじめ各分野、海外へ雄飛している。
◇不思議なる縁
創立者は時に、学園生と星や月を愛でてきた。
68年(昭和43年)12月21日の夕方、東京・創価学園(小平市)の栄光寮。創立者と会食が行われた。
話のスケールは大きい。
「世界人類のなかで、このように数百人が、一生で一番大事な時期を一緒に生活しているという深い縁は、不思議なものである」
創立者のもと寮生として学べる縁はどれだけ深いか−−皆の顔が引き締まる。
家族の病、アフリカの人種問題、一年の目標……。創立者は一人一人の報告や質問を聞き、励ます。生徒たちの表情が晴れる。
「寮歌をグラウンドで歌おう!」
創立者の呼び掛けで外に出た。日は落ちていた。冷気が肌を刺す。
「あの星は創価学園のマークに似ているな」
創立者が指した先は南西の空。金星が光を放つ。
「あれは学園の星だな」
澄んだ星空に、凛々しい歌声が広がっていった。
荷物の置き忘れに注意!
多忙な中だからこそ
声を掛け合い
絶対無事故で進め!
妙心尼御前御返事 P1480
『ただいまに霊山にまいらせ給いなば日いでて十方をみるがごとくうれしく、とくしにぬるものかなとうちよろこび給い候はんずらん』
◇希望の明日へ
一女性の機転と、勇気ある行動によって、人々が救われた事例は、歴史上、枚挙にいとまがない。創価学会の広布の前進においても、一人の女性の存在が、どれほど大きな力となってきたことか。また、日蓮大聖人が松葉ヶ谷の法難にあわれた際、念仏僧らの襲撃を察知し、いち早く急を知らせたのは、女性の門下であったとも伝えられている。その助けで、大聖人は草庵から無事に難をのがれられている。
平3・5・17
☆女性に贈ることば 五月二十四日
コンプレックスは、あなたが強く生きていく力となる。すべてのコンプレックスが、あなたの力となる。
コンプレックスに苦しまなかった人は、繊細な心のメロディーがわからない。
コンプレックスで悩んだ分だけ、いじめられた分だけ、心のひだは深くなる。心の響きも豊かになり、人の心がわかる人間になれる。
☆今日のことば 五月二十四日
平凡なことであるが、およそ対話を抜きにして人間生活は考えられない。否、今日のような殺伐とした時代にあっては、対話こそが、人間の人間に対する不信感を、信頼感に一変させ、あらゆる隔絶を埋める、救いの手段といってよい。
☆学園抄 第3回 大宇宙のロマン
「宇宙飛行士の毛利さんからです!」
99年(平成11年)夏。関西校の電話が鳴った。スペースシャトル「エンデバー」で2度目の宇宙の旅を控える毛利衛氏だった。
アースカムは当初、シャトルのカメラを使い、参加はアメリカに限られていた。だが、氏がエンデバーに乗ることから、数校合同1チームの条件で日本に門戸を開放。その希望校を取材する電話である。
教員が応募理由を語る。創立者とジャストロウ博士の友情からウィルソン山天文台と交信してきた。その実績でNASAのグループ功績賞に輝いた。創立者の励ましで世界市民の意識を高める生徒……。
「そんな学校が日本にあったんですね!」
後日、結果発表。
日本からの正式参加は2チームに変更された。一つは3校合同。もう一つは関西創価学園の単独だった。
アースカムの開催は年に数回。関西校は今年4月で連続41回の参加となり、世界記録を更新した。
中学3年の男子生徒は、かつて撮った写真に胸を突かれた。一本の道からたくさんの線が垂直に伸び、魚の骨のように見えた。森林伐採の跡だった。
環境破壊は悪い。だが伐採で生計を立てる人がいるのも事実。そのなか自分たちにできることは何か。
創立者の「環境提言」が皆の指針になっている。
「具体的な行動に一歩踏み出すための『勇気』と『力』を与えること」
アースカムで学んだことを伝え、行動する「勇気」と「力」を広げよう−−。
各地で研究成果を発表。環境コンテスト等に応募。オープンキャンパスではクイズラリー形式で"未来の学園生"と学習する。
高校3年の女子生徒は、「池田先生が創立された関西校でアースカムに参加したい」と願い続け、入学。
「やってみて、自分の意識の小ささに気付き、視野が広がりました!」と、宇宙探査機のエンジニアの夢を膨らませている。
「この『宇宙からの眼』、この『地球を愛する心』、この『自然環境を守る決意』、この『人類一体の意識』が、皆さん方の一生の深き力となっていく」−−創立者の期待通り、卒業生は、工学をはじめ各分野、海外へ雄飛している。
◇不思議なる縁
創立者は時に、学園生と星や月を愛でてきた。
68年(昭和43年)12月21日の夕方、東京・創価学園(小平市)の栄光寮。創立者と会食が行われた。
話のスケールは大きい。
「世界人類のなかで、このように数百人が、一生で一番大事な時期を一緒に生活しているという深い縁は、不思議なものである」
創立者のもと寮生として学べる縁はどれだけ深いか−−皆の顔が引き締まる。
家族の病、アフリカの人種問題、一年の目標……。創立者は一人一人の報告や質問を聞き、励ます。生徒たちの表情が晴れる。
「寮歌をグラウンドで歌おう!」
創立者の呼び掛けで外に出た。日は落ちていた。冷気が肌を刺す。
「あの星は創価学園のマークに似ているな」
創立者が指した先は南西の空。金星が光を放つ。
「あれは学園の星だな」
澄んだ星空に、凛々しい歌声が広がっていった。
2013年5月23日木曜日
2013.05.23 わが友に贈る
現実の苦闘の中で
生命は鍛えられる。
後継の青年部の友よ
今日も新たな挑戦を!
わが舞台で勝ち光れ!
善無畏三蔵抄 P890
『仮令強言なれども人をたすくれば実語軟語なるべし、設ひ軟語なれども人を損ずるは妄語強言なり、当世学匠等の法門は軟語実語と人人は思食したれども皆強言妄語なり、仏の本意たる法華経に背く故なるべし』
◇希望の明日へ
一概には言えないが、女性の資質のなかには、清浄さへの憧れと、潔癖さがあり、同時に、生活に根ざした現実主義の強さがあるのではないだろうか。日本でも、古代においては女性のリーダーが社会の中心となって活躍した時期がある。指導者としての資質は、男性と比べて、決して劣るものではない。これからの「非暴力と文化の時代」においては、いよいよ女性への期待は高まるであろう。
平3・4・22
☆女性に贈ることば 五月二十三日
笑顔はいわば、ふくよかに香る心の花である。
☆今日のことば 五月二十三日
漠然とした一日一日を私は避ける
短いこの世にあって 怠惰を乗り越え
人々に感銘を与えながら
この新たなる人生を終わりたい
☆学園抄 第3回 大宇宙のロマン
◇人類を照らせ! 英知の光で
創価学園が、一日で最もにぎやかになる放課後。
バイバイ! 元気に手を振り、部活へ急ぐ。本を小脇に図書館を目指す。箒で廊下を掃く生徒。教員と談笑する姿もある。
4月下旬、陽光が包む関西創価中学・高校(大阪・交野市)。いつもの放課後風景のなか、コンピューター教室に集まり、画面を見て会話する生徒がいた。
「ロンドン撮れてた?」
「ガーナはどこや」
誰かが「『浸食』つて英語で……」とつぶやくと、「erosion!」と返ってきた。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の教育プログラム「アースカム」。地上400キロを周回する国際宇宙ステーション(ISS)のカメラを遠隔操作し、地表を撮影する。
いわば、教室から、宇宙の眼で、地球を見る。
「Orbitの軌道)」
「GMT(グリニッジ標準時)」
「Latitude(緯度)」
「Longitude(経度)」
「Reason and description(撮影理由と説明)」
これらの項目で指示を出すと後日、撮影画像を見られる。作業は全て英語だ。
初参加の中学1年生は「楽しい」と□を揃える。
ヨーロッパを撮ろうと目を輝かせていた女子生徒。
「ジャンヌ・ダルクの本を読んで好きになったフランスを、宇宙から見られるのがすごいです!」
◇広々とした心を
1993年9月19日、ジリジリと日が差すアメリカ創価大学ロサンゼルス・キャンパス(当時)。
創立者・池田名誉会長が一人の紳士を出迎えた。
ロバート・ジャストロウ博士。月面着陸を果たした「アポロ計画」の理論面の中心者で、宇宙の膨張の証拠が発見されたウィルソン山天文台の所長である。
「仏法哲学に基づいた宇宙論をお伺いしたい」
博士が切り出し、会見が始まった。
生命とは。人生とは。宇宙と仏法の智慧が、豊かに重なり合う。
身を乗り出して語る博士から提案があった。
「天文台と学校をつなぐ教育プログラムを始めようとしています。ぜひ、創価学園と一緒にやりたい」
「やりましょう! 未来のために絶対に大事です」
−−創立者は学園生に"宇宙のように広い心を"と語ってきた。NASAから贈られた宇宙の記録映画を一緒に見たり、天体望遠鏡やスペースシャトルの模型をプレゼントしたり、"夢"を与えてきた。関西校男子卒業生の集いを「金星会」と名付けている。
博士に、教育者としての思いを伝えた。
「天文学は人間の心を大きくさせる。青少年にとって、これほどの大ロマンはありません」
94年9月。学園教職員と卒業生、アメリカ創価大学関係者の奮闘で、関西校と天文台の交信が実現した。
生命は鍛えられる。
後継の青年部の友よ
今日も新たな挑戦を!
わが舞台で勝ち光れ!
善無畏三蔵抄 P890
『仮令強言なれども人をたすくれば実語軟語なるべし、設ひ軟語なれども人を損ずるは妄語強言なり、当世学匠等の法門は軟語実語と人人は思食したれども皆強言妄語なり、仏の本意たる法華経に背く故なるべし』
◇希望の明日へ
一概には言えないが、女性の資質のなかには、清浄さへの憧れと、潔癖さがあり、同時に、生活に根ざした現実主義の強さがあるのではないだろうか。日本でも、古代においては女性のリーダーが社会の中心となって活躍した時期がある。指導者としての資質は、男性と比べて、決して劣るものではない。これからの「非暴力と文化の時代」においては、いよいよ女性への期待は高まるであろう。
平3・4・22
☆女性に贈ることば 五月二十三日
笑顔はいわば、ふくよかに香る心の花である。
☆今日のことば 五月二十三日
漠然とした一日一日を私は避ける
短いこの世にあって 怠惰を乗り越え
人々に感銘を与えながら
この新たなる人生を終わりたい
☆学園抄 第3回 大宇宙のロマン
◇人類を照らせ! 英知の光で
創価学園が、一日で最もにぎやかになる放課後。
バイバイ! 元気に手を振り、部活へ急ぐ。本を小脇に図書館を目指す。箒で廊下を掃く生徒。教員と談笑する姿もある。
4月下旬、陽光が包む関西創価中学・高校(大阪・交野市)。いつもの放課後風景のなか、コンピューター教室に集まり、画面を見て会話する生徒がいた。
「ロンドン撮れてた?」
「ガーナはどこや」
誰かが「『浸食』つて英語で……」とつぶやくと、「erosion!」と返ってきた。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の教育プログラム「アースカム」。地上400キロを周回する国際宇宙ステーション(ISS)のカメラを遠隔操作し、地表を撮影する。
いわば、教室から、宇宙の眼で、地球を見る。
「Orbitの軌道)」
「GMT(グリニッジ標準時)」
「Latitude(緯度)」
「Longitude(経度)」
「Reason and description(撮影理由と説明)」
これらの項目で指示を出すと後日、撮影画像を見られる。作業は全て英語だ。
初参加の中学1年生は「楽しい」と□を揃える。
ヨーロッパを撮ろうと目を輝かせていた女子生徒。
「ジャンヌ・ダルクの本を読んで好きになったフランスを、宇宙から見られるのがすごいです!」
◇広々とした心を
1993年9月19日、ジリジリと日が差すアメリカ創価大学ロサンゼルス・キャンパス(当時)。
創立者・池田名誉会長が一人の紳士を出迎えた。
ロバート・ジャストロウ博士。月面着陸を果たした「アポロ計画」の理論面の中心者で、宇宙の膨張の証拠が発見されたウィルソン山天文台の所長である。
「仏法哲学に基づいた宇宙論をお伺いしたい」
博士が切り出し、会見が始まった。
生命とは。人生とは。宇宙と仏法の智慧が、豊かに重なり合う。
身を乗り出して語る博士から提案があった。
「天文台と学校をつなぐ教育プログラムを始めようとしています。ぜひ、創価学園と一緒にやりたい」
「やりましょう! 未来のために絶対に大事です」
−−創立者は学園生に"宇宙のように広い心を"と語ってきた。NASAから贈られた宇宙の記録映画を一緒に見たり、天体望遠鏡やスペースシャトルの模型をプレゼントしたり、"夢"を与えてきた。関西校男子卒業生の集いを「金星会」と名付けている。
博士に、教育者としての思いを伝えた。
「天文学は人間の心を大きくさせる。青少年にとって、これほどの大ロマンはありません」
94年9月。学園教職員と卒業生、アメリカ創価大学関係者の奮闘で、関西校と天文台の交信が実現した。
2013年5月22日水曜日
2013.05.22 わが友に贈る
躍動の座談会こそ
地域広布の原動力だ。
皆で語り励まし合って
新たな拡大の波動を!
共に勝利の峰へ!
窪尼御前御返事 P1478
『法華経のかたをあだむ人人は剣をのみ火を手ににぎるなるべし』
◇希望の明日へ
現実の大地に、人生の根を深く張った女性は強い。根を張ってこそ、年とともに、栄えの葉を茂らせ、満足の花、勝利の花を欄漫と咲き薫らせていけるのである。
平3・2・14
☆女性に贈ることば 五月二十二日
自分の将来や人生について、両親や先輩と話し合うことは決して古いことではない。大切な示唆となることを忘れてはならない。いちばん賢明に自分を守る羅針盤になるのである。
☆今日のことば 五月二十二日
人間というものは、自分のことに関しては、甘く、弱いものです。ふだん強そうなことをいっていても、いざ自分のこととなると、いっていることの半分も実行できない。またよいことは自分の手柄にし、悪いことは他人のせいにする醜い面も、だれもがもっています。その弱い自分、醜い自分に打ち勝つことこそ、最大の勇気だといえましょう。
☆御書とともに�第1回 日本第一の富者の誇り
『当世・日本国に第一に富める者は日蓮なるべし命は法華経にたてまつリ名をば後代に留べし』(開目抄、P223)
■通解
今の世の中において、日本国で第一に富んでいる者は、日蓮なのである。命は法華経にたてまつり、名を後代に必ずとどめるであろう。
■同志への指針
佐渡での大宣言であられる。
日蓮大聖人は、流罪という大難のなかで、大宇宙をも包みゆかれる赫々たる御境涯を、悠然と示してくださっている。
我らは大聖人の正統である。ゆえに、いかなる苦難も恐れない。妙法を根本に、「心の財」第一の誇りも高く、未来永遠に輝く勝利の旗を打ち立てていくのだ。
地域広布の原動力だ。
皆で語り励まし合って
新たな拡大の波動を!
共に勝利の峰へ!
窪尼御前御返事 P1478
『法華経のかたをあだむ人人は剣をのみ火を手ににぎるなるべし』
◇希望の明日へ
現実の大地に、人生の根を深く張った女性は強い。根を張ってこそ、年とともに、栄えの葉を茂らせ、満足の花、勝利の花を欄漫と咲き薫らせていけるのである。
平3・2・14
☆女性に贈ることば 五月二十二日
自分の将来や人生について、両親や先輩と話し合うことは決して古いことではない。大切な示唆となることを忘れてはならない。いちばん賢明に自分を守る羅針盤になるのである。
☆今日のことば 五月二十二日
人間というものは、自分のことに関しては、甘く、弱いものです。ふだん強そうなことをいっていても、いざ自分のこととなると、いっていることの半分も実行できない。またよいことは自分の手柄にし、悪いことは他人のせいにする醜い面も、だれもがもっています。その弱い自分、醜い自分に打ち勝つことこそ、最大の勇気だといえましょう。
☆御書とともに�第1回 日本第一の富者の誇り
『当世・日本国に第一に富める者は日蓮なるべし命は法華経にたてまつリ名をば後代に留べし』(開目抄、P223)
■通解
今の世の中において、日本国で第一に富んでいる者は、日蓮なのである。命は法華経にたてまつり、名を後代に必ずとどめるであろう。
■同志への指針
佐渡での大宣言であられる。
日蓮大聖人は、流罪という大難のなかで、大宇宙をも包みゆかれる赫々たる御境涯を、悠然と示してくださっている。
我らは大聖人の正統である。ゆえに、いかなる苦難も恐れない。妙法を根本に、「心の財」第一の誇りも高く、未来永遠に輝く勝利の旗を打ち立てていくのだ。
2013年5月21日火曜日
2013.05.21 わが友に贈る
「心の思いを
響かして声を顕す」
真心の一言が
人生を開く力になる。
大確信の励ましを!
蒙古使御書 P1473
『所詮万法は己心に収まりて一塵もかけず九山八海も我が身に備わりて日月衆星も己心にあり』
◇希望の明日へ
母性とは、一人の人間を、どんなことがあっても、絶対他に与えることなく、かけがえのないものとして大切に慈しむ心のことであろう。この心こそ、今の社会にいちばん欠けているものではないだろうか。女性が自分の子どもだけではなく、その崇高な母性を社会に開き、母の立場から、おかしいものはおかしいと訴え、手をつないでいくとき、大きくいえば、文明の様相さえ変わっていくのである。
『主婦と生活』平3・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十一日
生まれてきたからには、幸福を勝ち取らねばならない。
断じて、不幸に負けてはならない。
若々しく希望の光に包まれた、貴女の闘争の力こそが、すべてを幸福に変えていくのだ。
☆今日のことば 五月二十一日
決して自分だけで悩むな。よき友、よき先輩と何でも相談していくことだ。
響かして声を顕す」
真心の一言が
人生を開く力になる。
大確信の励ましを!
蒙古使御書 P1473
『所詮万法は己心に収まりて一塵もかけず九山八海も我が身に備わりて日月衆星も己心にあり』
◇希望の明日へ
母性とは、一人の人間を、どんなことがあっても、絶対他に与えることなく、かけがえのないものとして大切に慈しむ心のことであろう。この心こそ、今の社会にいちばん欠けているものではないだろうか。女性が自分の子どもだけではなく、その崇高な母性を社会に開き、母の立場から、おかしいものはおかしいと訴え、手をつないでいくとき、大きくいえば、文明の様相さえ変わっていくのである。
『主婦と生活』平3・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十一日
生まれてきたからには、幸福を勝ち取らねばならない。
断じて、不幸に負けてはならない。
若々しく希望の光に包まれた、貴女の闘争の力こそが、すべてを幸福に変えていくのだ。
☆今日のことば 五月二十一日
決して自分だけで悩むな。よき友、よき先輩と何でも相談していくことだ。
2013年5月20日月曜日
2013.05.20 わが友に贈る
「随喜する声を
聞いて随喜し」
信心の歓喜が
皆の心を躍動させる!
わが活動体験を語れ!
妙密上人御消息 P1241
『国中の諸人一人二人乃至千万億の人題目を唱うるならば存外に功徳身にあつまらせ給うべし、其の功徳は大海の露をあつめ須弥山の微塵をつむが如し』
◇今週のことば
勝利への勢いは
座談会から!
勇気が勇気を呼び
朝鮮が挑戦を広げる。
スクラム固く前進だ!
2013年05月20日
◇希望の明日へ
かつて私は「ウーマン・リブ(女性解放)」は「ヒューマン・リブ(人間性解放)」でなければならないと提唱した。フェミニズム運動も、豊能な「真の女性」に近づくのが本来の目的だと思う。そして真の女性とは、第一に真の人間でなければならない。自分を人間らしい人間に育て上げるには、良き本を読み、良き人と出会い、多くの人の心を知ることも大切であろう。そして自分の決めた人生の目標に向かって、ひたむきに生きることである。
『主婦と生活』 平3・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十日
今の仕事に全力で当たれ!
今日の課題に懸命に挑め!
足下の己の使命に徹せよ!
そこに勝利がある。
☆今日のことば 五月二十日
汝自身を知ることは、大変なことである
苦悩も 失敗も 自身を知らぬことから
出発するのかも知れぬ
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.020 断じて壁を破るのだ!
日蓮大聖人は仰せである。
『釈迦如来のためには、提婆達多こそ第一の善知識であった。今の世間を見ると、人を良くするものは、味方よりも強敵が人をよく成長させるのである』(P971、通解)
今、わが広布の英雄たちは「断じて壁を破るのだ!」と勇んで前進している。
自分自身の未曽有の挑戦、未曽有の奮闘、未曽有の拡大の歴史を、一日また一日、厳然と積み上げていきたい。
寄せ来る苦難の波にも、「宿命転換のチャンスだ!」と決然と立ち向かい、祈りに祈り抜いて、乗り越えていくのだ。
逆境が人間を強くする。
信心は、一番の生きる力、勝利への推進力である。
信心の世界は、頑張れば頑張るほど、生命力が強く豊かになる。いい方向へと、自分が変わる。福運がつく。人にも福徳を薫らせていける。
広布の労苦は、全部が功徳になる。何の無駄もない。
心こそ大切である。
どんな時も、誠実に、真心込めて−−これを絶対に忘れてはいけない。その自らの心を、いつまでも光らせていくのだ。
何があっても、希望に燃えて生きよう! 希望に燃えている姿それ自体が、人生に勝ったということなのだ。
大誠実で友を励ましていこう! 「蘭室の友」といわれるが、信義を貫く人格の薫りは、皆を感化する。友を思う言葉に、魂が共鳴する。
どんどん人と会い、人と対話する。人の心をつかみ、味方をつくる−−その全てが自分自身の訓練となり、財産となるのだ。
聞いて随喜し」
信心の歓喜が
皆の心を躍動させる!
わが活動体験を語れ!
妙密上人御消息 P1241
『国中の諸人一人二人乃至千万億の人題目を唱うるならば存外に功徳身にあつまらせ給うべし、其の功徳は大海の露をあつめ須弥山の微塵をつむが如し』
◇今週のことば
勝利への勢いは
座談会から!
勇気が勇気を呼び
朝鮮が挑戦を広げる。
スクラム固く前進だ!
2013年05月20日
◇希望の明日へ
かつて私は「ウーマン・リブ(女性解放)」は「ヒューマン・リブ(人間性解放)」でなければならないと提唱した。フェミニズム運動も、豊能な「真の女性」に近づくのが本来の目的だと思う。そして真の女性とは、第一に真の人間でなければならない。自分を人間らしい人間に育て上げるには、良き本を読み、良き人と出会い、多くの人の心を知ることも大切であろう。そして自分の決めた人生の目標に向かって、ひたむきに生きることである。
『主婦と生活』 平3・1月号
☆女性に贈ることば 五月二十日
今の仕事に全力で当たれ!
今日の課題に懸命に挑め!
足下の己の使命に徹せよ!
そこに勝利がある。
☆今日のことば 五月二十日
汝自身を知ることは、大変なことである
苦悩も 失敗も 自身を知らぬことから
出発するのかも知れぬ
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.020 断じて壁を破るのだ!
日蓮大聖人は仰せである。
『釈迦如来のためには、提婆達多こそ第一の善知識であった。今の世間を見ると、人を良くするものは、味方よりも強敵が人をよく成長させるのである』(P971、通解)
今、わが広布の英雄たちは「断じて壁を破るのだ!」と勇んで前進している。
自分自身の未曽有の挑戦、未曽有の奮闘、未曽有の拡大の歴史を、一日また一日、厳然と積み上げていきたい。
寄せ来る苦難の波にも、「宿命転換のチャンスだ!」と決然と立ち向かい、祈りに祈り抜いて、乗り越えていくのだ。
逆境が人間を強くする。
信心は、一番の生きる力、勝利への推進力である。
信心の世界は、頑張れば頑張るほど、生命力が強く豊かになる。いい方向へと、自分が変わる。福運がつく。人にも福徳を薫らせていける。
広布の労苦は、全部が功徳になる。何の無駄もない。
心こそ大切である。
どんな時も、誠実に、真心込めて−−これを絶対に忘れてはいけない。その自らの心を、いつまでも光らせていくのだ。
何があっても、希望に燃えて生きよう! 希望に燃えている姿それ自体が、人生に勝ったということなのだ。
大誠実で友を励ましていこう! 「蘭室の友」といわれるが、信義を貫く人格の薫りは、皆を感化する。友を思う言葉に、魂が共鳴する。
どんどん人と会い、人と対話する。人の心をつかみ、味方をつくる−−その全てが自分自身の訓練となり、財産となるのだ。
2013年5月19日日曜日
2013.05.19 わが友に贈る
さあ 語ろう!
「会う」ことが
自分を強くする。
生命力を漲らせ
正義の連帯を広げよ!
四条金吾殿御返事 P1192
『いよいよ強盛に大信力をいだし給へ、我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべからず』
◇希望の明日へ
女性の場合、決して、いわゆる青春時代のみが花なのではない。若い時代にどんなに華やかであっても、その幸福は浅いものだし、また一生続く保証もない。そして、長い目で見たときには、心にしっかりした"芯"をもっている人は、時とともに、輝いていく。これは何万、何十万という人の歩みを見てきた一つの結論である。甘やかされた、心の弱い人であっては自分も不幸であるし、家庭も暗く、不幸にしてしまう。何があっても、朗らかに、楽天的に生きていく−−「不屈の希望」とでもいうべき内面の強さと躍動である。ここに「幸福」 の実態もあろう。
『主婦の友』 平3・1月号
☆女性に贈ることば 五月十九日
他人の畑に気を取られていては、どこまでいっても満足は得
られない。
自分の畑を耕さないかぎり、人生の真の実りは満喫できない。
☆今日のことば 五月十九日
いつの世にも、なにより美しく、尊いものは、人の情愛である。
人間の真情は、ひとたび危急におちいったときにこそ、偽りのベールをはらって、本当の顔をあらわすものだ。
☆中国の著名な書画家・董寿平氏と会談 1989-09-11
画伯が2年前、贈ってくださったのは「松」の絵でした。この「松」は、私ども仏法者にとっても、ひときわ深い意義があります。仏法には「松は霜が降りて、他の木々が枯れたあとに『木の王者』として風格を現す」との言葉がある。
更に仏法に、「松は万年の長寿をたもつゆえに、枝を曲げられる。法華経の行者は久遠長寿の如来である。ゆえに、修行の枝を切られ、曲げられることは疑いない」ともあります。
偉大な生涯に様々な風雪、障害があるのは当然です。「松」はそうした幾多の試練にあっても、凛々しく我が王道を貫く「勝利王」「幸福王」「人間王」の象徴となっている。
ともあれ私は、画伯の絵から、私どもに対する絶大な未来への期待を感じてならなかった。
◇御書に出てくる「松」
『蒼蝿驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』(P26)
『諸木は枯るると雖も松柏は萎まず衆草は散ると雖も鞠竹は変ぜず法華経も亦復是くの如し』』(P47)
『一心より松よ桜よと起るは切なり、是は心法に約する義なり』(P826)
『松栄れば柏悦ぶ芝かるれば蘭なく情無き草木すら友の喜び友の歎き一つなり』(P934頁)『松高ければ藤長く源深ければ流れ遠し』(P975)
「会う」ことが
自分を強くする。
生命力を漲らせ
正義の連帯を広げよ!
四条金吾殿御返事 P1192
『いよいよ強盛に大信力をいだし給へ、我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべからず』
◇希望の明日へ
女性の場合、決して、いわゆる青春時代のみが花なのではない。若い時代にどんなに華やかであっても、その幸福は浅いものだし、また一生続く保証もない。そして、長い目で見たときには、心にしっかりした"芯"をもっている人は、時とともに、輝いていく。これは何万、何十万という人の歩みを見てきた一つの結論である。甘やかされた、心の弱い人であっては自分も不幸であるし、家庭も暗く、不幸にしてしまう。何があっても、朗らかに、楽天的に生きていく−−「不屈の希望」とでもいうべき内面の強さと躍動である。ここに「幸福」 の実態もあろう。
『主婦の友』 平3・1月号
☆女性に贈ることば 五月十九日
他人の畑に気を取られていては、どこまでいっても満足は得
られない。
自分の畑を耕さないかぎり、人生の真の実りは満喫できない。
☆今日のことば 五月十九日
いつの世にも、なにより美しく、尊いものは、人の情愛である。
人間の真情は、ひとたび危急におちいったときにこそ、偽りのベールをはらって、本当の顔をあらわすものだ。
☆中国の著名な書画家・董寿平氏と会談 1989-09-11
画伯が2年前、贈ってくださったのは「松」の絵でした。この「松」は、私ども仏法者にとっても、ひときわ深い意義があります。仏法には「松は霜が降りて、他の木々が枯れたあとに『木の王者』として風格を現す」との言葉がある。
更に仏法に、「松は万年の長寿をたもつゆえに、枝を曲げられる。法華経の行者は久遠長寿の如来である。ゆえに、修行の枝を切られ、曲げられることは疑いない」ともあります。
偉大な生涯に様々な風雪、障害があるのは当然です。「松」はそうした幾多の試練にあっても、凛々しく我が王道を貫く「勝利王」「幸福王」「人間王」の象徴となっている。
ともあれ私は、画伯の絵から、私どもに対する絶大な未来への期待を感じてならなかった。
◇御書に出てくる「松」
『蒼蝿驥尾に附して万里を渡り碧蘿松頭に懸りて千尋を延ぶ』(P26)
『諸木は枯るると雖も松柏は萎まず衆草は散ると雖も鞠竹は変ぜず法華経も亦復是くの如し』』(P47)
『一心より松よ桜よと起るは切なり、是は心法に約する義なり』(P826)
『松栄れば柏悦ぶ芝かるれば蘭なく情無き草木すら友の喜び友の歎き一つなり』(P934頁)『松高ければ藤長く源深ければ流れ遠し』(P975)
2013年5月18日土曜日
2013.05.18 わが友に贈る
広布への行動は
全てが尊い労苦だ。
「いつもありがとう!」
感謝の心を声にして
皆で清々しく進もう!
四条金吾殿御返事 P1192
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』
◇希望の明日へ
女性の感受性は鋭い。男性のもつ"ずるさ""権威的性分""暴力性"などを、敏感に感じ取る。身近な例でいえば、夫婦間のことや家庭内のことで、婦人の勘の"鋭さ"に驚き、たじたじとなった経験をおもちの男性の方も、多いに違いない。世の男性は、あまりにも、女性の働きや意見を軽視してきたきらいがある。その報いか、争いの絶えない、住みづらい社会をつくってしまったようだ。今こそ、女性の復権を望みたい。生命を慈しむ平和的特質を、現実社会で、さらに輝かせていただきたい。そして女性の意見を尊重し、活躍を大切にしていく社会でなければならないのである。
平2・11・16
☆女性に贈ることば 五月十八日
いちばん大切な生命を守り育みゆく、女性の智慧と慈悲の結集にこそ、人類史の転換は託されている。
偉大なる母性の力は、権力にも勝る。
☆今日のことば 五月十八日
新緑ほど、生き生きとした生命の輝きと躍動を感じさせるものはない。
その緑一色も、よく見ると、実に多種多様な一本一本の草から成り立っている。それらは、多く雑草と呼ばれ、あまり名も知られていない。この雑草は、何の飾り気もなく、ありのままの姿で、精一杯生きようとしている。
☆本部幹部会で紹介された名誉会長の揮毫
「全国青年部幹部会」の意義を込めて行われた「新時代第66回本部幹部会」(11日、東京戸田記念講堂)の席上、池田名誉会長が認めた四つの書が紹介された。
女子部時代の信心修行は
長き人生の幸の
完全なる基礎作りである
名誉会長が本部幹部会のメッセージで紹介した女子部への指針。
池田華陽会のスクラムは今、世界五大州へ広がり、6月4日には「世界池田華陽会の日」を迎える。麗しき華陽姉妹よ! 一人ももれなく幸福に−−"勝利の門"を開く友への慈愛が込められている。
大軍の
潮の如き
埼玉の
友に幸あれ
友に無事あれ
昭和58年(1983年)5月3日、埼玉に贈られた和歌である。
埼玉は60年前、名誉会長が男子部第1部隊長として圧倒的な拡大を成し遂げた舞台。そして戸田第2代会長の逝去後、会長職が不在だった学会で「第3代会長の推戴を急け!」と真っ先に声を上げた誉れの天地である。
名誉会長が「新しき世紀の広宣流布の大電源地は、必ず、ここ埼玉になる」と期待する埼玉。書からは、埼玉から地涌の大連帯を広げゆけ! との真情が伝わってくる。
世紀の海に
こだまする
清き祈りは
舞い舞いて
神奈川天地に
慈雨の羽
生きとし生きる
歓喜あり
あゝ陽は昇る
我等の胸にも
昭和53年(1978年)、名誉会長が作詞した神奈川の歌「ああ陽は昇る」の歌詞が墨痕鮮やかに。
名誉会長が歌詞に込めた"私たちは、一番尊い『清き祈り』で、人々をリードし、幸福にしていくのだ。神奈川は、題目のこだま、歌声のこだま、対話のこだまが渦巻く国土世間たれ!"との心が胸に迫る。
立正安国の原点の地であり、「正義」と「共戦」の旗を掲げ進む神奈川。本年8月9日は県歌発表から35周年。広宣の太陽を昇らせゆく友への、渾身のエールが響いてくる。
昭和57年(1982年)3月、第1回関西青年平和文化祭のクライマックスで六段円塔がそびえ立った瞬間、スタンドに描き出された人文字が、この「関西魂」である。
名誉会長は語っている。「『関西魂』とは究極の『負けじ魂』です。この不挑不屈の信力・行力に、仏天も応えて動くのです。厳たる仏力・法力の加護があるのです」
師の万感の心は、いつも、創価の負けじ魂を赤々と燃やす常勝・関西、そして、異体同心の全国の同志を包み込んでいる。
全てが尊い労苦だ。
「いつもありがとう!」
感謝の心を声にして
皆で清々しく進もう!
四条金吾殿御返事 P1192
『此の日蓮は首題の五字を汝にさづく、法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず』
◇希望の明日へ
女性の感受性は鋭い。男性のもつ"ずるさ""権威的性分""暴力性"などを、敏感に感じ取る。身近な例でいえば、夫婦間のことや家庭内のことで、婦人の勘の"鋭さ"に驚き、たじたじとなった経験をおもちの男性の方も、多いに違いない。世の男性は、あまりにも、女性の働きや意見を軽視してきたきらいがある。その報いか、争いの絶えない、住みづらい社会をつくってしまったようだ。今こそ、女性の復権を望みたい。生命を慈しむ平和的特質を、現実社会で、さらに輝かせていただきたい。そして女性の意見を尊重し、活躍を大切にしていく社会でなければならないのである。
平2・11・16
☆女性に贈ることば 五月十八日
いちばん大切な生命を守り育みゆく、女性の智慧と慈悲の結集にこそ、人類史の転換は託されている。
偉大なる母性の力は、権力にも勝る。
☆今日のことば 五月十八日
新緑ほど、生き生きとした生命の輝きと躍動を感じさせるものはない。
その緑一色も、よく見ると、実に多種多様な一本一本の草から成り立っている。それらは、多く雑草と呼ばれ、あまり名も知られていない。この雑草は、何の飾り気もなく、ありのままの姿で、精一杯生きようとしている。
☆本部幹部会で紹介された名誉会長の揮毫
「全国青年部幹部会」の意義を込めて行われた「新時代第66回本部幹部会」(11日、東京戸田記念講堂)の席上、池田名誉会長が認めた四つの書が紹介された。
女子部時代の信心修行は
長き人生の幸の
完全なる基礎作りである
名誉会長が本部幹部会のメッセージで紹介した女子部への指針。
池田華陽会のスクラムは今、世界五大州へ広がり、6月4日には「世界池田華陽会の日」を迎える。麗しき華陽姉妹よ! 一人ももれなく幸福に−−"勝利の門"を開く友への慈愛が込められている。
大軍の
潮の如き
埼玉の
友に幸あれ
友に無事あれ
昭和58年(1983年)5月3日、埼玉に贈られた和歌である。
埼玉は60年前、名誉会長が男子部第1部隊長として圧倒的な拡大を成し遂げた舞台。そして戸田第2代会長の逝去後、会長職が不在だった学会で「第3代会長の推戴を急け!」と真っ先に声を上げた誉れの天地である。
名誉会長が「新しき世紀の広宣流布の大電源地は、必ず、ここ埼玉になる」と期待する埼玉。書からは、埼玉から地涌の大連帯を広げゆけ! との真情が伝わってくる。
世紀の海に
こだまする
清き祈りは
舞い舞いて
神奈川天地に
慈雨の羽
生きとし生きる
歓喜あり
あゝ陽は昇る
我等の胸にも
昭和53年(1978年)、名誉会長が作詞した神奈川の歌「ああ陽は昇る」の歌詞が墨痕鮮やかに。
名誉会長が歌詞に込めた"私たちは、一番尊い『清き祈り』で、人々をリードし、幸福にしていくのだ。神奈川は、題目のこだま、歌声のこだま、対話のこだまが渦巻く国土世間たれ!"との心が胸に迫る。
立正安国の原点の地であり、「正義」と「共戦」の旗を掲げ進む神奈川。本年8月9日は県歌発表から35周年。広宣の太陽を昇らせゆく友への、渾身のエールが響いてくる。
昭和57年(1982年)3月、第1回関西青年平和文化祭のクライマックスで六段円塔がそびえ立った瞬間、スタンドに描き出された人文字が、この「関西魂」である。
名誉会長は語っている。「『関西魂』とは究極の『負けじ魂』です。この不挑不屈の信力・行力に、仏天も応えて動くのです。厳たる仏力・法力の加護があるのです」
師の万感の心は、いつも、創価の負けじ魂を赤々と燃やす常勝・関西、そして、異体同心の全国の同志を包み込んでいる。
2013年5月17日金曜日
2013.05.17 わが友に贈る
病魔と闘う友よ
断じて負けるな!
大確信の祈りで勝て!
「南無妙法蓮華経は
師子吼の如し」だ。
曾谷殿御返事 P1056
『謗法を責めずして成仏を願はば火の中に水を求め水の中に火を尋ぬるが如くなるべしはかなしはかなし』
◇希望の明日へ
女性は「心清ければ天女、心汚れれば魔女」ともいわれる。心ひとつで、人生の明暗も決まっていく。いわんや信心の世界は"心の世界"である。自身の境涯しだい、受け止め方しだいで、物事はまったく別の顔を見せていく。
平2・7・8
☆女性に贈ることば 五月十七日
家族のため、近隣のために、自分らしく、誠実に精一杯の努カをして生きてきた女性の一生は、平凡であっても、尊く美しい。
☆今日のことば 五月十七日
会議は、議論のための議論であってはならない。本当に真剣であれば、おのずから知恵が湧いてくる。
☆第10回SGI総会より 1989/10/04
恩師・戸田先生は、昭和33年2月11日、すなわちご自身が迎えた最後の誕生日の折に、お祝いに集った弟子達に向かって遺言のごとき厳しき口調で言われた。
「幹部が自らを指導し、幹部自らが自己を磨いてゆけば、会員は自然と育ってゆくのである」と。私はこの指導を決して忘れなかった。常に率先して実践してきたつもりである。
いくら熱心に説き、言葉巧みであっても、口先だけでは人は動かない。後輩は成長しない。これまで幹部となりながら、退転・反逆していった人々の姿は、この根幹の指導を忘れ、自らの「慢」に溺れ、「策」に走った結果であった。それは本当の仏法者の姿ではない。
大切なのは、リーダー自身の懸命な実践の姿である。謙虚に自らの人間革命に励むところに後輩は安心し、ついてくるのである。
断じて負けるな!
大確信の祈りで勝て!
「南無妙法蓮華経は
師子吼の如し」だ。
曾谷殿御返事 P1056
『謗法を責めずして成仏を願はば火の中に水を求め水の中に火を尋ぬるが如くなるべしはかなしはかなし』
◇希望の明日へ
女性は「心清ければ天女、心汚れれば魔女」ともいわれる。心ひとつで、人生の明暗も決まっていく。いわんや信心の世界は"心の世界"である。自身の境涯しだい、受け止め方しだいで、物事はまったく別の顔を見せていく。
平2・7・8
☆女性に贈ることば 五月十七日
家族のため、近隣のために、自分らしく、誠実に精一杯の努カをして生きてきた女性の一生は、平凡であっても、尊く美しい。
☆今日のことば 五月十七日
会議は、議論のための議論であってはならない。本当に真剣であれば、おのずから知恵が湧いてくる。
☆第10回SGI総会より 1989/10/04
恩師・戸田先生は、昭和33年2月11日、すなわちご自身が迎えた最後の誕生日の折に、お祝いに集った弟子達に向かって遺言のごとき厳しき口調で言われた。
「幹部が自らを指導し、幹部自らが自己を磨いてゆけば、会員は自然と育ってゆくのである」と。私はこの指導を決して忘れなかった。常に率先して実践してきたつもりである。
いくら熱心に説き、言葉巧みであっても、口先だけでは人は動かない。後輩は成長しない。これまで幹部となりながら、退転・反逆していった人々の姿は、この根幹の指導を忘れ、自らの「慢」に溺れ、「策」に走った結果であった。それは本当の仏法者の姿ではない。
大切なのは、リーダー自身の懸命な実践の姿である。謙虚に自らの人間革命に励むところに後輩は安心し、ついてくるのである。
2013年5月16日木曜日
2013.05.16 わが友に贈る
昼夜の温度差など
季節の変わり目での
体調管理に注意!
油断・過信を排し
聡明で健康な生活を!
種種御振舞御書 P921
『病の起りを知らざる人の病を治せば弥よ病は倍増すべし』
◇希望の明日へ
心清く心強き女性が一人いれば、そこには希望の波が、明朗な笑顔が幾重にも広がっていくものである。
平2・3・23
☆女性に贈ることば 五月十六日
憂鬱な人生よ、去れ!
悲惨な人生よ、去れ!
愚かな人生よ、去れ!
無駄な道を歩むな!
絶望の道を歩むな!
賢く生き抜いてこそ、青春だ。
☆今日のことば 五月十六日
夢は どこまでも夢である
故に 私はながめるだけでなく
厳しい批判のなかにあっても
実践という悔いのない一点を持続する
季節の変わり目での
体調管理に注意!
油断・過信を排し
聡明で健康な生活を!
種種御振舞御書 P921
『病の起りを知らざる人の病を治せば弥よ病は倍増すべし』
◇希望の明日へ
心清く心強き女性が一人いれば、そこには希望の波が、明朗な笑顔が幾重にも広がっていくものである。
平2・3・23
☆女性に贈ることば 五月十六日
憂鬱な人生よ、去れ!
悲惨な人生よ、去れ!
愚かな人生よ、去れ!
無駄な道を歩むな!
絶望の道を歩むな!
賢く生き抜いてこそ、青春だ。
☆今日のことば 五月十六日
夢は どこまでも夢である
故に 私はながめるだけでなく
厳しい批判のなかにあっても
実践という悔いのない一点を持続する
2013年5月15日水曜日
2013.05.15 わが友に贈る
信心の成長は
善知識にあり。
一人で悩みを抱えず
勇気を出して相談を!
それが境涯を開く力に!
椎地四郎殿御書 P1448
『大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし』
◇希望の明日へ
教養と品格ある女性であってほしい。知性と優しさのある女性は美しい。周囲も信頼し、安心することができる。また信心を深めるほど、知の世界が豊かに広がっていくのが仏法である。
平2・2・27
☆女性に贈ることば 五月十五日
自分自身をつくることです。自分のなかに、幸福の引力をもつことです。自分が幸福の太陽になって、一家も一族をも照らしていくのです。
☆今日のことば 五月十五日
しかられて、一時は自信を失っても、そのなかから、次に湧き上がってくる自信が、真実の自信である。そこで崩れてしまうような自信は、本当の自身ではない。
☆勝利の人間学第30回 友を励まし 共々に前進!
◇相手の話を聞くことから
対話で大切なのは、「よく聞く」ことだ。
「聞くこと」は「学ぶこと」であり、それだけ世界が広がる。尊敬の心をもって、誠実に接していけば、対話は自然に弾む。
心を通わしていくために対話はあるのだ。
いにしえの哲人が言ったように、耳が二つあることは、話す二倍、聞くためである。
聞いてもらうだけで、悩みが晴れる場合もある。話しているうちに答えが見えてくることもある。お互いに、新たな高みへど向上していけるのが、対話の不思議な力である。
ゆえに、「熱心に聞くこと」それ自体が、大きな「励まし」になっていくのだ。
◇良い点を見つけてほめる
広宣流布に尽くす人を、仏のごとく敬う。これが法華経の「最上第一の相伝」である。
広布へ戦う人をほめれば、功徳が広がる。
御書には『あまりに人が自分をほめる時は、「どんなふうにでもなろう」という心が出てくるものである。これは、「ほめる言葉」から起こるのである』(P1359、通解)と説かれる。
リーダーは、陰で地道に努力する人を見逃さない。たとえ小さな前進でも、鋭敏にとらえて賞讃する。希望と張り合いを贈るのだ。
一人一人の持ち味を引き出し、生かし合う−−このチームワークが、確かな波動を生む。
◇共に祈り、共に勝つ!
悩める友がいれば、共に御書を拝し、共に御本尊に祈って、共に前ヘー歩踏み出すのだ。
友の悩みに同苦し祈る行動は、自分の悩みをも乗り越える力になっていく。
「励まし合う人生」は、共に栄え、共に勝利の道を開くことができる。
日蓮大聖人は、植物の共生の姿を通して、『友の喜び友の歎き一つなり』(P934)とも教えてくださっている。
大変であればあるほど、明るく朗らかに励まし合っていこう! 試練の時こそ、一緒に勇んで立ち向かっていく。そして、力を合わせて、一つ一つ勝ち越えていくのだ。そのための同志である。そのための信心である。
善知識にあり。
一人で悩みを抱えず
勇気を出して相談を!
それが境涯を開く力に!
椎地四郎殿御書 P1448
『大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし』
◇希望の明日へ
教養と品格ある女性であってほしい。知性と優しさのある女性は美しい。周囲も信頼し、安心することができる。また信心を深めるほど、知の世界が豊かに広がっていくのが仏法である。
平2・2・27
☆女性に贈ることば 五月十五日
自分自身をつくることです。自分のなかに、幸福の引力をもつことです。自分が幸福の太陽になって、一家も一族をも照らしていくのです。
☆今日のことば 五月十五日
しかられて、一時は自信を失っても、そのなかから、次に湧き上がってくる自信が、真実の自信である。そこで崩れてしまうような自信は、本当の自身ではない。
☆勝利の人間学第30回 友を励まし 共々に前進!
◇相手の話を聞くことから
対話で大切なのは、「よく聞く」ことだ。
「聞くこと」は「学ぶこと」であり、それだけ世界が広がる。尊敬の心をもって、誠実に接していけば、対話は自然に弾む。
心を通わしていくために対話はあるのだ。
いにしえの哲人が言ったように、耳が二つあることは、話す二倍、聞くためである。
聞いてもらうだけで、悩みが晴れる場合もある。話しているうちに答えが見えてくることもある。お互いに、新たな高みへど向上していけるのが、対話の不思議な力である。
ゆえに、「熱心に聞くこと」それ自体が、大きな「励まし」になっていくのだ。
◇良い点を見つけてほめる
広宣流布に尽くす人を、仏のごとく敬う。これが法華経の「最上第一の相伝」である。
広布へ戦う人をほめれば、功徳が広がる。
御書には『あまりに人が自分をほめる時は、「どんなふうにでもなろう」という心が出てくるものである。これは、「ほめる言葉」から起こるのである』(P1359、通解)と説かれる。
リーダーは、陰で地道に努力する人を見逃さない。たとえ小さな前進でも、鋭敏にとらえて賞讃する。希望と張り合いを贈るのだ。
一人一人の持ち味を引き出し、生かし合う−−このチームワークが、確かな波動を生む。
◇共に祈り、共に勝つ!
悩める友がいれば、共に御書を拝し、共に御本尊に祈って、共に前ヘー歩踏み出すのだ。
友の悩みに同苦し祈る行動は、自分の悩みをも乗り越える力になっていく。
「励まし合う人生」は、共に栄え、共に勝利の道を開くことができる。
日蓮大聖人は、植物の共生の姿を通して、『友の喜び友の歎き一つなり』(P934)とも教えてくださっている。
大変であればあるほど、明るく朗らかに励まし合っていこう! 試練の時こそ、一緒に勇んで立ち向かっていく。そして、力を合わせて、一つ一つ勝ち越えていくのだ。そのための同志である。そのための信心である。
2013年5月14日火曜日
2013.05.14 わが友に贈る
「進まざるは退転」
前進の中に成長がある。
行動の中に歓喜がある。
勇気を胸に前へ!
自身の壁を破れ!
波木井三郎殿御返事 P1371
『既に法華経の為に御勘気を蒙れば幸の中の幸なり瓦礫を以て金銀に易ゆるとは是なり』
◇希望の明日へ
生命あるものは美しい。生き生きと生きる人は美しい。そして生命は動きのなかにある。停滞や惰性は死と醜への道ともいえるであろう。何かを見てパッと心が動く。興味が動き、体が動く。悩んでいる人がいたら、元気になるように願い、思わず、動いてしまう。そうした、
"人間性"の高感度のアンテナ、"優しさ"というアンテナ、そして多様な"美"へのアンテナをもった女性はだれが見ても、魅力的であろう。
『主婦と生活』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十四日
叱るといっても、親が理由も言わずに、怒りにまかせて叱ってばかりいると、子どもがおびえます。そして、とにかく「慈られないように」「叱られないように」と、一種のずるさを身につけてしまうこともある。
そんなことを繰り返しているうちに、大事な時にも親の言うことに耳を傾けなくなってしまう。
☆今日のことば 五月十四日
若い時代に、天下を取ったら、老人の意見を大事にしなければならぬ。逆に、老人となって、天下を動かすときは、必ず若い人の意見を聞いてやらねばならぬ。
☆新時代第66回本幹・全国青年幹へのメッセージ
◇今、一番必要なのは「勇気」!
君たちよ勝利の旗印たれ!
父母の築きし我らの
創価城を断じて勝ち護れ!
華陽の乙女たちに
女子部時代の信心修行は
長き人生の幸の
完全なる基礎作りである
日本全国、そして世界192力国・地域の愛する創価家族と、晴れやかに5月3日を祝賀し、希望あふれる新出発ができました。
わが学会は、民衆と共に、庶民と共に、青年と共に、揺るぎない平和と文化と教育の大連帯となりました。
生命尊厳の大哲学を掲げた、世界一の躍動する人間群であるといっても、決して過言ではないでしょう。
これも、すべて皆さん方の誇りであり、栄光であり、功徳であります。
きょうは、偉大な求道の研修のために、はるばる海外から駆けつけてこられた、尊い尊いペルーの皆さん、香港・マカオの皆さん、そして、韓国の皆さん、本当にようこそ、お越しくださいました。
とくに、ペルーの皆さんは、飛行機で25時間。乗り継ぎを入れれば、まる2日がかりの旅で、お見えになられました。送り出してくださったご家族にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
会場の牧口先生と戸田先生の肖像も、世界広布の頼もしきりリーダーたちを「うれしい。うれしい」と喜ばれ、見守られていることでしょう。
私の大好きなペルーの大詩人・バジェホの言葉に、「全ての人は、何かにおいて英雄である」とあります。わが同志は、一人一人が「人間の英雄」であり、「信仰の英雄」「行動の英雄」であります。
きょう私は、皆さんと一緒に、あらためて「我らは対話の英雄であり、対話の力で広宣流布の道を永遠に開こう」と宣言したいのであります。
大聖人は、『日蓮は、この法門を語ってきたので、他の人とは違って、多くの人に会ってきた』(P1418、通解)と仰せになられました。
「立正安国」という平和の社会の大建設が、最も地道な対話の連動によってこそ成し遂げられることも、明確に示されております。
私たちの対話は、仏法の本義に則り−−
第一に、相手の生命を敬う最高の人間主義の振る舞いであり、第二に、一人一人の心に幸福の種を蒔きゆく仏縁の拡大であり、そして第三に、よりよき社会のために善の力を結集する「立正安国」の実践であります。
わが創価の友は、来る日も来る日も、どんなに悪口を言われようが、どんなに反発されようが、一歩も退かず、法のため、人のため、社会のため、勇気と誠実と信念の対話を、粘り強く貫き通してきました。
だからこそ、無量の「心の財」が積まれ、無数の仏縁が開かれ、絶対の信頼が結ばれたのであります。
◇祈りを根本に正義の声を!
今、世界の識者も、創価学会がたゆみなく積み重ねてきた「対話」は、もはや、押しとどめようのない平和と共生の潮流となって、21世紀の地球社会へ広がっていくであろうと期待し、展望してくださっております。
世界の知性との私の対談集も60点を超えました。
現在、ニュージーランドの平和学者クレメンツ博士とも、「平和の世紀へ 民衆の挑戦」をテーマに、新たな対談を進めております。
博士は強調されておりました。
「平和な社会のために、一番、必要なのは勇気です」と。
すなわち、"正義を掲げて声をあげる勇気"であり、"他者のために尽くしていく勇気"さらに"周りを元気にしていく勇気"であります。
大聖人は「諸法実相抄」を『力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と結ばれております。
さらに、池上兄弟への仰せには−−
『此れより後も・いかなる事ありとも・すこしもたゆむ事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし』(P1090)とあります。
我らは「正義の中の正義」である。
三世十方の仏菩薩が、厳然と守りに護らないわけがない。
大変であればあるほど、『祈りとして叶わざるなし』の題目を唱え抜いていこう!
何ものにも勝る「法華経の兵法」の智慧を研ぎ澄ますのだ。
そして、万事を成就する「異体同心の団結」を、いよいよ輝かせながら、前進していこうではないか!
終わりに、青年部幹部会に当たり、「君だちよ、勝利の旗印たれ! 父母の築きし、我らの創価城を断じて勝ち護れ!」と申し上げたい。
そして、華陽の乙女たちに、「女子部時代の信心修行は 長き人生の 幸の完全なる基礎作りである」と贈り、私のメッセージといたします。
皆さんの深い祈りに包まれて、私も、ますます元気です。
共々に、この一生を、楽しく朗らかに戦い、断固と勝ちましょう!
皆、体を大切に! 題目を一生懸命、送ります。どうか、お元気で!
前進の中に成長がある。
行動の中に歓喜がある。
勇気を胸に前へ!
自身の壁を破れ!
波木井三郎殿御返事 P1371
『既に法華経の為に御勘気を蒙れば幸の中の幸なり瓦礫を以て金銀に易ゆるとは是なり』
◇希望の明日へ
生命あるものは美しい。生き生きと生きる人は美しい。そして生命は動きのなかにある。停滞や惰性は死と醜への道ともいえるであろう。何かを見てパッと心が動く。興味が動き、体が動く。悩んでいる人がいたら、元気になるように願い、思わず、動いてしまう。そうした、
"人間性"の高感度のアンテナ、"優しさ"というアンテナ、そして多様な"美"へのアンテナをもった女性はだれが見ても、魅力的であろう。
『主婦と生活』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十四日
叱るといっても、親が理由も言わずに、怒りにまかせて叱ってばかりいると、子どもがおびえます。そして、とにかく「慈られないように」「叱られないように」と、一種のずるさを身につけてしまうこともある。
そんなことを繰り返しているうちに、大事な時にも親の言うことに耳を傾けなくなってしまう。
☆今日のことば 五月十四日
若い時代に、天下を取ったら、老人の意見を大事にしなければならぬ。逆に、老人となって、天下を動かすときは、必ず若い人の意見を聞いてやらねばならぬ。
☆新時代第66回本幹・全国青年幹へのメッセージ
◇今、一番必要なのは「勇気」!
君たちよ勝利の旗印たれ!
父母の築きし我らの
創価城を断じて勝ち護れ!
華陽の乙女たちに
女子部時代の信心修行は
長き人生の幸の
完全なる基礎作りである
日本全国、そして世界192力国・地域の愛する創価家族と、晴れやかに5月3日を祝賀し、希望あふれる新出発ができました。
わが学会は、民衆と共に、庶民と共に、青年と共に、揺るぎない平和と文化と教育の大連帯となりました。
生命尊厳の大哲学を掲げた、世界一の躍動する人間群であるといっても、決して過言ではないでしょう。
これも、すべて皆さん方の誇りであり、栄光であり、功徳であります。
きょうは、偉大な求道の研修のために、はるばる海外から駆けつけてこられた、尊い尊いペルーの皆さん、香港・マカオの皆さん、そして、韓国の皆さん、本当にようこそ、お越しくださいました。
とくに、ペルーの皆さんは、飛行機で25時間。乗り継ぎを入れれば、まる2日がかりの旅で、お見えになられました。送り出してくださったご家族にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
会場の牧口先生と戸田先生の肖像も、世界広布の頼もしきりリーダーたちを「うれしい。うれしい」と喜ばれ、見守られていることでしょう。
私の大好きなペルーの大詩人・バジェホの言葉に、「全ての人は、何かにおいて英雄である」とあります。わが同志は、一人一人が「人間の英雄」であり、「信仰の英雄」「行動の英雄」であります。
きょう私は、皆さんと一緒に、あらためて「我らは対話の英雄であり、対話の力で広宣流布の道を永遠に開こう」と宣言したいのであります。
大聖人は、『日蓮は、この法門を語ってきたので、他の人とは違って、多くの人に会ってきた』(P1418、通解)と仰せになられました。
「立正安国」という平和の社会の大建設が、最も地道な対話の連動によってこそ成し遂げられることも、明確に示されております。
私たちの対話は、仏法の本義に則り−−
第一に、相手の生命を敬う最高の人間主義の振る舞いであり、第二に、一人一人の心に幸福の種を蒔きゆく仏縁の拡大であり、そして第三に、よりよき社会のために善の力を結集する「立正安国」の実践であります。
わが創価の友は、来る日も来る日も、どんなに悪口を言われようが、どんなに反発されようが、一歩も退かず、法のため、人のため、社会のため、勇気と誠実と信念の対話を、粘り強く貫き通してきました。
だからこそ、無量の「心の財」が積まれ、無数の仏縁が開かれ、絶対の信頼が結ばれたのであります。
◇祈りを根本に正義の声を!
今、世界の識者も、創価学会がたゆみなく積み重ねてきた「対話」は、もはや、押しとどめようのない平和と共生の潮流となって、21世紀の地球社会へ広がっていくであろうと期待し、展望してくださっております。
世界の知性との私の対談集も60点を超えました。
現在、ニュージーランドの平和学者クレメンツ博士とも、「平和の世紀へ 民衆の挑戦」をテーマに、新たな対談を進めております。
博士は強調されておりました。
「平和な社会のために、一番、必要なのは勇気です」と。
すなわち、"正義を掲げて声をあげる勇気"であり、"他者のために尽くしていく勇気"さらに"周りを元気にしていく勇気"であります。
大聖人は「諸法実相抄」を『力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と結ばれております。
さらに、池上兄弟への仰せには−−
『此れより後も・いかなる事ありとも・すこしもたゆむ事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし』(P1090)とあります。
我らは「正義の中の正義」である。
三世十方の仏菩薩が、厳然と守りに護らないわけがない。
大変であればあるほど、『祈りとして叶わざるなし』の題目を唱え抜いていこう!
何ものにも勝る「法華経の兵法」の智慧を研ぎ澄ますのだ。
そして、万事を成就する「異体同心の団結」を、いよいよ輝かせながら、前進していこうではないか!
終わりに、青年部幹部会に当たり、「君だちよ、勝利の旗印たれ! 父母の築きし、我らの創価城を断じて勝ち護れ!」と申し上げたい。
そして、華陽の乙女たちに、「女子部時代の信心修行は 長き人生の 幸の完全なる基礎作りである」と贈り、私のメッセージといたします。
皆さんの深い祈りに包まれて、私も、ますます元気です。
共々に、この一生を、楽しく朗らかに戦い、断固と勝ちましょう!
皆、体を大切に! 題目を一生懸命、送ります。どうか、お元気で!
2013年5月13日月曜日
2013.05.13 わが友に贈る
自分に勝つことが
最大の勝利だ。
若師子のヤング男子部よ
挑戦また挑戦で
わが栄光の金字塔を!
阿仏房尼御前御返事 P1308
『相構えて相構えて力あらん程は謗法をばせめさせ給うべし、日蓮が義を助け給う事不思議に覚え候ぞ不思議に覚え候ぞ』
◇今週のことば
青年部幹部会へ集おう!
課題に挑む勇気。
壁を突破する開拓力。
皆が若人の息吹で
対話の薫風を!
2013年05月13日
◇希望の明日へ
笑顔ということでは、イギリス人がよく「スイート・ホーム」と言うが、それも一家の太陽である主婦の笑顔あってのことである。笑顔の女性には、進歩があり、彩り鮮やかな心の四季がある。笑顔はいわば、ふくよかに香る心の花であろうか。また、互いを温かく結ぶ、開かれた"心の扉"であり、"心の窓"でもある。扉のしまった家には入りようがないし、日がさす窓のない部屋は、まるで独房である。そうした意味で、笑顔は、幸福の結果というよりも、むしろ原因だともいえるであろう。
『主婦の友』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十三日
自分を産み、育ててくれたお母さん。
昼も、夜も、休むことなく働き続けてきたお母さん。
いつもは口うるさくても、いざという時は必ず守ってくれた
お母さん。
わが子のため、家族のために、ひたぶるな祈りを重ねてきた
お母さん。
尊い、尊い、お母さんです。
どんな有名人や、政治家をさしおいても、無名のお母さんこそ、たたえていくべきです。誰がたたえなくても、私は最大に賞賛し、感謝の心を贈りたい。
☆今日のことば 五月十三日
青春時代には、学歴、地位、財産、名誉、肩書きなどに、決して幻惑されてはならない。素っ裸の人間として、人生の勝利を勝ち取っていくべきだ。
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.018 「心の財」を積む人が偉大
◇未来部の友へ
「鯉のぼり」が、さわやかな風に吹かれて、青空を気持ちよさそうに泳ぐ季節になりました。
日蓮大聖人は、『今、日蓮と弟子たちが、南無妙法蓮華経と唱える姿は、大風の吹くようなものである』(P742、通解)と仰せになられています。
題目は、わが生命を限りなく強くし、人々の、どんな迷いも、どんな苦しみも吹き飛ばしていける、大風のような最強の力です。そして、皆に希望と勇気を送っていける無敵の力なのです。
若くして、この力を持った皆さんが、どれほど素晴らしい人生を勝ち進んでいくことができるか。
創価後継の未来部の友に、"希望に燃えて、未来を明るく照らせ! 今日も生き生きと学び鍛えよ! 大樹のごとく育ち伸びゆけ!"と申し上げたい。
"人間として偉い人"になるには、心に何を持っているかが大事です。
大聖人は『持たれる法さえ第一ならば、持つ人もまた第一なのである』(P465、通解)と教えておられます。
「妙法」という大宇宙の根本の法を持ち、「広宣流布」すなわち民衆の幸福と世界の平和のために行動している、皆さんのご家族をはじめ、創価の同志は、人間として最も偉大な、「心の財」を積む第一の人々の集まりなのです。
未来部の皆さんは、世界の友と手を携えて、人類の平和を担い立つ人です。そのために、今は強く朗らかに学び抜いてください。私は、皆さんの絶対の味方です。
さあ、創価家族は、皆、仲よく元気に勝ち進んでいきましょう!
最大の勝利だ。
若師子のヤング男子部よ
挑戦また挑戦で
わが栄光の金字塔を!
阿仏房尼御前御返事 P1308
『相構えて相構えて力あらん程は謗法をばせめさせ給うべし、日蓮が義を助け給う事不思議に覚え候ぞ不思議に覚え候ぞ』
◇今週のことば
青年部幹部会へ集おう!
課題に挑む勇気。
壁を突破する開拓力。
皆が若人の息吹で
対話の薫風を!
2013年05月13日
◇希望の明日へ
笑顔ということでは、イギリス人がよく「スイート・ホーム」と言うが、それも一家の太陽である主婦の笑顔あってのことである。笑顔の女性には、進歩があり、彩り鮮やかな心の四季がある。笑顔はいわば、ふくよかに香る心の花であろうか。また、互いを温かく結ぶ、開かれた"心の扉"であり、"心の窓"でもある。扉のしまった家には入りようがないし、日がさす窓のない部屋は、まるで独房である。そうした意味で、笑顔は、幸福の結果というよりも、むしろ原因だともいえるであろう。
『主婦の友』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十三日
自分を産み、育ててくれたお母さん。
昼も、夜も、休むことなく働き続けてきたお母さん。
いつもは口うるさくても、いざという時は必ず守ってくれた
お母さん。
わが子のため、家族のために、ひたぶるな祈りを重ねてきた
お母さん。
尊い、尊い、お母さんです。
どんな有名人や、政治家をさしおいても、無名のお母さんこそ、たたえていくべきです。誰がたたえなくても、私は最大に賞賛し、感謝の心を贈りたい。
☆今日のことば 五月十三日
青春時代には、学歴、地位、財産、名誉、肩書きなどに、決して幻惑されてはならない。素っ裸の人間として、人生の勝利を勝ち取っていくべきだ。
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.018 「心の財」を積む人が偉大
◇未来部の友へ
「鯉のぼり」が、さわやかな風に吹かれて、青空を気持ちよさそうに泳ぐ季節になりました。
日蓮大聖人は、『今、日蓮と弟子たちが、南無妙法蓮華経と唱える姿は、大風の吹くようなものである』(P742、通解)と仰せになられています。
題目は、わが生命を限りなく強くし、人々の、どんな迷いも、どんな苦しみも吹き飛ばしていける、大風のような最強の力です。そして、皆に希望と勇気を送っていける無敵の力なのです。
若くして、この力を持った皆さんが、どれほど素晴らしい人生を勝ち進んでいくことができるか。
創価後継の未来部の友に、"希望に燃えて、未来を明るく照らせ! 今日も生き生きと学び鍛えよ! 大樹のごとく育ち伸びゆけ!"と申し上げたい。
"人間として偉い人"になるには、心に何を持っているかが大事です。
大聖人は『持たれる法さえ第一ならば、持つ人もまた第一なのである』(P465、通解)と教えておられます。
「妙法」という大宇宙の根本の法を持ち、「広宣流布」すなわち民衆の幸福と世界の平和のために行動している、皆さんのご家族をはじめ、創価の同志は、人間として最も偉大な、「心の財」を積む第一の人々の集まりなのです。
未来部の皆さんは、世界の友と手を携えて、人類の平和を担い立つ人です。そのために、今は強く朗らかに学び抜いてください。私は、皆さんの絶対の味方です。
さあ、創価家族は、皆、仲よく元気に勝ち進んでいきましょう!
2013年5月12日日曜日
2013.05.12 わが友に贈る
広布の勝利の峰へ
新たな決意で出発!
学会歌を高らかに
大生命力を燃やし
威風堂々の快進撃を!
日女御前御返事 P1245
『石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信の故なり、何に況や仏法においてをや』
◇希望の明日へ
自分はどういう家庭をつくろうとしているのか。自分は仕事や地域の活動を通して何に貢献し、どう成長しようとしているのか。それが明確であるほど、迷いがないし、生活に勢いが出る。勢いが出れば、リズムがついてくる。リズムに乗れば、楽しみも見いだせる。自分なりの工夫も生まれるし、健康にもよい。
『主婦の友』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十二日
自己の目的と使命に向かって、挑戦に挑戦を重ねる。あきらめない。動く。学び、語る。また学ぶ。その、これでもか、これでもかという実践の結果、ある時、パーッと大きく開けてくるものである。
☆今日のことば 五月十二日
人生にあって最大なる幸福は、生涯の師をもつことであろう。師をもたぬ人生ほど不幸なことはない。どんな有名人となり、成功者となっても、師なき人はさびしい。
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.017 大闘争心を!そこに幸福
学会は、師弟の魂を核として、青年を先頭に、民衆のための、あらゆる戦いに勝利の歴史をつくってきた。
勝つことが、広宣流布である。難に打ち勝ってこそ、その生命は菩薩となり、仏と輝く。幸福の太陽が昇る。
一切を勝ち抜いたゆえに、学会は、日本はもとより世界に広がった。断じて勝たなければ、新時代は開けない。
どんな困難にぶつかっても、強く生きることだ。
悩みは、誰にでもある。悩みに負けてはいけない。負けないための信心である。
思い切り広布に戦えば、功徳は大きい。
戸田先生は、いつも言われていた。
「大勇猛心を持て。大闘争心を持て。そこに幸福実現の力がある」と。
リーダーは、最前線の同志を、徹して励まし、褒め讃えていくのだ。
一言でも、真心と誠実の言葉を掛けていくことだ。
励ましは慈悲であり、慈悲が功徳になる。
「ありがとうございます」と、心から感謝の声を掛けていく。それが、どれほど力となり、喜びとなることか。
ともあれ、戦いは、必死の一念で決まる。
わが魂を入れるのだ。魂は力である。魂の叫びこそが、人を動かす。
自信を持って生きるのだ。
希望を持って生きるのだ。
自信を持つことが、信仰の真髄だ。
希望を持つことが、信仰の力である。
皆、力をつけるのだ。力がなければ、勝ち抜けない。
信心の力で、学会を強くし、発展させてもらいたい。
◎世界最強の婦人部(母)に、最大の感謝の気持ちと行動を!
新たな決意で出発!
学会歌を高らかに
大生命力を燃やし
威風堂々の快進撃を!
日女御前御返事 P1245
『石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信の故なり、何に況や仏法においてをや』
◇希望の明日へ
自分はどういう家庭をつくろうとしているのか。自分は仕事や地域の活動を通して何に貢献し、どう成長しようとしているのか。それが明確であるほど、迷いがないし、生活に勢いが出る。勢いが出れば、リズムがついてくる。リズムに乗れば、楽しみも見いだせる。自分なりの工夫も生まれるし、健康にもよい。
『主婦の友』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十二日
自己の目的と使命に向かって、挑戦に挑戦を重ねる。あきらめない。動く。学び、語る。また学ぶ。その、これでもか、これでもかという実践の結果、ある時、パーッと大きく開けてくるものである。
☆今日のことば 五月十二日
人生にあって最大なる幸福は、生涯の師をもつことであろう。師をもたぬ人生ほど不幸なことはない。どんな有名人となり、成功者となっても、師なき人はさびしい。
☆名誉会長と共に今日も広布へNo.017 大闘争心を!そこに幸福
学会は、師弟の魂を核として、青年を先頭に、民衆のための、あらゆる戦いに勝利の歴史をつくってきた。
勝つことが、広宣流布である。難に打ち勝ってこそ、その生命は菩薩となり、仏と輝く。幸福の太陽が昇る。
一切を勝ち抜いたゆえに、学会は、日本はもとより世界に広がった。断じて勝たなければ、新時代は開けない。
どんな困難にぶつかっても、強く生きることだ。
悩みは、誰にでもある。悩みに負けてはいけない。負けないための信心である。
思い切り広布に戦えば、功徳は大きい。
戸田先生は、いつも言われていた。
「大勇猛心を持て。大闘争心を持て。そこに幸福実現の力がある」と。
リーダーは、最前線の同志を、徹して励まし、褒め讃えていくのだ。
一言でも、真心と誠実の言葉を掛けていくことだ。
励ましは慈悲であり、慈悲が功徳になる。
「ありがとうございます」と、心から感謝の声を掛けていく。それが、どれほど力となり、喜びとなることか。
ともあれ、戦いは、必死の一念で決まる。
わが魂を入れるのだ。魂は力である。魂の叫びこそが、人を動かす。
自信を持って生きるのだ。
希望を持って生きるのだ。
自信を持つことが、信仰の真髄だ。
希望を持つことが、信仰の力である。
皆、力をつけるのだ。力がなければ、勝ち抜けない。
信心の力で、学会を強くし、発展させてもらいたい。
◎世界最強の婦人部(母)に、最大の感謝の気持ちと行動を!
2013.05.11 わが友に贈る
「さいわいは心より
いでて我をかざる」
報恩感謝の人に
行き詰まりはない。
誠実一路の道を歩め!
兵衛志殿御返事 P1090
『此れより後もいかなる事ありともすこしもたゆむ事なかれ、いよいよはりあげてせむべし、設ひ命に及ぶともすこしもひるむ事なかれ』
◇希望の明日へ
家庭を預かる婦人は、それ自体、かけがえのない尊き労働をされていると思う。ほかの仕事を持っているかどうかに、自立の基準があるかのような見方があるとしたら、それは一種の錯覚ではないか。"お金をかせぐ"こと、また金銭に換算できる価値だけを尊ぶ風潮には、貧しいものを感ぜざるをえない。
『主婦の友』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十一日
人生の幾山河を乗り越えてきた、かけがえのない経験の輝きは、年輩者のみがもつものである。若い人たちは、尊き人生の長者の方々を尊敬し、その智慧の宝を決しておろそかにしてはならない。
☆今日のことば 五月十一日
小さなことを、ひとつひとつきちっと、やりきって働くことが大切である。小さな事も満足にできずして、どうして大事を成し遂げることができようか。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇魂のバトンを継承
エラ・ガンジー博士が、祖父であるマハトマと過ごした記憶は、ただ一度。七歳の時である。
しかし、その非暴力の魂を厳然と生命に刻んで、今も戦い続けておられる。
若き心の大地に精神の種を蒔くことが、時とともに、どれほど豊かな実りをもたらしていくことか。
私たちの一切の奮闘努力も、結論すれば、ただ後継の友のため、未来永遠に続く道を開くためである。
御書には、『紹継(しょうけい)』(P974)等という言葉が記されている。「継承」と同じく「受け継ぐ」という意義である。
「伝持の人」すなわち後継者がいなければ、やがて未来は閉ざされてしまう。
広宣流布とは、滔々たる大河の流れの如く、仏法の人間主義の精神を次の世代へ、未来へ継承していくことであり、正義の魂のバトンを受け継ぐリレーなのである。
ゆえに、未来部の前進が、広布の前進だ。未来部の勝利が、師弟の勝利だ。
わが創価の宝であり、家庭の宝、地域の宝、社会の宝、そして人類の宝である未来部の友を、私たちは最大に護り、励まし、育んでいきたい。
『未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』(P1618)と、日興上人は遺誠なされた。
広宣流布の千里の道も、一人の勇気の声から始まる。世界平和への道も、誠実な対話が第一歩である。
快活に、わが信念を語り抜こう! 心晴れ晴れと、わが真情を伝え抜こう!
「青年学会の元旦」たる五月から「創価の母の月」六月へ、さらに「青年勝利の月」七月へ!
そして、光り輝く「創立の月」十一月の総本部の完成へ!
我らは、断じて栄光の安来を勝ち開くのだ!
勇敢なる青年を先頭に!
明るく、朗らかな母たちの笑顔と共に!
誓いをば
共に果たさむ
勝ち戦
いでて我をかざる」
報恩感謝の人に
行き詰まりはない。
誠実一路の道を歩め!
兵衛志殿御返事 P1090
『此れより後もいかなる事ありともすこしもたゆむ事なかれ、いよいよはりあげてせむべし、設ひ命に及ぶともすこしもひるむ事なかれ』
◇希望の明日へ
家庭を預かる婦人は、それ自体、かけがえのない尊き労働をされていると思う。ほかの仕事を持っているかどうかに、自立の基準があるかのような見方があるとしたら、それは一種の錯覚ではないか。"お金をかせぐ"こと、また金銭に換算できる価値だけを尊ぶ風潮には、貧しいものを感ぜざるをえない。
『主婦の友』平2・1月号
☆女性に贈ることば 五月十一日
人生の幾山河を乗り越えてきた、かけがえのない経験の輝きは、年輩者のみがもつものである。若い人たちは、尊き人生の長者の方々を尊敬し、その智慧の宝を決しておろそかにしてはならない。
☆今日のことば 五月十一日
小さなことを、ひとつひとつきちっと、やりきって働くことが大切である。小さな事も満足にできずして、どうして大事を成し遂げることができようか。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇魂のバトンを継承
エラ・ガンジー博士が、祖父であるマハトマと過ごした記憶は、ただ一度。七歳の時である。
しかし、その非暴力の魂を厳然と生命に刻んで、今も戦い続けておられる。
若き心の大地に精神の種を蒔くことが、時とともに、どれほど豊かな実りをもたらしていくことか。
私たちの一切の奮闘努力も、結論すれば、ただ後継の友のため、未来永遠に続く道を開くためである。
御書には、『紹継(しょうけい)』(P974)等という言葉が記されている。「継承」と同じく「受け継ぐ」という意義である。
「伝持の人」すなわち後継者がいなければ、やがて未来は閉ざされてしまう。
広宣流布とは、滔々たる大河の流れの如く、仏法の人間主義の精神を次の世代へ、未来へ継承していくことであり、正義の魂のバトンを受け継ぐリレーなのである。
ゆえに、未来部の前進が、広布の前進だ。未来部の勝利が、師弟の勝利だ。
わが創価の宝であり、家庭の宝、地域の宝、社会の宝、そして人類の宝である未来部の友を、私たちは最大に護り、励まし、育んでいきたい。
『未だ広宣流布せざる間は身命を捨て随力弘通を致す可き事』(P1618)と、日興上人は遺誠なされた。
広宣流布の千里の道も、一人の勇気の声から始まる。世界平和への道も、誠実な対話が第一歩である。
快活に、わが信念を語り抜こう! 心晴れ晴れと、わが真情を伝え抜こう!
「青年学会の元旦」たる五月から「創価の母の月」六月へ、さらに「青年勝利の月」七月へ!
そして、光り輝く「創立の月」十一月の総本部の完成へ!
我らは、断じて栄光の安来を勝ち開くのだ!
勇敢なる青年を先頭に!
明るく、朗らかな母たちの笑顔と共に!
誓いをば
共に果たさむ
勝ち戦
2013年5月10日金曜日
2013.05.10 わが友に贈る
地区部長・婦人部長の
人知れぬ奮闘ありて
広布の勢いは加速!
どうか健康第一で
賢明な指揮を頼む!
法華初心成仏抄 P556
『人に吉と思はれ人の心に随いて貴しと思はれん僧をば法華経のかたき世間の悪知識なりと思うべし』
◇希望の明日へ
女性の特質の一つは"愛すること"といってよい。恋人や、夫や、子どもへの愛情はもちろん、これに含まれる。さらに、こうした個別的な意味での愛情を超えて、広く他者に向ける愛、とりわけ傷つき悩んでいる人、宿命とたたかっている人、弱い立場の人への深い思いやりと行動にあると申し上げたい。
昭63・3・14
☆女性に贈ることば 五月十日
細やかな情愛がにじみ出ている夫婦や家庭には、不思議と、ほめ上手の奥さんがいるようだ。身近な家族同士では、意外に不平や欠点の指摘に終始していることも多い。そうしたなかで、ほんのちょっとした励ましの言葉が、相手の心をほぐし、会話を円滑にする。自信をもたせる。
☆今日のことば 五月十日
梅は梅、桜は桜、菊は菊。花にもそれぞれ個性がある。人もまたおなじである。さまざまな個性の人が集まり、しかも、それが調和を保っていくのが、人生であり、社会といえよう。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇ガンジーの原点
先日、私は、南アフリカの名門クワズール・ナタール大学より、栄えある名誉社会科学博士号を拝受した。全同志と共に分かち合う栄誉である。とりわけ、アフリカ各国の友が、わが喜びとしてくれている。
式典が挙行されたクワズール・ナタール州ピーターマリッツバーグは、非暴力の父マハトマ・ガンジーが人権闘争の開始を決意した原点の地でもある。
南アフリカに渡って弁護士として活動していたガンジーは、インド人同胞の置かれた余りにも過酷な差別の状況に立ち上がった。
有名な「サティヤーグラハ(真理を堅持すること)」の運動も、この闘争から生み出された。インド人炭鉱労働者など約三千人を率いて"インド人救済法"を勝ち取った大行進は、ちょうど百年前の出来事である。
彼は非暴力闘争に入る前に、一つの宣言を放った。
「誓約に忠実な人が一握りでもいる限り、戦いの目標はただ一つしかありません−−それは勝利なのです」と。
誓いは果たしてこそ誓いである。すなわち、勝利の瞬間まで貫き通すことが、本当の誓いなのだ。
リーダーは、その気迫と執念をもたねばならない。
◇平和構築への鍵
クワズール・ナタール大学を母校とされるエラーガンジー博士は、マハトマの令孫であり、南アフリカの人権闘争で活躍されてきた女性指導者である。
博士は、創価の連帯に大きな期待を寄せ、平和を構築する鍵として、マハトマが訴えた四つの点を教えてくださったことがある。
第一に、「平和的な抵抗」である。
第二に、「地域に根ざし、人びとの力を引き出す経済の仕組み」である。
第三は、「すべての人びとに対し、一人も例外なく尊敬する心」。
そして、第四は「自己を統御し、より良き人生を歩むこと」であった。
含蓄の深い指針である。
あえて私たちの実践に置き換えるならば−−
第一に、友を思う慈悲と忍耐の心で、粘り強く対話することである。
第二は、近隣の友と絆を強め、日常の生活の場や、小さな集いを大切にしながら、友情の輪を大きく広げていくことであろうか。
第三は、人間の可能性をどこまでも信じ、縁する人の仏性に語りかける励ましの行動ともいってよい。
そして、第四は、自らの怠惰や傲慢な生命を内から変革し、ひたぶるに「広宣流布のために」「自他共の幸福勝利のために」と祈り、動く。叫び、戦う!
妙法の絶対の功力を深く確信して、その正義の闘争に、生涯、誇り高く生き抜くことだ。
人間革命から社会変革へ−−この立正安国の信念の道を、我らは威風も堂々と進んでいくのだ。どこまでも! 何があろうとも!
◎いえいえ、「地区婦人部長ありて」ですよね!(^^)!
人知れぬ奮闘ありて
広布の勢いは加速!
どうか健康第一で
賢明な指揮を頼む!
法華初心成仏抄 P556
『人に吉と思はれ人の心に随いて貴しと思はれん僧をば法華経のかたき世間の悪知識なりと思うべし』
◇希望の明日へ
女性の特質の一つは"愛すること"といってよい。恋人や、夫や、子どもへの愛情はもちろん、これに含まれる。さらに、こうした個別的な意味での愛情を超えて、広く他者に向ける愛、とりわけ傷つき悩んでいる人、宿命とたたかっている人、弱い立場の人への深い思いやりと行動にあると申し上げたい。
昭63・3・14
☆女性に贈ることば 五月十日
細やかな情愛がにじみ出ている夫婦や家庭には、不思議と、ほめ上手の奥さんがいるようだ。身近な家族同士では、意外に不平や欠点の指摘に終始していることも多い。そうしたなかで、ほんのちょっとした励ましの言葉が、相手の心をほぐし、会話を円滑にする。自信をもたせる。
☆今日のことば 五月十日
梅は梅、桜は桜、菊は菊。花にもそれぞれ個性がある。人もまたおなじである。さまざまな個性の人が集まり、しかも、それが調和を保っていくのが、人生であり、社会といえよう。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇ガンジーの原点
先日、私は、南アフリカの名門クワズール・ナタール大学より、栄えある名誉社会科学博士号を拝受した。全同志と共に分かち合う栄誉である。とりわけ、アフリカ各国の友が、わが喜びとしてくれている。
式典が挙行されたクワズール・ナタール州ピーターマリッツバーグは、非暴力の父マハトマ・ガンジーが人権闘争の開始を決意した原点の地でもある。
南アフリカに渡って弁護士として活動していたガンジーは、インド人同胞の置かれた余りにも過酷な差別の状況に立ち上がった。
有名な「サティヤーグラハ(真理を堅持すること)」の運動も、この闘争から生み出された。インド人炭鉱労働者など約三千人を率いて"インド人救済法"を勝ち取った大行進は、ちょうど百年前の出来事である。
彼は非暴力闘争に入る前に、一つの宣言を放った。
「誓約に忠実な人が一握りでもいる限り、戦いの目標はただ一つしかありません−−それは勝利なのです」と。
誓いは果たしてこそ誓いである。すなわち、勝利の瞬間まで貫き通すことが、本当の誓いなのだ。
リーダーは、その気迫と執念をもたねばならない。
◇平和構築への鍵
クワズール・ナタール大学を母校とされるエラーガンジー博士は、マハトマの令孫であり、南アフリカの人権闘争で活躍されてきた女性指導者である。
博士は、創価の連帯に大きな期待を寄せ、平和を構築する鍵として、マハトマが訴えた四つの点を教えてくださったことがある。
第一に、「平和的な抵抗」である。
第二に、「地域に根ざし、人びとの力を引き出す経済の仕組み」である。
第三は、「すべての人びとに対し、一人も例外なく尊敬する心」。
そして、第四は「自己を統御し、より良き人生を歩むこと」であった。
含蓄の深い指針である。
あえて私たちの実践に置き換えるならば−−
第一に、友を思う慈悲と忍耐の心で、粘り強く対話することである。
第二は、近隣の友と絆を強め、日常の生活の場や、小さな集いを大切にしながら、友情の輪を大きく広げていくことであろうか。
第三は、人間の可能性をどこまでも信じ、縁する人の仏性に語りかける励ましの行動ともいってよい。
そして、第四は、自らの怠惰や傲慢な生命を内から変革し、ひたぶるに「広宣流布のために」「自他共の幸福勝利のために」と祈り、動く。叫び、戦う!
妙法の絶対の功力を深く確信して、その正義の闘争に、生涯、誇り高く生き抜くことだ。
人間革命から社会変革へ−−この立正安国の信念の道を、我らは威風も堂々と進んでいくのだ。どこまでも! 何があろうとも!
◎いえいえ、「地区婦人部長ありて」ですよね!(^^)!
2013年5月9日木曜日
2013.05.09 わが友に贈る
「未来の果」は
「現在の因」にあり。
一日の目標を明確に!
勝利への祈りも強く
はつらつと前進を!
高橋入道殿御返事 P1460
『まして一日も我がかたとて心よせなる人人はいかでかをろかなるべき世間のをそろしさに妻子ある人人のとをざかるをばことに悦ぶ身なり』
◇希望の明日へ
働くこと、育てること、妻であること。また娘であること、地域の一員であること、学ぶこと−−それらが互いにぶつかり合い、悩みながらも、なお、すべてを自分の成長の糧にしようという。"心の中心"を失わない時、初めて、女性は一個の太陽になれるのかもしれない。そのときには、わが子を育てることが自分を育てる力となり、自分を育てることが働くエネルギーとなり、働くことが学ぶ力となり、学ぶことが母として妻としての力となるに違いない。
『主婦の友』 昭63・1月号
☆女性に贈ることば 五月九日
世間では、富や名声をもつ人ばかりが、もてはやされがちだ。しかし、本当の人間の価値とは、物質的な豊かさや名声のなかにあるのではない。
もちろん、誰もが裕福で、健康であってほしい。しかし、心の豊かさにこそ、最高の価値があることを忘れてはなるまい。
☆今日のことば 五月九日
青春時代の友情は、ある意味で、恋愛の序曲であり、自らも人格を傾けるし、相手にも全人格的信頼を期待する。人間の尊さを知る上での貴重な一歩であり、それ自体は、かりにはかなく消えても、その経験は、一生を左右するほどのものである。真実の友情の経験をもたない人は、人間として不具となるといっても、私は、決して言いすぎではなかろうと思う。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇創価の母の日25年
今年の五月三日は「創価学会母の日」が制定されてから二十五周年であった。
御聖訓には仰せである。
『日蓮の母が生きておられるころ、言われたことに対し、私は余りにも背いてしまったので、母に先立たれた今になって、強い後悔の思いにかられています。そこで釈尊のすべての経典を探究し、(最も勝れた法華経をもって)母に孝養しようと思っているのです』(P1401、通解)
大聖人の御生涯は、命にも及ぶ大難の連続であられた。その中にあってなお、母君への孝養を決して疎かにされなかった。
そして、弟子たちに、『どうして、この法華経の力で、わが母が成仏できないことがあろうか。それゆえに法華経を持つ人こそ、父と母の恩を報じているのである』(P1528、通解)と語られ、最高の親孝行の道を教えてくださっているのだ。
私と妻の心にはいつも、苦楽を共に分かち合ってきた尊き母たちがいる。
どんな困難も笑顔で!
どんな嵐も題目根本に!
不屈の負けじ魂で人生を切り開いてきた母たちよ!
どれほど多くの創価の母が、苦悩の闇深き現実社会にあって、「幸福の太陽」と輝きながら、希望と勇気の光を放ってきたことか。
◇母は強かった!
昭和三十五年の五月三日、私の会長就任式に参加されたことを原点に、度重なる苦難を、健気に乗り越えられてきた埼玉の婦人部の同志がいる。
女子部のリーダーとして活躍し、結婚後は三人の子どもも生まれた。順風満帆であったが、四人目のお子さんが先天性白内障などのため全盲であった。
だが、母は強かった!
「娘は私を人間革命させるために生まれてくれた」と感謝しながら、いやまして信心に励まれた。
母は負けなかった!
広宣の母は強かった!
宿命に、一歩も退かず立ち向かった。広布一筋に走り抜き、百人を超える友に弘教を実らせていった。
病気と闘われてきた娘さんもまた、毅然と心眼を開きながら、ヤング・ミセスとして、幼子を抱え、力強く活躍されている。
こうした無名にして偉大な母子が綴る人間勝利の劇が、わが学会には何と神々しく輝いていることか。
◎きょうから希望の明日へは「女性の生き方」です!(^^)!
「現在の因」にあり。
一日の目標を明確に!
勝利への祈りも強く
はつらつと前進を!
高橋入道殿御返事 P1460
『まして一日も我がかたとて心よせなる人人はいかでかをろかなるべき世間のをそろしさに妻子ある人人のとをざかるをばことに悦ぶ身なり』
◇希望の明日へ
働くこと、育てること、妻であること。また娘であること、地域の一員であること、学ぶこと−−それらが互いにぶつかり合い、悩みながらも、なお、すべてを自分の成長の糧にしようという。"心の中心"を失わない時、初めて、女性は一個の太陽になれるのかもしれない。そのときには、わが子を育てることが自分を育てる力となり、自分を育てることが働くエネルギーとなり、働くことが学ぶ力となり、学ぶことが母として妻としての力となるに違いない。
『主婦の友』 昭63・1月号
☆女性に贈ることば 五月九日
世間では、富や名声をもつ人ばかりが、もてはやされがちだ。しかし、本当の人間の価値とは、物質的な豊かさや名声のなかにあるのではない。
もちろん、誰もが裕福で、健康であってほしい。しかし、心の豊かさにこそ、最高の価値があることを忘れてはなるまい。
☆今日のことば 五月九日
青春時代の友情は、ある意味で、恋愛の序曲であり、自らも人格を傾けるし、相手にも全人格的信頼を期待する。人間の尊さを知る上での貴重な一歩であり、それ自体は、かりにはかなく消えても、その経験は、一生を左右するほどのものである。真実の友情の経験をもたない人は、人間として不具となるといっても、私は、決して言いすぎではなかろうと思う。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇創価の母の日25年
今年の五月三日は「創価学会母の日」が制定されてから二十五周年であった。
御聖訓には仰せである。
『日蓮の母が生きておられるころ、言われたことに対し、私は余りにも背いてしまったので、母に先立たれた今になって、強い後悔の思いにかられています。そこで釈尊のすべての経典を探究し、(最も勝れた法華経をもって)母に孝養しようと思っているのです』(P1401、通解)
大聖人の御生涯は、命にも及ぶ大難の連続であられた。その中にあってなお、母君への孝養を決して疎かにされなかった。
そして、弟子たちに、『どうして、この法華経の力で、わが母が成仏できないことがあろうか。それゆえに法華経を持つ人こそ、父と母の恩を報じているのである』(P1528、通解)と語られ、最高の親孝行の道を教えてくださっているのだ。
私と妻の心にはいつも、苦楽を共に分かち合ってきた尊き母たちがいる。
どんな困難も笑顔で!
どんな嵐も題目根本に!
不屈の負けじ魂で人生を切り開いてきた母たちよ!
どれほど多くの創価の母が、苦悩の闇深き現実社会にあって、「幸福の太陽」と輝きながら、希望と勇気の光を放ってきたことか。
◇母は強かった!
昭和三十五年の五月三日、私の会長就任式に参加されたことを原点に、度重なる苦難を、健気に乗り越えられてきた埼玉の婦人部の同志がいる。
女子部のリーダーとして活躍し、結婚後は三人の子どもも生まれた。順風満帆であったが、四人目のお子さんが先天性白内障などのため全盲であった。
だが、母は強かった!
「娘は私を人間革命させるために生まれてくれた」と感謝しながら、いやまして信心に励まれた。
母は負けなかった!
広宣の母は強かった!
宿命に、一歩も退かず立ち向かった。広布一筋に走り抜き、百人を超える友に弘教を実らせていった。
病気と闘われてきた娘さんもまた、毅然と心眼を開きながら、ヤング・ミセスとして、幼子を抱え、力強く活躍されている。
こうした無名にして偉大な母子が綴る人間勝利の劇が、わが学会には何と神々しく輝いていることか。
◎きょうから希望の明日へは「女性の生き方」です!(^^)!
2013年5月8日水曜日
2013.05.08 わが友に贈る
真の納得と決意は
一対一の語らいから。
リーダーは自ら
友のもとへ足を運べ!
徹して一人を大切に!
南条兵衛七郎殿御書 P1495
『これらをもつてしるべし善なれども大善をやぶる小善は悪道に堕つるなるべし』
◇希望の明日へ
いかなる分野の人であれ、その人の真の価値を証明するものは、何を成し遂げたかである。偉大な人物は、やはり偉大な仕事を残すものだ。
平2・8・7
☆女性に贈ることば 五月八日
お母さんへ感謝を忘れてはいけません。母への感謝を忘れた時、人は倣慢になる。大切な何かを見失ってしまう。
母に最敬礼する心から、正義も平和も生まれる。
☆今日のことば 五月八日
目的のある、苦労は、張り合いがある。目的なく、苦労して、死んでいく人は、奴隷のように見える。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇勇気と努力の大城を築け
栄光と
希望に輝け
師弟城
五月晴れの青空に、世界広布の本陣たる総本部が、創価の全同志の喜びと決意に包まれながら、威風堂々たる姿を現している。
「宇宙の法則を反映する建築」
「人間を尊重する建築」
「精神を高揚させてくれる建築」
「われわれに喜びを与えてくれる建築」
−−これは、英国のチャールズ皇太子と共に語り合った"建築の思想"である。
イングランド南西部の美しい田園地帯にあるハイグローブの私邸にお招きいただき、皇太子が創立された建築学院の教育理念をはじめ、人生、芸術、文明など、忘れ得ぬ語らいを行ってより、十九年になる。
◇総本部も着々と
過日、我らの総本部も定礎式が行われ、いよいよ内装の仕上げ工事の最盛期に入る。各地から集われた一流の職人の方々も、精魂込めて取り組んでくださっている。竣工まで、実に、のべ十二万人もの方々の尊き労作業によって創り上げられると伺った。
最大の感謝を捧げつつ、絶対の無事故を、そして工事に関わってくださる、すべての皆様方のご多幸を、私は心からご祈念申し上げている。
思えば初代会長・牧口常三郎先生は、現在の豊島区目白に居を構えられ、そのご自宅を、悩める会員を励ます拠点とされた。そこから、広宣流布の波動を起こしていかれたのである。
二代会長・戸田城聖先生のご自宅は港区であった。目黒駅に近かったので、「目黒の戸田先生のお宅」と慕われた。
「目白」と「目黒」。両先生のご自宅があった場所を直線で結ぶと、不思議にも、学会本部のある新宿区信濃町の近辺を通る。
完成した暁の総本部を、両先生がご覧になったら、いかぽかりお喜びくださるだろうか。
スペインの大建築家ガウディは言った。
「絶え間なく積み重ねを続けなければならない」
「注がれた努力はすべて、最終結果に反映される」
全国、全世界の同志が、"総本部の完成を対話の花、そして、勝利の花々で荘厳しよう!"と奮闘してくれている。
その真心の一つ一つが、勇気の行動の一日一日が、人間主義の殿堂の強固なる"礎"となっていくのだ。
そして各支部、各地区にも、希望の人材城が一段と堅固に築かれゆくことを、私は確信してやまない。
一対一の語らいから。
リーダーは自ら
友のもとへ足を運べ!
徹して一人を大切に!
南条兵衛七郎殿御書 P1495
『これらをもつてしるべし善なれども大善をやぶる小善は悪道に堕つるなるべし』
◇希望の明日へ
いかなる分野の人であれ、その人の真の価値を証明するものは、何を成し遂げたかである。偉大な人物は、やはり偉大な仕事を残すものだ。
平2・8・7
☆女性に贈ることば 五月八日
お母さんへ感謝を忘れてはいけません。母への感謝を忘れた時、人は倣慢になる。大切な何かを見失ってしまう。
母に最敬礼する心から、正義も平和も生まれる。
☆今日のことば 五月八日
目的のある、苦労は、張り合いがある。目的なく、苦労して、死んでいく人は、奴隷のように見える。
☆我らの勝利の大道No.103 師弟の誓い光る五月
◇勇気と努力の大城を築け
栄光と
希望に輝け
師弟城
五月晴れの青空に、世界広布の本陣たる総本部が、創価の全同志の喜びと決意に包まれながら、威風堂々たる姿を現している。
「宇宙の法則を反映する建築」
「人間を尊重する建築」
「精神を高揚させてくれる建築」
「われわれに喜びを与えてくれる建築」
−−これは、英国のチャールズ皇太子と共に語り合った"建築の思想"である。
イングランド南西部の美しい田園地帯にあるハイグローブの私邸にお招きいただき、皇太子が創立された建築学院の教育理念をはじめ、人生、芸術、文明など、忘れ得ぬ語らいを行ってより、十九年になる。
◇総本部も着々と
過日、我らの総本部も定礎式が行われ、いよいよ内装の仕上げ工事の最盛期に入る。各地から集われた一流の職人の方々も、精魂込めて取り組んでくださっている。竣工まで、実に、のべ十二万人もの方々の尊き労作業によって創り上げられると伺った。
最大の感謝を捧げつつ、絶対の無事故を、そして工事に関わってくださる、すべての皆様方のご多幸を、私は心からご祈念申し上げている。
思えば初代会長・牧口常三郎先生は、現在の豊島区目白に居を構えられ、そのご自宅を、悩める会員を励ます拠点とされた。そこから、広宣流布の波動を起こしていかれたのである。
二代会長・戸田城聖先生のご自宅は港区であった。目黒駅に近かったので、「目黒の戸田先生のお宅」と慕われた。
「目白」と「目黒」。両先生のご自宅があった場所を直線で結ぶと、不思議にも、学会本部のある新宿区信濃町の近辺を通る。
完成した暁の総本部を、両先生がご覧になったら、いかぽかりお喜びくださるだろうか。
スペインの大建築家ガウディは言った。
「絶え間なく積み重ねを続けなければならない」
「注がれた努力はすべて、最終結果に反映される」
全国、全世界の同志が、"総本部の完成を対話の花、そして、勝利の花々で荘厳しよう!"と奮闘してくれている。
その真心の一つ一つが、勇気の行動の一日一日が、人間主義の殿堂の強固なる"礎"となっていくのだ。
そして各支部、各地区にも、希望の人材城が一段と堅固に築かれゆくことを、私は確信してやまない。
2013年5月7日火曜日
2013.05.07 わが友に贈る
新聞休刊日
四条金吾殿御消息 P1114
『法師品に云く「則遣変化人為之作衛護」疑あるべからず、安楽行品に云く「刀杖不加」普門品に云く「刀尋段段壊」此等の経文よも虚事にては候はじ』
◇希望の明日へ
信心即生活である。仏法即社会である。信心で、フレッシュな生命となり、仕事に勉強に、人の何倍も取り組む。また模範の家庭を築いていく。「さすがに信仰者は違う」「さすがはSGI(創価学会インタナショナル)家族のメンバーである」と、人々が信頼を寄せる実証を示していく。そうした仕事、生活、家庭を大切にする人が、真の信仰者である。活動は本来、それらの余暇を利用して行うものである。
平2・2・25
☆女性に贈ることば 五月七日
お金や栄誉を得ることよりも、人間としていちばん大事なのは、学ぶことです。
いくら有名人でも、学ぶ心のない人は尊敬できません。一生涯、学び続ける−−−その人を尊敬すべきです。
☆今日のことば 五月七日
幸福は、外からやってくるものと思いこんではいけない。特に青春時代には、そのような追随主義や消極性、あるいは付和雷同の人であってはいけない。自らを革命し、さらに、自分の境遇を改革しきっていこうという積極主義とその勇気なくしては、悩みを切り開くことはできないのである。
◎GWの全国交流、お疲れさまでした。(-.-)
きのう(5.6)のわが友は、皆さんの仏の行動の明確なご指導ですね、素晴らしい!(^^)!
行動した分だけ
正義は拡大!
功徳は燦然!
四条金吾殿御消息 P1114
『法師品に云く「則遣変化人為之作衛護」疑あるべからず、安楽行品に云く「刀杖不加」普門品に云く「刀尋段段壊」此等の経文よも虚事にては候はじ』
◇希望の明日へ
信心即生活である。仏法即社会である。信心で、フレッシュな生命となり、仕事に勉強に、人の何倍も取り組む。また模範の家庭を築いていく。「さすがに信仰者は違う」「さすがはSGI(創価学会インタナショナル)家族のメンバーである」と、人々が信頼を寄せる実証を示していく。そうした仕事、生活、家庭を大切にする人が、真の信仰者である。活動は本来、それらの余暇を利用して行うものである。
平2・2・25
☆女性に贈ることば 五月七日
お金や栄誉を得ることよりも、人間としていちばん大事なのは、学ぶことです。
いくら有名人でも、学ぶ心のない人は尊敬できません。一生涯、学び続ける−−−その人を尊敬すべきです。
☆今日のことば 五月七日
幸福は、外からやってくるものと思いこんではいけない。特に青春時代には、そのような追随主義や消極性、あるいは付和雷同の人であってはいけない。自らを革命し、さらに、自分の境遇を改革しきっていこうという積極主義とその勇気なくしては、悩みを切り開くことはできないのである。
◎GWの全国交流、お疲れさまでした。(-.-)
きのう(5.6)のわが友は、皆さんの仏の行動の明確なご指導ですね、素晴らしい!(^^)!
行動した分だけ
正義は拡大!
功徳は燦然!
2013.05.06 わが友に贈る
行動した分だけ
正義は拡大!
功徳は燦然!;pl
尊き同志の献身に
心から感謝!
四条金吾殿御消息 P1114
『法師品に云く「則遣変化人為之作衛護」疑あるべからず、安楽行品に云く「刀杖不加」普門品に云く「刀尋段段壊」此等の経文よも虚事にては候はじ』
◇今週のことば
「仏種は
縁に従って起る」
会うことが広宣流布だ。
さあ足取りも軽く
友のもとへ!
2013年05月06日
◇希望の明日へ
学会員は、職場・社会の先輩、同僚、後輩と、深い信頼のつながりを結ぶ努力を忘れてはならない。日常の交友や自分の振る舞いを通して、周囲の人々から信頼され、慕われる存在になることが、社会で勝利しゆく大切な"処世術"である。御書に『御みやづかいを法華経とをほしめせ』(P1295)と仰せのように、社会生活のいっさいがすべて仏法に通じていくのであり、仏法への理解・共感を広げゆく要諦もここにある。
平2・1・15
☆女性に贈ることば 五月六日
木も大きな花を咲かせ、皆の心を楽しませてくれる。
人間も、何か人のためにならねばならない。
☆今日のことば 五月六日
ちょうど、人生は、マラソンのようなものである。はなばなしく、五千メートルまでトップを走っていても、倒れてしまっては意味がない。九千九百メートルまで一番で拍手を送られていても、そこで失格すれば負けである。最後まで走りつづけた人だけが、人生の勝利者といえる。一番、二番ということは問題ではなくて、ゴールを目ざして、最後までがんばりきることである。
☆毎日新聞寄稿 世界つなぐジャズの「対話精神」
「皆がお互いを必要とする」−−私が共鳴するジャズの哲学である。サックス奏者のウェイン・ショーターさんは語る。「組み合わさることですべての音が動き出し、変化し、成長する。どの音も、他の音調なしには、完全な音になれない」と。
人と人も、お互いに生かし合えぱ、思いもよらぬ力を発揮できる。
私は、南アフリカのマンデラ氏を思い起こす。27年半の投獄に耐えて大統領に就任すると、対立した前政権の白人職員をそのまま採用し、新しい「虹の国」づくりの力とした。来日の折、青年の大合唱の歓迎を喜ばれた氏の快活な笑顔も懐かしい。
いかなる苦難にも屈しない強さと皆で手を携えて前へ進む朗らかさ。そうした誇り高き魂を次代へ伝えゆく、アフリカを起源にしたアメリカ育ちの音楽芸術がジャズである。
一昨年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)は4月30日を「国際ジャズの日」と制定した。本年も世界各地で"平和の魂のセッション(共演)"が織りなされた。日本では、福鳥県南相馬市の小・中学生たちも、離れて暮らす友達と心を一つに元気いっぱい演奏を行ったと伺っている。
この記念日の制定に尽力したピアニストのハービー・ハンコックさんやショーターさんとの語らいを通して私もジャズの多彩な魅力を学ぶことができた(「ジャズと仏法、そして人生を語る」毎日新聞社刊)。
私たち3人は"今の年齢マイナス30歳の心で!"が合言葉だ。若々しい挑戦の息吹がジャズには脈打つ。
ジャズは相手を尊重する「対話の音楽」である。ハンコックさんの忘れ得ぬ転機の思い出を聞いた。
若き日、巨匠マイルス・デイピス氏との共演でミスをしてしまった。しかし次の瞬間、この天才トランペッターは、それを見事な和音に変えて演奏を高めてくれた、と。
ジャズは、相互に信頼し、失敗さえも新たな飛躍へ転じていくのだ。これは、若人の可能性をおおらかに伸ばす人間教育の知恵にも通じよう。
近年、世外はもとより日本一国を見ても課題ごとに分断線が際立つ。ともすれぱ議論は紛糾し、創造的な意見の和音が響いてこない。そうした時、一緒に音楽に耳を傾けてから話し合いを始めてはどうか。とりわけ、演奏者が独自の音色を奏でつつ自在に調和を生み出す、ジャズの「対話の精神」を呼吸したいものだ。
ショーター、ハンコック両氏がある国際会議で印興演奏した折のこと。初め腕組みをして互いに距離をおいていた各国の大統領や首脳たちが演奏につれて笑顔で前へ集まり、一体になって沸き返ったという。
どんな「差異(異なり)」をも「彩(彩り)」に変え、人間生命の連帯を結ぶ希望が、音楽文化にはある。音楽と共に、青年と共に、弾む命で対話を広げ、平和と共生の未来を創造する。その歩みを粘り強く進める時が到来していると、私は思えてならない。かのジャズの巨匠は自伝(「マイルス・デイビス自叙伝�」)を、こう結んでいる。「毎日の演奏のたびに一歩ずつ前進するようにがんぱり続けるだけだ。そうだ、一歩ずつだ」
(2013.05.01 掲載)
正義は拡大!
功徳は燦然!;pl
尊き同志の献身に
心から感謝!
四条金吾殿御消息 P1114
『法師品に云く「則遣変化人為之作衛護」疑あるべからず、安楽行品に云く「刀杖不加」普門品に云く「刀尋段段壊」此等の経文よも虚事にては候はじ』
◇今週のことば
「仏種は
縁に従って起る」
会うことが広宣流布だ。
さあ足取りも軽く
友のもとへ!
2013年05月06日
◇希望の明日へ
学会員は、職場・社会の先輩、同僚、後輩と、深い信頼のつながりを結ぶ努力を忘れてはならない。日常の交友や自分の振る舞いを通して、周囲の人々から信頼され、慕われる存在になることが、社会で勝利しゆく大切な"処世術"である。御書に『御みやづかいを法華経とをほしめせ』(P1295)と仰せのように、社会生活のいっさいがすべて仏法に通じていくのであり、仏法への理解・共感を広げゆく要諦もここにある。
平2・1・15
☆女性に贈ることば 五月六日
木も大きな花を咲かせ、皆の心を楽しませてくれる。
人間も、何か人のためにならねばならない。
☆今日のことば 五月六日
ちょうど、人生は、マラソンのようなものである。はなばなしく、五千メートルまでトップを走っていても、倒れてしまっては意味がない。九千九百メートルまで一番で拍手を送られていても、そこで失格すれば負けである。最後まで走りつづけた人だけが、人生の勝利者といえる。一番、二番ということは問題ではなくて、ゴールを目ざして、最後までがんばりきることである。
☆毎日新聞寄稿 世界つなぐジャズの「対話精神」
「皆がお互いを必要とする」−−私が共鳴するジャズの哲学である。サックス奏者のウェイン・ショーターさんは語る。「組み合わさることですべての音が動き出し、変化し、成長する。どの音も、他の音調なしには、完全な音になれない」と。
人と人も、お互いに生かし合えぱ、思いもよらぬ力を発揮できる。
私は、南アフリカのマンデラ氏を思い起こす。27年半の投獄に耐えて大統領に就任すると、対立した前政権の白人職員をそのまま採用し、新しい「虹の国」づくりの力とした。来日の折、青年の大合唱の歓迎を喜ばれた氏の快活な笑顔も懐かしい。
いかなる苦難にも屈しない強さと皆で手を携えて前へ進む朗らかさ。そうした誇り高き魂を次代へ伝えゆく、アフリカを起源にしたアメリカ育ちの音楽芸術がジャズである。
一昨年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)は4月30日を「国際ジャズの日」と制定した。本年も世界各地で"平和の魂のセッション(共演)"が織りなされた。日本では、福鳥県南相馬市の小・中学生たちも、離れて暮らす友達と心を一つに元気いっぱい演奏を行ったと伺っている。
この記念日の制定に尽力したピアニストのハービー・ハンコックさんやショーターさんとの語らいを通して私もジャズの多彩な魅力を学ぶことができた(「ジャズと仏法、そして人生を語る」毎日新聞社刊)。
私たち3人は"今の年齢マイナス30歳の心で!"が合言葉だ。若々しい挑戦の息吹がジャズには脈打つ。
ジャズは相手を尊重する「対話の音楽」である。ハンコックさんの忘れ得ぬ転機の思い出を聞いた。
若き日、巨匠マイルス・デイピス氏との共演でミスをしてしまった。しかし次の瞬間、この天才トランペッターは、それを見事な和音に変えて演奏を高めてくれた、と。
ジャズは、相互に信頼し、失敗さえも新たな飛躍へ転じていくのだ。これは、若人の可能性をおおらかに伸ばす人間教育の知恵にも通じよう。
近年、世外はもとより日本一国を見ても課題ごとに分断線が際立つ。ともすれぱ議論は紛糾し、創造的な意見の和音が響いてこない。そうした時、一緒に音楽に耳を傾けてから話し合いを始めてはどうか。とりわけ、演奏者が独自の音色を奏でつつ自在に調和を生み出す、ジャズの「対話の精神」を呼吸したいものだ。
ショーター、ハンコック両氏がある国際会議で印興演奏した折のこと。初め腕組みをして互いに距離をおいていた各国の大統領や首脳たちが演奏につれて笑顔で前へ集まり、一体になって沸き返ったという。
どんな「差異(異なり)」をも「彩(彩り)」に変え、人間生命の連帯を結ぶ希望が、音楽文化にはある。音楽と共に、青年と共に、弾む命で対話を広げ、平和と共生の未来を創造する。その歩みを粘り強く進める時が到来していると、私は思えてならない。かのジャズの巨匠は自伝(「マイルス・デイビス自叙伝�」)を、こう結んでいる。「毎日の演奏のたびに一歩ずつ前進するようにがんぱり続けるだけだ。そうだ、一歩ずつだ」
(2013.05.01 掲載)
2013年5月6日月曜日
2013.05.05 わが友に贈る
約束は必ず守る。
時間に遅れない。
小事が大事だ。
信頼こそ宝!
人間外交で勝て!
西山殿御返事 P1474
『夫れ雪至つて白ければそむるにそめられず漆至つてくろければしろくなる事なし、此れよりうつりやすきは人の心なり、善悪にそめられ候、真言禅念仏宗等の邪悪の者にそめられぬれば必ず地獄にをつ、法華経にそめられ奉れば必ず仏になる』
◇希望の明日へ
仕事や研究や家事で忙しい人も多いかもしれない。しかし、大いなる目的へと進む学会員は、社会の現実から目をそらし、避けて生きていくような、卑怯な人生だけは、絶対に歩んではならない。
昭63・5・5
☆女性に贈ることば 五月五日
どんな子であれ、その人にしか見たせない使命がある。誰しも、何かの才能の芽をもっている。
その芽を伸ばすための最高の養分は、信じてあげることです。
人によって、早く芽吹く人もいれば、時間がたってから、急に伸びだす人もいる。
しかし、いつかは必ず才能の芽が伸びることを信じて、温かく見守り、根気強く励ましを重ねていくことです。
☆今日のことば 五月五日
希望に燃えて 怒濤に向かい
たとい貧しき 身なりとも
人が笑おが あざけよが
じっとこらえて 今に見ろ
まずは働け 若さの限り
なかには あなどる者もあろ
されどニッコリ 心は燃えて
強く正しく わが途進め
苦難の道を 悠々と
明るく微笑み 大空仰ぎゃ
見ゆる未来の 希望峰
僕は進むぞ また今日も
☆学園抄 創立者とともに 第2回 モットーの励まし
◇未来のために
「あっ! 池田先生!」
創立者の姿を見つけ、児童の顔がほころんだ。
小平市から国分寺市にまたがる東京創価小学校。創立者が校門をくぐったのは78年(同53年)7月4日。気温30度を超える真夏日だった。
緑に囲まれた白いエンゼル噴水で、児童とテープカット。きれいな軌跡を描いて水が噴き出す。
「すごーい!」
児童の目が輝く。
創立者は全校集会にも参加。ピアノ、オルガン、太鼓、笛、ハーモニカ、カスタネット……。楽しい合奏に拍手を送る。
"アイスクリーム会食"では児童の中へ。創立者が声を掛けるたび、陽気な笑い声が広がる。
下校時間。炎天下の中、創立者は立つたまま児童全員を見送った。
「さようなら。お父さん、お母さんによろしくね!」
大きな手で幼い手をやさしく包む。
「先生、また来てね!」
児童たちは、弾むような足取りで帰っていった。
静かになった校舎で、教職員と懇談が始まった。この時、教職員には一つの願いがあった。
4月の第1回入学式から3ヵ月が経つ。しかし、シンボルとなるはずのモットーの碑は、まだなかった。創価学会第三代会長辞任の前年であり、創立者は厳しい嵐の中にいた。"モットーを揮毫していただきたい"との教職員の要望にも、なかなか応じられない状況だった。
創価教育の魂は、永遠に創立者だ。未来に続く児童のため、もう一度お願いしよう−−教員が思いを込めて□を開いた。
「先生! モットーの碑のご揮毫をお願いいたします!」
一瞬の静寂。
「わかりました。皆さんが望むなら、書きましょう。筆と墨を持ってきてください」
一文字一文字、筆が躍る。静かに見つめる教職員の顔が上気していく。
「明るい子
思いやりのある子
ねばり強い子」
低学年のモットーである。高学年のモットーも、したためた。
「闊達
友情
根性」
夏休み明けの9月1日。日焼けして元気に戻ってきた児童を待っていたのは、創立者の筆を刻んだモットーの碑だった。
4年後、大阪・枚方市に開校した関西創価小学校でも、同じく二つのモットーの碑が児童を迎えている。
創立者は半世紀近くにわたり、スピーチやメッセージだけでなく、数々の指針を贈ってきた。
今の学園生はとくに、創立者が示した「五原則」「合言葉」を実践し、先輩と後輩の仲良き校風を築いている。
東京・創価高校でモットーの碑を磨く、栄光会の3年生が語っていた。
「50年先、100年先のために、創立者の指針をどう受け継いでいくかが、私たちにとって大事だと感じています。だから、いつも素直な気持ちで創立者の言葉を受け止め、行動するようにしています。そこで私たちが感じたことを後輩に伝えていきたいです」
きょうも、東西の創価小学校に下校時間かやってきた。大きめの制服に身を包み、長い袖からちょこんと手を出す1年生。新しい仲間と校舎から出てくる。
「明るい子! 思いやりのある子! ねばり強い子! きょうも一日がんばりました!……」
モットーの碑に向かって元気よくあいさつ。一日のできごとを話しながら、笑顔で帰っていった。
モットーに脈打つ創立者の思い。それは学園生一人一人の心に、深く刻まれている。
時間に遅れない。
小事が大事だ。
信頼こそ宝!
人間外交で勝て!
西山殿御返事 P1474
『夫れ雪至つて白ければそむるにそめられず漆至つてくろければしろくなる事なし、此れよりうつりやすきは人の心なり、善悪にそめられ候、真言禅念仏宗等の邪悪の者にそめられぬれば必ず地獄にをつ、法華経にそめられ奉れば必ず仏になる』
◇希望の明日へ
仕事や研究や家事で忙しい人も多いかもしれない。しかし、大いなる目的へと進む学会員は、社会の現実から目をそらし、避けて生きていくような、卑怯な人生だけは、絶対に歩んではならない。
昭63・5・5
☆女性に贈ることば 五月五日
どんな子であれ、その人にしか見たせない使命がある。誰しも、何かの才能の芽をもっている。
その芽を伸ばすための最高の養分は、信じてあげることです。
人によって、早く芽吹く人もいれば、時間がたってから、急に伸びだす人もいる。
しかし、いつかは必ず才能の芽が伸びることを信じて、温かく見守り、根気強く励ましを重ねていくことです。
☆今日のことば 五月五日
希望に燃えて 怒濤に向かい
たとい貧しき 身なりとも
人が笑おが あざけよが
じっとこらえて 今に見ろ
まずは働け 若さの限り
なかには あなどる者もあろ
されどニッコリ 心は燃えて
強く正しく わが途進め
苦難の道を 悠々と
明るく微笑み 大空仰ぎゃ
見ゆる未来の 希望峰
僕は進むぞ また今日も
☆学園抄 創立者とともに 第2回 モットーの励まし
◇未来のために
「あっ! 池田先生!」
創立者の姿を見つけ、児童の顔がほころんだ。
小平市から国分寺市にまたがる東京創価小学校。創立者が校門をくぐったのは78年(同53年)7月4日。気温30度を超える真夏日だった。
緑に囲まれた白いエンゼル噴水で、児童とテープカット。きれいな軌跡を描いて水が噴き出す。
「すごーい!」
児童の目が輝く。
創立者は全校集会にも参加。ピアノ、オルガン、太鼓、笛、ハーモニカ、カスタネット……。楽しい合奏に拍手を送る。
"アイスクリーム会食"では児童の中へ。創立者が声を掛けるたび、陽気な笑い声が広がる。
下校時間。炎天下の中、創立者は立つたまま児童全員を見送った。
「さようなら。お父さん、お母さんによろしくね!」
大きな手で幼い手をやさしく包む。
「先生、また来てね!」
児童たちは、弾むような足取りで帰っていった。
静かになった校舎で、教職員と懇談が始まった。この時、教職員には一つの願いがあった。
4月の第1回入学式から3ヵ月が経つ。しかし、シンボルとなるはずのモットーの碑は、まだなかった。創価学会第三代会長辞任の前年であり、創立者は厳しい嵐の中にいた。"モットーを揮毫していただきたい"との教職員の要望にも、なかなか応じられない状況だった。
創価教育の魂は、永遠に創立者だ。未来に続く児童のため、もう一度お願いしよう−−教員が思いを込めて□を開いた。
「先生! モットーの碑のご揮毫をお願いいたします!」
一瞬の静寂。
「わかりました。皆さんが望むなら、書きましょう。筆と墨を持ってきてください」
一文字一文字、筆が躍る。静かに見つめる教職員の顔が上気していく。
「明るい子
思いやりのある子
ねばり強い子」
低学年のモットーである。高学年のモットーも、したためた。
「闊達
友情
根性」
夏休み明けの9月1日。日焼けして元気に戻ってきた児童を待っていたのは、創立者の筆を刻んだモットーの碑だった。
4年後、大阪・枚方市に開校した関西創価小学校でも、同じく二つのモットーの碑が児童を迎えている。
創立者は半世紀近くにわたり、スピーチやメッセージだけでなく、数々の指針を贈ってきた。
今の学園生はとくに、創立者が示した「五原則」「合言葉」を実践し、先輩と後輩の仲良き校風を築いている。
東京・創価高校でモットーの碑を磨く、栄光会の3年生が語っていた。
「50年先、100年先のために、創立者の指針をどう受け継いでいくかが、私たちにとって大事だと感じています。だから、いつも素直な気持ちで創立者の言葉を受け止め、行動するようにしています。そこで私たちが感じたことを後輩に伝えていきたいです」
きょうも、東西の創価小学校に下校時間かやってきた。大きめの制服に身を包み、長い袖からちょこんと手を出す1年生。新しい仲間と校舎から出てくる。
「明るい子! 思いやりのある子! ねばり強い子! きょうも一日がんばりました!……」
モットーの碑に向かって元気よくあいさつ。一日のできごとを話しながら、笑顔で帰っていった。
モットーに脈打つ創立者の思い。それは学園生一人一人の心に、深く刻まれている。
2013.05.04 わが友に贈る
「友にあふて礼あれ」
誠実の振る舞いが
相手の心を動かす。
きょうも朗らかに
友情の拡大を!
上野殿御返事 P1566
『女子は門をひらく男子は家をつぐ日本国を知つても子なくは誰にかつがすべき、財を大千にみてても子なくば誰にかゆづるべき』
◇希望の明日へ
働くとは「はた楽」つまり「はた(そば)の人を楽にすること」だと、子どものころ聞いたことがある。周囲の人に、また広く社会に"楽"を与えていくのが働くことの本義だとしたのである。その他人のために関わる精神は、仏法で説く菩薩の生き方にも通じる。いかなる職業であれ、自分の立場を通して人々に喜ばれ、社会に役立っていこうという真心があってこそ、美しい。その誇りがなければ、どんな世間体のよい、立派そうな職業に就いても、その心根は貧しく、卑しい。また、その真心と誇りから生まれる熱心さこそ、重い仕事をも軽くし、楽しい心をもって働く力なのである。
『主婦の友』 昭63・1月号
☆女性に贈ることば 五月四日
笑顔は、幸福の結果というよりも、むしろ幸福の原因だともいえよう。
☆今日のことば 五月四日
よく読め よく書け
そして 雄弁たれ
それが 偉大なる発展への推進力だ
☆学園抄 創立者とともに 第2回 モットーの励まし
◇創価教育の原点
創立者と学園生か織りなす創価教育の歴史は、モットーの碑の前で始まった。
1968年(昭和43年)4月8日、男子校として出発した創価学園。入学式後、詰め襟の1期生がロータリーに並んだ。
「まもなく池田先生が来られます」
湧く歓声。続く緊張感。北海道・知床から沖縄まで、全国から集った12歳、15歳ほどの少年たち。学校の先生は厳しいけど、創立者はどんな方だろう……。
車が到着した。創立者が降りる。一人一人を見つめる顔は微笑んでいた。
「本当におめでとう。しっかり頑張りなさい」
「はい!」
凛々しい声が新校舎に響く。そして碑に掛けられた布が取り除かれた。
「英知 栄光 情熱」
強い筆致が、飛び出さんばかりに躍動している。
校歌斉唱、栄光橋の渡り初め、記念撮影、青年と鷲の像の除幕……。創立者はずっと、にこやかだ。
「みんな、かわいくて、仕方がないよ」
新入生の硬い表情が、ぱっと明るくなる。創立者は保護者とも記念撮影。
「大切な息子さんは、私が責任をもってお預かりします。決して心配することなく、わが子の成長を楽しみにしていてください」
創立者を中心に、生徒、教職員、保護者まで家族のような雰囲気に包まれる。
モットーの碑は"父子"の出会いの場となった。
いま、その碑の足元には「創価教育原点之地」のプレートが輝いている。
おや?
教員たちは驚いた。
73年(同48年)4月。1期生が入学した直後、大阪・交野市の創価女子学園(当時)。登校する生徒がモットーの碑に一礼して校舎へ向かう姿を目にしたのだ。
数日前の入学式。創立者は「本日を、モットーに定めた『良識』と『健康』と『希望』という、生涯にわたり輝ける生命の財宝を築く第一歩の門出としていってください」と祝福。新入生と碑を除幕した。
創立者の期待通りの"娘"になろう−−生徒は自発的だった。碑を磨く生徒、碑の前で"大楠公"を歌う生徒もいた。勉強も頑張った。創立者は学園を訪れると、モットーの碑へ向かう生徒をそっと見守った。気付いた生徒には笑顔で手を振った。時には自ら呼び掛け、一人一人を覚えるように名前や近況を尋ねた。
「何の本を読んでるの?」
「両親を大切に。毎日、体に気をつけて元気に登校しなさい」
「これから松下幸之助さんに会うんだよ」
「ここを蛍でいっぱいにしたいね!」
モットーの碑は"父娘"の語らいの場となった。
キャンパスで創立者が声を掛けるのは、悩みを抱えている生徒が多かった。家族の病気、経済苦、将来のこと……。感情を抑えきれない生徒もいる。
「泣いちやダメだよ。笑いなさい。笑いなさい。太陽の子、師子の子が泣いたら雨になっちゃう」
新入生には「今はじっと我慢するんだ。苦しいこと、辛いことがあっても、決して希望を捨てず、この厳しい冬を耐えるんだ。必ず春はやってくる」と。
創立者は教員に、学園生への真情を述べた。
「将来の大事な指導者となる生徒だ。また、私の子ども以上に大事な子どもである。私の子ども以上の、本当の子どもである」
誠実の振る舞いが
相手の心を動かす。
きょうも朗らかに
友情の拡大を!
上野殿御返事 P1566
『女子は門をひらく男子は家をつぐ日本国を知つても子なくは誰にかつがすべき、財を大千にみてても子なくば誰にかゆづるべき』
◇希望の明日へ
働くとは「はた楽」つまり「はた(そば)の人を楽にすること」だと、子どものころ聞いたことがある。周囲の人に、また広く社会に"楽"を与えていくのが働くことの本義だとしたのである。その他人のために関わる精神は、仏法で説く菩薩の生き方にも通じる。いかなる職業であれ、自分の立場を通して人々に喜ばれ、社会に役立っていこうという真心があってこそ、美しい。その誇りがなければ、どんな世間体のよい、立派そうな職業に就いても、その心根は貧しく、卑しい。また、その真心と誇りから生まれる熱心さこそ、重い仕事をも軽くし、楽しい心をもって働く力なのである。
『主婦の友』 昭63・1月号
☆女性に贈ることば 五月四日
笑顔は、幸福の結果というよりも、むしろ幸福の原因だともいえよう。
☆今日のことば 五月四日
よく読め よく書け
そして 雄弁たれ
それが 偉大なる発展への推進力だ
☆学園抄 創立者とともに 第2回 モットーの励まし
◇創価教育の原点
創立者と学園生か織りなす創価教育の歴史は、モットーの碑の前で始まった。
1968年(昭和43年)4月8日、男子校として出発した創価学園。入学式後、詰め襟の1期生がロータリーに並んだ。
「まもなく池田先生が来られます」
湧く歓声。続く緊張感。北海道・知床から沖縄まで、全国から集った12歳、15歳ほどの少年たち。学校の先生は厳しいけど、創立者はどんな方だろう……。
車が到着した。創立者が降りる。一人一人を見つめる顔は微笑んでいた。
「本当におめでとう。しっかり頑張りなさい」
「はい!」
凛々しい声が新校舎に響く。そして碑に掛けられた布が取り除かれた。
「英知 栄光 情熱」
強い筆致が、飛び出さんばかりに躍動している。
校歌斉唱、栄光橋の渡り初め、記念撮影、青年と鷲の像の除幕……。創立者はずっと、にこやかだ。
「みんな、かわいくて、仕方がないよ」
新入生の硬い表情が、ぱっと明るくなる。創立者は保護者とも記念撮影。
「大切な息子さんは、私が責任をもってお預かりします。決して心配することなく、わが子の成長を楽しみにしていてください」
創立者を中心に、生徒、教職員、保護者まで家族のような雰囲気に包まれる。
モットーの碑は"父子"の出会いの場となった。
いま、その碑の足元には「創価教育原点之地」のプレートが輝いている。
おや?
教員たちは驚いた。
73年(同48年)4月。1期生が入学した直後、大阪・交野市の創価女子学園(当時)。登校する生徒がモットーの碑に一礼して校舎へ向かう姿を目にしたのだ。
数日前の入学式。創立者は「本日を、モットーに定めた『良識』と『健康』と『希望』という、生涯にわたり輝ける生命の財宝を築く第一歩の門出としていってください」と祝福。新入生と碑を除幕した。
創立者の期待通りの"娘"になろう−−生徒は自発的だった。碑を磨く生徒、碑の前で"大楠公"を歌う生徒もいた。勉強も頑張った。創立者は学園を訪れると、モットーの碑へ向かう生徒をそっと見守った。気付いた生徒には笑顔で手を振った。時には自ら呼び掛け、一人一人を覚えるように名前や近況を尋ねた。
「何の本を読んでるの?」
「両親を大切に。毎日、体に気をつけて元気に登校しなさい」
「これから松下幸之助さんに会うんだよ」
「ここを蛍でいっぱいにしたいね!」
モットーの碑は"父娘"の語らいの場となった。
キャンパスで創立者が声を掛けるのは、悩みを抱えている生徒が多かった。家族の病気、経済苦、将来のこと……。感情を抑えきれない生徒もいる。
「泣いちやダメだよ。笑いなさい。笑いなさい。太陽の子、師子の子が泣いたら雨になっちゃう」
新入生には「今はじっと我慢するんだ。苦しいこと、辛いことがあっても、決して希望を捨てず、この厳しい冬を耐えるんだ。必ず春はやってくる」と。
創立者は教員に、学園生への真情を述べた。
「将来の大事な指導者となる生徒だ。また、私の子ども以上に大事な子どもである。私の子ども以上の、本当の子どもである」
2013.05.03 わが友に贈る
師弟の大闘争で
仏法の光は世界に燦然。
正義の旗高らかに
新時代へ凱歌の舞を!
広布大願へ共に!
白米一俵御書 P1596
『いのちと申す物は一切の財の中に第一の財なり』
◇希望の明日へ
どんなに、社会的に活躍しているように見えても、信心の指標を見失い、同志としての心の絆を切ってしまっては、結局、世間の六道の泥海に溺れ、不幸の人生をさまよっていくだけである。
昭63・1・20
☆女性に贈ることば 五月三日
母の力は大地の力である。
大地が、草木を茂らせ、花を咲かせ、果実を実らせるように、母は、いっさいを育む創造と教育の大地である。その大地が、ひとたび動けば、すべては変わる。
母が家庭を変える。
母が地域を変える。
母が社会を変える。
母が時代を変える。
そして、母が世界を平和へと変えていくのだ!
☆今日のことば 五月三日
いかなる時も
いずこにあろうとも
燦爛たる太陽のごとく明朗に
天空を翔る若鷲のごとく闊達に
大海のごとく包容力豊かに
然して時来たらば
決然として起ち
疾風怒濤のごとく邪悪と戦う青年であれ
☆学園抄 創立者とともに 第2回 モットーの励まし
◇希望に燃えて栄光の青春を!
創価学園生の朝は早い。
遠くから通う生徒なら、家族に見送られ、誰よりも先に出発する。
通学の電車内では、黙々と本を読む。英単語を覚える。学校の友達と会えば、授業やクラブなど最近の話題に花が咲く。
東西の学園とも、都心から離れた緑豊かな地域にある。創立者・池田名誉会長は、遠距離を通学する友の労苦を知っている。
「長い道のりを通学している人もいる。本当に大変だ。しかし、朝、早く起きるのも戦いです。雨や雪の中、学校に通うのも戦いです。一つ一つが、価値ある人生、勝利の人生を築くための挑戦なのです」
多くの生徒が自分に挑戦しながら学校を目指すころ、校内にはバケツを手にした学園生がいる。
東京・小平市の創価高校。勢いのある新緑が春の光を浴び、さらさら揺れる。
校門を貼ってすぐ、「ロマンロータリー」の中央には大きな黒い石碑がある。
「英知
栄光
情熱」
創立者の書が刻まれたモットーの碑。前に立つ生徒がバケツから雑巾を取り拭き始めた。潮流会(男子通学生)の3年生だ。
「第1回入学式が描かれた小説『新・人間革命』(栄光)の章を読んで、モツトーの碑を磨く先輩の姿も見て、僕も大切にしたいと思いました」
校内に「おはよう!」のあいさつ、はしゃぐ声が増えてくる。クラブの"朝練"に励む人もいる。
そして、何人かの女子生徒が中央体育館の前に向かい、赤い石碑を磨き出した。
「良識 健康 希望」
創立者の筆跡による女子モットーの碑。ぴかぴかになった表面に、生徒の笑顔が映る。
ここを清掃するのは栄光会(女子下宿生)の生徒。その一人の3年生が語る。
「入学した時、モットーの碑を磨く先輩に驚きました。何で朝から拭いてるのかなって。でも、創立者の思いがこもる碑を守ってきた先輩たちの歴史を聞いて、私もやりたいと思いました」
こうした伝統は関西校でも開校時から続いている。
仏法の光は世界に燦然。
正義の旗高らかに
新時代へ凱歌の舞を!
広布大願へ共に!
白米一俵御書 P1596
『いのちと申す物は一切の財の中に第一の財なり』
◇希望の明日へ
どんなに、社会的に活躍しているように見えても、信心の指標を見失い、同志としての心の絆を切ってしまっては、結局、世間の六道の泥海に溺れ、不幸の人生をさまよっていくだけである。
昭63・1・20
☆女性に贈ることば 五月三日
母の力は大地の力である。
大地が、草木を茂らせ、花を咲かせ、果実を実らせるように、母は、いっさいを育む創造と教育の大地である。その大地が、ひとたび動けば、すべては変わる。
母が家庭を変える。
母が地域を変える。
母が社会を変える。
母が時代を変える。
そして、母が世界を平和へと変えていくのだ!
☆今日のことば 五月三日
いかなる時も
いずこにあろうとも
燦爛たる太陽のごとく明朗に
天空を翔る若鷲のごとく闊達に
大海のごとく包容力豊かに
然して時来たらば
決然として起ち
疾風怒濤のごとく邪悪と戦う青年であれ
☆学園抄 創立者とともに 第2回 モットーの励まし
◇希望に燃えて栄光の青春を!
創価学園生の朝は早い。
遠くから通う生徒なら、家族に見送られ、誰よりも先に出発する。
通学の電車内では、黙々と本を読む。英単語を覚える。学校の友達と会えば、授業やクラブなど最近の話題に花が咲く。
東西の学園とも、都心から離れた緑豊かな地域にある。創立者・池田名誉会長は、遠距離を通学する友の労苦を知っている。
「長い道のりを通学している人もいる。本当に大変だ。しかし、朝、早く起きるのも戦いです。雨や雪の中、学校に通うのも戦いです。一つ一つが、価値ある人生、勝利の人生を築くための挑戦なのです」
多くの生徒が自分に挑戦しながら学校を目指すころ、校内にはバケツを手にした学園生がいる。
東京・小平市の創価高校。勢いのある新緑が春の光を浴び、さらさら揺れる。
校門を貼ってすぐ、「ロマンロータリー」の中央には大きな黒い石碑がある。
「英知
栄光
情熱」
創立者の書が刻まれたモットーの碑。前に立つ生徒がバケツから雑巾を取り拭き始めた。潮流会(男子通学生)の3年生だ。
「第1回入学式が描かれた小説『新・人間革命』(栄光)の章を読んで、モツトーの碑を磨く先輩の姿も見て、僕も大切にしたいと思いました」
校内に「おはよう!」のあいさつ、はしゃぐ声が増えてくる。クラブの"朝練"に励む人もいる。
そして、何人かの女子生徒が中央体育館の前に向かい、赤い石碑を磨き出した。
「良識 健康 希望」
創立者の筆跡による女子モットーの碑。ぴかぴかになった表面に、生徒の笑顔が映る。
ここを清掃するのは栄光会(女子下宿生)の生徒。その一人の3年生が語る。
「入学した時、モットーの碑を磨く先輩に驚きました。何で朝から拭いてるのかなって。でも、創立者の思いがこもる碑を守ってきた先輩たちの歴史を聞いて、私もやりたいと思いました」
こうした伝統は関西校でも開校時から続いている。
2013年5月3日金曜日
2013.05.02 わが友に贈る
油断大敵だ!
事故を起こすな!
巻き込まれるな!
「前前の用心」だ。
真剣な祈りから出発!
諸法実相抄 P1360
『いかにも今度信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』
◇希望の明日へ
不安定な動機での就職は、仕事にも中途半端な取り組みとなりやすい。心の底からは"燃えない"のである。これでは、かえって女性の地位を低下させてしまうことになろう。それだけに、単なる時流の表層に惑わされることなく、主婦は賢明であっていただきたいと強く思う。単に"時間が余っているから""隣の人も働いているから"と、目的もなく"外"へ出ても、何の意義もないことが多いのである。
『主婦の友』 昭61・1月号
☆女性に贈ることば 五月二日
人生にあって師をもてることは幸せであり、大きな喜びである。自らが決めた師弟の道を人生の誇りとして貫き通すところに、人間としての美しさ、尊さがある。
☆今日のことば 五月二日
真実の幸福を願うものは、自らの幸福ばかりでなく、他の人の幸福のためにも働く人でなければならないと思う。その人こそ、真の平和を愛する人であり、また真実の幸福を与えきれる、偉大な力を持った人であると信じてよいであろう。
☆勝利の人間学第29回 青年は信用が宝 誠実が力
◇約束を守り果たす
信用のある人間が、勝ちである。青年は、何も持たなくとも、信用が財産である。
戸田先生は言われた。「信用を得る根本は、約束を守ることである。できないことは断る。そのかわり、いったん引き受けた約束は、何を犠牲にしても絶対に守ることだ」と。
私も恩師の教え通り、たとえ小さなことであっても、そこに約束があれば、一つ一つ、決して、おろそかにしなかった。
ゆえに、信頼が芽生え、友情が世界中に花開き、平和の連帯が実を結んできたのだ。
「世界広布」といっても、人間対人間の心の結合によって進んでいくことを、忘れまい。
◇相談する勇気を持とう
「相談する勇気」を持とう。一人で悩みを抱えず、相談するこどが大事な場合がある。
相談することは恥ずかしいことではない。むしろ、その「開かれた心」が強みになる。
仕事も、信心も、自分一人の判断では、往々にして我見になり、縁に紛動されるからだ。
恩師は「本当のこどを話せる人、相談できる人、教えてもらう人を、一人でもいいからつくっておくことだ」と語られていた。それが何よりの支えになり、人間としての力になる。
聞きたいことは何でも聞ける、率直に悩みや疑問を相談できる−−この麗しく温かい家族の絆が、学会の誉れであり、伝統である。
◇最後は誠実な人が勝つ
勇気と忍耐と誠実に勝る人間外交はない。
勇気を持って人と会い、どこまでも誠実に粘り強く語る言葉が、相手の胸に響いていく。
法華経は、「地涌の菩薩」の姿を『難問答に巧みにして 其の心に畏るる所無く 忍辱の心は決定し 端正にして威徳有リ』と説く。
地涌の君たちよ! 貴女たちよ!
わが生命には、この偉大なる「対話の力」が具わっている。うまく話せなくても、心配ない。全部、対話の名手になるための訓練だ。
大胆に伸び伸びと人間外交の道を行こう!
最後には、誠実な人が必ず勝つ。それを、自ら実証することが、広宣流布なのだ。
事故を起こすな!
巻き込まれるな!
「前前の用心」だ。
真剣な祈りから出発!
諸法実相抄 P1360
『いかにも今度信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか』
◇希望の明日へ
不安定な動機での就職は、仕事にも中途半端な取り組みとなりやすい。心の底からは"燃えない"のである。これでは、かえって女性の地位を低下させてしまうことになろう。それだけに、単なる時流の表層に惑わされることなく、主婦は賢明であっていただきたいと強く思う。単に"時間が余っているから""隣の人も働いているから"と、目的もなく"外"へ出ても、何の意義もないことが多いのである。
『主婦の友』 昭61・1月号
☆女性に贈ることば 五月二日
人生にあって師をもてることは幸せであり、大きな喜びである。自らが決めた師弟の道を人生の誇りとして貫き通すところに、人間としての美しさ、尊さがある。
☆今日のことば 五月二日
真実の幸福を願うものは、自らの幸福ばかりでなく、他の人の幸福のためにも働く人でなければならないと思う。その人こそ、真の平和を愛する人であり、また真実の幸福を与えきれる、偉大な力を持った人であると信じてよいであろう。
☆勝利の人間学第29回 青年は信用が宝 誠実が力
◇約束を守り果たす
信用のある人間が、勝ちである。青年は、何も持たなくとも、信用が財産である。
戸田先生は言われた。「信用を得る根本は、約束を守ることである。できないことは断る。そのかわり、いったん引き受けた約束は、何を犠牲にしても絶対に守ることだ」と。
私も恩師の教え通り、たとえ小さなことであっても、そこに約束があれば、一つ一つ、決して、おろそかにしなかった。
ゆえに、信頼が芽生え、友情が世界中に花開き、平和の連帯が実を結んできたのだ。
「世界広布」といっても、人間対人間の心の結合によって進んでいくことを、忘れまい。
◇相談する勇気を持とう
「相談する勇気」を持とう。一人で悩みを抱えず、相談するこどが大事な場合がある。
相談することは恥ずかしいことではない。むしろ、その「開かれた心」が強みになる。
仕事も、信心も、自分一人の判断では、往々にして我見になり、縁に紛動されるからだ。
恩師は「本当のこどを話せる人、相談できる人、教えてもらう人を、一人でもいいからつくっておくことだ」と語られていた。それが何よりの支えになり、人間としての力になる。
聞きたいことは何でも聞ける、率直に悩みや疑問を相談できる−−この麗しく温かい家族の絆が、学会の誉れであり、伝統である。
◇最後は誠実な人が勝つ
勇気と忍耐と誠実に勝る人間外交はない。
勇気を持って人と会い、どこまでも誠実に粘り強く語る言葉が、相手の胸に響いていく。
法華経は、「地涌の菩薩」の姿を『難問答に巧みにして 其の心に畏るる所無く 忍辱の心は決定し 端正にして威徳有リ』と説く。
地涌の君たちよ! 貴女たちよ!
わが生命には、この偉大なる「対話の力」が具わっている。うまく話せなくても、心配ない。全部、対話の名手になるための訓練だ。
大胆に伸び伸びと人間外交の道を行こう!
最後には、誠実な人が必ず勝つ。それを、自ら実証することが、広宣流布なのだ。
2013年5月2日木曜日
2013.05.01 わが友に贈る
さあ広布拡大の時。
歴史をつくるのは
一人立つ勇気だ。
今日の地道な挑戦だ。
師子奮迅の勢いで進め!
種種御振舞御書 P919
『かかる日蓮を用いぬるともあしくうやまはば国亡ぶべし』
◇希望の明日へ
多くの働く婦人との懇談を通して、大切に思うことは、家庭と職場のけじめをつけ、なるべく頭と気持ちを切り替えること、目の前にきた仕事はできるだけその場で解決すること、仕事の上で具体的な目標をもつこと、同僚や後輩に自己の人生体験を押しつけないこと、むしろ聞き上手であること、などが挙げられるであろう。もちろん生活は理屈通りにいくものではない。要は"働く母"の自転車が家庭と職場とのバランスをとって、有形無形の障害を越え進んでいくためには、"なぜ働くのか"という確かな目的観のハンドルをしっかりと握りしめていくことである。
『主婦の友』 昭61・1月号
☆女性に贈ることば 五月一日
日々新たにして日に日に新たなり−
今日も生まれ変わった生命の息吹で
全力で走りゆくことだ
今日の満足と、明日への飛躍と
☆今日のことば 五月一日
民衆の声ほど 強きものはない
民衆の怒りほど 恐ろしきものはない
民衆の叫びほど 正しきものはない
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第13回 平和の三色旗とともに
この学会の大切な日である5月3日は、「創価学会母の日」でもあります。
だれよりも苦労して、がんばってくれている「創価のお母さん」に、みなで感謝し、最大にほめたたえる日です。
日本では、5月の2番目の日曜日が"母の日"となっていますが、二重にお祝いしたいので、私から提案しました。今年で、25周年になります。
みなさんも、5月3日には、私にかわって、お母さんや婦人部の方々に「いつも、ありがとう」とお礼を言ってくださいね。
もう一つ、25年前に、私か提案したことがあります。婦人部の新しい旗をつくることです。すばらしい旗ができました。
赤・黄・青色の三色で、まん中に「白ゆり」の花が、えがかれていました。
この旗をふってみると、それだけで周囲が明るくなりました。まさに、創価のお母さんたち、そのものです。
そして、この旗がもとになって、学会の「三色旗」ができました。
赤は「勝利」、黄は「栄光」、そして青は「平和」という意味がこめられています。
あの地でも、この地でも、三色旗をふって、学会はほがらかに前進してきました。
かつて、関西のある少年部の友が、三色旗を見た友だちから、「これは、どこの国の旗?」とたずねられました。
少年は、胸を張って答えてくれました。
「SGIという、民衆の王者の旗やねん!」
少年少女部のみなさんが目指す2030年は、学会の創立100周年です。
その時、みなさんは、20代の、りりしい若きリーダーに成長している。私は楽しみでなりません。
この「広宣流布」の道は、万年の未来まで続く道です。
みなさんが世界の大舞台でかつやくする時代には、地球上のどこへ行っても、三色旗が"生命を大切にする希望と幸福の旗"として、ひるかえっているようにしていきたい。戦争なんか時代おくれという、平和な世界をつくりたいのです。
ともあれ、広宣流布の大運動は、始まったばかりです。いよいよ、これからです。
学会の未来にとって、いちぱん大切な人は、だれだと思いますか?
それは、後を継ぐ「後継者」です!
すなわち、みなさんです!
人類の未来は、みなさんの心の中にあります。私は、みなさんへの最大の尊敬と期待をこめて、1976年(昭和51年)に、5月5日の「こどもの日」を「創価学会後継者の日」としました。そして未来部の指針として、次の6項目を贈りました。
一、健康でいこう
二、本を読もう
三、常識を忘れないでいこう
四、決してあせらないでいこう
五、友人をたくさんつくろう
六、まず自らが福運をつけよう
今回ここに、私は七つ目として、
七、親孝行しよう
をつけ加えたいと思います。
人の幸せを祈り、行動する、みなさんのお母さんはえらい。お父さんもまた、本当にえらいんだ。だから、親孝行してあげてほしいんです。
親孝行すれば、お父さん、お母さんの心を明るくすることができる。そのお父さん、お母さんが、まわりの人をはげませば、その人の心が明るくなる。また、その人が、ほかの人をはげませば……そう、世界中の人の心を明るくすることができます。
アインシュタイン博士は、人の心を変えるには、「家庭や近所から始める」ことだとも言っています。「広宣流布」という、1万年先まで続く平和と幸福の大運動は、お父さん、お母さんに「親孝行すること」から始まります。
みなさんの親孝行によって、広宣流布を一歩前進させることができるのです。
むずかしく考える必要はありません。
日蓮大聖人は、一日に2、3回、笑顔を見せるだけでも、りっぱな親孝行である、と言われています。お父さん、お母さんのためにと勉強することも、すべて親孝行なんです。「心こそ大切」です。
木の葉っぱを見てごらん。今は毎日、緑がこくなっていきます。太陽のエネルギーを吸収して、ぐんぐん成長しています。
今年の新緑は、とくに勢いを感じます。
気がつかないかも知れないけれど、みなさんも、毎日毎日、必ず成長しています。
私は、みなさんが、一人ももれなく立派に育ち、"創価の大樹"として、日本の、そして、世界のあの地この地で、堂々と、そびえ立っている姿が目にうかびます。
きょうも、三色旗とともに、ほがらかに! 私といっしよに出発しよう。
◎きょうから希望の明日へは「生活・家庭」です。
歴史をつくるのは
一人立つ勇気だ。
今日の地道な挑戦だ。
師子奮迅の勢いで進め!
種種御振舞御書 P919
『かかる日蓮を用いぬるともあしくうやまはば国亡ぶべし』
◇希望の明日へ
多くの働く婦人との懇談を通して、大切に思うことは、家庭と職場のけじめをつけ、なるべく頭と気持ちを切り替えること、目の前にきた仕事はできるだけその場で解決すること、仕事の上で具体的な目標をもつこと、同僚や後輩に自己の人生体験を押しつけないこと、むしろ聞き上手であること、などが挙げられるであろう。もちろん生活は理屈通りにいくものではない。要は"働く母"の自転車が家庭と職場とのバランスをとって、有形無形の障害を越え進んでいくためには、"なぜ働くのか"という確かな目的観のハンドルをしっかりと握りしめていくことである。
『主婦の友』 昭61・1月号
☆女性に贈ることば 五月一日
日々新たにして日に日に新たなり−
今日も生まれ変わった生命の息吹で
全力で走りゆくことだ
今日の満足と、明日への飛躍と
☆今日のことば 五月一日
民衆の声ほど 強きものはない
民衆の怒りほど 恐ろしきものはない
民衆の叫びほど 正しきものはない
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第13回 平和の三色旗とともに
この学会の大切な日である5月3日は、「創価学会母の日」でもあります。
だれよりも苦労して、がんばってくれている「創価のお母さん」に、みなで感謝し、最大にほめたたえる日です。
日本では、5月の2番目の日曜日が"母の日"となっていますが、二重にお祝いしたいので、私から提案しました。今年で、25周年になります。
みなさんも、5月3日には、私にかわって、お母さんや婦人部の方々に「いつも、ありがとう」とお礼を言ってくださいね。
もう一つ、25年前に、私か提案したことがあります。婦人部の新しい旗をつくることです。すばらしい旗ができました。
赤・黄・青色の三色で、まん中に「白ゆり」の花が、えがかれていました。
この旗をふってみると、それだけで周囲が明るくなりました。まさに、創価のお母さんたち、そのものです。
そして、この旗がもとになって、学会の「三色旗」ができました。
赤は「勝利」、黄は「栄光」、そして青は「平和」という意味がこめられています。
あの地でも、この地でも、三色旗をふって、学会はほがらかに前進してきました。
かつて、関西のある少年部の友が、三色旗を見た友だちから、「これは、どこの国の旗?」とたずねられました。
少年は、胸を張って答えてくれました。
「SGIという、民衆の王者の旗やねん!」
少年少女部のみなさんが目指す2030年は、学会の創立100周年です。
その時、みなさんは、20代の、りりしい若きリーダーに成長している。私は楽しみでなりません。
この「広宣流布」の道は、万年の未来まで続く道です。
みなさんが世界の大舞台でかつやくする時代には、地球上のどこへ行っても、三色旗が"生命を大切にする希望と幸福の旗"として、ひるかえっているようにしていきたい。戦争なんか時代おくれという、平和な世界をつくりたいのです。
ともあれ、広宣流布の大運動は、始まったばかりです。いよいよ、これからです。
学会の未来にとって、いちぱん大切な人は、だれだと思いますか?
それは、後を継ぐ「後継者」です!
すなわち、みなさんです!
人類の未来は、みなさんの心の中にあります。私は、みなさんへの最大の尊敬と期待をこめて、1976年(昭和51年)に、5月5日の「こどもの日」を「創価学会後継者の日」としました。そして未来部の指針として、次の6項目を贈りました。
一、健康でいこう
二、本を読もう
三、常識を忘れないでいこう
四、決してあせらないでいこう
五、友人をたくさんつくろう
六、まず自らが福運をつけよう
今回ここに、私は七つ目として、
七、親孝行しよう
をつけ加えたいと思います。
人の幸せを祈り、行動する、みなさんのお母さんはえらい。お父さんもまた、本当にえらいんだ。だから、親孝行してあげてほしいんです。
親孝行すれば、お父さん、お母さんの心を明るくすることができる。そのお父さん、お母さんが、まわりの人をはげませば、その人の心が明るくなる。また、その人が、ほかの人をはげませば……そう、世界中の人の心を明るくすることができます。
アインシュタイン博士は、人の心を変えるには、「家庭や近所から始める」ことだとも言っています。「広宣流布」という、1万年先まで続く平和と幸福の大運動は、お父さん、お母さんに「親孝行すること」から始まります。
みなさんの親孝行によって、広宣流布を一歩前進させることができるのです。
むずかしく考える必要はありません。
日蓮大聖人は、一日に2、3回、笑顔を見せるだけでも、りっぱな親孝行である、と言われています。お父さん、お母さんのためにと勉強することも、すべて親孝行なんです。「心こそ大切」です。
木の葉っぱを見てごらん。今は毎日、緑がこくなっていきます。太陽のエネルギーを吸収して、ぐんぐん成長しています。
今年の新緑は、とくに勢いを感じます。
気がつかないかも知れないけれど、みなさんも、毎日毎日、必ず成長しています。
私は、みなさんが、一人ももれなく立派に育ち、"創価の大樹"として、日本の、そして、世界のあの地この地で、堂々と、そびえ立っている姿が目にうかびます。
きょうも、三色旗とともに、ほがらかに! 私といっしよに出発しよう。
◎きょうから希望の明日へは「生活・家庭」です。
2013年5月1日水曜日
2013.04.30 わが友に贈る
規則正しい生活が
健康の第一歩。
十分な睡眠と栄養で
心も体も快活に!
価値的な日々を!
最蓮房御返事 P1341
『いかに我が身は正直にして世間出世の賢人の名をとらんと存ずれども悪人に親近すれば自然に十度に二度三度其の教に随ひ以て行くほどに終に悪人になるなり』
◇希望の明日へ
年配者は健康第一で、長寿を勝ち取っていただきたい。そのためには、「永遠に前へ進もう」「永遠に広宣流布に生きぬこう」という信心の不滅の一念を燃やすことである。自分で自分の限界を決めつけるような後ろ向きの一念であっては、その一念が因となって、生命力を弱めてしまう。仏法では百二十歳まで生きられると説く。それに比べれば、皆、まだまだ若い。これからである。"これからだ"という一念が自分の生命を若々しく、リフレッシュをするのである。
平6・4・11
☆女性に贈ることば 四月三十日
今いる場所で
自分自身に負けず 勝ち抜き
人と比べることなく
自分自身の誇り高き使命の道を
実直に前進する人が
幸福着であり 人間としての勝利者だ
☆今日のことば 四月三十日
男の一生は、どういう仕事をしたか、そしてまた、自分の選んだ仕事の上で、どれだけの功績を残したかによって決まると思う。要は、自分のありったけの力を仕事にぶつけたか、そして、生命を完全に燃焼させて、その時代、その社会に自己の燃焼エネルギーによっていかなる利益をもたらしたか、ということではないだろうか。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第13回 平和の三色旗とともに
1年生のみなさん、学校は楽しいですか? 進級したみなさんも、元気かな?
5月は、空も風もさわやかな季節です。
木々の緑もあざやかな道を、いっしよに散歩するような気持ちで、語り合おう!
きょうは、「平和」について、いっしょに考えたいと思います。
みなさんは、大科学者のアインシュタイン博士の名前を聞いたことがありますか?
おそろしい核兵器をなくすために立ち上がった、平和のリーダーでもあります。
私の恩師である戸田城聖先生は、アインシュタイン博士がアメリカから日本にやって来た時の講演を、師匠の牧口常三郎先生とともに聞かれました。そのことを誇りとして私たち青年に語ってくださいました。
その偉大なアインシュタイン博士が、世界を平和にするために、いちぱん大事だと語っていたことがあります。
それは、「われわれの考えを変え、人の心を変えること」です。
本当に、その通りだと思います。心が心を動かしていく。心が心を変えていきます。私たちにとって、その一番の力のみなもとが、信心です。
みなさんのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、学会の同志の方々は、真心から人をはげまし、人を笑顔にしてきました。今も、毎日、行動しています。
みんなの笑顔があるところに、希望が生まれる。幸福が広がる。平和が光る。
たとえ、つらく悲しいことがあっても、人をはげませば、自分も元気になる。はげまされた人も、明るく笑顔になる。
こうして、はげまし合って、人々の心を明るくし、笑顔をふやして、世界に平和の心を広げてきたのが、創価学会の歴史です。
そのはげまし合いの輪は、今、SGIに発展し、192力国・地域にまで広かっています。
その原点の日が、5月の3日。私たちの「創価学会の日」なのです。
今から62年前の1951年(昭和26年)の晴れわたる5月3日、戸田先生は世界から不幸をなくそうと、学会の第二代会長に就任されました。
そして私も、1960年(昭和35年)の同じ5月3日、その師匠の心を受け継いで第三代会長に就任しました。
5月3日は"学会のお正月"ともいわれます。「人間革命」と「広宣流布」という理想を目指して、新しい一年の目標や決意を立てて、勢いよく出発する日なのです。
どうか、みなさんも、何か一つでも目標を決めて、新たなチャレンジを開始してみてください。
健康の第一歩。
十分な睡眠と栄養で
心も体も快活に!
価値的な日々を!
最蓮房御返事 P1341
『いかに我が身は正直にして世間出世の賢人の名をとらんと存ずれども悪人に親近すれば自然に十度に二度三度其の教に随ひ以て行くほどに終に悪人になるなり』
◇希望の明日へ
年配者は健康第一で、長寿を勝ち取っていただきたい。そのためには、「永遠に前へ進もう」「永遠に広宣流布に生きぬこう」という信心の不滅の一念を燃やすことである。自分で自分の限界を決めつけるような後ろ向きの一念であっては、その一念が因となって、生命力を弱めてしまう。仏法では百二十歳まで生きられると説く。それに比べれば、皆、まだまだ若い。これからである。"これからだ"という一念が自分の生命を若々しく、リフレッシュをするのである。
平6・4・11
☆女性に贈ることば 四月三十日
今いる場所で
自分自身に負けず 勝ち抜き
人と比べることなく
自分自身の誇り高き使命の道を
実直に前進する人が
幸福着であり 人間としての勝利者だ
☆今日のことば 四月三十日
男の一生は、どういう仕事をしたか、そしてまた、自分の選んだ仕事の上で、どれだけの功績を残したかによって決まると思う。要は、自分のありったけの力を仕事にぶつけたか、そして、生命を完全に燃焼させて、その時代、その社会に自己の燃焼エネルギーによっていかなる利益をもたらしたか、ということではないだろうか。
☆希望の大空へ〜わが愛する王子王女に贈る〜第13回 平和の三色旗とともに
1年生のみなさん、学校は楽しいですか? 進級したみなさんも、元気かな?
5月は、空も風もさわやかな季節です。
木々の緑もあざやかな道を、いっしよに散歩するような気持ちで、語り合おう!
きょうは、「平和」について、いっしょに考えたいと思います。
みなさんは、大科学者のアインシュタイン博士の名前を聞いたことがありますか?
おそろしい核兵器をなくすために立ち上がった、平和のリーダーでもあります。
私の恩師である戸田城聖先生は、アインシュタイン博士がアメリカから日本にやって来た時の講演を、師匠の牧口常三郎先生とともに聞かれました。そのことを誇りとして私たち青年に語ってくださいました。
その偉大なアインシュタイン博士が、世界を平和にするために、いちぱん大事だと語っていたことがあります。
それは、「われわれの考えを変え、人の心を変えること」です。
本当に、その通りだと思います。心が心を動かしていく。心が心を変えていきます。私たちにとって、その一番の力のみなもとが、信心です。
みなさんのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、学会の同志の方々は、真心から人をはげまし、人を笑顔にしてきました。今も、毎日、行動しています。
みんなの笑顔があるところに、希望が生まれる。幸福が広がる。平和が光る。
たとえ、つらく悲しいことがあっても、人をはげませば、自分も元気になる。はげまされた人も、明るく笑顔になる。
こうして、はげまし合って、人々の心を明るくし、笑顔をふやして、世界に平和の心を広げてきたのが、創価学会の歴史です。
そのはげまし合いの輪は、今、SGIに発展し、192力国・地域にまで広かっています。
その原点の日が、5月の3日。私たちの「創価学会の日」なのです。
今から62年前の1951年(昭和26年)の晴れわたる5月3日、戸田先生は世界から不幸をなくそうと、学会の第二代会長に就任されました。
そして私も、1960年(昭和35年)の同じ5月3日、その師匠の心を受け継いで第三代会長に就任しました。
5月3日は"学会のお正月"ともいわれます。「人間革命」と「広宣流布」という理想を目指して、新しい一年の目標や決意を立てて、勢いよく出発する日なのです。
どうか、みなさんも、何か一つでも目標を決めて、新たなチャレンジを開始してみてください。
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