2013年4月8日月曜日

2013.04.07 わが友に贈る

「仏教の四恩とは
一には父母の恩」
いつも笑顔で!
逞しく成長を!
親孝行の大道を歩め!

国府尼御前御書 P1325
『日蓮をこいしくをはしせば常に出ずる日ゆうべにいづる月ををがませ給え、いつとなく日月にかげをうかぶる身なり』

◇希望の明日へ
長い人生においては不遇の時代もあれば、苦境に立たされる時もある。そのときに、信心をしているからといって無理をしてはいけない。焦る必要もない。じっくりと"時を待つ"ことも必要な場合がある。
平2・10・26

☆女性に贈ることば 四月七日
日々新鮮な魂で
喜び舞いゆくあなたよ!
悲しむこともなく
負けることもなく
今日も愉快に勝ち進む
あなたの名は
「幸福博士」だ

☆今日のことば 四月七日
自分の境遇がどうあれ、過去がどうあれ、未来を築きゆく運命の星は、ほかならぬ自分自身の胸中にある。

☆未来対話 第12回「チャレンジ」そして「チェンジ」!
−−「新年度になったので、新しいことに挑戦したいという気持ちはありますが、何をやればいいのか分かりません」という質問も寄せられています。

名誉会長 正直でいいね(笑い)。頑張りたいと思っていること自体、素晴らしいじゃないか。
「新しい挑戦」「新しい自分になる」といっても、何か特別なことをやる必要はないんです。浮き足立って、自分を見失ってしまったら、もったいない。
大いなる飛躍のためには、基本がしっかりしていることが重要です。着実な努力が根本です。そして、やれることから一つずつ挑戦していく勇気と粘りが大切です。
今、創価学会の総本部が建設の真っ最中です。一昨年の2011年に工事が始まり、今年の秋には立派な建物が完成します。実は、その建物を支える基礎の工事、つまり土台造りに、徹底的に時間を費やしたのです。
あの雄大な富士山も、広い裾野があるからこそ、悠然としている。美しい桜も、地中で大きく根っこを張っているからこそ咲き誇れる。
人間だってそうです。立派な人は皆、人としての土台がしっかりしている。
だから、みんなは、聡明な「基本第一のプリンス(王子)」「生活勝利のプリンセス(王女)」になっていただきたい。
例えば、あいさつをしっかりする。朝ご飯をちゃんと食べる。忘れ物をしない。遅刻しない−−。
「なんだ、そんなことか」と思うかもしれない。しかし、「正しいことを繰り返しできる人」こそ、人生に勝利していける。人格も輝いている。
野球の大バッターといわれる名選手も、基本の素振りをたゆみなく繰り返している。
勤行・唱題にも挑戦してほしい。祈りは「心の栄養」であり、「生命の鍛え」です。自分の生命と宇宙のリズムを合致させていく、最も崇高な時間なのです。

−−「変わりたいとは思うけどどう変わればいいでしょうか」という声もありました。

名誉会長 まずは、何か目標を立ててみよう。その際の大切な点は、「より具体的に」ということです。それを自分の見えるところに張り出しておくのもいい。
「読書を頑張るぞ」と思っても、時がたてば、いつの間にか決意が薄れ、本を開くのも面倒になり、本を持っていたことすら忘れてしまう(笑い)。でも、「今月は、必ず、この本を読むぞ」と決めると、「一日あたり、どのくらい読めば読了できるか」が分かる。「じゃあ、10分だけ早く登校して、その時間に読めば、達成できる」など、目標達成への道筋が見えてくる。
その目標が一日できれば、一日分の「人間革命」の物語が生まれる。それが、「自分は少しずつ成長している」という実感になる。
「やればできるんだ」という自信にもつながるし、さらに先への挑戦の意欲にもつながる。
「竹の節を一つ割れば、他の節もそれにしたがって割れるようなものである」(同1046ページ通解)と御書にも仰せです。一点突破から、破竹の勢いが生まれる。
また、目標は、あくまでも自分自身で決めよう。自分らしい努力でいい。誰かを見て、「私は大して頑張っていないんじゃないか」と悩む必要はない。「これだけやれれば、自分の勝利だ!」と言える目標でよいのです。
創価学会の初代会長で、大教育者であられた牧口常三郎先生は、「あいまいな的に向かって放たれた矢が当たるわけはない」とおっしゃっている。祈りも、挑戦も、具体性が重要なのです。

−−「第1志望でない学校に入学することになり、少しゆううつだ」という声もありました。

名誉会長 たしかに、不本意かもしれない。悔しい思いをしたことでしょう。でも、長い人生から見れば、その悔しさが大きな成長と大きな勝利につながります。
挑戦したけれども、不本意な結果で終わった。それでも、挑戦したという事実は、厳然と残っている。へこたれず、再び、新たな不屈の挑戦を開始する人が、黄金の青春を勝ち飾るのです。
挑戦の人を育てたいと思ったからこそ、私は創価学園や創価大学をつくりました。そして、挑戦の心で受験してくれた人は、全員が学園生・創大生です。わが息子、わが娘と思っています。創立者として、私は心からの拍手を送りたい。また、ずっと見守り、題目を送り続けていきます。
だから、自分は「この学校に行ってよかった」と言える学校生活を送ってもらいたいんです。皆さんなら、必ずそうできます。最高の笑顔で、胸を張って卒業できる、充実の日々を送れます。
「春」は英語で「spring(スプリング)」です。これは、「跳躍」「バネ」「源泉」「青春」「湧き出る」「はじける」などの意味もあります。
勢いよく、明るく楽しく、勇気と希望を胸中の泉から湧き出して、思い切りはじけるように出発する−−それが「春」です。
春だ! さあ行こう!
新たな自分を発見する冒険へ!。
君よ、あなたよ、朗らかな挑戦と努力の博士たれ!

◎信濃文化センターの見学に行ってきました。素晴らしい展示の内容で学会の歴史や地域の特性がわやりやすく、見事でした。デジタルコンテンツも充実しており、時間が経つのも忘れるほど...。皆さんも公開の折には、是非!