2013年4月19日金曜日

2013.04.18 わが友に贈る

「初心忘るべからず」
行き詰まったら
原点に返れ!
「何のため」心に刻み
わが信念の道を貫け!

四条金吾殿御返事 P1169
『夜の用心の為と申しかたがた殿の守りとなるべし、吾方の人人をば少少の事をばみずきかずあるべし』

◇希望の明日へ
人生には、じつに、さまざまな山がある。次から次に、課題が出てくるものである。しかし、全部、煩悩即菩提であり、山を越えるたびに、境涯は高まり、広がる。逃げないで、あらゆる課題へ、ぶつかって、乗り越えていく。それが、本当の人生だ。"生きる"ということである。打ち勝てば、悩みは全部、喜びに変わる。自分自身の拡大となる。「絶望とは、愚か者の結論なり」という言葉があるが、希望をしっかり握りしめているかぎり、"戦おう"という真剣な行動があるかぎり、必ず春はくるものである。
平5・6・2

☆女性に贈ることば 四月十八日
恋愛をするならば、大いなる創造への精神力がわき出づるような、互いに高めあうものであってほしい。

☆今日のことば 四月十八日
我らは、今日も一歩前進しなくてはならない
そのために 休息を十分とりながら
生命力満々と すべてに挑戦してゆくことだ

☆勝利の人間学第28回 社会を変えゆく正義の大潮流を
◇立正安国の大精神で
日蓮大聖人は、「立正安国論」をお認めになられた、やむにやまれぬ御心境を、『但偏に国の為法の為人の為にして身の為に之を申さず』(P35)と記されている。
自分だけの幸福などない。ゆえに社会の安穏を願い、正しい哲学を広め、民衆一人一人の幸福を確立していくのだ。ここに立正安国の大精神があり、我らの活動の目的がある。
わが恩師・戸田先生は、師子吼なされた。
「民衆は、悩みに悩んでいる。学会は当然、立たなければならない」と。
苦しんでいる人を放っておかない。励ましの声をかけ、手を差し伸べる、この勇気の祈りと行動が、無慈悲な社会を変えるのだ。

◇対話こそ平和への大道
「立正安国論」には『屡(しばしば)談話を致さん』(P17)と仰せである。じっくり語り合いましょうと呼びかけられ、対話が始まっている。
一対一の対話こそ、地道なようで最も確かな平和への大道である。究極の正義である。
だからこそ、臆さずに対話していくのだ。
朗らかに自信満々と言い切っていくのだ。
たとえ上手に話せなくとも、かまわない。
自分の確信を真心こめて話していけば、相手の心に"友情の種""信頼の種"が残る。その種は、必ず芽を出し、いっか花開く。
大事なことは、勇気であり、誠実である。そして、あきらめず語り抜いていく忍耐だ。

◇共に悩み、共に行動を
友から相談されて、どう答えたらよいのか分からないこともあるだろう。そんな時は、共に悩み、共に祈っていくのだ。話を聞くことで、友の心が軽くなる場合だってある。
「自分としては、今はこう思う」と言うだけでもいい。理詰めでなくても、励ましの心は通ずる。また、信頼できる先輩のところに一緒に行ってもいい。その人を思う慈悲があれば、智慧はいくらでも出てくる。
ともあれ、一人を大切に励ますことだ。そこから二人、三人、百人と、希望のスクラムは必ず広がる。これが、地涌の義である。