未入会の家族に
最大の敬意と配慮を!
電話や訪問の時間など
良識ある行動が大切だ。
人間性輝く信仰者たれ!
法門申さるべき様の事 P1271
『師子の中の虫師子をくらう、仏教をば外道はやぶりがたし内道の内に事いできたりて仏道を失うべし仏の遺言なり』
◇希望の明日へ
人間は、年配になっても心の若々しい人もいる。反対に若くして、老いた心の人もいる。また社会的に偉くなっても、はつらつたる信心の躍動をなくしてしまう人もいる。それに対して、「多宝会」「宝寿会」「錦宝会」(高齢者の集い)の方々は、不思議なる使命と生命力と長寿をもって、広宣流布のために創価学会のために、いっさいの土台となり、後輩の"励ましの大樹"となり、学会の"守護の門"となって活躍してくだきっている。まさに、その名のごとく永遠の宝をいだいた存在であられる。また、高齢化社会にあって、年配者が人生のうえで社会のうえで、どう活躍していかれるのか。その証明は、今や人類的課題ともなっている。その先取りとして、勝利の実証を示されている、これらの方々は、いわば"人生と時代の灯台"である。その大光を、人類はこぞって讃嘆し、また慕い求めていくに違いない。
昭63・12・17
☆女性に贈ることば 四月二十五日
躾とは、日々の生活を、開運に、円滑に、自他ともに楽しく、回転させていくためのリズムを、「身」に「美しく」体得していくことといえるかもしれない。
☆今日のことば 四月二十五日
人間の幸福への勝負は
四十代 五十代であると
思うから
そのために
今日も 着実に
自身らしく
思う存分に振る舞うことだ
☆新時代第65回本部幹部会で紹介された名誉会長の指針
◇晴れわたる「5月3日」へ共々に!
海外の皆様! 遠いところ、お疲れのところ、本当にご苦労さま! ありがとう! 感謝します。
きょうは五大州から、17力国・地域の同志が出席くださった。
あらためて、遠くから本当に、ようこそ!
皆で立って、もう一度、拍手を送りたい。
ご苦労さまです!
全同志の皆様のおかげで、皆様の力で、真剣さで、戦いで、5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を、晴れ晴れと迎えることができます。
おめでとう!
◇配達員の皆様に心から感謝を!
そして、配達員の皆様方!
皆さんは、一番、地味で、一番、大変だ。配達を経験した私には、よくわかる。
暑い日も、寒い日も、雨の日もある。お腹がすいている時もある。朝早く、多くの人は、まだ寝ている。
そこを飛び起きて、聖教新聞を配ってくださる。尊い決意なくしては、本当に、できないことだ。
配達員の方々のご苦労がわからなければ、また、配達員の方々に深く感謝する心がなければ、真実の広宣流布の指導者とはいえない。
ほかのだれでもない、広布のために動いた人に大功徳がわく。
その人が勝利者なのである。
「創価の宝」の芸術部の皆様!
凛とした声も心も素晴らしい。
いつもご苦労さま!
ありがとう!
間近に芸術部の皆様とお会いし、信心の輝きあふれる姿に触れて、本当にうれしい。
皆さんの活躍は、世界の同志の喜びである。これからも皆で応援してまいりたい。
今や、わが創価の「平和」と「文化」と「教育」のスクラムは、全世界に、悠然と大きく広がっている。
北極圏につながるシベリアの大地、ロシアのサハ共和国でも、創価の友の前進が始まった。
南アフリカの南西端・喜望峰の町でも、創価の連帯が広がり始めた。
南米アンデス山脈の標高3000メートルを超えるペルーの高地でも、創価の哲学が輝き始めた。
わが創価の同志は、よき市民、よき国民、よき世界市民として、社会に貢献している。舞台は全世界である。すごい歴史である。
大聖人は仰せになられた。
『上行菩薩は末法に出現して、妙法蓮華経の五字を世界中の国ごと、人ごとに弘めるのである』(P1239、通解)
大事な御聖訓である。大聖人の仰せ通りに広宣流布をしているのは、創価学会以外にない。
これからの新しい広宣流布の前進にあっては、皆さんは、どこまでも、まじめに生き抜き、真実の広宣流布の闘士として戦い抜いてもらいたい。
これまで私は、世界の指導者と1600回を超える対話を重ねてきた。
あらゆる分野の第一人者と対話してきた。
その対話は、世代を超えた広がりを持っている。民衆の平和への願いを世界の指導者に訴えてきた。こうした対話を、心ある識者は高く評価してくださっている。
ともあれ私は、戸田先生、牧口先生の遺志を受け継ぎ、日蓮大聖人の根本の精神に直結する行動を重ねてきた。皆さんもこの後を受け継いでいただきたい。
諸君全員が、本物の弟子として立ってほしい。「心こそ大切」である。
決意も行動も、「心」から起こる。決して格好ではない。
私たち創価の友情の連帯は、大宇宙をも包みながら、全地球に広がってきた。うれしいことだ。
最高に誉れ高き、晴れがましい5月の3日を、全世界の友と喜び合いたい。
喜べる人は、幸福である。喜んで生きる信心、そして、悪い人間とは戦う信心で進みゆこう!
◇学会の前進は現代史の奇跡
日蓮大聖人は、明確にこうおっしゃっている。
『恩を知ることを最高とし、恩を報ずることを第一としてきた』(P491、通解)
仏法の根幹、人間の根幹の道は「恩」である。戸田先生は、このように、有名な指導を残された。
「現在の世相を見ると、人の道である知恩・報恩を貫く者は、ごく稀となってしまった。忘恩から、社会の乱れが生ずるのである」と。
生み育ててくれた「父母」の恩を忘れてしまえば、家庭は乱れる。当然のことだ。
さまざまな「恩」のなかでも、とりわけ大切な、根本の「恩」とは何か。
それは「師恩」、すなわち、仏法を教え、人生の規範を示す師匠の恩である。
師恩に報いるための要諦は何か。
不惜身命で広宣流布のために戦うことである。
大難が競い起ころうとも、身命を惜しまず、邪悪と戦い抜く。そして、正法を弘めて、人々を救っていく−−これこそ、師恩に報いる真の道なのである。
その通り、一分の狂いもなく、創価の三代は、健気な真実の同志とともに、戦い続けてきた。
「師恩に報いる」という根本の道を示し切ってきた。
だからこそ、現代史の奇跡とうたわれる、世界広宜流布の時代が開かれたのである。
◇師子奮迅の努力
戸田先生は晩年、慟哭しながら、語ってくださった。
「大作は体が弱いのに、師匠である私のために、これほどまでに、命を削って、言語に絶する師子奮迅の努力をしてくれた」
亡くなられる直前、固く手を握られ、「ありがとう」「ありがとう」と言ってくださった。
私が、先生の後継の第3代に就任したのは、昭和35年(1960年)の晴れわたる5月の3日。
妻はこの日を、わが家の葬式と覚悟した。
以来、1年また1年、戸田先生からいただいた命で、私と妻は、あらゆる三障四魔に打ち勝ってきた。
今日の学会を築き上げた。
私は、大聖人の御加護をいただき、ますます健康で、全世界の指揮をとり、学会を守っている。
だれ人も想像できなかった姿であろう。
この厳然たる師弟の勝利の姿を忘れることなく、勝ち進んでいただきたい。
こう申し上げ、私のスピーチを終わります。
長時間、ご苦労さま。
ありがとう!
お元気で!