2013年4月30日火曜日

2013.04.29 わが友に贈る

連携を密に!
団結は力なり。
迅速な連絡・報告が
前進の勢いを生む。
異体同心で勝利へ!

千日尼御前御返事 P1312
『たすけんとする日蓮かへりて大怨敵とをもわるるゆへに女人こぞりて国主に讒言して伊豆の国へながせし上又佐渡の国へながされぬ』

◇今週のことば
栄光の「5・3」は
創価の母への感謝の日。
尊き婦人部、ありがとう!
太陽の笑顔を光らせて
「幸の拡大」を共々に!
2013年04月29日

◇希望の明日へ
年配の方は、健康のために、「よく眠る」ことである。また「声を出す」こと、「頭を使う」ことである。その意味で、学会活動には健康のための条件がそろっている。朗々たる唱題、教学の研鋳、学会指導の学習と、広布のリズムのなかで健康のリズムを整えながら、どこまでも、はつらつと生きぬいていただきたい。長生きをしていただきたい。
平4・8・24

☆女性に贈ることば 四月二十九日
子どもなのだから、時には、いたずらをするのも結構である。たとえ叱られたとしても、それが善悪を判断し、正義というものを考える手だてになれば、かけがえのない人生経験ではないか。
貴重な人生の学問を、子どもは自然のうちに学びとり、血肉としていくに違いない。

☆今日のことば 四月二十九日
幸福というものは、決して他からあたえられるものではない。自己の生命の内に築いていくものである。人生には、嵐の日もあり、雪の日もあろう。だが、自己の胸中の大空には常に希望の太陽が輝き、青空が美しく広がっていればよいのである。

☆我らの勝利の大道No.102 獅子奮迅の力を!
◇自他共の勝利へ!
「この仏法をやり抜けば、必ず幸せになる。絶対に勝利者となる」−−これは、私が師・戸田先生にお会いした当時、深く生命に刻んだ大確信の指導である。
この幸福勝利の大道を、世界中の若き弟子たちが歩んでいることが嬉しい。
今月、SGI春季研修会のために、世界五十五力国・地域から二百五十人の友が集ってくれた。
皆、様々な悩みや課題がある。自身の宿命との戦いもある。そのなかで、わが同志は「祖国の平和と繁栄を築きたい」「社会に貢献できる人材になりたい」「苦しんでいる人を助けたい」と瞳を輝かせる。
なんと尊貴な志の勇者たちであろうか!
『但偏に国の為法の為人の為にして身の為に之を申さず』(P35)
日蓮大聖人は、「立正安国論」に注がれた御真情を、こう記されている。
この御心を、他の誰かではなく、真っ直ぐに"わが使命"として受け止めて、全地球のあの地この地から勇んで躍り出てきた地涌の菩薩だちよ!
「立正安国」の精神は、まさに、わが創価の同志の生命と行動に脈打っていると確信してやまない。
『汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か』(P31)と、大聖人は強く促された。
それは、「一身の安堵」に執着するエゴイズムを打ち破り、いうなれば「他人の不幸のうえに自分の幸福を築くことはしない」との誓いを共有することだ。
本気で「自他共の幸福」を祈る自身へと変革することだ。そして、自分の身の回りから、「自他共の幸福」のために行動する人びとの連帯を、粘り強く広げることである。
この草の根のスクラムを強固にしていくことが、「生命尊厳の社会」「人間のための社会」の土台となり、崩れざる民衆の幸福と平和を築いていくのだ。

昭和五十九年の八月、ブラジルSGIの婦人部の代表十二人が、はるばると来日してくださった。長野研修道場で、私と妻も最大に歓迎させていただいた。
この折、一緒に「三重秘伝抄」を学びながら、私は申し上げた。
「信心さえあれば、今いる場所を『寂光土』に変えていけるんだよ」と。
つい先日も、その時に参加されていた方から、嬉しい連絡をいただいた。
懐かしいこの母が貢献するサンパウロ州サンカエターノ・ド・スル市は、国連の「人間開発指数」において、五千五百を超えるブラジルの全都市の中で第一位に選ばれるなど、理想的な発展を遂げているという。
そして、その模範の市民の活躍として、わが創価の友が絶大なる信頼と賞讃を寄せられているのだ。
「三十年かけて、『寂光土』建設の大いなる実証を示すことができました!」との尊い報告に、私は妻と深く深く合掌した。

◇聖教は対話の広場
この四月二十日は、わが聖教新聞の創刊六十二周年の記念日であった。
愛読者の方々、配達員の無冠の友をはじめ、聖教を支えてくださる皆様方に、心より感謝申し上げたい。
我らの「立正安国」への戦いは、どこまでも言論戦であり、地道な対話である。その対話の場を創ることが新聞の使命でもある。
ゆえに聖教よ、人びとの心と心を結べ! 未来を開く談論風発の広場となれ!
今、大聖人の「立宗七百六十周年」を迎え、我らはいやまして強く、民衆を護り抜く正義の言論の師子吼を誓い合いたい。
連載中の私の小説『新・人間革命』は、五月三日から「奮迅」の章に入る。
法華経の涌出品に、仏の偉大なる力を冒えて「師子奮迅之力」(創価学会版法華経四六三ページ)とある。
この「奮迅」には「将に前(すす)まんとするの状」(今まさに前進しようとする姿)との意義もある。
師子王が奮い立ち、疾駆前進する雄姿−−これこそ創価の師弟であろう。
法華経の開経である無量義経の会座には、その名に「師子」を冠した諸菩薩も列なっていた。「師子吼王菩薩」「師子遊戯世菩薩」「師子奮迅菩薩」「師子精進菩薩」「師子威猛伏菩薩」である(同五ページ)。
師子の如く、烈々と正義を叫び、自在に世界を駆け巡り、猛然と奮闘し、弛みなく精進し、その威厳で敵を圧倒するIそういう力で人を救う菩薩であろうか。
御書には、「南無妙法蓮華経は師子吼の如し」(一一二四ページ)と仰せである。
「立正安国」の誓願を燃え上がらせ、朗々と妙法を唱え戦う我らに、「師子奮迅の力」が厘ってくることは絶対に間違いない。
何ものも恐れるな!
断じて負けるな!
共に励まし合い、共々に「師子奮迅の力」を出して、戦い、勝とうではないか!

恐るるな
 師子の心で
  今日も明日も